僕はその隙を逃さずに賢の長ズボンを脱がす。 「ああ…」 賢は恥ずかしそうに目をそむけた。彼女の白いショーツは、秘部を中心に濡れていたのだ。 「もう、十分濡れてるね」 「いや…そんなこと言わないで…」 僕は、ふふふ、と笑いながら、そっと賢のショーツをも脱がした。 すると 「え…毛がない…」 「いや！！」 賢が目の前の光景を見せまいと両手で僕の目を覆う。 （いやって言われても…もう見ちゃったよ…） 賢のあそこには毛が生えてない。濡れたあそこが綺麗に丸見えだった。 賢のあそこは、ピクン色で、まるで花弁のようだ。 「もう…」 まるで僕を悪者のような目で見てくる賢。 「馬鹿…」 小さく呟いてそっぽを向く。 「ごめん…」 僕は責任を感じて俯いた。 「ちょ…違う…違うよ…。冗談だよ、冗談！優一は悪くない。悪いのは…私の発育が遅いから…」 自分で自分の発育が遅いことを認めてしまい、今度は賢がガクンと俯いた。 「そ、そんなことないよ、賢！賢、高校生なのに胸が大きいじゃないか！」 「本当？」 グスン、と泣き顔になった賢の顔が僕を見てくる。 「本当だよ！」 そう言って僕は賢にキスする。そして 「賢は、本当に綺麗だよ」 「嬉しい…」 その後、僕は無言のまま、賢の股の間に入った。そして、制服のズボンのチャックを開けて、僕のを解放した。 「わぁ〜」 賢は、勃起した僕の男性生殖器を見て、驚きの声を上げた。 「大きい…」 賢は当然、男の肉棒を見るのは初めてだろう。僕も、今さっき、賢のあそこを見た。 「これが…私の中に…」 賢は、ごっくん、と唾を飲んだ。 「挿れるよ…賢…」 「うん…来て…」 僕は、ゆっくりと賢のあそこに僕の肉棒を近づけていく。 そして、僕の肉棒の先端が、賢のあそこに入った。 みちり 「痛い！！」 賢が声を上げる。 「え…」 僕も、思わず声を上げた。 （小さい…） 賢の生殖器は、本当に未熟かもしれない、と僕は思った。 賢のあそこはとても小さかった。濡れていても、すんなり入る大きさじゃない。僕の肉棒は、先端だけ賢のあそこに入ってもその後が狭すぎて先に進めない状況にあった。 僕は、無理やり賢の中に僕の肉棒を押し込んでいく。 みちみちみち！！ 「痛い！い、痛い…」 賢は初めての痛みに目に涙を浮かべて叫んだ。 「うぅ…き、きつい！！」 僕も、初めて女の子の膣内の快感に、思わず声を上げた。 （賢の中…きつくて…ざらざらしてる…） でも、奥へ行けばいくほど、賢の中は狭く、先へ進むには次第に本気で力を入れざるをえなくなった。 「痛い！！優一…痛いよ…」 大粒の涙を零し、賢が訴えてくる。でも、僕が肉棒を抜こうとするともっと嫌がった。 「やだ！抜いちゃ…やだ…」 賢は、ただ僕に分かってほしかっただけなのだ。初めてが、本当に痛いことを。 僕は賢の肉付きのいい太ももを脇に抱えた。こうすることで、全力で賢の中に挿入出来る。そして、賢が痛みのあまり逃げることも防げた。 （行くぞ…賢…） 僕は、本気で賢の中に肉棒を突きいれていく。それでも、まだ僕の肉棒は三分の一しか入っていなかったのだ。 みちみちみち！！ 「きゃぅう！！！痛い！！こ…壊れる！！僕のあそこが…壊れちゃうよ！！」 「うぅ。やっぱり…きつい！！」 狭すぎる賢の中を、僕は無理やり突き進んでいく。賢のあそこが凄まじい音を立てているのもわかっている。でも、僕は腰に思いっきり力を入れ続けた。そうしないと、小さすぎる賢のあそこを貫く事など出来ない。 「もうすぐ…全部…入るから…」 みちみちみちみち！！！ 「きゃぁ！！！痛い！！！痛い！！！」 賢が叫んだ。本当に痛いのだろう。これだけ小さくて狭ければ、僕の肉棒を受け入れるのは相当の激痛だろう。あまりの痛みに賢の目には焦点が合わなくなってきていた。 「一気に…行くぞ…」 僕は、あと一息というところで、思いっきり反動をつけて僕の肉棒を賢の中に付きいれた。 ずちゅん！！ 「はんんぅ！！！」 僕の突きいれた肉棒がついに賢の処女膜を突き破った。 まだまだ未成熟な賢の肉体は、僕の肉棒によって、17年間守ってきた処女膜を突き破られて、はじかれたようにブリッジした。そして、赤き鮮血があそこから滴った。 「賢…大丈夫か？」 「あ…あか…あ…」 処女膜を破った直後から、賢の様子がおかしい。目が震えていて、体が完全に膠着していた。規則正しく上下していた賢のお腹も動いていなかった。 （まさか…痙攣してるのか…？） 処女膜を突き破られた時のあまりの痛みに、賢の体が反応したのかもしれない。 僕は耳を賢の口元に近づけたが、呼吸音が聞こえてこない。 「賢！！」 僕は慌てて賢の鼻を摘まむと、直ぐに唇を重ねて空気を送り込む。 すると、賢の肺に空気が流れ込んで、賢の胸が盛り上がった。 「げほ！！げほ！！げほ！！」 肺に空気が流れ込んだ事で、賢の呼吸が回復する。 「大丈夫か、賢？」 「ごめん…優一…」 「そんなことはどうでもいい！賢、本当に大丈夫か！」 僕が必死なのを見て、賢は、クスリ、と笑った。 「賢？」 「ははは…はは……」 「賢？」 どうして、笑ってるんだ。 「あはははは！」 「賢…」 「優一…」 「なに？」 「すごく…痛いよ…。痛くて…痛くて…本当に…私が壊れちゃうかと思うぐらい…痛いよ…」 賢は潤んだ瞳で僕を見つめながら訴えてくる。 「痛くて…苦しくて……辛くて……死んじゃうかと思うぐらい……」 「賢…」 「なのに……なのに…優一の体が温かくて……私まで温かくなって……。こんなに温かい思いを知っちゃったら…もう…一人でなんて…生きていけなくなっちゃうよ…」 「生きていかなくていいよ」 「え？」 賢の目が、驚いたように丸くなる。 「僕がずっと、ずっと傍にいるから」 傍にいたいから。 「だから、もう一人で生きていかなくていい。僕と、二人で生きていこうよ」 これから先の、何十年という長い人生を。 「優一…温かいよ！優一の体……本当に…本当に…温かいよ！そうだ…わたし…これが…これが…ずっと…ずっと…ほしくて……ほしくて…」 すると、賢の瞳からぽろぽろと涙があふれ出した。 「この……温もりが欲しくて……」 賢はずっと欲していた。温もりを。抱きしめてもらいたかった。愛してもらいたかった。でも、それはずっと叶わなかった。ずっと、憎しみという氷の悪魔に抱かれ続けて、ずっと賢は凍え続けてきた。 でも、もうそんなことはない。僕がいる。ずっと、賢の傍には僕がいるんだ。 「賢！」 僕は強引にキスして、賢を抱き始める。 腰をゆっくりと引いて、僕の肉棒を引き抜いていく。 「ああ…んん！！」 痛みと、初めての快感にさいなまれる賢。 僕の肉棒が後少しで抜けるというところで、僕は再び賢の奥へと突きいれる。 「ひゃぁう！！」 賢の体中に痛みが駆け巡り、賢は苦痛の声を上げる。でも、僕はキスしたまま、腰の抜き差しを無理やりし続けた。 （僕が…ずっと…ずっと傍にいる！） 僕は心の中で呟いた。 「賢！！賢！！」 叫ばずにはいられない。だって、訴えたいから。賢は、もう一人じゃないと。 どれだけ賢が痛がっても、苦しがっても、絶対に許さない。僕は、賢へと愛の激しさを、腰の抜き差しで表現した。 僕は何度も何度も激しく賢を突き続ける。 「ああん！！んん！！ひゃぁう！！きゃぅ！！はぅ！！優一！！優一！！優一！！優一！！」 唇の隙間から聞こえてくる賢の甘い声。何度も僕の名前を叫んでくる。 その声には苦痛もあれば快感もある、今の賢の様々な感情のまじりあったものだ。 僕は、激しく賢を突きながら、賢の顔を眺めていた。 （賢……） 声や、体とは裏腹に、賢の顔は静かだった。だが、顔はまるで、母親に抱かれた時の子供が見せる寝顔のようだ。そして、瞑られた二つの目からは涙がこぼれていた。 「んぷっ…きゃふ…ひゃぁ…んん！！」 部屋に響くのは、賢の甘い声と、くちゅくちゅ、という二人の舌が絡み合う音、そして、二つの体が何度もぶつかる音の三つだけだった。 （本当に…きつい…） 激しく突きいれれば突きいれる程、賢の中は緩んできた。でも、それでも狭い。しかもざらざらして気持ちいい。 賢も慣れてきたから、太ももを離しても逃げなかった。だから、僕は空いている両手で賢のシャツを捲りあげる。 すると、プルン！と賢の大きな胸が零れて、解放された。固くなったピンク色の乳首。メロンのようにトップとアンダーのバランスが整った胸。僕は両手で二つの果実を鷲掴みにする。 「きゅん…！！」 それに反応して賢が声を上げる。 僕は二つの果実を乱暴に、そして激しく揉んだ。 「ひゃぁ…！！ん…」 すると、苦痛の声が聞こえてくる。でも、賢の顔は先ほどと変わっていない。 僕は、そのまま揉み続けた。ときどき、乳首を摘まんだり、弾いたりもした。そのたびに賢は声を上げた。 「んっ！！は…くぁう！ぅ…ひぅん…！！」 寄せては返し、寄せては返す。そんな二人の時間が、どれだけ続いたのかは僕にはわからない。でも、僕と賢の体は激しく交わることで、どんどんと一つになっていった。まるで、溶けあうかのように。 「はぁ…！！……ぁ……ひん！！」 賢は長時間の交わりに疲れを感じ始めていた。そのため、声がだんだんと小さくなる。 （もう…限界…だな…） そして僕も、長い交わりの果てに我慢が、限界を迎えようとしていた。 僕はそれを伝えるために、今まで唇を重ねてふさぎ続けていた賢の口を解放した。 「賢…僕…もう…」 僕はそう言いながらも激しく賢を突き続けていた。でも、賢は涼しい顔のままそっと目を開けると、クスリ、と笑った。 「優…一…可…愛い…」 荒い息を上げながらとぎれとぎれに言ってきた。 「いいよ…。優一…なら…」 優しげで、綺麗な賢の声。天使の微笑みを見て、僕の中のリミッターが音を立てて壊れた。 「賢！！」 僕はその瞬間から、頭が真っ白になり、ただ、激しく賢を突き始めた。今までとは、比べ物にならないぐらいに。 「ゆ…優…一！！んっ！！ひゃぁ！！きゃぁう！！ん！！」 「賢…僕…」 もう、我慢できない。 「いいよ！！優一！！来て！！来て！！」 「つ、賢！！」 賢は両足を絡めて、僕に抱きついてきた。 「い、いくうぅぅ！！！」 びしゅぅぅぅぅ！！！ 僕は賢の中で果てた。 「きゅぅん…！！」 僕の白い液体は、ドク！ドク！と音を立てて賢の中に流れていく。賢はそれを一滴でも零すまいと足を強くからめていた。 「はいって…きてる…。優一の…温かい……のが…」 賢は子宮に感じる快感に体をピクピクと震わせた。 「優一……ありがと……」 それはとても小さな声だったけど、僕の耳には、しっかりと届いていた。 そして賢は、僕の精子が最後の一滴まで自身の中に流れ終わるまで、抱きつき続けた。 「はぁ…はぁ…はぁ…」 賢は全てが終わるとようやく腕だけを解いて、バサリ、とベッドに横たわる。未だに、絡んだ足はそのままで、下半身も合体したままだ。 「賢…ごめん…」 （中に…出しちゃった…） 僕はあまりの疲労に、うまく言葉が出なかった。 「いいって…言ったよ…。優一…のなら…」 賢も、疲れ果てた声で言ってきた。 「でも、次からはちゃんと避妊するね」 すると、賢はどこか不満そうに目を細める。 「え〜」 「こら」 僕はそう言って、絡んでいた賢の両足を解いて僕のを引き抜いた。 ずちゅり、という音と共に僕のが抜かれると、賢のあそこは鮮血で濡れていた。僕のも、賢の鮮血で赤くなっている。 「へへへ、嬉しい…」 小さく呟くように賢は言う。そして、自分の下腹部を愛おしそうに撫でた。 「優一ので、お腹いっぱい」 僕は、嬉しそうに笑う賢をもう一度強く抱きしめた。 そして、賢の耳元で 「賢、愛してる」 すると賢は、自分の胸の前で手を組むと 「私も…愛してる」 と言ってくれた。 |
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| 2011.4.3掲載 |
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