13．小林 優子（28歳）

　結婚して１年・・・商社の総合職で頑張っていましたが、やはり今の社会では限界でした。
　５年間、懸命に頑張りましたが、社内結婚で落ち着きました。
　やっぱりオンナだった・・・そう言われるのは仕方がありません。
　実際、自分の中のオンナが、仕事に支障をきたしたことは、何度もあったことは事実です。
　男と同等、いや、それ以上にやれる自信はあったのですが、ふと気づくと、疲れ果てやつれた自分が鏡に映っていて・・・。
　結局、わたしもオンナだったと言うことかもしれません。
　でも結婚しても、日々が充実することもなく、夫は今が一番忙しい年齢で、夫婦の時間もありません。
　何となく沸々と、何かが足りない気分が続いています。

　そんな日々の中、今日、高校の同窓会の通知が来たのです。
（高校時代・・・もう10年も経つのね・・・）
　思い起こすと、初体験のことが真っ先に浮かんできます。
　ただ痛いだけのセックスは、その後も尾を引き、中々、セックスに踏み切る勇気が出なくなりました。
　でも担任の先生と関係を持ってからは、セックスに対する認識が180度変わりました。
　そう言う意味では、意義のある高校生活だったわ！

　優子は金曜日に実家に帰った。
　土曜日の夕方からの同窓会に出席するためだった。
　どうして出席することにしたかと言うと、懐かしい人間に会えると思ったからだ。
（わたしにセックスの魅力を教えてくれた先生、初体験の相手は欠席だったけど、ウフッ！幼馴染の健太君が出席だったから・・・）

　同窓会は駅の近くのホテルで６時から始まった。
　全体の３分の１ぐらいしか集まらなかったが、優子には健太しか眼中に無かった。
「健太君！お久し振り〜」
「ん？優子・・・優子か？」
「そうよ！」
「へぇ〜随分見ない間にキレイになったな〜」
　健太は優子を上から下まで眺めて言った。
「何よ〜変な目で見ないでくれる〜人妻なんだから」
「おおっ、人妻〜いいねぇ〜響きがいいよ！」
「全くぅ〜相変わらずなのね！そっちは？」
「僕は、まだ一人身を謳歌してるよ！結婚なんて、人生を固定化するだけだよ！」
（確かに！でも・・・人妻だから出来る戯れもあるのよ・・・）
　優子は久し振りに会った健太と、淫らな戯れをしようと決めていた。

　２時間ほどで同窓会は終了し、ホテルに泊まる人たち以外は散会していった。
　健太も優子も宿泊を予約していたので、そのままチェックインし、部屋で飲みなおすことにした。
「こうやって飲むのなら、一部屋で充分だったな」
「そうね！でも、朝まで飲むわけじゃないし・・・」
「酔ったら、その辺で眠っちゃえば・・・」
　他愛もない話しをしながら、夜が更けていった。
「少し酔いを醒まさない？」
　優子はベランダに出て大きく深呼吸をした。
（優子・・・いい尻してるな・・・）
　健太はピッタリとしたスカートに浮き出た優子のヒップに、視線が釘付けになっていた。
「ねぇ〜健太君も外の空気吸ったら？」
　優子の声にハッとし、健太もベランダに出て行った。
「う〜ん、気持ちがいいね！なんかスッキリするよ」
「でしょう〜！こうして健太君とふたりで居ると・・・思い出すことがあるんだ」
「何？優子との想い出なんて・・・何かあったかな？」
「ふぅ〜ん、そうなんだ！忘れてるんだ」
「だから、何なんだ？教えてくれてもいいだろ！」
　優子はわざと不貞腐れた顔をして見せた。
「ねぇ〜本当に覚えてない？
ほら、小さな頃・・・ふたりでヒミツにしたこと・・・」
「ん・・・？」
　健太は本当に忘れているようだった。
「健太君には、どうでもいいことだったんだ・・・。でも、わたしには・・・健太君が初めてのオトコだったのに・・・」
「えぇ〜っ！？ちょ、チョッと待てよ！どうして僕が優子の初めてのオトコなんだ？優子とは何も・・・あっ！分かった！なぁ〜んだ！あれか〜ハハハハ〜あのお医者さんごっこか？」
「なぁ〜んだ！なんて・・・今、思い出すと、結構、際どいことしてたのよね？」
「そうか・・・そう言えば・・・・・・そうだな・・・」
　ふたりはベランダから夜景を見ながら昔を思い出していた。

「ねぇ〜部屋の中に戻らない？」
「あぁ、そうだな・・・すっかり酔いも醒めたし・・・」
　ふたりは何かを胸に思いながら部屋の中に戻った。
「優子は・・・あの時、どんな風にしたか、覚えてる？」
「うん・・・よく覚えてる・・・」
「懐かしいよな・・・あの頃は無邪気で・・・何か・・・あの頃に戻りたいよ・・・」
「じゃあ、今晩だけでも、戻ってみる？」
「ん？どうやって？」
「先ずは、お風呂に入って・・・それから・・・思い出しながら・・・」
「そうだな・・・じゃあ、別々に、お風呂に入って・・・30分後に、もう一度、この部屋で・・・」
「いいわ・・・」
「本当に、いいんだね？」
「知らない！」
　優子は健太の部屋を出て自分の部屋に戻っていった。

　優子は浴室で身体を丁寧に洗い流していた。
（まだ28歳・・・もう28歳・・・肌はまだ張ってるし、艶だってあるわ！子供も産んでないから、独身のオンナの人と変わらないし・・・）
　優子はプルンとした乳房を擦るように洗い、引き締まったお尻を撫でるように洗い流した。
　最後に指と手のひらで、股間をなぞるように洗った。
（こんなことをして・・・これで何かが変わるの？でも・・・こんなにドキドキしてときめいた気分、久し振り！）
　まだ色艶の衰えを感じない身体を確認し、優子は健太との淫戯に想いを馳せていた。
　健太は素早く身体を洗い流し、既に昂っていた肉棒を制御し、優子とのセックスをどのようにするか想像していた。
（優子とセックスなんて・・・考えてもいなかった。結婚したと聞いて、全く諦めていたから・・・まさか・・・）
　健太は素肌にバスローブを着け、優子を待っていた。

　まもなく優子がバスローブで素肌を隠し、戻ってきた。
「湯上りだと、一段と艶っぽいなぁ〜」
「そぅ？身体が火照って・・・」
　優子は健太の前を通り過ぎ、奥のベッドの上に仰向けになった。
「ふぅ〜少し冷ましたいわ・・・慌てたからかしら？」
「この後のことを考えたからじゃない？」
「フフッ、それは健太君でしょ！前が膨らんでテント張ってるわよ〜」
「えっ！」
　健太は優子の傍に寄っていったが、優子の言葉に思わず股間を抑えて見た。
「元気がいいわね！フフッ・・・それじゃあ、わたしを診察してもらおうかな？」
「ん？あぁ、そうだな！僕が先生で・・・優子は患者だ」
　健太はベッドに腰を掛け、仰向けになって目を閉じている優子の全身を眺めた。
（小さい時は幼い興味しかなかったけど・・・成熟した優子を相手に『お医者さんごっこ』とは・・・）
　健太は生唾を飲み込み、心臓が飛び出すほどにドキドキしていた。

　優子は呼吸を落ち着かせ目を閉じていた。
（何か不思議な気分・・・やっぱりドキドキするわ！）
　全身の力を抜こうとするが、どこか不自然な感じだった。
「奥さん、具合の悪いところは、どこですか？」
　健太が少し震える声で優子に聞いた。
「あのぉ〜身体全体が火照って・・・動悸が激しくて・・・」
　優子は薄っすらと目を開け、消え入るような声で答えた。
（艶っぽいなぁ・・・あの目線、ドキッとするよ！ふぅ〜〜）
「それじゃ、全身を診察してみましょう」
　健太は優子のバスローブの胸の辺りを、ゆっくりと開いた。
　健太の目に豊かに膨らんだ優子の乳房が映った。
　ほんのりと朱に染まった瑞々しい乳房は、健太の股間を充分に刺激した。
（ふぅ、ふぅ・・・堪んない・・・）
「この辺はどうですか？」
　健太はプルッと揺れる優子の乳房を乳首を支点にして擦り、乳房全体を手のひらで覆うようにして擦った。
「あっ、はぁぁ・・・まだ、分かんない・・・あぁぁ、もぅ少し・・・」
　健太は両手を使って乳房を揉み、乳首を舐め始めた。
「ああっ・・・ぁぁ、ぃぃぃ・・・ふ、ぅぅぅ〜」
「ここは大丈夫そうですね・・・じゃあ・・・」
　健太は優子のバスローブの紐を解き、大きく開いた。
（引き締まった腰・・・あの毛の下は・・・）
　健太は優子の露わになった下半身を見て、ゴクッと喉を鳴らした。
　健太は優子の下腹部から太股を、ゆっくり擦り始めた。
「奥さん・・・どこが悪いのでしょうね？」
「あっ、うふっ・・・はぁ、そぅ・・・分からないわ・・・はぁぁ・・・よく見て・・・あぁ、お願い・・・ふぅ、はぁ、よく見て・・・」
　優子は身体を捩って悶え、バスローブから全身を露わにした。
「それじゃ、うつ伏せになってください。後ろの方から、先に見させてもらいます・・・」
　健太は優子の身体をうつ伏せにした。

　健太は優子の身体を跨ぎ、両手で背中からお尻、お尻から太股へと擦り、微妙なタッチを繰り返した。
「あ、ふぅぅ〜っ・・・あ、ぁぁ・・・い、ぃぃぃ・・・」
「背中も太股も異常が無いみたいだ・・・後は・・・」
　健太は優子の両脚を大きく開き、引き締まったお尻を掴んだ。
「この奥も診察して欲しいですか？奥さん・・・」
「えっ、え、えぇ・・・はぁ、はぁ・・・見て・・・よく見て・・・」
（よく言えるわ・・・こんな恥かしいことを・・・わたしったら・・・）
「それじゃ、よく見えるように四つん這いになってください」
　優子は健太の言うとおりに、ベッドのヘッドを掴んでお尻を高く掲げた。
（丸見えだわ・・・夫にも、こんな格好は・・・）
「あれ？奥さんの股間から太股に、何か液が滴ってますよ！これは、よく診察しないと・・・」
　健太は優子の淫液を舌で舐め上げ、淫壷の縁を舐め回した。
「あはぁ〜っ・・・あぁん、あっ、あ、ぁぁぁ、ぃぃ・・・」
　優子は身体を弓なりに反らせ、さらにお尻を突き出していた。
（優子、こんなに淫らに・・・いつも旦那とこうなのかな？）
「いつも、こんな風に、なるんですか？」
「えっ？・・・は、初めてよ！あ、あぁぁ、今日が初めて・・・」
　健太は優子の言葉に、益々、ヤル気が湧いてきた。
　健太は舌で淫唇を分け、その中の肉芽を捉え、舐め回し、指で淫壷の中の肉襞を擦り始めた。
「あぁ、あぁ、あ、はぁっ・・・ああ、いっ、いぃぃ〜っ・・・はぁ、もぅ・・・あうっ、ああ、イッ・・・くぅぅぅ〜〜〜」
　健太の念入りの愛撫に、優子は激しく昇りつめていった。
「ここは、かなり悪そうだ・・・もう少し診察しないと・・・」
　健太は再び優子の肉芽と淫壷を愛撫し始めた。
「あぁ〜あぁ〜ダ、ダメぇ〜〜っ・・・あ、もぉ・・・うあっ・・・」
　優子が昇りつめる前に健太は愛撫を止めた。
「あ、はぁ、続けて・・・」
「こっちも見ないと・・・」
　健太は優子の引き締まったお尻を覗きこみ、萎んだアヌスを舌先で突くように舐め始めた。
「うあぁ〜っ！ああ・・・そこは・・・」
「ここもチャンと見ないとね！」
「看ると見るのと違うんじゃ・・・」
「よく見ないと、分からないから・・・それに、ここも・・・」
　健太は舌で丹念に優子のアヌスを舐め回し、指を少し入れて愛撫し始めた。
「あ、ふぅっ・・・ああ、そこ・・・あはぁ〜っ、いぃ・・・」
「やっぱり、ここも悪そうだね！？」
「あ、はぁぁ・・・そこ、あ、あ・・・初めて・・・でも、いぃ・・・」
「じゃあ、ゆっくりと診察してあげよう」
　健太は淫壷への愛撫と同時に、アヌスへの愛撫も続けた。
　昇りつめる寸前だった優子の身体は、鋭敏に反応していた。

「あぁぁぁ・・・だ、だめぇ、うっ、あっ、い、いぃ〜っ・・・」
　健太の診察と称する責めに、優子は身体を捩って悶えた。
　淫壷の肉壁とアヌスの肉壁を指で挟んで擦るように責めると、優子は小刻みに身体を震わせた。
（奥から・・・奥から・・・あっ、はぁ〜あああっ、込み上げるぅ・・・）
　優子は両手に力を込めてベッドの縁を掴み、頭を持ち上げ身体を反らせ、お尻を突き出した瞬間に、ベッドに身体を落とし伏してしまった。
「はぁ、はぁ、はぁぁぁ・・・ふぅ〜」
「奥さん、かなり重症のようですね？」
　健太はまだ医者の口調で優子の身体を擦っていた。
「こんなに・・・重症だとは自分でも思ってなかったわ」
　優子は快感で気だるい身体を起こしながら言った。
「じゃあ、交替しようか？」
「えぇ、いいわよ・・・でも、少し待って・・・健太君って結構テクニシャンなのね！」
「いえいえ、患者さんがいいから、つい気が入りすぎて」
　そう言いながら、健太はベッドに仰向けになった。
　優子は再びバスローブを身に着け、大きく深呼吸をしていた。

　仰向けになった健太の肉棒は、バスローブから飛び出していた。
「凄〜い・・・あっ、そうだったわ！わたしお医者さんだった。う〜ん、そうですねぇ〜悪いところはひと目で分かりますね」
　そう言うと、優子は健太のバスローブを開き、開いた両脚の間に入った。
「かなり重症ですね〜先の方から透明な液が出てますよ」
「先生、それって毒なんですか？」
「毒かどうか、検査してみましょう」
「あっ！ああっ・・・あはぁ〜ふぅ、ふぅ・・・」
　優子は健太の亀頭を指で優しく擦った。
「どうしたんですか？痛いのですか？」
「い、いえ・・・」
「益々、太く堅くなったようですが・・・下の方は大丈夫？」
　優子は健太の玉袋に手を伸ばし弄くり始めた。
「うあっ、ぁぁ・・・あ、ふぅ〜はぁ、ぃぃ・・・」
「あぁ、また液が溢れてきましたね〜仕方が無いですね〜それじゃ、舐めて確かめてみましょう」
「うああっ・・・あふっ、ああ・・・ぅぁ、いぃぃっ・・・」
　優子は玉袋を擦りながら肉棒の根元からカリへ舐め上げ、濡れた亀頭をスッポリと口の中に含んだ。
　舌を絡めるように健太の肉棒を舐め回し、シュポジュポと音を立てて口唇で扱き始めた。
　細い指で肉棒を掴み、舌を押し付けて激しく扱いた。
「あぅっ・・・あ、はぁ・・・ダ、メ・・・」
「ふぅ〜我慢が足りませんね！フフッ・・・それじゃ・・・」
　優子は健太の股間を跨ぎ、肉棒に手を添え、熱く濡れた淫壷の中に沈めていった。

　健太の肉棒を深く咥え込んだ優子の淫壷は、すぐに絶頂に達した。
　イク寸前まで感じていた淫壷は、健太の肉棒に擦られ、奥に達した時には激しい淫悦に震えていた。
「優子、凄いな・・・」
　健太は激しく乱れる優子を下から見上げながら呟いた。
　身体を大きく仰け反らせた後、両手を付いて項垂れた優子のバスローブを開き、淫らに揺れる優子の乳房を揉み始めていた・・・。

　前から後ろからと繰り返し淫らに悦びを貪りあったふたりは、翌日メアドを交換してホテルで別れた。
（多分、もう逢うことはないと思うけど・・・）
　優子は何かが吹っ切れた感じがしていた。