15.テーブル

　それを追ってキッチンについてきた亮介が、ふいに祥子を後ろから抱きしめ、ダイニングテーブルにうつぶせに押し付けた。

「な、なにっ？」

　後ろからのしかかってくる亮介に、テーブルに押し付けられたようになる。

「奥さん、僕もう、がまんできない。」

　耳元で、亮介が囁く。

「だ、だめよ、亮介君？」
　言葉とは裏腹に期待に満ちた肉がうごめき、鼓動が高鳴る。

「お願いします、一度でいいんだ。」そういいながら、Ｔシャツが捲り上げられる。

「だめだったら、、、」

　亮介の手は止まらなかった。ブラごと揉みしだくと、片方の手をスカートに伸ばしていく。

「いけないの、やめて、、、ねえ、、、」
　一応とめるように手を出すが、身体がそれを拒否するように力が入らない。

　スカートを捲り上げた亮介の手が、下着の中心部をおおい、中指を溝にそって滑らせる。
　刺激に背中が弓反る。

「あっ、だめ、いやっ、、、お願い、、、」

　背中に唇を這わせながら亮介が、

「わかってます。悪いのは僕なんです。あなたを犯したいと言う気持ちが抑えきれない。」

「そんな、、、」

　そういいながら、自分の身体に起きている変化を祥子は感じていた。
　亮介に犯されるということに反応し、大量の熱い液体が肉の奥でほとばしる。

「奥さんはなにも悪くない、僕が、僕が悪いんです。」

（そうよ、私はむりやり犯されるんだわ、、、私は悪くない、、、）

　言い訳をみつけた祥子は、一応言葉で抵抗する。

「ねえ、だめなの、いけないのよ、、、あっ、、、やめて、、、」

　身体が抵抗しなくなったのを感じると亮介は、後ろに膝をつき尻に顔を埋め、下着の上から舐めた。

「あぁ、そんなこと、、、」

　テーブルに張り付くようになったまま、もだえる祥子の下着をずらしていく。

「だめ、、、お願いそれはだめよ、、、あぁ、、、」

　完全におろされると、亮介は尻をわしづかみにして、左右に拡げた。

「いやぁ、拡げないで、、、いやぁ、、、」

「凄いですよ奥さん、どんどん溢れてくる。」

「そんなこと、、、うそよ、、、ちがう、、、あぁ、」

　舌全体でこねるように舐めたと思うと、舌先でなぞったり、舌を尖らせ割れ目に入ってきたり、予想が出来ない刺激に、テーブルの端を掴み必死にたえる。

「あぁ、、、あー、、、あう、、、あぁぁ、、、あっ、、あっ、、、」

　そのうち中指が一本入ってきた。

「あぁ、だめよ、だめ、だめ、、、、うぅ、、」

　クチュクチュといやらしい音が響く。

「すごい、濡れ方がすごい、、、どんどん溢れるようだ、、、。」

「いやぁ、、、あぁ、、、」

　指の動きが激しくなる。

「そんなにしたかったんですか奥さん、、、」

「ちがうの、、、あう、、、あぁう、、、だめ、、、、あぁー」

　チュプチュプと音を立て、床に液が飛び散る。

「あっ、あー」

　きゅうっと締め付ける肉を感じながら、ゆっくり指を抜き出す。
　その指をなめながら亮介が後ろから声をかける。

「もう、いったんですね？」

「、、、、、」

　息を荒くしている祥子が答えずにいると、亮介は人差し指に中指をよじるように引っ掛けると、そのままゆっくり中に入れてゆく。

「あぅっ、、あぁ、、あああー、、、」

　さらに、その指を中ではじいた。

「ひぃっぅ」

　と声をあげ、全身で反応する祥子を見ながら、同じ事を繰り返したり、そのまま引き抜いたりする。
　亮介は祥子をもてあそびながらも、片手で自分のベルトをはずし、チャックを下ろしてズボンをずり下げると、足で脱ぎ捨て、自分のものを掴んだ。

　すでにはちきれそうになっている。

　指を抜き、両手で祥子の腰のあたりをつかむと、少し自分の方に引っ張った。
　そして、片手で自分のものを持ち、濡れて妖しくうごめく部分にあてがった。

「あっ、やめて、だめ、それはだめなの、、、亮介さん、、、あぁ」

　言葉と反対に祥子の身体は、迎え入れようと足を少し広げ、お尻を突き出すように上げた。

　亮介のものが一気に入ってきた。

「おぉぉぉぉぉーぅぁあー」

　目が見開き、のどの奥から声が出てくる。

　犯すと言った言葉どおり、容赦なく入ってきた亮介は祥子の腰をつかみ荒々しく動き始める。

「いけな、、、いっっ、、、あぉっ、、あぅっ、、あぅ、、、あん、、、あぅ」

　突くたびに祥子から溢れるものが亮介の動きを楽にする。
　まくれ上がったスカートをつかむと、それを引きながら自分のものをさらに強く打ちつけてくる。

「あぁっ、あぁっ、あぅぅ、あぁっ、、、もう、、、もう、、、おぅっ、、、」

　祥子は肘をテーブルにつき、突かれるたびに上半身を反らせた。
　やがて一際大きくのけぞると、身体を痙攣させるとテーブルに突っ伏した。

　亮介はそれを見下ろしながら、しばらく感触を楽しむように、ゆっくり突いてはゆっくり引き出す。
　祥子の愛液にまみれた亮介のものは、ぬらぬら妖しくひかっている。
　しかし、しばらくすると、まただんだん動きを早めた。

「ひっ、ひっ、ひっ、ひっ、ひっ、ひっーあぁーあぁー」
「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、、、」
　激しいリズムに言葉がでず、二人の呼吸音とパンパンという打ち付けられる音だけがキッチンに響く。

　亮介は腕をつかみ、背中を反らせた体勢で突きだした。

「あぁ、いぃの、、、あぁー、、、もう、もうっ、、、あぁー」

　突かれて身体が押し出されるも、腕をとられているので、反動で後ろに戻っていく、そこにまた突き入れてくる。
　快感が愛液を溢れさせ、祥子の太ももを淫らな液体がつたっていく。

　しばらく突いていたが、ふいに動きを止め、入れたままうしろから祥子を抱きしめた。

「すごく気持ちいいよ、奥さん。」

　顔を後ろに向かされ、濃厚なキスをしながら、密着した状態で腰だけうねうね動かしはじめる。

「うむぅー、、、ん、、、う、、、」
　快感に襲われながら、唇がふさがれ声が出せない。

　やがて唇をはなすと、亮介は祥子の大きめでむっちりした尻をぎゅっと掴んだ。
　尻を下に押しながら、中に入っている自分のものは反対に上にこすりあげながら奥に入っていく。

「いぃー、気持ちいぃー、あぁーだめ、そこはだめっ、いやぁー。」

　身をよじりながら、あふれる快感を受け止め、のぼりつめてゆく。

「ねぇ、もうっ、いくっ、いくっーーー。」

　亮介の手の中で、祥子の身体が震え、次第に力が抜けていく。

　つながったまま床にずり落ちると、亮介は角度をかえながらゆっくり進んだり、入ってきたりを繰り返した。

「いやっ、こんなの、、、よすぎるの、、、そこ、、、そこぉー」

　尻を突き出し、自分から動き始める祥子を、腰をもった亮介が、激しく突き始める。

「あーもうだめ、いやぁーわかんないっ、いやぁー、だめっ、だめー」

　激しく動いていた亮介が、後ろから祥子を抱きしめ、密着した状態で、一番奥に入るとそこで放った。
　自分の中でビクンビクン動く亮介のものを感じながら、顔を床につけ、テーブルの足を見ながら祥子はまた達してしまった、、、。