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【2】
彼は車を郊外へと走らせていた。
その先にホテル街があることは知っていたけど、あえて知らないフリをしていた私。
ちょっとづつ緊張が高まってしまいます。
最近の趣味の話なんかをさりげなーくしながら、やっぱり車はホテルへ入ったのですが空室看板は見当たらず。
ドキドキしながらも内心「一度抱かれちゃったら夢中になっちゃいそうだから満室であって欲しいなー」と思っていたのです。
なので「満室で良かった・・・」とホッとした瞬間に最後の一室が空室の案内！
「ちょっと！ホントにホテルに入っちゃうわけ？」と聞いたら「当たり前だろー！」って笑顔。
慣れた様子で車をとめて私をエスコート。
はいはい付いていきますよ・・・って気分でした。このときにもう。
ホテルに入ってから2人でテレビを見ながらお茶を飲みました。
机を挟んでだったのでエッチなムードなどまるで無かったのですが
このホテルは天然温泉なのが有名でその話題から「昔みたいに一緒に入ろうか！」って事に。
大きな湯船と大きな洗い場・・・「余裕でエッチ出来ちゃうなー」という広さ。
温泉がお風呂いっぱいになったのでパパっと服を脱いで2人で入りました。
恥ずかしかったので電気を消してもらって、くっつかないようにちょっと距離を置いていたのですが彼が手元に置かれていた「お風呂がゼリー状になる」というものを見つけて、お風呂をとろんとろんにして遊びました。2人とも子供みたいで（笑）
遊びながら彼が私の肩を抱き寄せてキスをしてきた。
優しくて柔らかくって愛がいっぱいこもったキスだった。
しばらくそうして唇を重ねてから彼がふ〜っと深呼吸した。
「俺、あみとこうするのが夢だったから、すごい達成感だ〜！」っていいながら私をぎゅっと抱いて。
「あみ。愛してるよ」
ってたくさんの愛がこもったキスをしてくれた。
ぎゅっとしてくれているからキスの度に彼のそれが大きくなるのが分かる・・・。
私はたまらなくなって、ちょっと濃い目のキスをせがむ。
彼の舌が優しく私の舌と絡み合う。
なんて幸せなキスなんだろう・・・。
私はそのキスで過去に彼としたエッチを思い出していた。
今と同じ、包まれるような幸せな気持ちのまま何度も絶頂を迎えさせられた私。
これからまた始まるんだわ・・・って。
下半身を濡らしながら彼と熱いキスを交わし続けたのです。
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