今度は賢が僕に攻められる番だ。賢は立ったまま両手を木に当てて僕にお尻を突き出してくる。大きな胸がぷるんと揺れてもその真丸な形を崩さない。 「挿れるよ」 「うん…」 僕は賢の腰を掴むと、ゆっくりと賢の中に挿入する。 つちゅん！！ 「ひゃん…！！」 賢の喉から肉感的な声が溢れた。賢の中は二回目だけあって既にるぬると濡れ細って僕の肉棒をスムーズに通過させた。 「動くよ、賢」 僕は賢を後から激しく突き上げる。 ずちゅ！！ぴちゅ！！くちゅ！！ 「はぁん！！いん！！はぅぅ！！」 賢のお尻と僕の体が激しくぶつかってぱんぱんと音が辺りに響く。 つちゅ！！ずちゅ！！じちゅ！！ 「あん！！はぁん！！んん！！ゆ、優一！！」 「う…賢の中…気持ちいい…！！」 賢の膣はコツを掴んだかのように巧みに僕の肉棒に絡んできてそのざらざらとした壁面を僕の亀頭に擦りつけてくる。まるで、早く出して、と急かすように。 賢の綺麗な肉裂から溢れる透明な液と、僕の肉棒の先から出てくる透明な液が混ざり合って膣口からぽたぽたと地面に零れていく。ぱんぱんという衝突音に、ぴちゃぴちゃ！！という水音も周囲に響き始めた。 じゅつ！！つちゅ！！ぴちゅ！！ 「はんぅ！！んひぃ！！はぁぅ！！優一の…子宮の奥に、あたって…かはぁぅ！！」 大きくなった僕の肉棒は賢の小さな膣を無理やり押しのけて子宮に突入すると、凄まじい勢いで賢の子宮の壁に激突した。僕の亀頭が何度も賢の子宮の壁にぶつかってその表面を撫でる。 「優一！！優一！！優一！！」 快感で脳みそが蕩ける賢は何度も僕の名前を叫んだ。 僕も、全力で賢の名前を呼ぶ。 「賢！！賢！！」 快感のあまり、僕の頭も真白になってきた。理性も吹き飛んで、全力で賢を突き上げる。 「あぅん！！ゆ、優一！！優一の…す、凄いよ！！」 僕があまりにも強く突き上げるせいで、賢は突かれる度に爪先立ちになった。 あまりの激しさに僕達は無我夢中で突き、突かれ続けた。 もう何回突いたのか数え切れなくなってきた頃 「私…足に…力が…！！」 賢は肢体を貫く快感のせいで足に力が入らなくなっていて、どんどんと膝が折れていく。 「賢！！賢！！」 僕は腰に当てていた手を離して賢の二つの巨乳を鷲掴みにする。 「ひゃぅ！！」 賢の喉から快感の悲鳴が上がる。 「賢の胸、大きいよ！！」 鷲掴みにしても指の間から溢れる賢の果実。弾力性に富んでむちむちしたそれは僕の手によって遊ばれる。ピンク色の突起が硬くなって必死に自分の存在をアピールしている。 「嬉しいよ！！優一！！」 それからも何度も賢を突いた。そうしていく内に賢の膝はどんどんと折れていき、ついには膝が地面に着いた。 じゅちゅ！！くちゅ！！ちゅぷ！！ 四つん這いになった賢をさらに僕は突く。数え切れないピストン運動の果てに僕の肉棒は賢の膣の壁面に擦られ過ぎて感覚がなくなっている。 「はぅん！！優一！！私の…あ、あそこ！！壊れちゃうよ！！」 賢の膣も限界に近付いてるみたいで、今までよりも一層僕の肉棒を締めつけてくる。 「あん！！優一…！！私…おかしく…なっちゃう…！！」 長時間の性交と脳を沸騰させるような快感の波に揉まれて賢の体力は限界を超えていた。激しく突き続ける内に、ついには両手にも力が入らなくなったみたいで、賢の上半身は完全に地面にキスした。賢の双乳を鷲掴みにしていた僕の手の甲にも土の冷たい感触が伝わってくる。 賢はお尻だけを僕に突きだして、押し寄せる快感に耐えた。 「優一…ゆ、う、一…」 段々と小さくなっていく賢の声。 「賢…もうすぐ…だから…！！」 僕ももう限界が来ていた。肉棒に大量の精液が送り込まれてきている。 「優一の…大きく…なってる…。もう…いっちゃうんだね…」 「う、うん！！もう…限界…」 「いいよ…きて…」 賢の穏やかで優しげな一言で僕はいった。 「い、いく！！」 びしゅぅぅぅ！！ 「はぅんん！！」 僕は賢の中で果てた。さっき同様、大量の精液が賢の中に流れてくる。でも、疲れ切った賢は体をぴくぴくと痙攣させるだけで一切動かない。 「はぁ…はぁ…」 力弱く呼吸する音が聞こえ、まだ鷲掴みにしている賢の双乳と、お腹が必死に上下している。 「ふぅ…」 全ての精液を出し終えた僕はそっと賢から肉棒を引き抜くと、賢は完全に脱力してうつ伏せになった。 「賢」 僕は賢の頭を撫でる。 「優一…」 賢はぎこちなく体を起こして仰向けになる。 「賢…」 その時の賢の頬には、汗でもなく、涎でもない液体が、線を作って両頬を伝っていた。 （賢…ひょっとして、泣いてるの？） 「優一…大好き…」 賢は涙を流しながら、股と両手を広げてきた。 Another View 川崎 賢 私の胸の中は幸せで溢れてる。優一に愛されて、抱かれて、もし、私に欲しい物があるとすれば一つだけ。それは、優一の赤ちゃん。 「優一…大好き…」 優一の赤ちゃんが欲しい。だから、もっと抱いてと両手と股を広げて優一を呼ぶ。 「賢…」 優一が、複雑そうな目で私を見てる。 「どうして、泣いてるの？」 「え…？」 優一に言われて、初めて私は泣いてる事に気付いた。 「私…泣いてるの…？」 頬に手を触れると、そこには涙が着いてた。 （そっか…私…） 幸せすぎて心が溢れちゃったから、嬉しくて泣いてるんだ。 「優一…来て…」 私は優一を呼ぶ。 「この涙はね…嬉し涙なんだよ…。優一が愛してくれるから、私の心、幸せで溢れちゃったよ。でも…私…すごく欲張りだから…もっと欲しい…。もっと、もっと幸せになりたい。だから優一…お願い…。もっと私を抱いて…」 「賢…」 優一が驚いたように目を丸くしてる。それもそうだよね。 （私だって、驚いてくぐらいだもん…） 今まで、私は我が儘だった。優一に迷惑かけてきた。でも、自分の心をここまで優一に曝け出した事なんてなかった。 （私…やっと素直になれたんだ…） 優一が愛してくれたから、捻くれてた私の心が段々と真直ぐになってきたみたい。 「優一…大好き…」 それが、私の素直な気持ち。今、私の心にはそれしかない。優一だけで、私の心は一杯だった。 「賢…」 優一が、私の股の中に入ってきてくれた。優一の大きなのが、私の膣に入って来る。 つちゅん！！ 「ひぅん！！」 優一の熱くて硬いのが、私のお腹に入った。また、優一と一つになれたんだ。 （優一…本当に…本当に…） 目頭が熱くなって目の前がぼやけてくる。目から、また涙が溢れてきたんだ。 「大好き！！」 私は優一の唇を吸った。 Another View end （賢、僕も、大好きだよ） 僕は賢の後ろ頭に手を添え、口づけを交わしたままゆっくりと押し倒した。 （本当に、可愛いな、賢） 瞑られた瞼は小さく震え、雪のように色白な頬はほんのりと赤く染まり、賢は僕に身をゆだねるように体から力を抜いていた。 「んふぅ…」 賢が舌を僕の口内にいれてきた。小さな舌が、愛おしそうに僕の歯茎をなぞってくれる。 くちゅぅちゅぷちゅぱ 「ふぅん…んん…ふん…」 僕も賢の口内に舌をいれた。前みたいに喉に当たらないようにそっと。そして、賢がしてくれているように僕も賢の歯茎を舐める。自然と二つの舌は擦れあい、互いの唾液をまじあわせる。 それから僕は、そっと賢の胸を手の平に包む。 「んん…！！んぅ…」 一瞬だけ賢の舌が震えた。僕は賢が痛くないように優しく賢の両胸を揉み始まる。 「ふぁん…！へぁぅ…！」 唇の間が漏れる賢の声。頬がさらに赤みを増して、少しだけ強張っていた頬から力が抜けていった。 賢の胸を揉んだり、ちょっと掴んでみたり、くるくると回してみたり、考えられる事全てをやって愛撫した。 そして、ちょっと意地悪の意味を込めて賢の二つの乳首を親指と人差し指で摘まんだ。 「ひゃぁぅん！！」 僕の口内に入ってる賢の舌がぴくん！としてふるふると震えた。 （やっぱり、賢、可愛い） 僕はさらに、ゆっくり腰の出し入れも始める。 「ん…」 賢の体に少しだけ力が入ったけど、また直ぐに脱力して僕に身をゆだねる。 さっきまでは賢の体の事を考えずに激しく突いてしまったから、今度は優しく、そしてゆっくりと賢を突く。ゆっくり、ゆっくりと、寄せては返し、寄せては返し、賢を味わうように。 それから僕らは何時間もスローセックスを続けた。賢は突かれる度に小さな声を上げ、相変わらず乳首を摘ままれると舌をぴくん！とさせた。 それから何度も何度も賢の中に射精した。いつしか賢の下腹部はぷっくら盛り上がっていた。 そして びしゅぅぅ！ 六度目の射精を最後に、僕らの交わりは終わりを告げる。二人とも何度も射精し潮を噴いたせいで、精液は底をついた。 「はぁ…はぁ…優一…」 「つ、賢…」 僕の上に跨っていた賢は疲れ果てて僕の上に倒れてくる。僕は賢を抱きとめると、強く抱きしめた。 「優一…好き…」 まるでうわ言のような賢の弱々しい声が耳に届く。 「僕も好きだよ、賢」 押し付けられた二つの胸から、賢の心臓の鼓動が伝わってくる。 ドクドクドクドクドク！！ とても速い。 （いや、速すぎる…） いくら性交を終えた直後とはいえ、賢の心拍数は高すぎる。それに、賢の体温も異常に高い。 「賢、やっぱり、無理してたんじゃ…。賢…？」 賢がぴくりとも動かない。 「賢…？」 手で肩をゆすっても無反応。 「賢！！」 僕は体を起こして賢を抱きかかえる。 「賢！！賢！！」 激しくゆすっても、瞑られた瞼が開かない。 「ん……うぅん……」 「賢！！」 僕は恐る恐る賢の額に手を当ててみる。 （なんだこれ…すごい熱じゃないか！！） 「賢！！賢！！」 僕は必死に叫んだ。 |
| あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。 |
| 2011.5.11掲載 |
平凡な男さんの作品集→ |