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そう言われてみると、昨晩、タクシーの中で、彼女のパンティの中に手を入れて、女にしては大きなクリトリスを摘んで、そんなことを言ったような気が、ズキズキする頭の中に浮かんで来た。
「アン・・・」
丸裸になった彼女は左側の乳首を吸われて、右側の乳房を揉まれる快感に耐えられなくなったのか、身体をくねらせながらベッドの上に倒れこんで来た。
目覚めた時に嗅いだ匂いと同じ甘い香りが、俺の鼻孔に流れ込んで来た。
（３）後ろの花芯
両脚を奔放に広げて、俺の身体の上に倒れこんできた彼女の乳首が俺の口から離れそうになるのを強く吸い付いておいて、俺の右手は思わず彼女の丸裸の腰を抱いていた。
その裸の腰の部分はキュッと小気味良く括れていて、白くて豊かな臀部に続いている。
俺はフカフカのベッドでバウンドする彼女の股を大きく広げさせて、丸く豊かな峡間に咲いているローズピンクの花びらに右手の指を滑り込ませていた。
「ネエ・・思い出した？」
柔らかくて、温かい。何とも言えない優しい感触。
彼女の後ろの花芯は既に潤んでいるようだった。
２本の指をなんなく咥えた彼女は、丸めた身体をピクンと震わせると、さっきのキツイ声とは違った甘えた声で聞いている。
二日酔いでズキズキする俺の頭は、指の感触と共にハッキリしてきたようだ。
そう云えば夕べは、彼女の後ろの蕾を嬲った感触を覚えている。
上に乗って口付けをせがんで来る女の口唇を、俺は唇を尖らせてチュッと合わせておいて、身体を入れ替えて上になった。
女の巨大な乳房が俺の体重に押されて、肉体の脇から大きく食み出した。
白くプニュプニュとした乳房の感覚が柔らかくて気持ちがいい。
大きな乳房を抱きかかえておいて、そのまま、俺は首をずらして下の方に下がって行く。
「ア－ン」
顔が勃った乳首を通過するときに、軽く左の乳首を噛んでやった。
「アッ」
女が甘噛みされた乳首を庇うように両手を乳房の上に置いたときには、俺の頭はそこを通過した後だったのだ。
真っ白な両手を乳房の上に置いたままの彼女のお腹を一直線に通り抜けた俺の唇は、彼女の薄いピンクの皮を冠った細い男性器にたどり着いている。
＜そうだ！ 思い出したぞ＞
女性の豆のようなクリストスとは違って、人差し指ほど長さがあるクリチャンを口に含んで愛撫しながら、俺は完全に思い出していた。
（４）記憶
昨晩１０時を回ってから、馬喰町（だと思うのだが、どうもはっきりしない）のスナックへ入った。
確か、紫の地に赤の縁取りがしてある黒の文字、「幸」とあったような気がしている。
初めて入ったスナックである。
そこのカウンターに、背中が広く開いた黒のドレスの女が独りで飲んでいたことをぼんやりと思い出した。
その女の着ていた黒のドレスのせいもあろうか？、それとも、天井に照いていたスポットライトのせいであろうか？ 女の背中が馬鹿に白く輝いていたのだ。
そうとう飲んで酔った勢いで、その女の隣に腰を下ろした俺は、女と同じレモンサワーを頼み、隣の女にも同じものを注文していた。
「どうも・・」
女はニコリと笑って、ちょっと掠れた声で会釈をした。
紅色の受け口の唇がとても魅力的で、俺には印象に残っている。
それから先は余り鮮明ではない。・・と言うより、ちっとも覚えていなかった。
泣いていた自分が嘘だと思いたいが、さっき、女の「それから先は泣きよ」の言葉は本当だろうと思う。
何か知らないが、如何いう訳だか知らないが交渉は成立したようである。
タクシーの中で、嫌がるそぶりを見せる女の黒の足首まであるサテンのドレスを捲り上げて、真っ白な脚を出していた。
高級そうな絹の手触りの白いパンティの中に手を入れていた。
女の人のパンティの中に手を入れたのは、新婚時代の妻のパンティの中以来である。
「んっ？」
妻の中に手を突っ込んだときの感触ではなかった。
始めは、巨大なクリストスだと思ったが、どうも違うようだ。もっと奥に手を差し込んでみた。
普通の女ならば、そのクリトリスのすぐ下には湿った割れ目がなくてはならない。彼女のそこには割れ目はなく、平坦なツルツルの平原があった。
「おっ・・この人は・・女じゃないのか？」
と、酔った頭で思っていた。
しかし、その人はその１点を除いては、完璧に女そのものであった。それも、しっとりとした美しさを持っている女性であった。
俺は、女は２人しか知らない。
１人は妻であり、もう１人は妻と知り合う前に結婚しようと考えていた女性である。しかし、俺がモタモタしている間に、その人は田舎に帰ってしまったのである。
妻との結婚以来、Ⅰ穴主義を通している訳でも何でもないが、誘ってくれる女もいなかったし、商売女を買ってまでは遣ろうという気にはなれなかった。そのうちに、子供が出来て商売女を買う余裕がなくなってしまったと言うのが本当のところである。
こんな美人に誘われて、「女でないから・・」と言って断る理由がなかった。又、俺には同性愛に対しても偏見は持っていなかった。
要するに、犯らしてくれるのなら、男であろうと女であろうと関係は無い無節操な男がこの俺と言う訳である。
俺は仰向けにした白く柔らかそうな女の両脚を持ち上げると肩にかけ、女の躯を腰から二つ折りにした。
不安定に揺れている女の大きな尻の下に、二つ並んでいた枕の片方を取り挟んで固定した。
女の柔らかな足は、膝が曲げられて九の字になっていた。俺は肩に担ぎ直して脚を開かせていた。
脚の間からは、巨大なクリトリスが顔を出していた。
（５） 記 憶
女の恥部を見ていて、変な感じがした。クリチャンの後ろには玉袋が付いているのが普通の男であるが、袋は無かった。
去勢して、取ってしまったらしい。
＜それで・・こんなに女らしい身体を＞と俺は思った。
そのピンク色をしたクリトリスは、先程の俺のおしゃぶりにも、幾分硬くはなったが、もう勃つことはなかった。
掲げた真っ白なお尻の後ろ側に躯を移動した俺は、そのクリトリスの後ろ５ｃｍ位後方にあるアナル（いや、オマ○コか）へ口唇を移していた。
「アッ、アアッー、ア・・」
今しがたシャワーを浴びて、アナルを洗って来たのであろう。そしてそこには香水を振り掛けて来たのであろう。微かだがいい香りが立ち上っていた。
尻枕をされた白い大きなお尻に続く白い脚は大きく開かれている。
そして、恥毛のほとんど無いに等しい女のアナルが見えている。そのアナルは大きく縦に裂けていて、まるで女陰のようであった。
俺は赤黒く裂けて盛り上がった様を見て、こんなに酷くなるまで使わなければならなかった女の過去を想像していた。
俺は男と寝たことは無かった。だから、アヌスを使ったことも無い。だが、前に痔を患ったことがあった。アナルが裂けて血が飛び出たのだ。
その時の鋭い切り裂かれるような痛みは２度と味わいたくは無かった。
辛かったろうと思うと、おんなの後ろのオマ○コを丁寧に嘗めていた。
「アン・・アンッ。いい・・いいわ」
白い双脚を高く伸ばして、身意識にお尻を俺の口に付くようにした女は、裂けたオマ○コを突き上げて喜びの声を上げていた。
（凄い、如何なっちゃたのだろう。俺は・・・やっぱり女が、いや男か？ そんなことは如何でもいい。変わるとヤレルってことなのか？）
女が両脚を広げてお尻の穴を開くようにすると、女の甘い香水の匂いはさらに強くなっていた。
何か、男の性欲を刺激する臭いのような気がする。
この数年間、妻との性生活は旨く行っていない。
去年までは、何度か妻に挑んだりもしたのだが、中折れだったり、勃起不全だったりで旨くいかなかった。
俺はそんな事もあって、妻とのセックスを避けるようになっていた。
数日前の夫婦喧嘩も、妻に「もう１人欲しいのよ。病院へ行ってバイアグラを貰ってきてよ」と、言われたことが発端だ。
俺が激怒したのだ。
「バイアグラを・・」とは、妻に「お前はインポだ」と、言われたのに等しいと俺は思っている。
俺にはそんなことを言う妻が許せなかった。
結局、妻は言い過ぎを謝ったが、それ以来、妻との間はギクシャクしっぱなしであったのだ。
（続く）
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