２．岩下 美也（31歳）

　わたし結婚して５年になります。
　主人の名前は岩下 幸生、わたしより４歳年上で35歳、商社に勤める中堅社員です。
　わたしの淫戯は・・・ふとしたキッカケで始まったのです。

　幸生の父親は雄一は、今年62歳で定年した。
　３年前に妻を亡くし、一戸建ての平屋にひとりで住んでいた。
　そんな雄一から連絡があった。
『退職金で家を建て替えようと思うんだが・・・この際、一緒に暮らさないか？』
　幸生は長男なので、いつかは一緒に暮らさなければと思っていた。
『美也、どうだろ？お父さん、お母さんに先立たれ、やっぱり心細いんだろう・・・まだ、面倒を看なければいけないほどの年齢じゃないし・・・そんなに美也の負担にはならないと思うけど・・・』
『そうね・・・最近、全然会ってないけど・・・あなたがそうしたいのなら、わたしは構わないわよ！』
　金銭面でも、雄一は年金が支給されるし、家を建て替えても、かなりの退職金や貯金があった。
　トータル的に考えて、一緒に住むことにした。

　半年ほど経って、100坪ほどの土地に50坪余りの家を建てた。
「３人で住むには広い気もするが・・・子供ができれば、丁度いい広さに感じるだろ」
「そうね！庭も広いし、ガーディニングもできるわ！」
「お父さんは植木が好きだから、調和を考えれば最高だね」
　３人は新築の家で新しいスタートを切った。

　新しい家に移り住んで３ヶ月余りが過ぎた。
　幸生は仕事が忙しく、家のことはほとんど美也に任せきりだった。
　美也は家の中を整理したりガーディニングを始めたりで忙しく、雄一は植木を植え替えたり石を据えたりしていた。
　そんなある日のこと・・・。
　この日も、美也は毎日の家事をこなしていた。
「美也さん、チョッと植木を見に行ってくるから・・・お昼は少し遅れるかも」
　そう言って、雄一は馴染みの植物園に出掛けて行った。
（持ち家になったのはいいんだけど・・・お掃除が大変！）
　美也は10時頃に掃除を終え、コーヒータイムを取った。
（お義父さんが帰ってくるまで、ガーディニングをして・・・少し遅れるって言ってたから・・・１時くらいに昼食を・・・）
　30分ほど休憩した美也は、家の南側の一角を仕切って小石を積み、土を入れてハーブ用のスペースを作っていた。
（道路までのアプローチとアンバランスにならないように・・・）
　マンション暮らしばかりだった美也は、楽しくて仕方がなかった。
（やっぱり土っていいわ〜手触りも匂いも・・・）
　雄一の低木の植木や石との兼ね合いも考慮し、庭造りに没頭していた。
（あっ！もうこんな時間だわ！）
　いつの間にか11時半頃になっていた。
　美也はバタバタと片付けを始めた。
「うあっ！」
　抱えた腐葉土の袋が破れ、美也の身体中にかかってしまった。
「あぁ〜最低！急いでお昼の支度をしないといけないのに・・・あっ、でも、今日はお義父さん遅いから大丈夫だった！」
　少しホッとした美也は、急いで家の中に戻り浴室に向かった。
　キャミソールにジーンズ姿だった美也の身体は、汗に腐葉土が付着し、胸や背中まで土まみれになっていた。
　急いでバスタブに湯を注ぎ、シャワーで頭から洗い流した。
「あぁ〜あ、わたしってドジねぇ〜」
　やっとホッとして湯の溜まったバスタブに浸かっていた。

　雄一は馴染みの植物園で２〜３の低木を頼み帰ってきた。
（思ったより早く見つかったのは良かったが、頭から泥を被ってしまい、身体がむず痒いな・・・）
　雄一は玄関先で美也に声を掛けた。
「美也さん！食事の前にシャワーを使うから〜」
「・・・・・・・・・」
　美也の返事が無い。
「うん・・・？そうか、お昼の買い物に出掛けたのか・・・」
　雄一は玄関でバタバタと泥を払い、浴室に向かった。
　むず痒い身体を洗おうと服を脱ぎ浴室に入った。
「キャァ〜ッ！」
　突然入って来た雄一に驚き、美也は湯に頭まで浸かった。
「な、何だ！？・・・美也さん！」
　雄一は慌てて美也を湯から肩を掴んで引き上げた。
「どうして？こんな時刻にお風呂に・・・」
「お義父さんこそ、今日は遅くなるって・・・」
「早く植木が決まって・・・だが、運ぶ時に泥を被って・・・」
「わたしも、庭で腐葉土を被ってしまって・・・」
「電気点いていないし、音もしなかったよ」
「えぇ、すぐに出るつもりだったし、丁度今、湯に浸かって・・・」
「ハハハ、お互いに同じようなことを・・・」
「そう、そうね！何か可笑しい」
　ふたりは顔を見合わせて苦笑していた。

　薄暗い浴室に裸の男女がいた。
　全くの偶発的な出来事だったが、現実だった。
（お義父さん、62歳の身体つきとは思えないわ・・・弛んだ感じじゃないし、アソコも・・・目の遣り場が無いわ！）
　美也が顔を上げると、ソコには丁度、雄一の肉棒があった。
（困ったわ・・・お義父さん、まだ元気なのかしら？もう現役じゃないわよね・・・大丈夫よね・・・）
　美也は62歳という年齢の雄一を計りかねていた。
　雄一はシャワーで身体を洗い流していた。
　バスタブから出るに出れない美也は、ジッとしているしかなかった。
（お義父さん、平気で身体を洗ってるわ・・・わたしが自意識過剰なの？それとも、お義父さんが現役じゃないから？）
「せっかくだから、美也さんに背中を流してもらおうかな？」
「えっ！？」
「首の後ろから背中に泥が入って・・・そこは洗わないと・・・」
「でも・・・」
　雄一は全くのマイペースで、美也の言うことなど耳に入らない様子でスポンジを泡立たせ、美也の目の前に差し出した。
　少し湯に浸かり過ぎていた美也は、少しボォ〜として受け取り、バスタブから出て雄一の背中を洗い始めた。

　この美也の一瞬の判断が大きな岐路だった。
（わたし、何をしてるんだろ？裸でお義父さんの背中を洗ってるなんて・・・こんなこと、幸生さんが知ったら、何て言われるか？幸生さんと一緒にお風呂に入ったのは・・・もう昔の話だわ）
「ありがとう！じゃあ、今度は僕が美也さんを洗ってあげよう」
「えっ、い、あっ・・・」
　美也が何か言う前に、雄一は美也からスポンジを取り、美也を壁側に押しやって背中を洗い始めた。
「お義父さん、いいですよ！わたしは・・・」
「遠慮しなくていい！僕も洗ってもらったんだから」
　雄一は美也の肩から背中を丁寧に擦っていた。
「美也さん、キレイな肌をしてるんだね・・・」
「えっ！？そんな・・・」
「プロポーションもいいし・・・幸生は毎晩、大変だね」
「そんなことないですよ！」
「そうか？若くてキレイで・・・」
　雄一は美也の流れるようなカーブを描いたお尻を洗っていた。
　美也の足元に屈みこみ、お尻から太股へと、まるで愛撫するかのような優しいタッチでそっと洗っていた。
（あっ、あ・・・はぁぁ・・・もう止めて・・・）
　美也は身体を回転させようと思ったが、そうすると、雄一に乳房や股間を向けてしまうと思い、身動きできずにいた。

「お義父さん、もぅ・・・」
　美也は身体を捩って雄一に言った。
「ダメダメ、しっかり洗わないと、どこに何が入っているか？」
「だ、大丈夫です・・・」
「じゃあ、美也さん、これで前を洗って・・・」
　泡だったスポンジを渡された美也は、洗わざるをえなかった。
　首筋から腋の下とスポンジで洗っていた。
「ああっ！」
　雄一が美也のお尻を素手で擦っていた。
「な、何を？」
　美也が腰を捩って振り向くと、雄一が泡立った手で洗っていた。
「細かいところは手や指の方がキレイになる・・・」
　そう言って、黙々と雄一は美也のアップしたお尻を洗っていた。
（あっ！お義父さんの・・・凄く大きくなってるんじゃ・・・？）
　振り向いた時にぼんやり見えた雄一の股間には、堅く昂ったような肉棒が聳えているように見えた。
「あ、あっ！」
　美也はさらに大きな声を上げ、思わず腰を大きく捩った。
「ダメダメ、動かしちゃ！この辺はキレイにしないと・・・」
　雄一の指が美也のお尻の谷間を擦り、菊状に萎んだ穴を擦った。
「で、でも・・・」
「いいから、もっとお尻を出して」
　雄一は何でもないような顔をして美也のお尻を掴み、少し両脚を広げて菊蕾のあたりを集中して洗い始めた。
（ああああっ・・・はぁ、ダメ・・・そんな風にされると・・・）
　美也は下腹部から股間を洗おうとして動きが止まった。
「美也さん、前もしっかり洗わないと・・・そこに腐葉土のゴミが入っていると困るよ！自分で洗わないのなら、僕が洗ってあげようか？」
　そう言うや否や、雄一は菊蕾を越え、美也の淫壷まで擦り始めた。
「おっ、お義父さん・・・ソコは・・・」
「おや？美也さん、エッチな蜜が溢れてるよ！どうしたんだい？欲求不満なのかな？こんなに濡れて・・・」
「ち、違います！それは・・・それはシャンプーが・・・」
「シャンプーはこんなにヌルヌルしていないよ！ほら、美也さんも自分で触ってみれば・・・」
　雄一は美也の手を取って、濡れた淫唇に押し付けた。

　美也は股間に押し付けられた自分の指を少し動かしてみた。
（あっ、確かに・・・お義父さんに洗われて興奮してる？最近、幸生さん忙しくて・・・していないから？）
　雄一は立ち上がって美也の背中に自分の裸をそっと寄せた。
（美也・・・いい身体してる！ふぅ〜こんなに欲情したのは久し振りだ・・・もう我慢ができない！）
　雄一の昂った肉棒の先が美也のお尻を擽るように突いていた。
（あっ、お義父さんのオチ×チ×が・・・あぁぁ、どうしよう？）
　雄一は美也の背後から両手を前に回し、プルッと膨らんだ乳房を包むように擦り始めた。
（あぁぁぁ、ダ、ダメ・・・逃げられない！あぁ、どうするの？）
　力強く撥ね退ければ逃げられたはずなのだが、美也は自分でも訳が分からなかった。
　美也は身体を少し捩ったが、それほど強い抵抗ではなかった。
（ＯＫ・・・と言うことか！）
　雄一は美也の反応に気を良くし、気を入れて乳房を揉み始め、さらに濡れた淫唇にも指を伸ばして擦り始めた。
「うぅ、あぁぁぁ・・・あはぁっ、あぁ・・・お義父さん・・・いけない・・・わたしは幸生さんの・・・ダ、ダメ・・・あ、はぁ・・・」
「義理でも親子だと・・・だけど、もう、止まらない・・・」
　雄一は美也のクリトリスを擦りながら美也の手を掴み、その手で自分の昂った肉棒を握らせた。
（うわっ！凄く堅く大きくなってるわ！・・・幸生さんより・・・）
　雄一の指が美也の淫壷の中を弄り始めると、美也は呻くような淫悦の声を上げながら、雄一の肉棒を扱いた。

　雄一は美也のお尻を両手で掴んで自分の股間に引き寄せ、熱い蜜で溢れた美也の淫壷に、昂った肉棒を挿入していった。
「うあっ、あああああっ・・・あふぅ〜あぁ、いぃぃ・・・はぁ、はぁ、うっ、お義父さん・・・ああ、いぃ・・・あぁ、いいわ！あぁ、いぃ！あぁ、もっと、もっと突いて！あぁ、はぁぁ・・・い、いぃ〜〜」
　ゆっくり腰を動かしていた雄一も、美也の要求に応え、力強く腰を繰り出し始めた。
　美也は両手で浴室の壁を突いてお尻を突き出し、雄一の動きに併せて激しく動かしていた。
（日頃の美也からは考えられない・・・堪らないぞ〜この淫らさ！）
　淫らに一変した美也に興奮し、雄一は益々激しく突き出した。
「あぁ〜あぁ〜あっ、あっ・・・ぅあっ！イッ、クッ・・・・・・」
　美也はお尻を雄一の股間に強く圧し付け、激しく昇りつめた。
　少しの間を置き、雄一は再び腰を繰り出し始めた。
「うああああっ・・・あっはっ、ぉぉぉぉ、お義父さん・・・あぁぁ、すごっ・・・あぁ、ま、また・・・あぁ、イッくぅぅぅ〜〜〜」
　立て続けに美也は激しい快感が込み上げ、狂ったようにお尻を振り、昇りつめていった。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・ぁぁぁ・・・ふぅ、ふぅぅ・・・」
　美也は身体を起こして雄一に背中を預け、雄一は肉棒を淫壷に入れたまま、美也の豊かな乳房を揉んでいた。
（わ、わたし・・・何ということを・・・どうしてお義父さんを・・・）
「あっ、あはぁぁ・・・ぁぁ、はぁ、はぁぁ・・・」
　雄一はそのままの格好で浴室の床に座り、優しく乳房を揉みながら首筋や背中を舐め、時折り下から淫壷を突き上げていた。
（あぁぁ、幸生さんとは、比較にならない・・・お義父さん・・・）
「美也・・・もう出してもいいかな？」
「えっ、あっ・・・あ、はぁぁ・・・わたしばかり・・・すみません・・・今日は・・・・・・ダメだわ、危ない日だから・・・」
「いいじゃないか！僕の種でも・・・幸生と同じ血液型だし・・・」
「えっ、いえ、そう言う問題では・・・そうじゃなくても・・・」
「こうなってしまっては・・・かい？もう、いまさら言っても仕方がないこと・・・それとも・・・」
「うっ、あ・・・い、いぃぃ・・・あぁぁ、ぃぃぃ・・・ふぅ、はぁ〜」
　雄一は美也の身体を持ち上げ、繰り返し淫壷を責めた。
「止めようか？美也・・・」
「あ、はぁぁ、ダ、ダダ、ダメッ・・・あ、はぁぁ、いぃ〜〜っ！」
「じゃあ、今日は、美也の可愛い口で・・・」
「はぁ、はぁ・・・えぇ・・・だけど、もう一度・・・もう一度・・・」
「そうか！じゃあ、思い切り感じるがいい・・・」
　雄一は再び美也の身体を起こし、後ろから激しく突き始めた。

　美也は頭の中が真っ白になるほどの快感に震え、少し落ち着いた後、雄一の老獪だが猛々しい肉棒にしゃぶりつき、白濁の粘液を口の中で受け止め、ゴクッと呑み込んだ。

　昼食を摂りながら、美也は気恥ずかしい気持ちだった。
　幸生に対する背徳の念より、オンナとしての自分が大きかった。
「美也は本当にいいオンナだね」
「フッ、そんな・・・お義父さんこそ、お年に似合わず凄くて・・・」
「それじゃあ、少し休息を取ったら・・・またするかい？」
「えっ！まだ出来るんですか？」
「ハハハ〜〜美也が相手なら、まだまだいくらでも・・・それにしても・・・美也がこんなに好きなオンナだとは・・・日頃からは想像も出来なかったよ！」
「そんな・・・わたしだって、本当に驚いているんです。幸生さんとは、こんなに激しく感じたことなんて・・・」
「じゃあ、僕が美也の淫らな欲望を目覚めさせたのかな？」
「そう・・・本当にそうかも・・・わたし、これからどうしたら・・・？」
「今まで通りでいいじゃないか！３人で楽しく暮らしていけば・・・夫婦３人でな！子供が出来たら、それはそれで・・・喜ぶべきだろう！？結婚して５年以上も出来なかったのだから・・・それとも子供は欲しくないのか？」
「いえ！幸生さんもわたしも、子供は欲しいと思ってる・・・」
「じゃあ、何の問題も無い！そうだろ？」
　美也は雄一に黙って頷きながら考えていた。

（本当に、これでいいの・・・？このままと言うことは、ただの淫戯じゃ済まない・・・道徳的にも許されることじゃないわ！でも・・・きっと、お義父さんとのセックスは・・・欲しくなる・・・多分・・・少し休息をしたら・・・また・・・欲しくなる・・・）