４−２．公康

　松宮と関係を持って３ヶ月が過ぎた。
　その間、２度ほど夫の健一が帰ってきたが、以前と変わらない子供を作るためだけのセックスをし、身体の奥から溶け出すような快感を感じることは無かった。
（やっぱりセックスは、感じて・・・悶えて・・・淫らになって・・・）
　夫が赴任先に帰ると、すぐに激しいセックスがしたくなって、松宮と長い時間を掛けて淫らな時間を過ごしていた。

　この日も健一が帰り、中途半端な欲求不満が募っていた。
『えっ！今日はダメなの？』
『今からレスキューの大会に出かけることになって・・・』
　松宮からの電話に、美里は身体中に欲求が充満した。
（なおさら疼いちゃうわ！あぁ・・・出来ないなんて！もうすぐ生理が始まっちゃうし、この先10日は出来ないのに！）
　裏の勝手口からゴミを出しながら、ブツブツ不満を洩らしていた。
「あっ！ヤダァ〜」
　ワンピースの裾が裏の家の生垣に引っかかってしまった。
　美里は慌てて捲れた裾を生垣から外そうとした。
「ダメダメ！今、動いたらワンピースが破れるよ！」
「えっ!?」
　美里は動きを止めて声のする方を向いた。
「それに、お尻や太股に怪我しちゃうよ！」
「あっ、裏の川口さん！」
（もしかして・・・お尻丸見え？）
「そのままジッとして！今、外してあげるから・・・」
　川口 公康、60歳。
　1ヶ月前に定年を迎えたのだが、何をしていいのか迷っていた。
　仕事ばかりの日々が急に何も無くなり、たくさんあった趣味も、どれも中途半端で打ち込めなかった。
　まだ体力も十二分にあり、悶々としていたのだ。
「す、すみません・・・」
（あぁ、恥かしいわ！確か・・・川口さん、定年したばかりよね。60歳・・・実家の父と同じくらいだわ）
　美里は父親と同年代の川口ならばと、少しの間我慢することにした。
（こんな形でお尻を見られてるなんて・・・何か変な気持ち・・・）
（いい尻してるな・・・ゴクッ！）
　川口は小さなパンティから覗いている盛り上がったお尻に、思わず生唾を呑み込んだ。
　無意識のうちに川口は、美里の白いお尻の谷間に指を滑らせた。
「うわっ！イヤァ〜ッ！アアッ！！」
　美里は素肌のお尻に触られ、思わず飛び跳ね倒れてしまった。
　生垣を倒し、川口の家の敷地内に倒れた美里は、そのまま気を失ってしまった。

　美里が気を失ったのは、川口も計算外だった。
　実は、美里のワンピースの裾が生垣に引っかかったのは、川口の策略によるものだった。
　竹の中間を固定し先を寝かせておき、美里が通った時に、川口が反対側に結んだ紐を引いて引っ掛けたのだった。
　狭い場所なので身動きが出来ないこと、人目につきにくいことも計算のうちだった。
（定年してから何をしようかと迷っていた時・・・小島の奥さんを初めて見て・・・あのスタイルにはマイッタ！長い間、眠っていたオトコがムクムクと目を醒まし、何か、何をするのでも、どうでもよくなって・・・会社勤めの間には出来なかったことをしようと・・・）
　川口の家は、息子夫婦と孫と公康の４人暮らしで、公康の妻は、息子が高校の時に他界していた。

　川口は周囲の目を気にしながら、素早く美里を家の中に運んだ。
　川口の部屋は和室で、そこには既に蒲団が敷かれていた。
（どっちにしろ、ここに運び込んで犯そうと思っていたんだ）
　川口にとって、この計画は冒険以上のものだった。
　生真面目にサラリーマン勤めをしていた川口は、定年までの間に冒険と呼べるものは、ひとつも無かった。
（強姦は犯罪だが・・・これは大きな賭けだ！60歳になっても熟れた人妻を満足させ、訴えさせなければ・・・）
　本当はかなりドキドキしていたのだが、焦っている暇は川口には無かった。
（失神してくれたのは、好都合だったかも・・・）

　ワンピース姿の美里を蒲団に静かに下ろした。
「ふぅ〜さて、いよいよだ！」
　川口は大きく息をつきながら美里の肢体を見渡した。
　淡いピンク色のワンピースは裾が乱れ、胸からは豊かな乳房が零れそうだった。
　川口は美里が気づかないようにワンピースを脱がせた。
「いいねぇ・・・やっぱり大した身体だ・・・」
　ブラとパンティだけの美里の身体は、川口を強く刺激した。
　久し振りに股間に熱を感じ、呼吸も荒くなっていた。
「犯すのが・・・はぁ〜やっぱり躊躇うな・・・ここで頑張れば・・・これからの人生、まだまだ捨てたもんじゃない！」
　川口は自分に言い聞かせ、美里のブラのホックを外した。
　窮屈に閉じ込められていたかのように、美里の瑞々しい果実のような乳房がプルプルッと飛び出した。
「ふぅ、若々しく、ハチキレそうだ・・・」
　既に川口の股間の肉棒は、久し振りに堅く勃起していた。
　むしゃぶりつきたい衝動を抑え、美里の下半身に目を遣った。
　そこには、小さな白い布が、美里の甘く息づく肉を覆っていた。
　川口は口唇を舐めながら、ゆっくりと足元まで下げた。
　こんもりと恥毛が茂った下に、桃色の肉がチラリと見えていた。
「もう姦るしかない！はぁ、はぁ・・・」
　川口も裸になり、美里の素肌に手を伸ばした。

　美里は相変わらず気絶したままだった。
　川口は瑞々しい乳房を舐め回したかったが、美里が早く気づくのを怖れ、美里の太股を大きく開いた。
（ここを責めてしまえば、気づいても諦めるだろう・・・）
　川口は美里の熟れて息づく淫唇を、ゆっくり舐め始めた。
（まだ気づかない・・・よし！）
　淫らな口唇を左右に開き、舌で上部の肉芽を舐め、少し潤んだ淫らな壷に指を入れ始めた。
「うぅぅ・・・はぁ、はぁ・・・ぁぁ、ぃぃぃ・・・」
　美里の口から呻くような喘ぎ声が出てきた。
（ん！気がついたか？・・・・・・ふぅ、ふぅ・・・）
　川口は美里を弄るのを中断し、息を殺して様子を窺った。
（大丈夫みたいだ・・・はぁ、はぁ・・・）
　川口は美里がまだ気づいていないのを確信し、美里への愛撫・・・否、自分の欲求を満たす行為を続けた。
（人妻なのに、オ○○コがキツイなぁ・・・こりゃ、楽しみだ！）
　川口は次第に夢中になっていった。
「ぁぁぁ・・・ぅぅぅ・・・ぃ、ぃぃ・・・ぁぁ、ぃぃ・・・ぃぃぃぃ・・・」
　美里は身体を捩らせ、両手でシーツを握って悶えていた。
　この時、美里は松宮とセックスをしていると、錯覚していたのだ。
（もぅ気づくのはすぐだな！ふぅ〜じゃぁ・・・）
　川口は意を決したような表情で美里の両脚を抱え、久し振りに昂った肉棒をゆっくりと美里の中に挿入していった。
　ブチユ、ズブズブズブ・・・
「うぅ、ぁぁぁ・・・いい締りだ・・・はぁ、ふぅ・・・」
　川口は美里の淫壷の奥まで肉棒を入れると、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「ぁぁぁ、い、いぃぃ〜〜っ・・・はぁ、あ、あぁ・・・あっ!?」
　美里は川口の腰を両脚で挟んで悶えると同時に目を見開いた。
「あっ！か、川口さん！ど、どうして・・・？」
（イヤだわ！わたしったら、松宮さんとしてると思って・・・そうよ！そうだったわ！わたし・・・気を失ったんだわ・・・）
「奥さん、どうします？叫んで助けを呼びますか？それとも、このまま・・・」
　川口は浅くしていた肉棒を強く深く挿入し、美里に聞いた。
「うあっ・・・ぁぁぁぁ・・・ぃぃ、ぃぃ、あ、あ・・・このまま・・・」
（ヤッタ!!よし、それなら・・・）
　川口は美里の合意を得た途端、両手で美里の乳房を弄り、乳首を口に咥えて舌を巧妙に動かし始めた。
「あぁ〜あぁ〜い、い、いぃ〜〜っ・・・はぁ、はぁ、ふぅ・・・」
　腰の動きも強弱をつけて巧妙になり、美里は熟練した川口のセックスに身体中が溶け出していった。
「あぁぁあああああっ・・・う、あ、イッ・・・イッくぅぅぅ〜〜〜」
　一度目の絶頂を感じた美里は、鬱積していた欲求を満たさんと、繰り返し腰を振って川口の肉棒を求めた。

　三度目の絶頂感を味わった美里は、川口に要求した。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・川口さん、タフだわ！ふぅ〜はぁ・・・今度は、後ろから責めて・・・」
「まだまだ大丈夫だよ！後ろ？あぁ、ほら、四つん這いになって！」
　川口は生き生きとした表情で、美里を後ろから突き始めた。
「あぁぁぁ・・・いぃ〜いいわ！あぁ、あぁ、また、イクぅぅぅ〜〜」
　美里はバックからの責めにすぐに昇りつめ、獣が吠えるように顔を上げ、背中を弓なりに反らせて震えた。
（何度でも・・・何度でもイキたい！はぁ、はぁ・・・）
「今度は奥さんが上になって・・・」
　川口の言葉に身体を入れ替えた美里は、川口の股間に跨り、タフな肉棒を掴んで自分の淫壷に入れた。
「あぁん、あぁん、あ、あ、あぁああああ〜〜〜い、いぃ〜〜」
　腰を前後左右、自在に動かして悶える美里の乳房を、川口は下から持ち上げるように揉みしだいた。
（凄いオンナだ！身体の見事さ以上に、セックスは最上品だ！60年の歴史の中で、こんなにいいオンナは初めてだ！）
　川口は淫らに狂う美里のセックスに夢中になっていた。
　一方、美里も、鬱積した欲求を満たして余りある川口のセックスに、夢中になって淫悦を貪っていた。
（父親と同年代のオトコとは思えないわ！テクニックは抜群だし、タフさは松宮さん以上だし・・・）

　五度目の絶頂を感じた美里は、新たな淫欲を試したくなっていた。
（アナルセックスしてみたい・・・指では何度もイってるし・・・）
「川口さん・・・こんなことになって変な話しなんですが・・・」
「どうしたの？奥さん」
「わたし・・・お尻の経験無いんです・・・もし良ければ・・・川口さんの経験とテクニックで、仕込んでもらえれば・・・」
「えっ!?いいの？」
「えぇ、わたし、見ての通り、セックス大好きなんですが・・・身体中で感じたいんです！だから・・・」
　川口は少し疲れていたが、気を取り直して美里に臨んだ。
　美里を四つん這いにし、萎んだ菊状のお尻の穴に淫液を塗りこみ、指で浅く深く愛撫を繰り返した。
　もう一方の指では淫壷の中を同時に弄くっていた。
（最初は前後同時に責めて、馴れさせたほうがいいだろう・・・）
　川口の思惑通り、美里は前後の穴への愛撫に狂喜していた。
　淫壷への指の愛撫はそのままで、菊壷には指を抜き肉棒をゆっくりと挿入し始めた。
「うっ、ぁぁぁぁ・・・ふぅ、はぁ、はぁ、いぃぃ・・・あ、ぁぁぁ・・・」
　美里は指では得られなかった菊壷の快感を肉棒で感じていた。
（やっぱり・・・はぁ、ふぅ、いいわ〜川口さんに頼んで良かった！）
（こんなにいいオンナと姦れただけでもラッキーなのに・・・その上に、アナル処女まで頂いちゃって・・・）
「ぁぁぁあああああ〜〜〜い、いぃ〜〜イク、イク、イッくぅっ！」
　美里は前後の穴を激しく収縮させ、今までで最高の悦びを感じた。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・今日は安全日なの・・・だから・・・最後は・・・前の中に、いっぱい出して！はぁ、お願い・・・」
「あぁ、いいよ！」
（何と言う幸運なんだ！この上、中出しまでＯＫだなんて・・・）
　川口は美里を正上位に戻し、改めて淫壷の中に肉棒を挿入した。

　翌日も松宮は不在で生理もまだだったので、美里は朝、川口がひとりになったのを確認すると、ウキウキして訪ねて行った。
「今日は、わたしにもサービスさせて！」
　美里は川口の肉棒を取り出し、むしゃぶるようにフェラを始めた。
（松宮さんが居ない時は、川口さんと・・・あぁ、毎日楽しいわ！）
　美里の淫欲は、益々強まるばかりだった・・・。