高校デビュー

1．3-Eクラスの後藤茜

　俺、飯島寛人は有名野球大学を卒業してこの春に教員になる夢を実現した。高校時代には夏の甲子園でベスト16にもなった俺は、高校に戻り教え子と甲子園を目指すのが夢だったのだ。

　しかし、教育委員会から出された辞令は俺の夢を打ち砕く結果だった。

【辞令　4月1日付けで県立青葉女子校等学校に赴任することを命ずる】

　同期からは、羨ましいとの声や、女の本性が見えて結婚出来なくなるぞなどとからかわれながらも、断る事も出来ずに落胆の気持ちのまま新しい生活が始まったのだった。

　お嬢様学校ではなく普通の進学校の青葉高校は、部活と勉強の両立と掲げており俺はテニス部の顧問と、体育教師として教壇に立つことになっていた。

　初めての挨拶は、ベテラン担任の紹介から始まった。
「初めまして、今年からお世話になる飯島寛人です。2-Aの副担任とテニス部顧問、体育を担当するので宜しく。」

　生徒からは「若～い」「テニス部の顧問変わるってこの先生なんだ～」などと教室内がざわついている。ベテラン担任の一声で静まり返る。職員室に戻りながら担任に、
「まあ、あまり無理せずに。でも、生徒に手を出しちゃ駄目ですよ？」
「そんなこと。」
「頭はまだまだ未熟ですが、身体は大人と同じですから。」
　笑っている担任に、少し不機嫌になりながら職員室に戻り授業の準備をして体育館へ向かった。

　既に生徒達は、白のTシャツに学年を表す赤いハーフパンツ姿でガヤガヤとおしゃべりに夢中だった。
「授業始めるぞ～」
　学校で5人の体育教師がいるが、俺は基本的に2年と３年を指導することになっている。今日は3-Eの女子の授業でバスケットを実施する。俺のかけ声で集まる生徒は、見知らぬ先生にざわつきながら整列する。

「今年から本校に赴任した飯島です。宜しくな。さ、準備運動始めるぞ」

　体育委員の後藤茜が俺の隣に来て準備運動を始める。白い薄手のTシャツからは、カラフルなブラがうっすらと透けて見えていて、ハーフパンツから見える脚も日焼けしてる生徒、真っ白な生徒と様々いる。その中でもショートカットで大きな瞳、18歳には見えないような幼い顔立ちの後藤はその可愛さが際立っていた。

　女子高生もののAVを見ない訳じゃない俺は、

「まあ役得かな」

　などと思いながら、飛んだり跳ねたりすると揺れる胸の膨らみと、Tシャツがずりあがり垣間みれる腰から腹を注視するでもなく眺めていた。バスケが始まると椅子に座り指導していたが、後藤が突然俺のところにやってきた。

「先生、なんか気持ち悪い」

　熱い体育館、のぼせたような表情をする後藤に、

「どうした？ちょっとこっち来てみ？」

　と言い、手の届くとこまで来させると顔と首筋に手を宛てがう。熱い肌とドクドクしている鼓動に、

「軽い熱中症かもな。ちょっとこっちに来て休め」

　生徒に、授業を続けるように伝えるとフラフラしている後藤に手を回して体育館のそとの日陰に寝るように伝える。

「大丈夫か？吐き気するか？」

「平気です、ちょっと気持ち悪いですけど」

　と胸で呼吸をするような後藤。この緊急時に申し訳ないのだが、汗びっしょりのシャツは寝そべると張り付くようになり、薄いピンクのブラはそのレースまでがくっきりと浮かび上がっている。きっと運動部だろう身体は引き締まっているが、高校生特有の柔らかな雰囲気も表している。

「ちょっと下着の締め付けを緩めような」

　具合が悪そうな後藤は俺の言葉を聞いて、

「はい。」

　とだけ答える。俺はゆっくりと上半身をお越し背中に手を回すとブラのホックを外ずす。教え子であり具合の悪い後藤なのだが、その行為が俺の鼓動を高める。

「少しいいか？」

「う～ん、まだ気持ち悪い」

「ちょっと下着ずらすぞ？」

「うん」

　俺は仰向けに寝かした後藤のブラカップの下に手を添えると上にずらすようにする。指先にかかる柔らかな乳房の感触は、恐らくCくらいか張りがあるが指を包むような感触に思わず俺の股間がうづいてしまっている。

「どう？」

「少しいいかも」

「そうか、下も少しずらそうな」

　目線の先には、仰向けにも関わらずにつんと上を向いたままの乳房が形を保持していて、小さい乳倫と乳首がくっきりと浮かび上がっている。生でみるよりもいやらしさを感じ、むくむくとテントを張ったモノがばれないようにしながら、ハーフパンツとショーツを少しさげようと指を差し込む。

「下げきったら・・・」

　と卑猥な気持ちが浮かび上がるが、指に感じる滑らかで汗でしっとりとした肌を完全に意識しながら、それを茂みが見え隠れしそうな程に下ろす。腕と脚の日焼けと違い真っ白な腰と腹部のコントラストはロリ好きにはきっとたまらないだろう。

「これで、少しいいだろ？」

「うん、涼しい」

　と呼吸の乱れが少し収まりつつある後藤。膝をつく格好で俺は後藤を見下ろしている、呼吸の度にそそりあがる乳房は丸く、茂みが少し見えている下は引き締まっているが、腰まわりは肉つきがよく、余計に嫌らしさを強調させている。手を伸ばせば、あられもない女子高生が目の前にいる。

「も、もう少し・・・」

と手を伸ばそうとした瞬間に授業を終えるチャイムが鳴り響き、生徒達が心配そうにやってきた。

「保健室に運んであげてくれ」

　そう言って、後藤を保健室まで運ばせる俺はその光景を見ながらズボンのポケットに手を入れると気づかずうちに我慢汁でその先がぬるっとしていることに気づいたのだった。

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2010.9.11掲載

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