４−３．雄太

　美里にとってセックスは、日々の日課のようになっていた。
　川口によって開発されたアナルセックスも、今では当たり前のようになっていた。
　夫の健一とのセックスは相変わらずのものだったが、それはそれと割り切っていた。
（子供が出来れば、それはそれでいいし・・・出来なければ出来ないで、セックスを楽しめばいいことよ！）
　松宮と川口には、それぞれのことは秘密にしていた。
（変に思われても・・・でも、３Ｐもいいかなって思うけど・・・まだまだ先の楽しみにしても・・・あぁ、毎日が楽しいわ！）

　この日、松宮は消防勤務、川口は知人に頼まれ仕事に行っていた。
（うそぉ〜ふぅ・・・ついてないわ！どうしよう・・・？）
　生理の日は生理だからと諦めもつくのだが、そうじゃなくてセックスが出来ないとなると、急にイライラしてしまう美里だった。
（せっかくシャワーも浴びて、裸の上にワンピース着けたのに・・・）
　美里は川口の電話にガッカリして受話器を置き、松宮とは反対側の２階の部屋に向かった。
　この部屋は書斎にしてあり、パイプベッドも置いていた。
　美里はベッドに横になり、ワンピースの裾を捲って太股を撫で、自分で慰め始めていた。
　しばらくして、ふと視線を感じて衣服を直した。
（ん？・・・あれ？隣の窓から、誰かが見ていたような・・・）
　美里はベッドから起き上がり、窓を開けて隣を覗った。
（そう言えば、深堀さんの家、高校１年の男の子が・・・）
　深堀 雄太は志望する高校に合格したのだが、何故か、急に登校拒否をするようになっていた。
　進学校に合格したのに、周囲はその理由が分からなかった。
　学校でイジメがあるわけでもなければ、家庭環境が悪いわけでも・・・
　雄太の父親は普通のサラリーマンで、母親も仕事を持っていた。
　必要以上に雄太を縛ることも無く、問題は雄太自身にあるのだろうと推測したが、
話しを聞いても答えは得られなかった。
　仕方が無いので、両親もしばらくそっとしておこうと決めた。
　美里もそんな話しは聞いていたが、あまり興味は感じなかった。
（きっと雄太君だわ！でも変ねぇ・・・？登校拒否の子が、わたしのオナニーに興味を抱くのかしら？）
　美里は思い切って深堀の家を訪ねてみることにした。
（どうせ暇だし、話しを聞いてみるのも、勉強になるかな？）

　美里は深堀家のチャイムを鳴らした。
　ピンポ〜ン・・・
「あれ？居ないはずは無いのに・・・」
　ピンポ〜ン、ピンポ〜ン・・・
　しばらくして、雄太がドアを開いた。
「おはよう〜雄太君、チョッといいかな？」
「えっ!?・・・えぇ、どうぞ」
　雄太は覇気の無い声を出して、美里を迎え入れた。

　美里は持ってきたジュースをテーブルの上に置き、椅子に座った。
「ねぇ、飲んで！」
「は、はい・・・」
　少し間を置いて、美里が話し始めた。
「ねぇ、今さっき、窓からわたしを見てたでしょ？」
「・・・・・・・・・」
　雄太は下を向いて黙っていた。
（やっぱり！顔が少し紅潮したわ・・・でも何故？）
「いいのよ！別に怒りに来た訳じゃないの！」
　雄太は意外だというような顔をして美里を見た。
「本当よ！15歳ぐらいの男の子が興味を持たない訳無いもの！それに・・・見られちゃったわたしの方が恥かしいわ！」
　雄太は少しホッとした様子を見せて口を開いた。
「ごめんなさい・・・見る気は無かったんだけど・・・偶然・・・」
「そう〜そりゃ、窓の外を見たら、女の人が悶えていたら、正常なオトコだったら、誰だって見るわよね！うふっ・・・」
　雄太は美里の色っぽさにドキッとし、さっき見た美里の悶える姿態が蘇り、股間を熱くしていた。
「ねぇ、もうわたしのエッチな姿を見たんだから・・・教えて！」
「・・・・・・・・・」
「ほら、急に学校に行かなくなった理由・・・聞いたからといって、誰かに話すわけじゃないわ！雄太君もわたしのこと誰かに話したい？」
「いえ！あれは・・・黙ってます」
「でしょ、だったら、わたしに教えて・・・否、相談してみない？」
　雄太は美里には妙な親近感を感じていた。
　それは美里が悶えるオナニーシーンを目撃したからだった。

　しばらく黙っていた雄太が話しを始めた。
「誰かに聞いてもらいたかったんだけど・・・誰でもいい訳じゃなく、本当に秘密にしてもらえますか？」
「勿論よ！わたしに出来ることなら協力してあげるわよ！」
　それを聞いて雄太はホッとして話しを続けた。
「実は・・・１ヶ月前、好きな女の子と・・・初体験のチャンスが・・・」
「えっ！そうなの・・・それで？」
「うん・・・だけど・・・上手くいかなかったんだ・・・入れようとしたら、どこがどこだか分からなくなって・・・焦っているうちに・・・出ちゃって・・・」
「やり直さなかったの？」
「うん、僕はそうしようと思ったんだけど・・・彼女が怒っちゃって！それで・・・パニックになっちゃって・・・それっきり・・・」
「それでどうして学校に行けないの？」
「彼女・・・同じクラスで・・・僕、顔を合わせられないよ！」
「そうか・・・それで、電話ぐらいしたの？」
「うぅん・・・彼女からは電話が何度かあったけど・・・」
「何だって？」
「気にしないから・・・って、だけど・・・僕は気にしてるよ！」
「もう一度、彼女と出来ないの？」
「・・・・・・彼女は、してもいいって言ってるけど・・・」
「だったら、何の問題も無いじゃない！」
　美里には15歳の少年の微妙な感情の動きが理解できなかった。
　それでも、何とかしてあげたいと思っていた。
　雄太は少し考えていたが、再び口を開いた。
「どうして問題が無いの？また、しくじったら・・・もう二度と・・・」
「そうね・・・・・・じゃあ、わたしが教えてあげましょうか？」
「えっ!?ほ、ホント？でも・・・」
「次は失敗したくないんでしょ？わたしだったら気にしないで・・・」
「・・・・・・うん、教えて・・・」
　雄太は今の自分から抜け出したかった。

　雄太は２階の自分の部屋に美里を案内した。
「ここなら、誰にも気づかれないわね・・・」
　美里は雄太をベッドに引き寄せ、ズボンを脱がせ裸にした。
「立派な身体をしてるのね！もう大人と変わらないわ！それに・・・ココも大人の人と同じくらいに凄いわ！」
　雄太に自信を持たせる為に、美里はわざとオーバーに言った。
「じゃあ、今度はわたしを脱がせて・・・優しくよ！」
　雄太は美里のワンピースを脱がせると、少し戸惑っていた。
「ブラはフロントホックかバックか？簡単だから優しくするのよ！パンティはお尻の方から脱がせれば、簡単に脱がせられるわ」
　雄太は美里の言うとおりに丁寧に美里を裸にした。
「さっき見た時より、グラマーな気がする・・・」
「あら、ありがとう〜彼女は？」
「うん、こんなにグラマーじゃないけど・・・結構、グラマーかな」
「そう〜じゃあ、丁度いい練習になるわね！」
　美里はベッドに仰向けに寝て、雄太に言った。
「さぁ、先ずは優しくキスをして・・・」
（結構、興奮しちゃうわ！こっちが教えてるのに・・・）
　雄太は美里の口唇に自分の口唇を軽く重ね、舌を入れ始めた。
　かなり勉強しているのか、舌の動かし方はかなり上手かった。
「ふぅ〜上手ね！ネットか何かで勉強してるのかな？」
「うん、一応、キスから愛撫までは・・・アソコは図的には分かるんだけど・・・実際には見てないから・・・」
「じゃぁ、愛撫して・・・焦らないで優しくよ！」
　そう言うと、雄太は、美里の豊かな乳房から愛撫を始めた。

　いよいよ愛撫も核心になった。
　雄太は美里の淫唇を前に固まっていた。
「どうしたの？ソコを開いて・・・優しく舐めるのよ！指でクリトリスを擦るのも優しくしてね！クリトリスは凄く敏感だから、そっと擦って・・・舐めて・・・」
「ここ・・・でいいの？」
「あっ、そう、ソコよ・・・あぁ、ソコを優しく・・・ぅぅ、ぁぁ・・・」
　雄太は注意深くクリトリスを擦り、優しく舐めていた。
「そ、そぅ・・・上手よ・・・はぁ、そしたら、下の方に濡れた穴が・・・そう、はぁ、そう、ソコよ！ソコに入れるのよ！」
　雄太は急いで肉棒を入れようとした。
「あっ、違う！まだよ！・・・先ずは、愛撫してあげなきゃ・・・焦っちゃダメ！女の子はデリケートだから、時間を掛けてね！そこの周りを舐めて・・・舌を入れて・・・それから指を入れて・・・女の子が感じて充分だと思ったら、そしたら、入れるのよ」
　雄太は美里の言うとおりに舌を使い、指を使って愛撫した。
「そう・・・あっ、ぃぃ・・・同時に、クリトリスも舐めて・・・う、あぁっ・・・はぁ、いいわ・・・雄太君、上手いわ！あぁぁ・・・」
「ううっ・・・ふぅ、ふぅ、僕・・・もぅ・・・」
「ダメよ！こんなことでイッちゃたら、入れられないでしょ？・・・・・・若いから仕方が無いわね！だったら、先に出すことね！」
「先に？」
「そう、彼女と会う前に、オナニーして出してから行けば、少しは我慢できると思うわ！わたしがしてあげてもいいけど・・・」
　そう言うと、美里は雄太の勢い良く勃起した肉棒を握り、根元から２〜３度舐め上げ、亀頭の周りを舐め始めた。
「うっ、あっ、もう・・・で、出ちゃう！」
「仕方ないわね！じゃあ、飲んであげるわ！」
　美里は雄太の張り裂けそうに膨らんだ肉棒をスッポリ咥え、上顎と舌で挟んで口唇で扱き始めた。
「うぅぁぁあああああっ・・・・・・あ、あぁぁ・・・はぁ、はぁ・・・」
　若い精液が美里の口の中に勢い良く放出された。
「これが・・・フェラチオ・・・はぁ、はぁ・・・」
「ダメよ！彼女に要求しちゃ〜最初は彼女を感じさせるのよ！」
「は、はい・・・」
　美里は少し萎えた雄太の肉棒を、そのまま舐め回していた。

　しばらくすると美里の口の中の肉棒は、堅く太さを増した。
「あ、あぁぁぁ・・・もう大きくなっちゃった・・・ふぅ〜」
　雄太は美里のフェラにすぐに大きさを取り戻していた。
「今度は・・・わたしの番よ！すぐにイッちゃぁダメよ！もう一度、ソコを舐めて・・・そう、クリトリスも・・・あぁ・・・」
　５分ほどすると、美里も本気で感じていた。
「はぁ、はぁ・・・もういいわ！さぁ、入れて・・・」
　雄太は深呼吸をして、もう一度、美里の淫壷を確かめた。
（よし！もう大丈夫だ！そうだったんだ・・・先に愛撫すれば・・・）
　雄太は勃起した肉棒をゆっくりと美里の淫壷に入れ始めた。
「うぅ・・・そぅ・・・慌てないで、ゆっくりと・・・あぁ、そ、そぅ・・・」
「入った！・・・これがセックス・・・あぁ、温かくて、気持ちがいい〜」
　雄太は美里の淫壷に肉棒が入り、感激していた。
「いい？彼女も初めてなら・・・こんなに簡単には入らないわ！入り口が小さくて堅いから・・・もっと時間を掛けるのよ！」
「そうか・・・は、はい！」
「じゃあ、腰を動かして・・・わたしを気持ち良くして・・・」
　雄太はネットや聞きかじりの知識で、腰を動かし始めた。
「あぁぁ・・・い、いぃわ・・・はぁ、はぁ・・・もっと奥まで・・・」
　雄太は美里の反応を見ながら、必死で肉棒の挿入を繰り返した。
「あぁ〜あぁ〜あ、あ、あぁっ・・・い、いぃ〜はっ、はっ・・・」
「あうっ・・・もぅ・・・もぅ・・・」
「ダメッ！もう少し、ああっ・・・はぁ、はぁ、我慢して・・・」
「ううっ・・・」
　雄太は歯を食いしばって腰を繰り出した。
「あぁあああっ・・・い、いぃ〜〜イク、イク！イッくぅぅぅ〜〜〜」
「ぼ、僕も・・・あうっ、出るぅぅぅ・・・・・・あっ・・・うっ・・・はぁ・・・」
　雄太の勢い良い精液が、美里の淫壷の中に飛び散った。
「はぁ、はぁ・・・彼女の中に出したらダメよ！あぁぁ・・・妊娠してもどうにも出来ないんだから・・・男の雄太君が、しっかりリードしてあげないと・・・はぁ、はぁ・・・それと・・・スキンをちゃんと着けて・・・終わった後も優しく・・・」
「はぁぁぁぁ・・・えぇ、分かりました・・・ありがとうございます」
　美里は雄太が可愛くなって、時間の許す限り相手にしようと思った。
　まるで母親のように気がつく限り、雄太に教えた美里だった。

　それから２時間・・・美里は雄太と一緒にお風呂に入ったり、愛撫の仕方を教えたりした。
　勿論、美里自身、何度も昇りつめたことは言うまでも無かった。

　数日後、雄太が美里を訪ねてきて、大成功(性交)の報告をした。
「良かったわね！これで学校に行けるわね？」
「はい！遅れを取り戻さないと・・・それに彼女とも・・・」
「うふっ！頑張るのはいいけど、あまり夢中にならないように！」
「えぇ、分かってます！」
（すっかり男らしくなっちゃって！逞しいわ〜）
「じゃあ、わたしからは卒業ね！」
「・・・・・・はぃ・・・」
「あらあら、急に男らしさが消えたわよ！うふふっ・・・」
「最後に、もう一度だけ・・・」
「ダメよ〜あなたはもう、一人前の男なんだから・・・浮気をしたら、彼女に申し訳ないでしょ！」
「は、はい！」
　雄太は毅然として家に戻っていった。
（わたしったら・・・浮気をしたらダメ・・・なんて、良く言うわ〜でも・・・何となく、いい気分だわ！）

　美里は、もう松宮や川口とのセックスを考えていた・・・。
（さぁ、乱れるわよ〜今度はわたしが感じさせてもらうわ！）