−前編−

　私は、ゆかり先輩の家で、あの時と同じ先輩たち、同級生たちに取り囲まれていました。
　それだけでなく、高校時代のクラブの後輩、千恵子と敦子もいるのです。

　あの時・・・そう、初めて先輩の家に呼ばれ、みんなに取り囲まれて、裸にされてしまったあの時。
　敏感な乳首とクリ○リスを散々に弄ばれ、痛めつけられ、そして二度と「女として」感じることができないよう、そこを潰されかけたあの時。

　私は必死に懇願し、やっとそれだけは、許してもらったのですけれど、その代わりにみんなの「奴隷」となって、好きなときに呼び出され、好きなだけ虐められることを、約束させられたのです。

今日はその奴隷として、最初に呼び出された日なのです。
前の日にゆかり先輩からのメールで、こんな命令をされたのです。

　明日来るときの格好は、いつものハイソとホットパンツ、上はノースリーブのＴシャツだけど、ノーブラだよ。
　Ｔシャツは、お臍が出るくらい短いヤツ。もし逆らったり、違う格好で来たら、今度は本当に、クリ潰すからネ！

　メールを読んだだけで、とっても恥ずかしい気持ちになりました。そんな裸に近い服装で、外出することを考えただけで、足が竦みそうになったのです。
　でも・・・あの意地悪な先輩たちだもの、もし言う通りにしなかったら、どんな酷い目に遭わされるか・・・私は仕方なく、言われたとおりの格好で、電車に乗って、先輩の家までやってきたのでした。

　途中、行き交う人の視線が、まるで突き刺さるように感じられました。それだけでもう私の胸は、ドキドキと高鳴ってしまったのです。

　ん！？
　・・・もう一つ、私を困惑させることが起こっていました。
　Ｔシャツに直に触れ、歩くたびに擦られた乳首が、見られている緊張感と相まって、固く膨らみ始めてきたのです。
　膨らんだ乳首は敏感になり、一層の刺激を送り続けてくるのです・・・

　やっとの思いで先輩の家に着き、部屋に通ると・・・覚悟していたとはいえ、あの時のメンバーが揃っていたことが、私の心を暗くしました。
　しかしそんな私の気持ちに構わず、みんなは口々にからかい始めるのです。

「なんだよぉ、ひとみ。遅かったじゃん」
「破廉恥な格好が嬉しくて、わざと見せびらかしてたから、遅くなったんじゃないの！」
「だってさぁ、ひとみってＭだもんネ。喜んでるんじゃないの」

「そんな・・・違います・・・」

　私が小さな声で言いかけると、ゆかり先輩が言った。

「みんなさぁ、ひとみが喜んでるか、見てやろうよ。ひとみ、そこで跪いて、両手を頭の後ろで組みなよ。」

　おずおずと両手を上げ、頭の後ろに回した私。
　それでもノーブラで、Ｔシャツ１枚の胸を庇おうと、肘を前に出し、少しでも隠そうとした瞬間、先輩の命令が飛んできたのです。

「あ、そうじゃ　なくって、もっと両肘を拡げるの！」

　仕方なく両肘を拡げた私。そうすると、ぐっと胸が突き出されてしまうのです。

「あ〜っ、やっぱり喜んでるじゃん！」
「そーだねー、あんなに乳首、おったててやんのぉ！」

　みんなが面白がって囃し立てるのを、私は唇を噛んで耐えたのです。

＊−−−

「そのＴシャツ、脱ぎなよ。自分でさぁ・・・」

　先輩の冷たい命令。私は思わずビクッと身体を震わしてしまいました。

　そ、そんな……
　先輩や同級生に見られるだけでも死ぬほど恥ずかしいのに……
　その上、後輩まで二人もいるのに……

　でも逆らうことなど、できませんでした。
　上目遣いに先輩を見上げ、私は暫く躊躇していたのですがが、やがて仕方なくＴシャツを捲り上げたのです。
　思い切るように、肩からＴシャツを抜いて、そっと自分のまえにおきました。

　みんなの前で胸を晒す…とっても恥ずかしくて、胸に両手を当てて隠そうとしました。

「おらぁ！　ナニしてんだよ。両手は頭の後ろだろっ！！」

　ぁぁ・・・私は小さく呻くと、もう一度、両手を頭の後ろで組んだのです。
　そして、やっとの思いで肘を拡げました。

　私の乳房が無防備に、みんなの視線にさらされています。
　そしてその頂点で、小さめの乳首が、恥ずかしさに縮こまっていました。

「さてと・・・今度は下を取ってもらおうか。まさか、パンツなんか、穿いてこなかったよネ。言いつけ守ったの、ちゃんと見せてご覧よ。」

　そんな……
　いくら同姓とはいえ、最も恥ずかしいあそこを自分から見せろという命令に、私はさすがに反抗しようとしました。
　そんな私の素振りに、すかさず声がかかります。

「あん！？　逆らおうっつーのかよ！　んじゃ、みんなで押さえつけて、約束通りクリ潰してやるけど・・・どうすんだよ！！　潰されたくなきゃ、とっとと脱ぎな！」

　それこそ死ぬような思いで、やっとのことホットパンツのボタンを外し、ファスナーを引き下げました。
　それだけで、毛のない私のあそこがかなり露わになり、秘裂の上端が見えそうになっています。
　落ちそうになるホットパンツを押さえながら、私はが掠れた声で哀願したのです。

「ね、お願いです。言われた通りノーパンで来ましたから、脱ぐのは、それだけは許して下さい。お願い・・・」

　いきなり、周りが騒ぎ出した。
「るっせーってんだよ！！　痛めつけて欲しいんかよ！！」
「とっとと脱げよ。あ？　そうか！　ひとみは虐められたくて、わざとグズグズしてんだ？」
「そ・・・そんな・・・」

　私の両手から力が抜け、ホットパンツが膝元に滑り落ちてしまいました。

「立てよ。」

　同級生の一人が、私の両手を邪険に捕むと、無理やり立ち上がらせられました。
　よろよろと立ち上がった私。足元荷落ちていたホットパンツが誰かに蹴飛ばされ、すかさずもう一人に持ち去られてしまいました。

「おら！　また奴隷のポーズだろ。早くしな！！」

　白の、膝丈のハイソだけ。
　私が身につけているのは、ただそれだけなのです。
　その格好で膝立ちになり、両手を頭の後ろで組み、肘を張って胸を突き出す屈辱のポーズ……

「両足も、もっと拡げんだよ！」

　両足を膝を肩幅より拡げ、じっと恥ずかしさに耐える私。
　脇の下も、胸も、それだけでなく女として最も恥ずかしい部分まで、皆の好奇な視線に無防備に晒されているのです。
　あまりの屈辱に、私の身体はほんのりと染まってしまうのです。

「あっ…痛い！」

　ハイソの上から、足の裏が踏みつけられます。
　そして頭の後ろで組んでいる両手も、乱暴に捕まれてしまうのです。
　それだけで私は、身動きを封じられてしまうのです。

　いきなりパチーンと、私の尻が鳴りました。
　誰かに、思いっ切りひっぱたかれたのです。

「それだけじゃダメだろ。もっと腰を突き出すんだよ！！」
「いちいち言わなきゃ、分かんねーのかよ。だめな奴隷！！」

　胸を突きだし、両膝を拡げた上……ことさら女の部分を強調するように、腰を前に押し出さなければならないのです。
　もはや私の身体は、虐められるためにみんなの前に差し出されたのでした。