５−２．

　ミチルは小学校を卒業し、翌月には中学に入学する３月のある日、卒業旅行をすることになった。
「美穂、来月からは半分は大人の仲間入りよ！卒業旅行はひとりで博多の親戚まで行ったらどう？」
「ひとりで？」
　ミチルの母親が卒業旅行の提案をしたのだ。
（半分大人って・・・？運賃などは中学生は大人扱いになるけど・・・）
　ミチルは「大人」と言う言葉に妙な拘りを感じた。
（オトナ・・・そう言えば隣のおじさん・・・どうしたのかな？大人にならないとセックスはダメって言ってたけど・・・中学生になったら、ＯＫってことかな？）
　ミチルは３年近く顔を会わせていない高岡を思い出していた。
　ミチルと淫らな行為に及んだあの日から、高岡は一度もミチルと会っていなかったのだ。

　翌日、新幹線の切符を買う為に、最寄の駅へ出かけた。
「ひとりか・・・いつ行くかな？朝早く発てば昼過ぎには博多だし・・・昼からでも夕方には着く。初めてのひとり旅だし、ゆとりを持って行かないと・・・」
　ミチルは目的地の博多の様子も、親戚の家への交通手段も分からなかったので、朝早く発とうと思った。

　窓口に着いたミチルは、中に見覚えのある顔に気がついた。
「あれ？おじさん・・・？」
　声を掛けられた男は、ゆっくりとミチルの方を見遣った。
「えっ!?・・・ミチル？ミチルなのかい？」
「えぇ、そうよ！おじさん！」
　ミチルは嬉しそうに高岡に近づいていった。
「随分と会わないうちに、オトナっぽくなったね！」
「そうよ！来月から中学生だもん！」
（本当にオンナっぽくなったな・・・最近の子は発育がいい）
　高岡は３年前のあの日を思い出し、あの時のミチルとオトナっぽくなったミチルを重ねていた。
　身長は157cmまで成長したミチルの身体は全体的に肉付きが良く、まだプロポーションと言えるほどでは無かったが、乳房の大きな膨らみがセーターの上からでも分かり、高岡は成長したミチルにオンナを感じていた。
「ところで、何処に行くの？」
「うん、博多の親戚の家まで」
「そう、ひとりで？」
「もう中学生になるんだからって、お母さんが・・・」
「へぇ〜それで、いつ行くんだい？」
「明後日の朝、早い時間の『のぞみ』で行こうと・・・」
「えっ、じゃあ、同じ新幹線になるかも・・・」
　ふたりは時刻表を見ながら、確認しあった。
「じゃあ、僕が切符を買ってくるから・・・」
　全くの偶然だった。
　確認しあったふたりは、明後日の朝７時前の『のぞみ』で、途中まで一緒に行くことになったのだ。
「僕は名古屋までだけど、２時間ぐらいは一緒だね」
「知ってる人が途中まででも一緒なら、心強いわ」
　この日は、切符を買っただけで帰途に着いた。

　初めてのひとり旅、卒業旅行の当日になった。
　昨夜はいつものようにベッドに入り、しばらく自慰に耽った後、早めに寝付いたミチルだった。
「早いわね！」
「うん、何かドキドキして早く目が醒めちゃった！」
　母親に早い朝食を作ってもらい、荷物を確認して出かけた。

　新幹線のホームに上がり、指定された座席を確認し、荷物を片付けて、ホッと一息ついた頃、高岡が隣にやってきた。
「おはよう！」
「おはようございます」
　まだ寒い３月の早朝、高岡はコートを脱いで膝の上にのせた。
「ほら、温かいコーヒー」
「あっ、ありがとう！」
　高岡はコーヒーを美味しそうに飲むミチルの口元から首、さらにセーターに包まれた乳房、ソフトデニムの下半身まで、愛しいオンナを見守るように眺めていた。

　まもなく発車した車内は、早朝のためか乗客の姿も少なく、ふたりの乗った車両は、ミチルと高岡のふたりだけだった。
「やっぱり早い時間だと、乗客が少ないね」
「うん、この車両は、わたしたちの貸切だわ！」
　ミチルは嬉しそうに少し笑みを浮かべていた。
　品川、横浜と停車し、車掌も検札を終えていった。
「もう次は名古屋まで停まらないよ」
「じゃあ、１時間以上、落ち着いていられるね」
「そうだね！あと１時間余りでミチルとはお別れだ」
「そう・・・また・・・お別れ・・・」
　ミチルは淋しそうな声で呟いた。
「どうしたんだい？」
「だって・・・３年前、あれから久し振りに会ったのに・・・あと１時間チョッとで、また、お別れだなんて・・・隣に住んでいても、顔させ合わせることもないし」
「まるで、恋人と別れるみたいだよ、ミチル」
　ミチルは暫し考えていた。
「ねぇ、おじさん！聞いて！」
「なんだい？」
「今日は子供のわたしの卒業旅行なの！中学生になれば半分オトナだって、お母さん言ってたの。だから・・・卒業祝いに、お願いを聞いてくれる？」
「ん？ミチルのお願いなら、聞かないわけいかないかな」
「じゃあ、絶対に聞いてよ！約束だよ！」
　ミチルは高岡に念押しをした。

　少し話し難そうにミチルが話し始めた。
「そのコートをおじさんとわたしの腰から下に掛けてくれる？」
「ん・・・？寒いの？」
　高岡は訳が分からないまま、ミチルの言うとおりにした。
　ミチルは高岡のコートを臍の辺りまで掛け、ゴソゴソとコートの下で手を動かした。
　ミチルは高岡の手を掴んでコートの中に引き入れ、自分の下半身にその手を導いた。
「ミチル！何を!?」
「おじさん、あと１時間、卒業祝いに感じさせて・・・」
　高岡の手はミチルの下半身の素肌に触れていた。
　ミチルはコートの下でデニムを引き下げ、パンティも下ろしていた。
　３年ぶりに触れたミチルの下腹部には、３年前には無かった柔らかい恥毛が少なめに生えていた。
「ミチル・・・」
「あれから、おじさんの言ったとおり、自分でしてたの・・・男の人とは何もしなかったわ！だから・・・ネッ！」
　高岡は股間が疼き、肉棒が硬直してくるのを感じていた。
「でも、こんなところで・・・誰かが来たら？」
「こうしてコートで隠していれば、あとは声さえ上げなければ、誰が来ても分からないわ！」
　高岡はミチルの下腹部にある手を少しずつ動かし始めた。

　高岡は生唾を呑み込みながら指を下に滑らせた。
　ミチルの恥毛の下の淫唇は既に淫らな液が滲んで、高岡の指を容易に淫唇の中に導いた。
「うぅ、あ、はぁぁ・・・」
　ミチルは小さく喘ぎ声を上げ、上体を背もたれに押し付け悶え始めた。
「やっぱり、おじさんにしてもらうと、感じ方が違うわ・・・」
　高岡の耳元で囁くように呟いた。
（クリトリスが大きく発達してる・・・あれから毎日してたのか？）
　高岡はミチルの発達したクリトリスを優しく弄り続け、しばらく愛撫した後、その指を淫らな壷に移動させた。
（おぉっ、指がスムーズに入るよ！あっ、締め付ける！ここも、かなり毎晩のように弄っていたのかな？）
　ミチルは最初は指を入れてオナニーしていたが、そのうち、親に内緒でネット通販で買った道具を使っていた。
「あ、あ、ぁぁぁ・・・はぁ、ははぁ・・・いぃぃ・・・もっと・・・おじさん、もっと、擦って！」
　言われたとおりに淫壷の肉壁を擦ると、ミチルは激しく感じ始め、両脚を前に突っ張り締め付けを強めた。
「ああああっ・・・い、いぃ〜〜ふぅ、はぁ、あ、あっ・・・ううっ！」
　ミチルは小刻みに淫壷を収縮させていた。
（ん!?昇りつめたのか・・・？オルガを・・・感じるのか？）
　高岡はミチルの感じる様子に驚きと興味を抱き、一層、股間を熱くさせていた。
　ミチルは大きく息をつき、手を高岡の股間に伸ばし、高岡のズボンのジッパーを下ろし、
　その中から堅い肉棒を引き出し弄り始めた。
「おじさん、凄く堅くて熱いわ！こんなに興奮して・・・嬉しいわ〜出したい？」
「うぅっ・・・ふぅ、はぁ、こんなことしてたら・・・当たり前だよ」
「だけど、ここじゃ・・・舐めてあげられないし・・・出せないね？」
「はぁ、はぁ・・・仕方がないよ・・・ふぅぅ・・・ミチル・・・」
　高岡は込み上げる射精感を抑えながら、ミチルを愛撫し続けた。
「あぁぁ・・・おじさん・・・はぁ、卒業したい・・・」
「ん？何？」
「それに・・・このままじゃ、中途半端だし・・・ねぇ、化粧室なら・・・個室だから・・・はぁ、誰にも見られないわ」
「トイレ？あぁ、そうだけど・・・」
「まだ名古屋まで40分もあるし・・・誰も来ないわ！はぁ、はぁ・・・」
　ミチルの一度触れられたら満足するまで淫欲が鎮まらない性が、このまま終わるのを許さなかったのだ。
　ミチルは高岡の手を股間から外し、下半身の衣服を整え、高岡を促して通路の先のトイレに向かった。

　周囲の目の無いのを確認すると、ミチルは素早く高岡と一緒にトイレに入った。
　ミチルは再びソフトデニムのジーンズと下着を脱ぐと、両手を壁に付けてお尻を高岡に向けて突き出した。
　高岡は白く肉付き良く張ったミチルのお尻を両手で擦り、その双丘を両側に開いて顔を埋め、淫らな液の溢れる淫壷から小さく萎んだお尻の穴まで舐め始めた。
「あああああああ・・・あ、はぁ、いぃ、いぃ〜ねぇ、卒業したい！」
「卒業・・・？」
「は、早く・・・おじさんのオ×ン×ンを・・・あ、あぁ・・・入れて・・・」
「えっ！ウソ・・・それは・・・」
「もう半分オトナになるんだし・・・おじさんなら・・・ネッ！」
「ミチル・・・」
　高岡は急いで肉棒を取り出し、キレイな淫壷に挿入を始めた。
　ズブズブ・・・
「う、わっ・・・ぅぅぁあああああ・・・あぁ、あぁ、い、いぃぃぃ・・・」
　処女の抵抗は全く無く、スムーズに高岡の肉棒は姿を消していった。
（あぁぁぁ、オ×ン×ンを呑み込むように締め付けてくる・・・ははぁ、あぁ・・・これが処女のオ○○コか！いぃ・・・はぁ、ふぅ〜）
　高岡はミチルの双丘を掴んで引き寄せ、激しく腰を使い始めた。
　縦横無尽に動く高岡の肉棒に、ミチルは瞬く間に昇りつめていった。
「あぁ〜あぁ〜あ、あぁああああっ・・・い、イッ・・・くぅぅぅ〜〜〜」
　お尻を高岡の股間に押し付け、ピクピクと淫悦に震えた。
（おおおおお！凄い！いぃ締め付けだ・・・はぁ、はぁ・・・）
「まだ、まだ時間があるわ！おじさん、まだ突いてぇ〜〜〜」
　ミチルは狂ったように腰を振り、淫らに肉棒を求めた。
　３度昇りつめたミチルは、やっと満足したように少し落ち着き、高岡にフィニッシュを告げた。
「はぁ、はぁ、ふぅ・・・おじさん、ミチルの中に出してもいいよ！」
「だ、大丈夫なのかい？」
「うん、はぁ、生理が終わったばかりだから・・・大丈夫・・・」
　高岡は堪えていた欲望を吐き出すかのように、今まで以上に荒々しく、淫獣のごとく腰を繰り出した。
「うわわわわわ・・・す、すごぉ〜〜ぃ・・・いぃ、いぃ〜〜あぁ、あぁ、おじさん！あ、あっ・・・い、イッくぅぅぅ〜〜〜」
「ミチルぅぅぅ・・・あうっ！あ・・・・・・イク・・・あうっ、あぁ・・・・・・」
　ミチルの身体が弓なりに反り、激しく痙攣を始めると同時に、高岡の肉棒からは熱い白濁の粘液がミチルの中に飛び出していった。
「おじさん・・・先に戻ってて・・・」
　ミチルは高岡を先に座席に戻し、高岡の精液を始末して戻った。

　座席に戻って10分もすると名古屋駅に着き、高岡はミチルに声をかけて『のぞみ』から降りた。
（ふぅ〜〜やっぱり、本物はいいわ！おじさんのおかげで、やっと踏ん切りがついたわ！）
　ミチルは心地良い疲れを感じ、博多までぐっすり眠った・・・。