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【 鬼畜の棲む館③ 】
〔 ３話完結 〕
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～あらすじ～
２６歳で谷川家に嫁いだ恵(めぐみ)は犬猫にも劣る性モラルの一家であることが分った時には既に遅かった。長期海外出張中の夫・義明(28歳)の子供ではない子、義父・慎一(58歳)か義兄・慎太郎(32歳)のいずれかの子を宿してしまったのだ…。義母・充子は消化器系の病で長期入院中の為、義父と義兄の性処理を半ば強制的にさせられることになった。
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９．【つかのまの安楽地】
▼慎一にオーラルセックスを求められた。
～～これが、諸悪の根元だ。慎一に怪我を負わせてでも抵抗すべきだった。
▼慎太郎に強姦された。
～～これも、刃物で相手を傷付けでも抵抗すべきだった。慎一も慎太郎の場合も法的には正当防衛だ。
▼慎一と慎太郎の精液を何度も子宮に浴びた。
～～いずれも強姦なのだから、私には罪は無い。その不潔な精子の受精卵もＭピルで殺した。
▼柳沢と肉体関係を結んでしまった。
～～もう会わなければ、いいじゃん。お互い満足したんだし。
気持ちの整理をして、恵は４番目の件に関して、このように安楽的に考えて処理した自分にビックリした！３番目までは、いわば不可抗力だ。４番目の事例の時こそ、自分の為にも、夫の為にも、そして里子の為にも、体を張って抵抗すべきだったのだ…。だが、もう全て過ぎたこと。今は実家に帰ってゆっくり心の疲れを取って、夫・義明が(実家に)迎えに来るのを待とう…。
恵に襲い掛かった不幸は、恵自身このような形で解決した。並みの女なら義父、義兄にレイプの中出しを何十回も食らうと、堕ちていくか、脱走する。それを恵は劇薬と言われるＭピルを４回も処方して近親相姦の受精卵の着床を防いだ。これだけでも、十分に貞操観念がある立派な女というべきだろう。柳沢ともセックスも中出しはさせなかった（実際は、騙し打ちされたのだが）。
つまり、もう、恵自身は自分自身を攻める理由は何もない。いや、むしろ、その逆で、「よく耐えた」と自分を誉めてやりたかった…。
が、しかし、だ。
第１号の、１．【奈落の底への始まり】で書いたが～～～
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しかし、女の貞操観念などというものは、それが守られる、理解される最低の条件は、周りの男に"最低限の性道徳"があるかどうか、なのだ…。真の淫乱な女がいても、周りの男が性に淡白で、この淫乱女に興味を示さなければ"事件"は起こらない。事件が無い以上、この淫乱女が自分のことを「貞淑な妻」と公言しても正解なのだ。
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これを、不幸にも恵は理解していなかったのだ。
▼まさか、病院で睡眠薬で眠る(義理の中とはいえ)家族の女に中出しなどするだろうか？
～～～実際には、慎一も慎太郎も不敵にも恵の病室に現れて、恵に膣内射精を敢行した！
▼柳沢は、膣外射精に応じてくれた。
～～～実際には、恵を騙して、一度目を恵に膣内射精した！
柳沢は若気の至りとして、許せる。恋人達のセックスはコンドームをしていても、途中で破けたり、コンドーム装着前に"漏れた"りで妊娠することもある。柳沢の場合は合意の上のセックスなのだ。
が、慎一、慎太郎のような人間の姿をした鬼畜牡も、極々稀ではあるが実際にいるのだ…。
そして、そして、この物語の「あらすじ」にもあるように、病室での中出し精子で恵は受胎してしまっているのだ。ただ、慎一、慎太郎どちらの子か不明だが…。
（当然、柳沢の精液は無駄打ち、ということになる）
恵は実家で、大いに羽を延ばした。
恵の両親が心配すると困るので、「義明さんの指示で実家で待つように言われたの」と安心させた。だが、指示で帰って来たならば、それなりの荷物もある筈なのに、ほとんど小旅行のような出で立ちなのが両親は直ぐにピンと来た。義父母と折り合いが悪いのだ、と。かと、言って、恵の表情は明るいから、恵の両親は藪の蛇を突付くような真似はしなかった。「そうかい、そうかい。まあ、義明君が来るまでゆっくりしてゆきな！」と笑顔で答えた。
一週間ほど、恵は中学や高校の中間と会って、昔話に花を咲かせた。
本当に、昔に友はいいもんだ。なんだか、夫・義明と出会う前のウキウキした気持ちになってきた。その日も友達に会う旧友を待つ為に秋田駅の近くの喫茶店にいた。携帯の電話が鳴った。
夫・義明である。恵の電話は国際通話ＯＫである。
『もしもし、義明さん。お疲れ様！元気にしてる？来月のいつ頃帰国するの？』
「うん。決まったら又電話する。恵は元気か？早く顔をみたいよ！…ところで親父は元気か？おふくろ(母)の退院はまだか？」
『あの、実は今、秋田の実家にいるの…』
「なんか、あったのか？」
『ううん。お義父さんが、たまには実家のご両親に顔みせなさい、って』
「あっ、それなら良かったけど…」
『義明さんにお願いがあるの…』
「…」
『あなたが帰国するまで、ここ(秋田)にいていい？』
「ああ、勿論！おふくろが家にいないんなら、俺もそのほうが気が楽だよ。帰国する時には電話するから、そこを動くなよ！じゃあね…」
『はい、楽しみに待ってます』
義父・慎一は確かに「たまには実家のご両親に顔みせなさい」と恵に行った。自分の旅行不在時だけ。自分の私的旅行２泊３日の日程に合わせて、嫁宅の実家へ自腹で行って帰って来い、という非常識極まりない提案である。恵は、また腹立たしい気持ちになった。
「どうしたの？寺崎恵！。眉間にシワ寄せて…、ナイ頭絞って勉強でもしてたの？笑」
待ち合わせに10分遅れて来たのは、女子高時代の親友、伊織明美とその彼、松屋健太である。
寺崎というのは恵の旧姓である。三人はコーヒーを飲み終えると、松屋の車で、三人の所縁の地めぐりをすることにした。三人は所縁の地でも、車中でも思い出話を喋りまくって、よく笑った。伊織も松屋も婚約していた。が、元はと言えば、松屋健太は恵の彼でもあった。
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１０．【 郷里にも鬼畜が… 】
秋田に残る健太を捨てて、恵は東京の大学を選んだ。肉体関係も一度だけある。恵の東京への巣立ちの少し前に「健太を捨てるような形になって、申し訳無い」と思って、抱かせてやったような形だ。
健太は、翌日、伊織明美には内緒で恵に連絡をした。
「ちょっと、どうしても話をしておきたいことがあるので時間を作って欲しい」
『健太君、どうしたの？疑ってるわけじゃないけど、わたしも人妻だし、明美に内緒で二人だけで会うのはちょっと…』
「いや。車で迎えに行くし、ちょっとその辺をドライブして話をするだけだから…」
『う、うん。分った…。じゃあ、明美には健太君から言っといて…』
「ああ。恵の家の近くのバス停で待ってるよ」
約束の時間に少し遅れて行った。二人とも実家で昼食を食べたからである。
恵は、ノーメークで、ジーンズのトレーナーにポシェット一つという軽装で健太の車に乗った。
メイクなどしてお洒落して、健太の車の助手席で"テレテレ"しるところを他人に見られると、(結婚を控えた)明美にも悪いし、田舎というのは、とかくあらぬ噂が好きな土地柄だ。
半時間ほど、昔話から、そして恵の東京時代の話や健太、明美の話を何気に話した。
その内に、健太が明美からもらってきたというポットに入った、コーヒーを勧められた。万一とは、思ったが、明美が炒れてくれたのだら、無警戒に飲んでしまった。
５口ほどに運んだ直後、恵は意識を失った。
コーヒーに睡眠薬が混入されていたのだ。勿論、明美が持たせてくれたというのは嘘である…。
健太は、人通りが無い山道へ車を運んだ。
無論、昏睡状態の恵を犯すつもりである。
明美には悪いが、女としてのモノは恵のほうが数段上である。秋田で家業を継いで明美を嫁にしとた暁には、性風俗店でもない限り恵のような上玉の女にアリツケルことはまずないだろう…。
そう思うともたった一度昔寝ただけの女が自分の女のような錯覚に陥ってきてしまったのだ。
明美のことは人柄に惚れている。
「結婚してから、幸せにしてやればそれでいいじゃないか！」と考えて、が「恵は直ぐにでも亭主が迎えにきてもう会えなくなるだろう。一発くらいやらせてもらっても、文句は無い筈だ」
とブツブツと独り言をいいながら、恵陵辱に取り掛かった。フロント席ではやはり狭い。
一度車外へ出て助手席の恵を後部座席に移して寝かせた。ジーンズを脱がせるとストッキングは履いていない。ショーツを丁寧に脱がせた。パイパンだった…。高校時代に抱いた時はちゃんと毛は生えていた。ビデオカメラをセッティングして、いよいよ恵に挿入する…。
「ちぇっ。スケベな亭主たべなぁ～！畜生。こうなったら、一発だけじゃなくて、抜かずの２連発でもさせてもらうたべっ、恵っ！チクショーめっ！」
上半身のトレーナーとブラジャーも脱がせてしまうと、後が面倒だ。トレーナーを胸首までまくりあげて、ブラも、しゃぶって、揉むのが可能な程度だけ上にずらした。興奮で我を忘れて、ペニスを挿れるのか、乳房にしゃぶり付くか、揉むかの優先順位をつきかねていた。
気が付いたら乳房にしゃぶり付き、空いた片方を揉み、ペニスに生暖かい"ズヌュル"という感触とともに、恵の膣に挿入していて、無意識に腰を振りまくっていた。
「うっ、うっおっ～、あ～気持ええだ。恵、悪いけど出すからな…。運が良ければ孕むんだべ！笑。孕んで、旦那の子として育てるんだべや！笑」
『…』
「おっ、あっ～、で、出る…、出てたべ、きもちええたべ…、恵、アリガトよ！、ぅっ…っっつ…め、恵ぃ～～！」
偉そうな事をいえるほど、健太は女と遊んでいない。挿入して２分ともたないで、鬼畜の種汁を無防備な膣内に容赦無く放った…。１発目は開かせた脚をどうこう工夫することもなく、あっけなく果てた。健太はそれで良いと思っている。２発目は少し楽しむ余裕が出来た…。
ペニスを恵の膣に挿入したまま、足首が締まった長い右脚を助手席に引っ掛けて右側を大きく開かせた。左脚は健太自らが膝にしがみついて、脚を"レ"の字にして再びピストンのペースを速めた。
「うっ、うっおっ～、あ～気持ええだ。恵、孕むんだべや！ほれっ、ほれっ、俺の子、頼むだ！笑。孕んで、旦那の子として育てるんだべや！笑。あ～、しかし、明美とは締まり具合が全然違う…だべ。畜生ーっ。っっっ・・・め・ぐ・みぃ…うっ!!!」
『…』
「おっ、あっ～、さっきのより沢山出てる、きもちいい…、ぅっぅっ…」
普通、明美とはもっと持久できる。７分くらいＯＫだろう。
しかも明美に"抜かずの２連発"などやったことはない。が、恵の中では、既に健太は復活していた。そして、２発目も５分ほどで又もや遠慮なく生で種汁を放出した…。そして亀頭がくすぐったくなる萎えはじめるまで、恵の膣壁の感触を楽しんだ。最後の一滴まで搾り出した…。
３発目も！と思ったが、それは流石にマズイ。明美に対して抗弁できない。健太はウエットテッシュと普通のテッシュで自分の種汁を、赤ちゃんのオムツを取り替えるような要領で綺麗にして、何事も無かったように、恵に服を着せて助手席に座らせた。
睡眠薬が入ったホットコーヒーは現場で捨てた。帰路のコンビニで普通のホットコーヒーを買って満たした。
それから車を走らせた…。
ほどなくして恵が目を覚ました。
『あれっ…。わたし、眠ってたの…。変ね、昨日もたっぷり睡眠は取ったんだけど…』
「いや。旅の疲れとか、実家に戻ってホッとしたとか、色々あるんじゃないの…。疲れた顔してたもの…」
『そうかな…。そのコーヒー飲んで急に睡魔が来たのよ。なにか仕掛けしてないでしょうね！…。ちょっと、健太君、コーヒー飲んでみてよ…』
恵は、半分本気で聞いてみた。
健太は言われるがまま、美味そうにコーヒーを飲んだ。
「ああ。いいよ。美味しいコーヒーだよ！笑」
恵は、首を傾げてみせたが、まさか、コーヒーを入れ替えるなんて小細工までは思い起こらなかった。
『ところで、健太君。話って何？』
「ああ。恵に、幸せになって欲しいと思ってね。それを伝えたくて…」
『変なの。私は幸せだわよ！笑』
「ああ、そうだよな！笑」
「恵。おまえ、結婚してから、不倫したことあるか？」
『変なこと聞かないでよ！笑。無い、に決まってんじゃん！』
「じゃあ、俺と一度だけ不倫してみないか？」
『じょ、冗談言わないで！わたし、ここで降りる。車止めて！』
車は街ち中に差しかかっていた。健太としては議論するつもりは無かった。目的は達成したのだ。
車を止めて、恵を降ろした。「じゃあな」という健太に返答もせず恵は側道を歩きはじめた。
『ったく…、失礼な男だ、健太は！…バカ！』と独り言を呟いている徒歩中に股間、いや、性器に違和感を覚えた。何かの液体が染み出てる。『あっ、生理が来たんだ、来てくれたんだぁ』。
恵の家は近かった。直ぐに家に着いて、家族の人間と４～５分話してから自分の部屋へ戻った。
ショーツを脱いで、ショーツに付着している液体を確認してみた。血液では無い…。
ショーツを鼻にもっていった…。
男のアノにおいがした。
膣の中に中指と薬指を恐る々々入れて、出して指に付着した液体のニオイを嗅いだ…。
間違いなく精液である。と、同時に健太のコーヒーを飲んで直ぐに睡魔が来た理由が理解できた。
『ち、チクショー！！健太の野郎ーっ！なんてことを！！訴えてやる！明美にもばらす！』
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１１．【 郷里に追って来た館の鬼畜… 】
だが、健太ごときで、どうこう怒る状況ではない事態が生じていた…。
義兄・慎太郎が秋田市内のホテルに在泊していると、恵の(外出中の)実家に電話を入れて来たらしい。電話を取り次いだ恵の母が恵に慎太郎からの伝言を伝えた。
「本当は、ここ(実家)に来てご挨拶したいらしいけど、出張ついでに来たらしくて時間的にそうもできないんだって。うちの家に東京の土産と、それとあんた(恵)に渡したいモノがあるらしくて、秋田市内のホテルまで取りに来て欲しいんだって。しかし、あの慎太郎さんって人もよく出来た人だねぇ…。仕事で来たのに義理の妹の実家にまでお土産持ってきてくれるんだから…」
『だったら、ここに直接来ればいいじゃんか！』
「恵！なにを怒ってるんだい？そんなこと言うとバチが当るよ、もうこの子は！！」
『…』
恵は、秋田市内のホテルで慎太郎と会った。但し、「部屋に来い」というのをなんとか言いくるめてロビィのラウンジで会うことができた。部屋になどノコノコ行けばされる事は決まっている。
慎太郎は恵の実家用の東京土産を渡したあと、妙なものをカバンから取り出した。一つはＤＶＤ。
そして、もう一つは、よく見ると妊娠検査薬紙であった。
ま、まさか、今の今、健太に犯られたのまでは…。
あ、慎太郎が健太のこと知る筈も無いし…、じゃあ、「どれ」に対する検査なのだろう…。
恵は、ぐるぐる同じ事が頭を巡って、不快極まる疑問を持ったが、その疑問に対して答えるように、義兄・慎太郎が口を開いた…。
「恵ちゃん。久しぶり。まず、このＤＶＤは…、意味分るよな？…」
慎太郎は性欲まる出しの薄ら笑いで、恵の瞳の奥を覗いた。
『…』
「まあ、いいや。あとで恵ちゃんに頼み事がある。断わればＤＶＤを恵ちゃんのご両親と一緒に鑑賞会を開く！ふふふ…」
『…』
「ところでな、恵ちゃん。生理はあったか？あれから…」
『い、いえ。もうそろそろだと思います…。少し遅れてるみたいなんです。色々環境も変わったので…』
「あっ、そう。期待してるのか？生理来るの…笑」
『ど、どういう意味です？』
「いくら待っても、生理なんか来んよ！恵ちゃん。あんた、東京の病院に入院した日、睡眠薬で眠ってたてろ？」
慎太郎は終始気色の悪い薄ら笑いのままだ。
『で、ですから、どういう意味ですか？』
「あのな。親父がな、病院で昏睡中の恵ちゃんに、乗っかかて、チンコ入れて、避妊してない恵ちゃんの膣の中に生で精液出したんだってさ…、ふふふ」
『ま、まさか！お義父さんがそなんな事！…』
「いや、親父は白状したよ、俺に。それに、その件で親子の殴り合いにもなったしな。今から、俺の部屋に来てもらって、妊娠してるかどうかの尿検査をする。断われば、ＤＶＤ鑑賞会を恵ちゃんのご両親とする。どうする？」
『わ、分りました。お部屋に行きます。でも、妊娠してなければ…』
「いや。九部九厘してるよ」
『な、なんで、そんなに確信的に言えるんです？』
慎太郎は薄ら笑いから悪魔の笑いに変っていた。
「あの後でな、恵ちゃん…。病院、調べたのよ。恵ちゃんを迎えにきてくれたあんたの友達のことを。ＯＬ時代の友達の家に何日か世話になったろ…。その友達の彼で柳沢って男がおるだろ？」
『…』
「その柳沢って男にな。怖い兄ちゃんが三人ほどで問い詰めたのよ。恵ちゃんとセックスしたって、白状したよ柳沢。で、"不覚にも一回目は彼女には内緒で膣内射精しました"ってのも白状した。でも、"俺は悪くない"、ってさ(笑)。"彼女も感じてましたから！"ッテヨ！笑。どうする？恵ちゃん！」
『…』
「まあ、とにかく、ついて行い！」
『…』
恵は仕方なく慎太郎のうしろを歩いてホテルの慎太郎の部屋に同行した。部屋に入った。
入室したとたん、（妊娠の）検査もへったくれもなく、慎太郎は恵をベッドに押し倒した。
『な、な、なにを…』
「いや、恵ちゃん。あんたは妊娠してるよ。だから調べるのは後でいい。それより、よくも俺に内緒で色々とやってくれたな！とにかく、久しぶりにに中出しをさせてもらう！」
『い、嫌っ！お義兄さん！警察に訴えますよ！離してくださいっ！』
「ああ、訴えろっ！だが、中出しを一回したあとでしろっ！」
本気で抵抗した恵の蹴りが慎太郎の腹部に入った。女のキック力などたかが知れてるが、慎太郎としては、自由にできる筈の女に抵抗されて逆上した！思いっきり平手打ちをかました。ベットに叩きつけられた恵はビックリして無抵抗になった。
「そうだよ！恵！今から、お前は、ちゃん付はしない！恵と呼び捨てにする！分ったか、恵！」
恵は目に涙を浮かべて、慎太郎に服従の誓いをして、そのまま陵辱に身を任せた。相手は獣であるから人間の女の抵抗の言葉など聞き入れるわけが無い。問答無用で、生の膣内射精を２度受け入れた…。しばらくの間、慎太郎は放出感で、恵は脱力感と絶望感で無言でいたが、慎太郎が恵に尿検査をするように指示をした。恵はトイレの便器に放尿した。慎太郎もトイレに同行して、検査紙を勢いよく出る恵の尿に差し出した。検査紙は、恵の願い(陰性)もむなしく、みるみる"陽性"を示す色に強烈に変化していった。
『い、嫌ぁ～～～ぁぁあああ！！！』
恵は、失神して後頭部から後ろに倒れかかった。慎太郎は、後頭部を抑えて、恵を抱きかかえてベットに寝かしつけた。
しばらくは起きまいよ…。犯ってもいいが、俺の計画通り事が運べば四六時中、いつでも恵にはなんでもできるし、させるさ…。そう独り言をいうと、冷蔵庫からビールを持って来て恵の前の椅子に座って、恵の「性奴隷化計画」を頭の中でじっくり練った…。
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１２．【 鬼畜の出世の秘密 】
恵は、失神から気を覚ました。
直ぐに、失神直前までの出来事を思い出して、妊娠の絶望感で全身の血が引いていくのが自覚できた。
『そ、それで…、義兄さん。これから、わたしはどうなるの？』
「ああ。いい質問だ。どうなるか？ってことよりも、俺に今後のことを委ねたのは、正しいよ！恵っ！」
『べ、別に委ねてません！あなたにそんなこと言う権利なんかありません！』
「おっとぉ～！笑。ナマ言ってんじゃないよ！このド淫乱妻がぁ！海外出張の夫を待ちきれずに何本もペニス咥えこんで、おまけにナマで受け入れて、妊娠までしてる女なんだよ！恵は！」
『そ、そんな！私は抵抗した筈です！全部、強姦なんです！』
「ＤＶＤ。苦労したよ、編集に！笑。恵が親父のチンコしゃぶって美味そうに精液飲んだり、俺に犯されて、"お義兄さん素敵ぃ～"って恵が快感で身をヨジル姿を全部収録したゼ！うふふふ…」
『…』
「まあ、いいや。とにかく、明日俺は東京に戻る。仕事で秋田に来たってことになってるしな！笑。で、今晩はこのまま、恵にはこの部屋に泊まってもらって、俺の性の相手をさせる。分ったな恵」
『えっ？今日は帰らないとマズいですよ！お義兄さん、帰して下さい！』
「ダメッ！！秋田市内で高校時代の女友達と偶然会って、その娘の家に泊まると言え！それに、俺はまだ２回しか射精してないっ！女房ともしてないし、溜まってるのを全部、たっぷり恵の可愛い膣の中に出してやる！」
『い、嫌～あ！な、なんで、そこまで…』
「いいのか？恵の実家でＤＶＤの鑑賞会やっても？それに、さっき恵のオメデタ(懐妊)も発覚したことだしな…ハハハ…」
恵は、絶望感からくる脱力感で、言葉を喋る気力も失せた。かろうじて実家に電話してカラ元気で（会ってもしない）大して親しくも無かった高校時代の女友達の名前を実家で待つ母に告げて外泊の承諾を得た。
恵が実家への電話を終えると、慎太郎は恵の携帯を強奪して、ソファに投げて、恵に襲いかかった。翌朝まで４回、合計６回も問答無用で慎太郎の精液をナマの膣で受け入れさせられた…。
朝方、モーニングサービスを部屋に取った。
二人で無言で食べた。いや、食べたのは慎太郎だけだ。恵はコーヒー三口を口にしただけだ。
慎太郎がテーブルの料理を食べ終えて、コーヒーカップを口にしながら、恵に解説を始めた。
恵っ！と偉そうに慎太郎は呼んだが、恵は顔を動かさずに無言で視線を合わせるだけだ…。
「恵っ！」
『…』
「おまえには、悪いがな恵。俺にも色々と同情して欲しいことがある。だからと言って、今更俺は許されるとも思わない…。聞いてるか！」
『…』
「実はな。俺は親父の本当の子供では無い。いや、本人はそう思ってるだろうが、俺の母親が死に際に俺に教えてくれた…」
『えっ…』
「親父の会社が倒産しそうになった時にな、金を融通してもらう条件に親父は一度だけという約束で金を貸してくれた取引先の社長に自分の妻、つまり、俺の母を差し出したのよ…」
『ま、まさか…。でも、避妊は…？』
「ああ。ちゃんと約束させたらしいよ。親父は取引先の社長にも、自分の妻にも…キッチリと約束を…」
『だったら…』
「恵っ！バカだなお前！そんな約束、誰が守るか！笑。じゃあ、何故、俺がこの世にいるのさ？」
『…』
「まあ、余計なこと喋ったわさ！笑。とにかく、あんたの夫の義明とも、戸籍上の父である慎一とも俺は血の繋がりがない…。俺は、これから、親父の会社である谷川商事を乗っ取る。その為には、恵、お前はその道具になってもらう…」
『そ、そんな…』
「あんたがな、恵。不細工でどうしようも無い女、例えば俺の女房みたいにブスだったら、こういう事件は起こらなかったろ！笑。お産で俺の女房がおらん時でも、あんなに恵に欲情などしなかったろよ！笑。自分の身を恨むしかないな…ハハハ！」
恵は、狭いテーブルの上に顔を埋めて泣き崩れた。勿論、慎太郎の生い立ち、不幸な出世の秘密に対してでない…。慎太郎が恵に言い放った、「谷川商事乗っ取りの為に、恵、お前はその道具になってもらう…」という言葉と意味に対してだ。妊娠そして、"性の道具"にされて闇の世界に引きずり込まれて行く自分が見えたのだ…。慎太郎の待つ東京の館は、ブラックホールのように強烈に引力のある光のない世界のように感じた…。
泣き崩れて、恵を呼ぶ慎太郎の声も聞こえ無かった…。
「こらっ、恵！何回、呼ばせるつもりだ！オイッ！」
『は、はい…』
「俺はこれから、東京に帰る。猶予を３日やる。猶予と言っても、おまえに仏心があるわけではない。俺と会って直ぐに東京、って事になれば、おまえの実家に怪しまれるんでな…笑。今日は火曜日だから、金曜日の午後８時までに東京の家に戻るように！」
『…』
「万一、俺との約束を破れば、どういうことになるか分るか？ＤＶＤ鑑賞会どころではないぞっ！あんた、親父の妻、つまりあんたからすれば義理の母親から不倫の訴訟も起こされるし、なんなら、柳沢の女、つまり恵のＯＬ時代の親友にもＤＶＤ見せて、慰謝料請求の訴訟を起こさせる！」
『そ、そんな…』
「それに、俺も、恵に、誘惑されて仕方なく性交渉させられた…、って手もあるしな…ハハハ…」
恵は、廃人のような表情で声も出さずに涙だけ流し続けていた。
慎太郎は好き放題言い終えるとカバンを持って恵を部屋に残して、一人部屋を出た。
フロントで会計を済ませて、秋田駅へと急いだ…。
恵は、チェックアウトぎりぎりまで部屋にいた。
フロントから電話があって初めて自分が部屋にいるのに気がついたような、急性心身喪失症に陥っていた。
そして・・・。
３日後、恵は気持ちの整理もつかぬまま夢遊病者のように秋田新幹線「こまち」に乗って東京へ向かった…。
【 鬼畜の棲む館 】 完
～ 予告 ～
続編【 鬼畜が集う館 】を執筆中
夫・義明は海外出張中に不慮の事故に合い、帰国はさらに先延ばしになった…。
恵の生膣肉を目当てにして、大勢の鬼畜男達がこれからこの館に集う…。
中絶も許されない恵は、性奴隷として開花してゆく…。
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