５．美穂（ミチル）

　美穂は幼い頃から本名の美穂とは呼ばれることは無く、愛くるしい顔と仕草から皆は「ミチル」と呼んでいた。

５−１．

　ミチル、小学校４年のある日・・・。
　学校が午前中で終わり帰ろうとした。
「えぇ〜っ、雨だ！・・・同じ方向の人、居ないかな？」
　周囲を見渡すが、誰も居ない。
「まぁ、そんなに大降りじゃないし、走って帰ろう〜と！」
　ミチルはいつもの通学路を走って自宅に向かった。
「あっ！うそぉ〜」
　午前中、雨が降っていない間に、かなりの距離、道路が掘り返されていた。
「車、通っているし・・・あっちこっちに水溜りがあるし・・・」
（こういう時って、必ず被害を受けるんだよね〜）
　ミチルは、嫌な予感を感じながらも駆け抜けていった。
　バシャッ！
「キャッ！」
　ミチルが道の端を駆け抜けるのと交差して、勢い良く車が一台過ぎていった。
　泥水が跳ね上がり、ミチルは全身泥まみれになっていた。
「やっぱり・・・いつもこうなんだ！わたしって・・・」
　ブツブツ言いながら走る気も無くなり、ポツポツと足取り重く、自宅に向かった。

　自宅の傍まで帰ってきたミチルに、隣の高岡が声を掛けた。
「どうしたの？ミチルちゃん！あぁ〜あ、ひどいねぇ〜家には誰もいないんだよね？だったら・・・お着替えだけ持って、うちに来なよ！お風呂準備しておくから・・・そのままじゃ風邪引くし」
「うん、おじさん・・・じゃあ、すぐに行くね！」
　高岡はミチルの隣に住んでいて、近くに同級生がいないので、ミチルは高岡に懐いていた。
「おじさん、来たよ！今日、お仕事は？」
「今日は家で書類を作っていたんだ。丁度、お昼を済ませて帰って来たところ・・・」
「良かった！おじさんが居てくれて・・・」
　ミチルは高岡にくっついて中に入った。

　高岡はすぐにミチルを浴室に連れて行った。
「ほら、汚れたものは脱いで、洗っちゃうから」
「うん」
「よく温まるんだよ！」
「うん・・・おじさん一緒に入って洗ってくれない？だって、あっちこっち泥がかかって・・・自分じゃ分からないよ」
「ん？・・・仕方がないなぁ〜じゃあ、すぐに入るから・・・」
　高岡はミチルの脱いだ衣服や下着を洗濯機に入れ、スイッチを入れてから自分も浴室の中に入った。
「ちゃんと温まってるかい？」
　高岡がバスタブを覗き込むと、ミチルが立ち上がった。
「うん、早く洗って！何か、ムズムズする」
（ん？しばらく見ないうちに、大きくなったなぁ・・・おっ、胸も膨らんできてるよ！フフッ・・・）
　以前もよく一緒にお風呂に入っていたが、最近はあまり顔を合わすことが無かった。
　高岡はミチルの胸の膨らみを見て、成長してるのが可愛かった。
（あの膨らんでピタリと閉じたオ○○コも、もうじき毛も生えて・・・誰かに姦られるんだろうな・・・）
　そんなことを思いながらミチルをバスタブから出した。
「あっ、おじさんのオ×ン×ン、大きいよ！」
「えっ!?」
　高岡は慌てて自分の股間を見た。
（ウソだろ！勃ってるよ・・・ミチルを見て？えぇ〜っ、ウソだろ！）
　そうは思っても、現に勃起していたのだ。

　高岡は何気ない顔をし、ミチルの頭を洗い始めた。
「あぁ〜あ、耳の中まで・・・一体、どんな車が・・・悪い奴だなぁ」
「サァ〜とスピード出して行っちゃったの」
「これじゃ、きれいに洗わないと・・・」
　高岡はミチルの髪や耳を洗い流した後、身体中を洗い始めた。
（ホントに膨らんで・・・オンナになりつつあるってことか・・・）
　この時、高岡の頭に邪心が生まれた。
（少し弄っても・・・まだ子供だから分からないし・・・）
　何故、そんなことを考えたのか？
　この時は、高岡自身、分からなかった。
「じゃあ、泥が変なところに入っていると困るから、おじさんが、手で洗ってあげるから、ここに乗って！」
　高岡はミチルの身体を後ろ向きに下腹に乗せた。
　オンナを愛撫するように両手で少し膨らんだ乳房を揉み洗い、その手を次第にミチルの股間に持っていった。
「おじさんのオ×ン×ンがミチルの股から生えてるみたい！」
　ミチルは高岡の肉棒を掴んで言った。
　丁度、ミチルの股間から高岡の昂った肉棒が突き出ていたのだ。
「ホントだ！」
（うっ・・・放せとは言えない・・・掴まれてるだけで気持ちいい・・・）
　高岡は泡立った指でミチルの閉じた淫唇を擦り始めた。
「はぁあっ・・・ぁ・・・ぁ・・・ふぅ、ふぅ・・・」
　何度か擦っているうちに、高岡はミチルに異変を感じた。

　ミチルのワレメからヌルッとした液が滲んで出ていた。
　しかも、ミチルの口からも、大人のオンナの喘ぎ声に似た声が、高岡の指の動きに呼応して出ていたのだ。
（感じてる・・・？ウソ!?確か・・・小学校４年だよな・・・）
　高岡は淫らな気持ちが沸きあがってきた。
　少しだけ弄くるつもりだったが、ミチルの反応を見て、高岡は妙な興奮を覚えていた。
　ヌルヌルし始めたミチルのワレメの中に指を入れると、中は生温かく淫らな液で溢れていた。
　ミチルの淫唇の中を探るように指を動かすと、そこには小さな突起物があった。
（コレって・・・クリ・・・？）
　高岡はまだ幼いと思っていたミチルに、オンナを感じずにはいられなかった。
　高岡がミチルのホンの小さな突起物を優しく擦ると、ミチルは両脚を伸ばしたり閉じたりを繰り返し、喘ぐような仕草と声が大きくなっていった。
「はぁ、ふぅ、ぁはぁ・・・はぁ、はぁ、ぅぅぅ・・・」
　ミチルは身体中に悦びを感じ、思わず高岡の肉棒を擦った。
「うがっ・・・あ、あ・・・うあっ！」
（ヤバイ！何で？子供に擦られて・・・イキそうだ・・・うっ！しかも・・・ミチルの表情は、まるで大人のオンナの淫らな・・・）
　高岡は込み上げる射精感をグッと堪えると同時に、ミチルの僅かな肉芽を弄っていた指を滑らせ、思わず小さな淫壷の浅い箇所に挿入した。
「ああっ・・・あふぅ・・・はぁ、ぁぁ・・・あぁん、はぁ・・・」
　益々、ミチルは高岡の肉棒を擦り上げた。
　小さな手の柔らかさと強さは、高岡にとって最高に心地良かった。
「うあぁっ・・・・・・ダメだ・・・あ、あっ！」
　ミチルの手に握られた高岡の肉棒の先から、勢い良く白濁の粘液が飛び散った。
　初めて経験する快感に夢中になっていたミチルは、思わず肉棒を握り締め、射精の様子を驚いた表情で見入っていた。

　少し落ち着いた高岡はミチルを身体から離し、粘液に汚れた身体を洗い流した。
「ゴメン・・・ミチルちゃん・・・」
「どうしたの？おじさん・・・大丈夫？」
　ミチルはバツの悪そうな高岡の顔を覗いた。
「実はね・・・ミチルちゃん、これは精液言って・・・・・・ ・・・だから、セックスと言うのは・・・ ・・・気持ち良くなると・・・男は・・・女は・・・だから、今日のことは、誰にも言っちゃダメだよ！それと・・・大人になるまで、もうこんなことはしちゃダメだよ！ミチルちゃんが、ひとりでするのは構わないけど・・・・・・」
　高岡はミチルにセックスのことや、男女の性について説明した。
「さぁ、洗濯したものを乾燥機に掛けないと・・・」
　そう言って高岡は洗濯機から乾燥機に移し変えた。
「おじさん・・・お願いがあるんだけど・・・」
「何？どうしたんだい？まだ何か聞きたいのかい？」
「うん・・・もう少しだけ・・・もう少しだけ気持ち良くして欲しいの」
「えっ！だって・・・今さっき説明しただろ！
これはいけないことだって言ったじゃないか！」
「うん・・・だから、今日のことは黙っているから・・・お願い・・・」
　高岡はミチルのゾッとするような妖しい表情に圧されていた。
（脅迫されてるような気が・・・ふぅ〜仕方がないか・・・今日のことは、すべて自分が・・・それに・・・）
　高岡はミチルに性的興味を感じていたが、なんとか今日だけに留めようと思った。
「じゃあ、服が乾くまでだよ」
「うん！ミチルもおじさんのを気持ち良くしてあげるから・・・」
「それは・・・いいから・・・」
　高岡はリビングから椅子を洗面所に持ってきた。
（ウロウロしてると誰かに見られる・・・）

　高岡は裸のミチルを椅子に座らせ、両脚を椅子の上でＭの字にした。
「いいかい、今日だけだよ！」
「うん！」
　高岡は自分に言い聞かせるようにミチルに言い、ミチルのふっくらとキレイな淡いピンク色の淫唇を舐め始めた。
「あぁぁぁ・・・ふぅ、ふぅ、ぁぁ・・・ぁ、ぁ・・・あふぅん、はぁ〜〜」
　高岡は優しく、否、自分自身の欲求を満たすように味わいながら、舌をワレメにそって這わせ、舌先を中に入れて小さな肉芽を舐め、さらに、指で淫壷や可愛いお尻の蕾みまで愛撫した。
（これでミチルの将来がどうなっても・・・）
　少しの後悔と多くの淫欲が高岡の中で渦巻いていた。
「あぁ、おじさん・・・ミチル、なんか、はぁ・・・ぃぃぃ・・・」
　20分ほどすると、やっとミチルの欲求も収まった。
「さっき、おじさんが説明してくれたフェラっていうのを、ミチル、おじさんにしてあげたい！」
「いいよ！おじさんは、さっき出して満足したから・・・」
「でも・・・ほら、おじさんのオ×ン×ン、大きくなってるよ！」
「えっ!?」
　高岡は自分の肉棒が昂っているのを見て驚愕した。
（全く、何てことだ！日頃はこんなに早く復活しないのに・・・僕は・・・これじゃ変態だよ！）
　ミチルは高岡の昂った肉棒を手に取り、舌先で亀頭を舐め始めた。
「うぅっ・・・ミチルちゃん・・・いけないよ、もう・・・」
　ミチルは高岡の言うことも聞かず、興味深く舐め続けていた・・・。

　この日、ミチルの哀しい性が目覚めた。
　少しでもオトコに触れられると、ある程度まで満足しなければ満足できない・・・そんな性だった。

　その夜から毎晩寝る前には必ずオナニーをするようになったが、高岡に言われたとおり、自慰はしてもオトコとの接触はしなかった。
　それでも日を追うごとにミチルの淫欲は高まり、オナニーの遣り方も、エスカレートしていったのだった・・・。