Another View 宮之下 一輝 「なに見てるの？」 俺がベッドにもたれ掛かりながらテレビを見ていると、晴香が御盆に二杯のお茶を汲んで持ってきた。 「いや、ただのニュースだよ」 「そう」 ここは俺の部屋だ。高校に入学して俺と晴香は同じマンションのお隣さんとなっているわけだが、晴香は殆ど自室に帰らず、俺達は同棲に近い状態を二年近く送っている。 俺はいつも通り、ジャージのズボンにTシャツというラフな格好でいるのだが、対する晴香は、膝上まで届く黒いニーソックスとマイクロデニムを履き、薄手の青色のランニングシャツを着ている。だが 「よいしょ」 晴香が俺の前にお茶を置くのだが、大きな胸の先端が、ぱつん、と小さく盛り上がっているのはなんでなんだろうな。その上に、ランニングシャツを捲りあげて脇で結んで腹部を丸々露出させているのはなんでなんだろうな。 「おい」 俺の前にお茶を置き終えたばかりの晴香の露出された臍に人差指をさし込んだ。 「ひゃっん！！」 晴香はびっくりして危うく自分のお茶を御盆の上でひっくり返しそうになった。 「な、なにするのよ…」 ぽ、と頬を赤くして、空になった御盆を抱きしめている姿がどこか可愛い。もともと晴香は童顔だから余計だろう。 「お前こそ、毎日の事だがなんでそんな格好をしてるんだ？クーラー掛ってるだろ？風邪ひくぞ」 「平気だもん」 そう言って晴香は俺の隣に腰をおろして、当てつけのように体を強く寄せてきた。 「もう、へんなことして…」 晴香は片手で臍の辺りを撫でている。 「ここって、結構…感じるんだから……」 晴香的に、臍を刺激されると間接的にあそこが疼いてしまうらしい。 「そうか」 俺はそっけなく返事をする。 「そうか、じゃないよ〜。もう、人の体で勝手に…ん……」 長くなりそうだったから、俺は晴香の唇に自分の唇を重ねた。 （それに、感じさせたなら責任はとらなきゃいけないよな） 晴香は目を閉じて、頬を赤く染めている。そして、体をさらに俺に押し付けてくる。 （まったく…勝気な女だな…） 本当に子供っぽい勝気さだと思う。 俺はキスしたまま晴香を押し倒すと、舌を晴香の中に押し入れる。 「んふ…」 一瞬だけ、晴香が唸るが、直ぐに小さな舌で俺の舌を押し返してくる。 「ん…ちゅぱ……ちゅう……はん……んふ……」 部屋には水っぽい音と晴香の小さな声だけが木霊する。 外見上はカップルがお互いの口を啄むように激しくキスを交わしているように見えるが、口内ではさらに激しい戦いが繰り広げられている。 俺の舌と晴香の舌が互いを口内から押し出そうと押し合っている。 「ん…ちゅ…はん……ん！！」 俺の舌は押し出そうと迫ってくる晴香の舌を華麗にスルーすると、そのまま喉の奥に舌を押しあてた。 「んふ！んふ！」 キスしながら晴香が咳き込む。こうなってしまえば後は俺の独壇場だ。 俺は晴香が咳き込んでいるうちに晴香の舌に俺の舌を巻きつかせる。 「ん！」 晴香の目が、卑怯者！と叫んでいるが俺は無視して、いいなりとなった晴香の舌に俺の舌を激しく絡ませる。 「ん！はん！ちゅちゅ！ぴちゃ！はむ！ちゅう！ちゅぱ！」 晴香の口から苦しげに水音が漏れる。 （今日も俺の勝ちかな） そう、俺が勝利を確信した時だ。 「んほ！」 脇腹の強烈な痛みを感じた。 （な、なに！） 俺は晴香の股の間に入りながらキスをしている。今回はそれが裏目にでたようだ。晴香の肉付きのいい太ももが俺の脇腹を強く締め付けていた。 （この女…） 昔から馬鹿力なのは知っていたが、まさか、こんな技まで持っていたとは。 「んふふ〜！！」 晴香の目が勝ち誇ったように輝いた。 しかし 「きゃふ！！」 晴香の勝ち誇っていた目が瞬時に気弱な目に移り変わり、股の力が抜けた。 俺の人差指を晴香の臍に挿入したのだ。 「ん…」 晴香の目が弱々しく、卑怯者…、と言っている。 しかし、俺は華麗にスルーして晴香の舌を俺の舌で絡め取ると、俺の独壇場が再スタートされる。 「んは！ちゅ！ぴちゅ！んふ！ちゅう！ん！」 苦しげに顔をしかめる晴香。だが、俺は片手を晴香の後ろ頭に回すと逃げられないように押さえる。これで、晴香に逃げ道はない。 「んふ！ん！ちゅちゅ！ひぁう！んく！」 晴香の声が段々と苦しげになり、口の両端からはだらしなく唾液を垂らし始めた。それでも、晴香の舌は果敢にも俺に挑んでくるが直ぐに俺の舌が絡め取ってしまう。 「ん！！ちゅぱ！！ちゅう！！んふ！！んん！！」 長く続く激しいキス。あまりの長さに、俺の口内もいつの間にか晴香の唾液が流れ込んできていた。 （変わらないな、晴香の味は） いつも甘酸っぱい味がした。そして、その甘酸っぱさが俺の頭をぼうっとさせて理性を失わせる。 （もっと味わいたい） でも、もう晴香には限界が来ていた。さっきまで激しかった晴香の舌が段々と動かなくなってきている。 俺は最後だと言わんばかりに舌を晴香の喉へと突きだす。 「んむ！！」 そして、勢いよく唇を離した。 「ぷは！はぁ…はぁ…はぁ…」 俺と晴香の唇は離れたが、唾液の白い糸が繋いでいる。 「はぁ…はぁ…バカ……」 失った酸素を求めて晴香は激しくお腹を上下させる。 「今日も俺の勝ちだな」 「むう…」 悔しそうに俺を睨む晴香。 「今度は私が勝つから」 「ああ、期待してる。でも、負けたらわかってるな」 敗者には罰ゲームが待っている。 「うん…」 でも、晴香はどこか嬉しそうにほほ笑んだ。 （好きだな、こいつも） 俺は無言で晴香のデニムのボタンを外すと、するするとそれを引き下げる。 「あ…」 そして晴香のデニムを完全にはぎとると、挑戦的ともいえるようなピンク色の紐ショーツが露わになる。既にショーツは湿り気を帯びている。 俺はショーツをずらして晴香の薄い茂みを露出させる。 「何度もだけど…やっぱり恥ずかしい……」 晴香はそう言って顔をそむけている。首まで真赤になっているところをみると本当に恥ずかしいようだ。 「でも、一輝なら、恥ずかしいけど…すごく嬉しい」 「ああ、ご期待に添えるよ」 俺は晴香の薄い茂みに隠れた肉裂にそっと舌を這わせる。 「ひゃぁ！！」 晴香が子犬のような声を上げて体を強張らせる。 （もう、何度もやってるのにな） なのに、晴香は一向に慣れる様子はない。 俺は綺麗なピンク色をしている晴香の秘部の淵をなぞるように舐め始める。 「ぴちゃ！ぺろ！ぺろ！ちゅう！」 俺が舌で舐める度に、晴香はぴくんぴくんと体を小さくブリッジさせてうめき声を上げる。 「あん！ひゃぁ！うぁ！ひん！きゃぅ！」 「ちゅぱ！ぴちゃ！ぺろ！ちゅう！」 「あひ！くん！こぁ！やぁ！ん！」 段々と肉裂から晴香の愛液が溢れてくる。 （今日も一段といい味だ） 量は少ないが、品質は抜群だろう。 （って、俺も何考えてんだか） 正直、こうしていると俺は変態なんじゃないかって感じる。だって、俺は出来る事ならずっとこうして晴香を愛撫して愛液を飲み続けたいと思うからだ。 俺は淵を舐めるのをやめ、肉裂を直接舐め始める。 「ん！！い…一輝…そこは……」 「ちゅぷ！ぴちゃ！ちゅ！ぺろ！ちゅう！」 「いん！きゃ！あ！あん！ひん！うく！ひゃぁ！」 肉裂を直接舐め始めてからというもの晴香の流れ出る愛液は一層量を増した。そして、晴香のおまめを吸ってやると、いよいよ晴香も限界を迎え始める。 「やぁ！一輝！一輝！いく！いっちゃう！やぁ！！」 （なら、いかせてやるよ） 俺は晴香の肉裂に強引に舌を挿入してざらざらとした内部を舐めあさる。 「ひゃぁあ！！一輝！！だ、だめ！！だめ！！！いく！！いっちゃう！！！あ、あぁぁぁぁ！！！！」 晴香は背骨が折れんかりにブリッチして体を痙攣させると、同時に俺の顔面に豪快に潮をふいてくれた。 「はぁ」 ドサ、と晴香は床に背中から疲れ果てたように横たわった。 「はぁ…はぁ…はぁ…」 またしても、激しくお腹を上下させて必死に呼吸する晴香。 まるで生き物のようなお腹に俺はそっと手を乗せる。 ドックン！ドックン！ドックン！ 心臓の上に手を置いているわけでもないのに響いてくる晴香の鼓動。 （よっぽど興奮してんだな） 「い…はぁ…い…っき…はぁ…はぁ…」 弱々しい声で俺の名を呼ぶ晴香。その目はとろんとしていて焦点があっていない。そしてほんのりと朱色の差す白い肌と、少し気弱そうな晴香の顔が俺のサディストの血を沸騰させた。 「いやぁ…ん！」 人差指を晴香の臍に挿入すると同時に、舌を晴香の鎖骨に這わせた。 「ん…い…っき…はぁ…はぁ…や…やめ…て…」 しかし、抵抗したくても晴香はいったせいで思うように体を動かせない。 「じゃあ、しょうがないな」 俺は仕方がない、と言わんばかりにズボンを脱ぐ。 「あ……一輝の…おっきい……」 晴香は俺のトランクスを凝視した。 「ああ、お前の肢体が豊満だからな」 「ふふふ」 晴香は大した緊張を見せることもなくクスクスと笑う。 （まぁ、中一からやってるからな…） 俺が晴香を初めて抱いたのは中学一年の時だ。その頃から晴香は他の女子よりも肉体が豊満だった。 （でも、未だに子供っぽいがな） そう、晴香はいつまでも純粋なのだ。どこまでも。 俺はトランクスの口から俺の肉棒を出した。 「挿れるぞ、晴香」 「うん、来て」 そう言って、晴香は両腕を広げた。しかし、俺はあることを思い出した。 「あ、待った」 「なに？」 「ゴムを着けないと」 俺はベッドの上に転がっているコンドームの箱に手を伸ばしたが 「こんなのいらない」 さっきまで動けもしなかったはずの晴香が先にコンドームの箱を掴むと 「どうせ…妊娠なんて出来ないんだから…」 そのままゴミ箱に投げ入れた。 「晴香！」 俺は思わず怒鳴ってしまった。 「なによ」 でも、晴香は怖気づく様子もなく俺を鋭く睨みつけてくる。先ほどまで、子供のような無邪気な表情を見せていたのに、今の晴香の目は痛々しいまで怒りと憎しみに満ちていた。 「私の体のこと…わかってるくせに…毎回毎回…当てつけにしか見えないのよ…」 「そんなこと…」 「あるよ！」 晴香が叫ぶ。 「あるにきまってるよ！どうせ妊娠出来ない体なんだから、中に出したっていいじゃん！！」 俺は頭に血が上るのを感じた。 「お前はなんて事を！」 そして、気がつかないうちに手をあげかけた。 「ん！」 晴香は少し身構えるが、潤んだ瞳で俺を射抜いてくる。 「何よ…殴ればいいじゃん…。いいよ、私。昔から殴られてきたんだから、今更打たれたところでなんともないよ！」 「晴香…お前…どうしたんだよ…」 つい最近まで、こんな風に突っかかってくる事などなかったのに。 「知らない…」 そう言って晴香は顔をそむける。 「そうか…」 俺は無言で晴香を抱き上げると、ベッドの上に落とした。 バサ！！という音とともにベッドの上に晴香が横たわる。 「なによ…」 小さくて、消え入りそうな晴香の弱々しい声が聞こえたが俺は無視した。 そして晴香の投げ入れたコンドームの箱をゴミ箱から取り出す。 「ゴムつけるなら…エッチなんてしないもん…」 「だったら」 俺は一呼吸置いてから 「犯すだけだ」 「え？」 一瞬、晴香は目を丸くしたが、俺は気にすることもなく自分のにゴムを装着すると晴香の上に覆いかぶさった。 「い、いやぁ！だめ！やだぁ！」 晴香は股を強く閉じると、両手で俺の胸を押して俺を突き離そうとする。 （なんだか…変だよな…俺ら…） ゴムを着けるから拒まれるなんて。 「晴香、抵抗しても無駄だぞ」 いくら馬鹿力でも、所詮は女の子だ。腕力など、たかがしれている。ましてや、本気になった俺が相手ならなおさらだ。 俺は晴香に両手で胸を押されて拒まれているが、大した力ではない。おれが前に体重を懸けるだけでどんどんと後ろへと下がっていく。俺は晴香の両手を無視して晴香の太ももを掴むと、強引に股をひらかせる。 「うく、やぁ！」 必死に股をひらくまいと力を入れる晴香だが、それも虚しく俺の腕力の前に股は開かれた。俺はすかさず晴香の股の間に入ると、ショーツを無理やり引きちぎる。 「あ…一輝…」 俺の行為に、少しだけ晴香が動揺しだす。 俺は晴香の太ももをしっかりと脇に抱えると躊躇することなく晴香の中に挿入した。 クチュ！ 「ひゃぁうぅ！！」 晴香の準備は万端だ。俺の肉棒は拒まれることなく一気に根元まで入った。それと同時に、晴香の全身から一気に力が抜け、先ほどまで暴れまわっていたのが嘘のように静かになった。 「い…一輝…」 晴香が信じられない、という目で俺を見ている。 「晴香、俺は絶対に認めない。認めてやるもんか！お前は絶対に妊娠する。だから…俺がちゃんと働けるようになって、お前と…いつしか産れる赤ん坊まで養えるようになるまで絶対に、絶対に中になんか出さないからな！」 大声で、なんて恥ずかしい事を言ってるんだろうと俺は自分にあきれた。 でも、それが俺の本音だ。 「いくぞ！」 そして俺は、力の限り晴香を突きまくる。 「あん！あん！あん！い！一輝！一輝！」 何度も何度も、俺は晴香の中に俺のを出し入れする。 晴香の愛液と俺のがぶつかり合い、部屋にはピチャピチャと水音が響いた。 「い！一輝！一輝！あん！ひゃぁ！あう！ん！ああ！！」 「相変わらず…晴香の中は…気持ちいな！」 ゴムを着けていても、晴香の中はざらざらしていて、俺のを求めて強く締め付けてくる。 俺はさらに激しく晴香に体を打ちつける。出し入れのスピードも早くして徹底的に晴香を攻めまくった。 「ああ！い！一輝！こ、壊れる！壊れちゃう！！」 俺はいつの間にか晴香の腰に両手を添えて晴香の体をしっかりと固定していた。でも、固定する位置が高いせいで晴香は大きくのけ反って、頭のてっぺんだけがベットについている状態だ。 俺は、俺の両手と頭だけに支えられ、宙に浮いている晴香を何度も上に突き上げる。 「ひゃああ！！あうぅ！！ああ！！かんじ、る！！感じるよ！一輝！！」 晴香はあまりの快感に口をだらりと大きく空けると涎を垂らしながら叫んだ。 「好き！好き！一輝！大好き！愛してる！！」 「俺もだ！晴香！好きだ！！」 下半身が猛烈に熱い。俺のに血液が集中して大きく膨らみ始めるのを感じる。 「一輝の！お、おっきくなってるの、わ、わかるよ！！」 「ああ、もう、やばい！！」 「きて！一輝！来て！！私の中に来て！！」 晴香は叫んだ。俺に心を全てぶつけてきた。 「ああ！でも！まだ精子はやらないぞ！！」 「うん！わかってる！わかってるから！！あああああ！！！」 晴香の目が真丸に大きく見開かれた。 （お前も、限界かよ！） 晴香も快感のあまり脳みそが沸騰しているようだ。その様子は狂った性獣だ。俺のを狂気的に求め、激しく狂っている。 そんな晴香を見ていると俺もついに限界を迎えてしまった。 「いくぞ！晴香！！」 「ああ！！来る！！来る！！あああ！！！」 ばしゃぁぁぁ！！ 「あああああああああああ！！！！！」 晴香の全身が弾かれたようにさらに大きくのけ反った。 「あが！！あああ！！がぁぁぁ！！！」 そして、言葉にもなっていない声を発した。 「ああがぁ！！ああ！！ああ…」 俺は晴香の中でいった。 （ちょっと出過ぎたかな…） 俺の精子の量が多すぎて、コンドームから溢れてきた。俺は晴香の膣に入らないよう直ぐに晴香から俺のを引き抜いた。 「あう…」 ずちゅり、という生々しい音と共に、晴香の豊満な肢体は快感のあまりにぴくぴくと痙攣しながらベッドに落ちた。 「はぁ…はぁ…はぁ…」 口をパクパクさせて晴香は必死に呼吸する。 「ふぅ…ふぅ…」 俺も同様にベッドに横たわり息を整える。 「晴香…」 俺は隣で息を荒らげている晴香の手を握った。 「これからは…ずっと…お前を見続ける」 もう、優一と賢の事は心配しない。あの二人は、俺達の導きで愛し合った。そして、今日で二人は真に結ばれたんだ。だから、俺達はこれからずっと、俺達自身の事を考えればいい。 「一輝…」 晴香は目に涙を浮かべた。 「ごめんね…私…。酷いこと言って…」 「いいよ。別に」 俺はそっと晴香の頬を撫でる。 （可愛いな、本当に） 潤んだ瞳と白くて艶のある肌が俺の心を高揚させる。 だから 「やっぱり許さない」 「え？」 すると、晴香は本当に不安そうな顔をする。 （どこまで純粋なんだか） だから俺は 「罰として、俺に奉仕しろ。俺の精魂尽きるまでお前は俺に抱かれ続けるんだ」 すると、先ほどまで不安の色に染まっていた晴香の瞳が星のように輝いた。 「うん」 小さく、しかし、しっかりと晴香は頷いた。 それから、俺達は何度も体を重ねた。狂ったように、互いの体を求め続けた。 「あぁぁぁぁぁん！！」 5回目の交わりを終えると、晴香は糸の切れた人形のように意識を俺の上に倒れてきた。 「晴香」 汗でぬれた晴香の体が俺の腕の中にある。汗をかきすぎたせいで、晴香の長くて艶のある髪の毛が、まるでシャワーを浴びた時のようにびっしょりと濡れて背中に張り付いている。 「愛してるぜ」 俺は晴香を抱きしめた。強く、強く、どこまでも。 Another View end |
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| 2011.4.6掲載 |
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