処女JK、媚薬虫責め強制絶頂、からのレイプ！
「佐伯ヤドロクの官能小説ブログ」佐伯ヤドロク 作


　ややウェーブがかったセミロングの髪を揺らしながら、高橋琴美（たかはし　ことみ）は、混雑した電車の中に入っていった。
　その瞬間、どんっ、と、はげ頭の中年男性にぶつかる。
「あっ、すみません」
「いえ……」
　と、お互いに言葉を交わす。
　満員電車とまではいかないが、それなりに混んでいる電車なので、こういうことは日常茶飯事だ。
　高校に入って三ヶ月。中学時代は自転車で通学していた琴美にとって、電車通学はそれなりに楽しかった。景色を眺めてのんびり通学するのも悪くない。
　混んでいると言ってもぎゅうぎゅう詰めではないから、それなりに快適な三十分の電車旅。この程度の混み方ならば痴漢に遭遇するようなこともないし、特急で進むから途中で電車も停まらない。
　かくして琴美は、今日も電車の旅を楽しむ。
　身長は百五十八センチと人並みで、しかし胸は高校一年生にしてはやや大きめ。白い半袖のカッターシャツの上からでも、こんもりと持ち上がったバストが目立つ女の子であった。十五歳にしては童顔と言っていい幼めの目鼻立ちも、そのバストとどこかアンバランスで目立っている。
　一言で言えばロリコン受けする顔と体型だった。通行する男性も、思わず二度見してしまうような美少女。
　しかしまだまだ性の経験をもたない彼女は、みずからの肉体がもつ蠱惑的な魅力を自覚することもなく、今日もあどけない面持ちで、高校まで通学しているのであった。
　琴美は電車の出入り口付近に立って、流れゆく外の景色を眺めている。
　そんな彼女を、いやらしい目つきで見ている男が一人いたのだが、外をずっと眺めている琴美が気が付くはずもなかった。
　──電車が発車して三分ほど経った。
　琴美の肉体に、わずかな変化が現れた。
（……？）
　それは最初、ひずみのようなものだった。
　──なんだろう。
　──胸のあたりをなにかがうごめいている。
　不思議な感覚だった。
（私、体の具合、悪いのかな）
　と、琴美は思った。
　しかし時間が経つにつれ、それは、はっきりとした感覚となって琴美の肉体を責めだした。
（なんか……もぞもぞする）
　イモムシのような何かが、琴美の乳房、それも乳首の周囲を動いているのだ。
　それはもう体調不良などではない。完全な感覚。
　それも奇妙なことに、彼女の、乳首の先端部分で集中的に動いている。
（なに、これ！）
　琴美は何度も自分の胸のあたりを叩いた。服の中に虫でも入り込んだのかと、シャツを何度も叩いたり、飛び跳ねたりもした。周囲の乗客が怪訝そうな顔を見せたが、いまはそれどころではない。
　――しかし。
　何もない。
　服の中にも下着の中にも、何も存在しなかった。
　だが、虫はいる。確かに感覚として、虫が動いているのだ！
　イモムシだか、ケムシだか。そんな虫が、もぞもぞ、もぞもぞと、琴美の両胸の突起を、愛撫するように動いている。
　──気持ち悪い！
　と、最初は不気味に感じていた琴美だったが――
　もぞもぞ……
　もぞもぞ……
　虫は、琴美の両乳首を責めたてる。
　十五歳、まだセックスの経験はないが、性の感覚は芽生え始めていた。虫の愛撫に、桃色の性感帯が確実に反応していく。
「……ん……」
　小さな喘ぎ声を漏らす琴美。
　漏らしてから、琴美ははっとなって周囲を見回した。
　だいじょうぶ、誰も変に思っていない。
　それにしても、本当にこれは何？
　琴美は再び、自分の体を触ったり、ゆすったりしてみた。だが、やはり虫などいないのだ。
　しかし確実に感じるその愛撫。
（……やめて……そんなに……動かないで……）
　ブラジャーの下の乳首は、いまや完全に屹立してしまっていた。もぞもぞ、もぞもぞと動く愛撫はなおやまない。
　――やがて。
　二匹の虫はそれぞれ分裂し、四匹に増えた。
　ように感じた。
（え……）
　二匹の虫――触っても決してそこにはいない、実体をもたぬその虫は、相変わらず琴美の乳首を愛撫しているが、一匹の虫は上へと移動し、もう一匹は下へと移動していく。
（ちょっと待って……）
　虫はやがて、琴美の首すじと、そして股間にそれぞれ到達した。
（え、えええええっ……！）
　おぞましい予感がした。そこはだめ、と思った。本能的に、そこを責められてはいけない、と感じた。しかし。
　──ちゅうぅぅ……。
　首筋と股間に、吸い付かれるような感覚。
「ひ……あっ……！」
　またも小さく喘いでしまう琴美。
　ちらり、と、隣に立っている若いサラリーマンがこちらを見る。
（いけない！）
　と、琴美は自分のくちびるを噛み締めて、声を出すまいとした。
　四匹の見えない虫は、首筋、両乳首、そして琴美の陰部と、彼女の性感帯をそれぞれ愛撫しだしたのだ。
　その愛撫の絶妙なこと。テクニシャンの男が四人がかりで、琴美の一番弱い点を重点的に責めてきているようなものだった。
　しかもその動きは、ただもぞもぞと動くだけではない。
　虫はヌルリとした、体液なのかなんなのか、とにかく液体を放出すると、改めて琴美を責めだしたのだ。
（ああっ、あ、あ、あああっ！）
　全身を、くまなくなめまわされているようなものだった。
　性に未熟な少女とはいえ、いやだからこそ、この攻撃には耐えられない。
　乳首はそそり立ち、耳たぶは真紅に染まり、恥肉からは淫らな液が垂れ流れている。
（や、やめて……）
　すでに琴美は、息を抑えきれなくなっていた。
　甘い声が、小さく漏れ始める。
　先ほど、琴美のことをチラリと見たサラリーマンは、今では露骨に琴美のことを横目で見ている。
（見ないで……）
　琴美は、なぜ自分にこんなことが起こっているのか分からなかった。異常事態だというのは理解できるが、しかし一体この見えない虫はなんなのだ？
　やがてその虫は、さらにそれぞれ分裂し、八匹に増えた。
「！」
　八匹の虫はもぞもぞと動き、琴美の耳たぶを、くちびるを、首すじを、両乳首を、乳房全体を、陰部を、クリトリスを、満遍なく、容赦なく責めたてる。
「む……むぅ……ン……」
　まるでディープキスをされているかのようにくちびるを塞がれてしまった琴美。
（だめ、だめ、このままじゃ変に、変に――）
　電車の中、しかも周囲に人間がいる状態である。恥ずかしさは極限に達していた。
　琴美はなんとか我慢しようとした。かすかに残った意識で、左手の腕時計を見ると、あと五分で電車は停まる。
（あと五分……！）
　普段ならばどうということもないその時間が、やけに長く思えてしまう。
　虫は妥協無く、十五歳の少女の肉体をむさぼり続ける。
「あっ、あっ、あっ……」
　もはや喘ぎ声が抑えられない琴美。白いシャツは汗でべったりと肌に貼りつき、水色のブラジャーが、外から透けて丸見えだった。
　少女の痴態に、近くの男たちは誰もが股間を熱くさせていた。

　──そんな彼女を、少し離れた場所から観察しているはげ男がいた。
　琴美が電車に乗るときにぶつかった男である。
（研究は成功だな）
　と、彼は満足げに、琴美のもだえる姿を眺めていた。
　彼が開発したのは、女性をイカせることができる小さな微生物であった。
　その名も『媚薬虫』。
　それはもう本当に小さく、ノミよりも小さな生物なのだが、一度女性に取り付いたら、その女性の性感を高めることに没頭し、宿主が感じれば感じるほど数を増やして行く不思議な生物なのである。
　微生物が女性を愛撫すると、その女性は、まるでいも虫が自分を愛撫しているかのように感じるのだ。
　研究者はこの媚薬虫を開発すると、誰か適当な若い女性で試してみようと思った。そこで駅に向かってみると、琴美が偶然そこにいたため、わざとぶつかって、微生物を彼女の肉体にとりつけたのだ。
（一度取り付いたこいつは、宿主が絶頂を迎えない限り、死ぬことはない）
　研究者は満足そうに、おのれの成果を見入っている。

　琴美はなんとか我慢しようとしていたが、もはやそれも限界だった。
　彼女の弱い部分を、微生物はあまりにも的確に責めてくるのだ。
（もうだめ、もうだめ……）
　そして琴美が絶頂を迎える寸前、ひときわ強く、微生物は彼女の性感帯を刺激した。
「あっ、あっ、あああああっ！」
　琴美の肉体が、びくん、びくんと大きく揺れる。
　彼女の出した大きな声に、近くの乗客たちはもちろん、それまで気付いていなかった客たちまで、何事かと振り向いた。
（見られてる……！）
　その羞恥心が、いっそう琴美のエクスタシーを高めていく。
　ちょうどその時、電車は音を立ててホームに入った。
　何人かの人間が、琴美を心配そうに眺めていたが、電車のドアが開くと、皆、ホームへと出て行った。現代人の無関心である。
　琴美は完全に絶頂を迎えており、立ち上がることもできないまま、ぺたんと電車の中に座り込んでいる。
　その場に漂うかすかな女の香りと、琴美の座り込んだ部分に出来ているシミが、彼女の絶頂を物語っていた。
　そんな琴美を見て、ひっそりと琴美に近づいていく男がいた。
　それが虫の開発者であることなど、琴美は知る由もない。
「キミ、キミ」
「……あ……」
　呆然とした顔つきの琴美。意識さえ朦朧としている感じだ。
　研究者は、ニヤリと笑いつつ、小声で告げた。
「キミ、すごいエッチな顔しているね」
「…………」
　琴美は目もうつろである。
「どう？　これからおじさんと、エッチなことしない？」
　この男、みずからの研究成果には満足したものの、彼自身の股間も熱く勃起していた。
　彼は、この絶頂を迎えたばかりの少女で、おのれの性欲を発散しようとしているのだ。
「……ん……」
　呆然とした琴美は、しかし体に残った余熱も手伝っているのだろう、こくん、とうなずいてしまった。
　研究者はにやーっと笑って、彼女を抱きかかえると、そのまま駅のトイレへと連れ込んだのであった。

　トイレの中に連れ込まれた琴美はもはやなすがままで、あっという間に上着を脱がされ、ブラを外されてしまった。
「おお……」
　感動したような声を出す研究者。琴美の胸は立派なサイズであった。それに、形もすこぶる良い。十五歳の、まさに少女から大人になりかけている乳肌がまばゆい。そしてその頂点には、すでに硬くそそり立っている桜色の乳首が──
　研究者はたまらず、その乳首にむしゃぶりついた。
「ああんっ！」
「もう、電車の中じゃないからね。遠慮なく声を出していいんだよ」
　琴美は、こくんとうなずいた。
　研究者は乳首を嘗め回しつつ、両手で彼女の胸をもみしだく。
「綺麗なおっぱいだ……」
「うん……あ、あぁ……ん……」
　琴美はとろんとした目つきである。
　しかし外見と違って、頭の中は比較的冷静であり、
（なんで私、こんなおじさんと、こんなことをしているの……）
　と、考えていた。
　しかし体が言う事を聞かない。
　研究者からどうこうされているわけではなく、完全に火がついてしまった琴美の体が、男を求めるのだ。
　すでに彼女はパンツさえ脱がされてしまっていた。着用しているのは、制服のスカートと、白い靴下だけである。
「あん、あん、あああん……！」
　研究者は彼女の首を責め、乳首を責める。さらに彼は、琴美の手を自分の股間にもっていき、上下させた。琴美は、研究者の股間をズボンの上からこすり続ける。その行為の意味も分からぬまま……。
「キミ、セックスしたことある？」
　研究者が卑猥な笑みを浮かべながら問うと、琴美はとろんとした目つきのまま、首を横に振った。
「じゃあ、処女なんだ」
「……はい」
「初めてを、おじさんにくれる？」
「……初めて……」
「入れていいか、ってこと」
　研究者は鼻息を荒くしている。尋ねている間にも、琴美の乳房と陰部は責められ続けていた。
　愛液はとめどなく流れている。琴美は数秒間の逡巡のあと、切なげな眼をして、上目遣いに答えた。
「入れて……」
　琴美は、頭の中では（だめ、絶対にだめ！）と思っていたのだが、言葉と行動にそれが出ない。
　研究者はニヤリと笑うと、みずからのズボンとブリーフを下げ、勃起した自分自身を取り出した。
　そして、琴美を立たせたまま、両手を壁につけさせ、尻をこちら側に向けさせる。立ちバックの体勢だ。
（ダメーッ！）
　琴美の理性が叫ぶのもむなしく、男自身が彼女の陰部に侵入していく。
　処女の女性器である。しかし、研究者が放った虫の効力と、さらには一度、絶頂を迎えているせいだろう。琴美の中はすでに愛液で満ちみちており、すんなりと研究者のそれを迎え入れた。
「お……おう……っ！」
「あああん……！」
　破瓜の痛みはほとんどなかった。それよりも、圧倒的な快感だけが琴美を包み込んだ。これも虫の効果である。
　しかし研究者は悦びに打ち震えていた。処女特有の膣路の締め付け、さらには前人未到の膣口に挿入した、男として征服感。彼は喜びを爆発させ、ひたすら腰を振った。徹底的に振りまくった。
「おう、おう、おおおおう……！　気持ちいいよ！　すごく、すごくきつい……」
「あん、あん、あ、ああああぁぁ……ん……！」
　琴美が喘ぐたびに、高校生離れしたおっぱいが、ブルンブルンと激しく揺れた。
　そして彼女の膣は、ギュウギュウと研究者自身を締めつけてくる。男を知らぬ膣内が、初めての男性を絶頂に迎えようと健気に努力する。
　研究者はひたすら腰を振った。
　琴美は彼が腰を振る度、喜びの喘ぎ声をあげまくる。
　もう、彼女に理性は残っていなかった。十五歳のメスの本能が、ひたすら男を求め、そして精子を受け入れようとする。
「おふ、お、おおう……！」
「はあ、はあ、あん、あぁぁぁ……ん……！　き、気持ちいいぃぃぃ！」
「俺もだ、俺も気持ちいいぞ！　おおおおおおっ！」
「あああああっ、あああああああ！」
「出すぞ、キミの中に、たっぷり！　出すぞ！」
「あん、あぁぁん、あああああああっ！　ダメえええええ！」
　研究者の、溜まっていたものが一気に琴美の中に放出された。
　琴美は今日二度目の絶頂を迎え、それと同時に男の精をその子宮で受け止める。
　男は射精しながら、なおも、グイグイと腰を押し込み、精子を一滴残らず彼女の中に注ぎこんだ。
　琴美は理性を失い、男のそれを受け入れる喜びと、絶頂を迎えた女としての歓喜に、完全に脳を支配されていた。
　やがて、それが終わる。
　琴美はそのまま、洋便器の上にぺたんと座り込み、激しく呼吸を繰り返している。
　研究者も同様に、何度も深く息を吐いたが、やがて立ち上がり、
「ありがとう。キミのおかげで研究もうまくいったし、久々にセックスもできたよ」
「……」
「すごく良かったよ。それじゃあね」
　とそれだけ言うと、パンツとズボンを履いて、トイレをさっさと出て行ってしまった。
　冷たいトイレの中に、琴美は一人残される。
　いまだ彼女は快感の中にいる。
　しかし、かすかな理性が残ってくると、
（……これ……夢よ……）
　と、夢だと考えようとした。
　不気味な虫にイカされてしまい、さらに彼氏でもなんでもない中年男に処女を捧げ、しかも激しくセックスするなど、琴美の中の常識では有り得ないことだ。
　しかし、これは現実なのであった。
　その証拠に、彼女の陰部からは、ぽたり、ぽたりと男の精液が垂れ流れている。
　冷たいトイレの個室の中、琴美の陰部だけが、生々しい熱を帯びていた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（了）
あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。
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2015年6月20日掲載
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