高校デビュー

７．会田もえと文化祭

　今日は青葉学園の文化祭。基本的に親族か入学希望者のみが参加出来る形式になっており、まあ身内のお祭りと変わらない。こんな日は俺達教員は特段にすることもなく、生徒と同様にそのお祭り騒ぎを楽しむだけなのである。

　文化祭と言えば文化部の晴れの舞台。写真部や書道部、茶道部など各催しは良く出来ており、それだけでも十分に価値のある出し物が軒に並んでいる。
　各クラス毎も、それぞれに考えた催しを開いている。バザーや縁日、喫茶店、お化け屋敷に、迷路などなど。

　俺は文化部の催しを一通り見るとAGK48という喫茶店に入った。AKBにちなんでいるらしくチェックのミニスカートに白のブラウス、緩んだネクタイの格好でコーヒーと軽食を出してくれるらしい。いつもよりも短いスカートは太腿がほとんど丸見え状態で、ブラウスから透けるブラはいつも以上に鮮明に浮かびあがっている。男も教師か親御さんしかいないのに、このコスプレは意味ないと思うのだが、それは男性目線であり女子にはこの格好が可愛いらしい。

「先生っ、いらっしゃいませ～」

　そう話かけて来たのは、会田もえだった。合宿以来、普通に教え子としての関係を保ってきた俺らだが、一度関係を持ってしまっているせいもありその親しさは他の生徒とは違っている。

「よっ！ここはもえのクラスか～。その衣装可愛いね？」

「でしょ？スカートとかは手作りなんだよ？」

　くるっと回って見せると空気を帯びたスカートがふわっと浮かび可愛らしい紺のショーツが見えてしまっている。目線を上げればそのショーツとお揃いの色のブラもくっきりと浮かびあがっていて、思わずその中身を思い出してしまい股間が熱くなってしまう。それをぼーっと眺めていた俺に、

「先生、今エッチな事考えたでしょ？ばかっ。はい、ご注文は？」

　図星を言われて困った顔をする俺にくしゃっと顔をさせて微笑むもえは汚れの無い顔で俺を見つめてくる。俺はコーヒーを注文し運ばれてくるのを待っていた。俺に手を振りながらおぼんに水とコーヒーを運んでくるもえは明らかにバランスが悪く。

『おいおい、零しちゃった～的な展開？』

　と予想しているとまさにその通りに、ガシャンと音を立てて俺の脚から腹部にかけてそれを零してしまう。

「あっち～！！」

「きゃ～ごめんなさい。え、どうしよ、どうしよ？」

俺の足元に座り込み手でそれを拭こうとしている。太腿から股間にかけてもえの指と手のひらがまるで撫でるかのように摩られると股間が硬くなり、

「平気、それに下着の中まで濡れてるし。ハンカチあるから。」

　手をどけてハンカチで拭き始めると近くにあった椅子を引っ張りもえは俺の隣に座って、私がすると言いながらハンカチで拭いていく。徐々に収まりがつかなくなる肉棒、

「下着の中も・・・だよね？」

　もえの中に入り込んだそのモノをハンカチ越に感じたもえは顔を真っ赤にしながら辺りを少し確認してチャックを下ろしハンカチ毎その中に進入してくる。トランクスとハンカチ越とは言え明らかに硬くなった肉棒に触れるともえの顔が更に赤さを増していく。

「ばか・・先生・・・硬くなってる・・・」

「仕方ないだろ、もえに触られたら・・」

　出入りの多い室内だからこちらを特に気にする人もいないだろうが、教員と生徒がこそこそ話ししているようで余計に人を近づけないでいる。可愛らしい顔を際立たせる大きな瞳をうるわせながら俺を見つめるもえは、トランクスの中に指先を入れてくると包み込むように上下に扱きはじめてくる。

　もえの手つきに興奮した俺は手を伸ばしてチェックのスカートから伸びる太腿に手を載せて撫で上げるとその中に差し込んでいく。そしてショーツの上から秘部を押すように刺激させていくと、少し前かがみになりその行為を受け入れる。

「はぁ・・はぁ・・先生のエッチ・・・見られちゃうよ？」

　そう言うもえは上半身が机に着くかのように身体を曲げて顔だけを俺に向けている。徐々に湿り気を帯びてきているショーツに俺は脚の付け根から指を入れて柔襞をなぞりあげながら指にかかる突起を見つけると小刻みに刺激させていく。

「はぁ・・はっ・・はぁはぁ・・・はうっぁ・・・んっんっんっ・・・」

　声が漏れそうなもえは唇を噛んで必死に喘ぎ声を洩らさぬように耐えている。
　その顔が更に俺を興奮させ、肉棒からはとめどなく我慢汁が溢れもえの手のひらに広がり潤滑油のように包み込ませていく。

「だめ・・先生・・・いきそう・・・先生の欲しい・・・先生のでいかせて・・」

　もえも、俺も一度繋がった時の事が脳裏に浮かんだ。日焼けが薄らいだ白い肌は赤く染まり目が充血している。一瞬さえの顔が浮かび躊躇したが俺のモノはすでにもえを欲している。

「じゃあ、屋上で待ってるから。」

　チャックを閉めるがそそり立った肉棒はごまかすことも出来ずにポケットに手を入れて教室を出て行く。振り返るともえは友人に何かを伝えている。屋上に入り直ぐにもえがやってきた。

「先生のエッチ・・・あの時の忘れかけてたのに・・・」

　まだ明るい太陽の下で抱き合うとお互いの唇を重ねあい舌を絡ませるようにしてキスをしていく。俺はもえのショーツに手をかけて太腿まで下ろすと柔襞から秘裂に指をなぞらせていき、膣内へ指を挿入し上下に刺激を与えていく。

「あんっあ・・あっ・・・せんせい・・あっあっ・・・恥ずかしい・・」

「んっあ・・あふっんっあ・・・んっんっんっ・・・はっはっ・・・んっ」

「30分で戻るって・・・はっんっ・・言ったから・・んっ・・も・・もう」

　もえの言葉を聞いて、俺は肉棒を欲していることを確認すると手すりに手を突かせスカートをたくし上げると一気に秘裂の中に肉棒を挿入しきる。腰を打ち当てながらブラウスのボタンを外しブラ紐をずり下げると乳房を揉み回し、

「あっんっんっんっ・・・はっんっんっ・・あんっんっんっんっ・・・」

　日焼けしていた前回と違い白い肌が明るい太陽に照らさせて艶っぽく汗を滲ませている。秋風がその汗を冷やすのだが、久しぶりに味わうもえの身体に懸命に腰を振る俺と、快感のあまり肌を染めるもえの身体が重なりお互いの汗が触れる肌を潤滑油のように滑らせていく。

「はっはっは・・んっあ・・あっんっ・・んっあ・・・んっあ・・」

　校庭には、露店が立ち並び生徒の賑やかな声が聞こえている。見上げる事などないだろうが、屋上の手すりに捕まったまま乳房を揺らしながら、身体をくねらせるもえは恥ずかしさがあるのだろう、くぐもった喘ぎ声を洩らし続けている。

「もえ、俺、そろそろ・・・」

「んっ・・うん・・・もえの中・・・出していいよ・・あっあっん・・」

「あっはっ・・・だ・・ふぁ・・い・・いく・・んんんんんん・・・・」

　手すりに手を突いたまま身体を仰け反らすと膣内がびくびくと締め付けて来た。その締め付けに俺も溜まっていた精子をドクドクとその暖かい中に注ぎ込んで行った。

　全てを受け止めたもえはふらふらとしながら、肌蹴たブラとシャツを直しながら俺を見つめ、

「やっぱ、先生とのエッチは、気持ちいいね・・・」

　顔を真っ赤にしながらそう言うもえは、それが恥ずかしさからなのかそれとも身体の芯に残った快感からなのか判断出来なかった。つま先を伸ばし、俺の頬に口付けをするともえは手を振りながら屋上を後にした。

　さえともえという二人の関係に俺は、その後の展開を色々と想像しながら文化祭を終えたのだった。

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2010.10.30掲載

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