（一人娘に夢中）

　２４歳の頃、高卒から勤めていた工場が当時の不況で経営難になり、新採用も０人で昇給は組合要求額には妥結出来ずに「大丈夫かな？夏のボーナスも心配やあ〜！」暗い噂の出る４月。
　予想通り７月のボーナスは昨年の２０％ダウンには数人の人が辞めた。
　父の友人Ｏさんが「世話になった親父さんの代わりに、息子の君に恩返しを・・と、思っていたんだが残念で・。」うな垂れて語った。
　８月末で工場閉鎖が決まり「そんな急な！」「補償してくれるのかー？！」激怒する社員ばかりで、大阪工場への勤務には反対意見が多数。
　僅かな退職金を貰って殆んどの人が８月で辞めた。
　９月半ばに職安の紹介で、以前より３〜５分遠い今年２月から操業している建築資材、機器の工場へ私は就職出来た。
　２棟の広くて高い平屋工場で、私は製品検査の職種で一部２階のあるＡ棟での作業に張り切っていた。
　２階は事務所、会議室、来客室そして小さな厨房があったが、当時２階にはなぜかトイレなし。
　事務所の人はトイレのたびに、場内の階段を降りて来る不便さ。
　そんな事務所へ１０月半ばに若い女性が中途入社して来た。
　この工場も若者が少なくて、入社した彼女とは４〜５日後には眼で挨拶、１週間後には「おはよ〜う〜！」「今日もいい天気ネ！」と話合う程になっていた。
　昼食後の彼女は食堂隅で一人小説を何時も読んでいた。
「今来た娘、可愛いな！もう１０年若かったら放っとかんなあ〜！」オッサン社員からの話が。
　俺も彼女を、いい女には早いがいい娘と思っていたので、ある日思い切って「お茶飲みに行こうか？」「えっ？私っとですか？」
「ダメかなあ〜！」に「いいですヨ！」思わずヤッターと心の中で・・。
　こうして、昼食後は徒歩で１分の喫茶店通いが始まった。
　１１月、日暮れが早く茶店へは退社後に変え作業終了後のデートが楽しみな日々。
　彼女は２３歳で美和、眼がパッチリで笑うとエクボが可愛い。そして豊胸を揺らし笑う事も。もう俺は惚れ込んでしまった。美和の肉体を想像し自家発で抜く夜もあった。
　しかし、親しい中年Ｒさんが「お前あの娘と付き合ってるそうだが、一人娘だゾ〜！婿養子に行かないのなら深入りするな！」の忠告を受けた。
　でも、美和の魅力に次第にのめり込む俺はもう恋愛気分で最高だった。
　ドライブに誘った日、紅葉には遅いが落ち葉を拾う後ろ姿・・形いい尻にパンチィラインが。
　茶店帰りにはもうキスを経験済の俺と美和だがそれ以上は未だ・・。我慢も限界で、薄暗くなった車内で豊乳を揉むと「あ〜〜ん、だめ〜ぇ〜！」そう言いながらも抵抗なしに、初めて肉棒を出して入れようとしたが「いや〜ん〜、人が来るから〜！」脱がし始めたパンチィを掴み離さない彼女で、その日は不発に終わった。
　１２月になりこの地では珍しく冷え込み「明日の休みは雪見酒やあ〜！」酒好きのオッサンの予感通りＰＭ２時には雪がチラチラと、３時には本降りに、降りてきた美和も外を見ながらバイクでの帰宅が心配顔。　
　トイレを終えた美和に「俺送るから！」「ホントーッ！お願いネ」嬉しそうに駆け上がり、初めて美和のパンチラを見てニヤニヤ。
　退社時には屋根や田畑は真っ白、だが初めて美和の自宅への距離で緊張気味。
　山裾の部落で殆んどが農家らしい、その一番奥が彼女の自宅。
　中でお茶でも・・の誘いに玄関へ。
　母が玄関フロアで正座し指を揃え「娘が何時もお世話になり、今日はご親切にありがとう御座います。さあ〜中へどうぞ〜！」丁寧な挨拶に「いいえ！」の返答だけの俺だった。
　和室には父が「悪かったネ〜！私も今帰った所で」コーヒーを飲み直ぐ帰るつもりが・・・。
「母さん〜何か温かい物をー」に「はいはい！」御盆に載せ重そうに出して来た。
　銚子と杯、焼き魚やすき焼き迄準備の良さに唖然としていた。
でも、一緒に帰った美和の姿が見えず、やがて「お待たせ〜！」セーターに着替えた美和が４個の茶碗蒸しを持って来た。
　帰宅後に彼女が作った様だ。私の横に座り「かあさんがお宅へ・・送って戴いて今夕食を一緒にしています。こんな夜は危ないですし、明日はお休みですから今夜はこちらで泊まって貰いますから御心配なく・・・って！連絡してあるから！」
　父は喜んで「そうと決まれば、母さんお代わりだ〜！」空の銚子を振って「はいはい！」と母。
　父と私はスッカリ酔ってしまい、先に父がイビキをかきその場で寝込んだ。
「こんな嬉しそうな父さん見るの久しぶりネ！」と、言う母娘だった。
　母の「そろそろ、休んだら？」に、美和が腕を取り離れ部屋に案内してくれた。
　東隣に建築２〜３年の和室２間続きの将来の若夫婦用に建てられ準備も出来ていた。
　何故か？幅広のフトンがひかれ、ぼんやり枕元灯が・・。作業服上下を脱ぎ俺は寝込んだ。
　どれ位の時間が経ってか？戸が開く音に眼が覚め「ごめんなさい〜、起こした？」美和が入って来た。
　トイレを済ませた俺が寝間に戻ると、彼女がもうフトンに入り「直ぐ母さんも寝ちゃってお風呂が冷めてたの〜！」頭を出し笑う。
　最初から２人で寝る用意もされていた凄さ！一緒の入り直ぐキスが始まる。
　何か俺はここの婿養子候補で親子のペースにハマッタ様？酒が入った勢いもあってＲさんの忠告も忘れ美和の体を抱きしめた。
　寝間着の合わせ部から手を入れ驚いた！寒い筈だ豊乳がモロだしでパンチィだけの下着。
　先に俺がゴソゴソとフトンの中で裸になり、キスしながら美和の股間に指を滑らせた。
　ザラザラ感にマ○毛の毛深さを感じたが、オ○コにタッチすると「あ・あ〜〜ん！」と感じもうヤルしかなかった。
　パンチィを取ると片足で美和がフトンの外へ押し出しそのまま開脚。すっかり出来上がった肉棒の先にチクチクとマ○毛が当ったが、濡れてるオ○コにジワーッと刺さり込むと「はあ〜〜ん、あ〜ん！」「うっ！うううん」同時に声を出し合った。
　ピストンを早めると、かなりの声を上げる美和に「聞こえるヨ（両親に）！」と言うと、笑って「私の親は夜は早いの、もう寝込んでるワ！」それじゃーと、ばかりに再び激しくピストン。
　腰を掴み声をあげ、美和も俺も激しい初ＳＥＸ。
「中はマズイ！」そう思って腹から豊乳へ大量のチン汁を散らした。「ゴメン！汚して」にも「気使ってくれたんネ！」寝間着で笑いながら汁を拭いた美和はその後「好き！」と言って俺の肩で可愛い寝息を立てていた。
　外は雪が降っているのかも関係ない、熱いフトンの中で全裸で抱き合う俺と美和だ。

　　　第６章　　後編へ、つづく

2004．7/17掲載