５−３．

　親戚の家は博多駅からバスで20分あまりのところにあった。
（早めに行って、ゆっくりしたいな〜）
　駅の近くで昼食を済ませ、ミチルは親戚の家に向かった。

「こんにちは〜」
「やぁ、ミチルちゃん、大きくなったね」
　中から顔を出したのは、従兄の俊介だった。
　俊介は４月から地元の大学に進学が決まっていた。
「えっ!?・・・俊介さん？」
「そうだよ！」
「えぇ〜っ！」
「何だよ、それ！もう来月から大学生だぜ」
「へぇ〜あの俊介兄ちゃんが・・・大学生？」
「変かよ〜？」
「だって・・・わたしの知ってる俊介さんは・・・わたしに意地悪ばかりしてた悪ガキって感じだったし・・・」
「ハハハハ〜〜それは、ミチルだって同じだよ！すぐに泣いていた女の子が・・・オトナっぽくなって・・・」
　俊介の目はミチルの年齢以上に発達した肢体に向けられていた。
「だけど、どうしてわたしって分かったの？」
「ハハハ〜午前中に、お母さんから電話が来たんだよ！」
「なぁ〜んだ！やっぱり〜電話が無かったら、わたしだって分からなかったでしょ？」
「フフッ、まぁ、そう言うことかな！それはそうと、ほら、部屋に荷物を・・・１週間ぐらいいるんだろ？」
「うん！」
　ミチルは俊介の後について部屋に向かった。

　部屋に荷物を置き、着替えをして俊介の部屋に行った。
（下着だけは替えないと・・・おじさんの時のが残ってたから・・・）
「そう言えば、伯父さんや伯母さんは？」
「あぁ、この不出来な息子が大学に行くので、ふたりとも一生懸命に働いているよ・・・」
「全くぅ〜そんな言いかたして・・・本気で感謝してる？」
「してるさ！でも・・・照れくさいよ」
「そうかも・・・」
　俊介は本棚からアルバムを取り出してミチルに見せた。
「ほら、小さい時のミチルだよ！覚えてるかな？」
　ミチルは幼い頃の自分の写真を見ながら想い出していた。
「う〜ん・・・なんとなく・・・だけど、ちゃんとは想い出せない・・・」
「フフッ・・・この写真は、ミチルが泣いた後に僕が撮ったんだ」
「えっ？泣いた後・・・」
　俊介はミチルの背後から覗き込むように見ていた。
　膝をついてお尻を上げた格好でアルバムを見るミチルを見て、俊介はミチルのオンナを意識していた。
（今度中学生のお尻じゃないよなぁ・・・胸も大きそうだし・・・）
「そうだよ！お医者さん役をやりたい！って、大泣きして」
「お医者さん役？・・・ってことは・・・えぇ〜っ！俊介さんと、お医者さんごっこしたの？」
「えっ、それも覚えていないの？残念だな〜面白かったのに」
「な、何、それ〜ねぇ、どんな風だったの？教えて〜」
　俊介はニヤニヤ笑いながらミチルを見ていた。

　俊介はベッドに腰を掛け、ミチルに話しを続けた。
「今から６年ぐらい前だったかな・・・あの時は僕がビックリしたんだよな・・・最初は服の上から診察の真似事をしてたんだけど、僕がふざけてミチルのパンツを触ったら、ミチルが急に裸になって・・・『お兄ちゃん、わたしのココ、変なの〜よく診てくれない？』そう言って、脚を開いて、ミチルの股間を触らせたんだ」
「えぇ〜っ！うそぉ〜そんなこと・・・俊介さん、エッチだから〜話しを作ってる！」
　ミチルは少し紅潮した顔で、俊介に反論した。
（恥かしいわ〜久し振りに会ったのに・・・俊介さん、カッコよくなって・・・なのに、何と言う・・・）
「作ってないよ！ホント！ウソは全く無い・・・それでミチルの・・・アソコを擦ったんだ。そうしたらミチル、気持ち良さそうな顔してジッとして・・・当時、僕も訳が分からなかったけど・・・ナッ！ビックリだろ？」
「本当ならね・・・」
（そんなに小さい時から、今みたいに変なところがあったんだ・・・）
　ミチルは、今では自分の性癖を理解していたが、まさか、そんなに幼い時から、そんな性癖があったとは、俊介の話しで初めて知った。
「まさか、それ以上は、してないでしょうね!?」
「冗談言うなよ〜幼児のアソコを弄る趣味は無いよ！ただ・・・ワレメからヌルヌルした液が出てきた時は驚いたよ！」
「・・・・・・・・・」
　ミチルは真っ赤な顔で俯いていた。

　俊介は別のフォトアルバムを取り出してミチルに見せた。
「あっ・・・・・・」
　ミチルは自分の幼い頃の写真を見ながら声を詰まらせた。
「親に内緒で現像して、僕だけの秘密アルバムにしたんだ・・・」
　アルバムの中のミチルは、幼い裸のミチルが様々に写されていた。
　中には、幼いワレメから滲み出る淫液も写っていて、否が応にも、ミチルの哀しい性を感じないではいられなかった。
「昔のことさ！」
「・・・・・・。俊介さん、どうして撮っておいたの？」
「正直に言うと、可愛いミチルが好きだったのさ！今ではもっと可愛い顔してるけど・・・もっとも、身体はすっかりオトナになってるけどね！」
「アンバランス？・・・・・・今のミチルは・・・キライ？」
「何を言ってるのかな・・・可愛い顔とナイスボディのミチル・・・魅力的になったとしか、言いようがないよ！」
「ありがとう・・・俊介さん・・・わたし・・・」
「何？」
「うん・・・今の・・・わたし・・・見たい？」
「えっ!?」
　俊介はミチルが何を言っているのか、全く分からなかった。
「今のわたしの・・・裸を・・・」
「えっ！な、何をバカなことを・・・あの時は幼児だったけど・・・今はもう、冗談じゃ済まない年齢だよ！」
「冗談で、冗談でこんなことを、言えると思う？」
「わたしの今の裸・・・写真に撮っておきたくない？」
　俊介はミチルの真面目な顔を見て、考え込んでいた。
「ふぅ〜今、ミチルの裸を見たら・・・写真を撮るだけじゃなく・・・」
「何？・・・したくなっちゃう？」
　ミチルにズバッと言われ、俊介は胸を高鳴らせた。
「・・・・・・確かに、魅力的だけど・・・僕たち従兄妹同士だぜ！」
「従兄妹同士でも、結婚は出来る・・・だから罪じゃないわ！」
「そう言う問題じゃない！・・・もっと同義的な・・・」
「じゃあ、試してみたら？俊介さん、我慢できるんでしょ！」
　ミチルは俊介の回答を待たずに、衣服を脱ぎ始めた。

　俊介は唖然として身動きできなかったが、ミチルが本気で脱ぎ始めたのを見ると、
部屋のカーテンを慌てて閉めた。
「ミチル・・・」
　振り返ったときには、もうミチルは全て脱ぎ捨てていた。
「ふぅぅぅ・・・どぉ？」
「想像以上に、魅力的だよ・・・」
　ミチルの裸は大人の女性とは比較にならなかったが、18歳の俊介には刺激的で、充分興奮させた。
　愛くるしい顔と見事な身体とのアンバランスは、俊介の股間を大きく膨らませた。
「そうみたいね！フフッ、俊介さんのソコ！」
「えっ！あっ！」
　俊介は慌てて股間を両手で覆った。
「素直じゃないわね！俊介さん」
「イヤァ、チョッと・・・」
　俊介は机の引き出しからデジカメを取り出した。
「いいわ！ご希望通り、被写体になるわ！」
　ミチルはベッドの上に身体を投げ出し、俊介を見つめていた。
（あと２〜３年もすれば、もっと全体的に絞れて、多分、本当にナイスボディになるだろうな・・・）
　乳房は風船のように膨らんで揺れ、ヒップも柔らかく肉付いていた。
　俊介は自然なミチルの裸体を何枚もデジカメで撮り、その後、ミチルにポーズをとらせて撮影し続けた。
　乳房を抱えたポーズ・・・
　股間を広げ自分の指を這わすポーズ・・・
　両脚を両手で抱え、股間を露わにオトコを待つポーズ・・・
　四つん這いになって身体を弓なりに反らして悶えるポーズ・・・etc.
　様々なポーズをミチルにとらせ、俊介は夢中で撮影した。

　ミチルは涙を浮かべていた。
「ミチル・・・ゴメン・・・僕・・・」
「ふぅ〜いいの！もう満足した？」
　ミチルは零れる涙を拭おうともしないで、俊介を正視した。
「誤解するなよ！別に・・・ミチルを脅迫したわけじゃ・・・」
「あんな写真を見せられて・・・どう解釈すればいいの？これで、また新しい写真がたくさん撮れたし・・・俊介さんの言うことなら、何でもきくわよ！」
「・・・・・・・・・」
　俊介は返す言葉が見つからなかった。
　ベッドの上のミチルの横に座って優しく抱き寄せた。
「ゴメン・・・恥かしい思いばかりさせちゃって・・・そんなつもりは無かったんだ・・・本当だよ、信じて・・・」
「・・・・・・うん・・・」
　ミチルは小さな声で頷いた。
「ミチル・・・」
　俊介はミチルを抱いてベッドに横たえ、優しく口づけをした。
　そのまま、俊介はミチルの豊満な乳房を揉み始め、同時に、自分の着ていた衣服を器用に脱いだ。
「やっぱり・・・」
「あぁ、ミチルの言うとおり・・・我慢出来ないよ」
　この時には、もうミチルの身体は点火していた。
　カメラで撮られている時に、哀しい性は目覚めていた。
　しかし俊介に悟られるのを避け、淫らな欲を抑えていたのだ。
（もう、いいんだわ！はぁ、はぁ・・・いっぱい満たして！）
　ミチルは心の中で淫らな言葉を呟き、全身を解放していった。

　俊介はミチルの豊満な乳房をむしゃぶるように舐め回し、乳首を舌で転がすようにしながら、手を股間に伸ばした。
「あ、あぁぁ・・・優しく・・・して・・・」
（おっ、濡れてる・・・感じやすいんだな・・・でも、いいのか？）
　ここに至っても迷っていた俊介だが、ミチルの手が俊介の肉棒を掴むと同時に、その迷いは完全に吹き飛んだ。
　俊介の指がミチルの淫唇に這いクリトリスを愛撫すると、ミチルは夢中になって俊介の肉棒を扱いていた。
「あぁ〜あ、あふぅっ・・・はぁ、ぃぃ、ぁぁぁぁ・・・あ、あぁ・・・」
「ミチル・・・あうっ・・・あ、はぁ・・・」
　俊介はミチルの肉棒の扱きを必死で堪え、愛撫を続けた。
（こんなに感じるのか！あの可愛い顔が・・・艶っぽくなって・・・）
　俊介はミチルの表情や声に興奮し、ミチルの手を肉棒から放し、ミチルの股間に身体を移動させ、淫唇を舐め始めた。
「あはぁ〜ん・・・あぁ〜ん、はぁ、あ、あ、あぁぁぁ、はぁ・・・」
　俊介はクリトリスを舐めながら淫壷に指を入れ、淫らな液が満ちた肉壁を圧するように指で擦った。
「あぁあああああ〜〜〜い、いぃ〜っ・・・はぁ、イッくぅぅぅ〜〜」
　ミチルは押し殺したような声を発し、俊介の頭を自分の股間に押し付けて激しく昇りつめていった。
（すげぇ〜今の中学生は、売春もするっていうけど・・・大人のオンナと感じ方が変わらないなんて・・・ふぅ、はぁ、はぁ、イってる時のミチルの顔・・・堪らない色気が・・・もぅ限界だ！）
　俊介はミチルのお尻を持ち上げ、昂った肉棒を淫壷に挿入した。
「お、ぉぉぉ・・・あぁぁぁ、はぁぁ、すごく、いぃ・・・あぁ〜〜」
　ミチルの淫壷の不規則な締め付けに、俊介は奥まで挿入しただけで射精しそうになった。
「うあっ・・・はぁ、ふぅ、俊介さん・・・い、いぃ〜〜っ・・・はぁ・・・」
　ミチルは俊介の身体に腕を巻きつけ、両脚を突っ張って感じていた。
（そんなに我慢出来そうも無い！ふぅ〜早くイカせないと・・・）
　俊介は歯を食いしばって腰を激しく繰り出した。
「ああっ、いぃ〜はぁ、はぁ、あはっ・・・ぁぁ、い、いぃ〜っ・・・」
「僕も・・・ミチル、いいよ・・・あうっ・・・」
「待って・・・もぅ少し・・・あっ、はぁ、ふぅ、うぅっ・・・俊介さん、イッて！あぁ〜あっ、イッくぅぅぅ〜〜〜」
「ミチルぅ〜〜あうっ・・・・・・あ、はぁぁぁ・・・あぁ・・・ぁぅぅ・・・」
　ミチルが昇りつめるのと同時に、俊介の肉棒から若い精液が、ミチルの淫壷の奥に放出された。

　少し休むと、ミチルは俊介の肉棒を舐め始め、その可愛い顔と淫らな舐め方のアンバランスに興奮し、俊介はすぐに肉棒の堅さを取り戻した。

　夕方、俊介の両親が帰ってくるまで、時間の許す限り淫らに交わり、その後、ふたりは何事も無かったような顔で、俊介の両親と接していた。
　さらに、その夜・・・
　俊介の両親が寝静まった後、再び、ふたりは激しく交わりあった。
「赤ちゃんが出来たらどうするの？」
「そうしたら・・・19歳の父親と13歳の幼な妻が誕生するだけさ！」
「いいの？それで・・・」
「いいよ！ミチルさえ良ければ・・・僕は望むところだよ！」
「俊介さん・・・」
　ミチルが東京に帰る前日までの５日間・・・
　日中は俊介の両親が居ない時間を、フルに使って淫らに貪りあい、夜は夜で、淫らな体位や行為を繰り返した。

　ミチルが東京に戻る日・・・
「ミチル、今度、東京に会いに行くから！」
「うん・・・俊介さん、無理しないで・・・忘れてもいいから・・・」
「ば、バカなことを・・・忘れられる訳が無いだろ！」
「大学、真面目に頑張ってね！じゃぁ・・・」
　新幹線のホームまで俊介はミチルを送りに来ていた。
（必ず迎えに行くから・・・）
（これで、お別れよ！俊介さん。結構、良かったわ！うふっ・・・）

　帰りの『のぞみ』の中でミチルは、これからの新しい中学校生活を想像していた。
（これで・・・完全に子供から卒業したし・・・これからはオトナのオンナとして、もっと楽しく生きていくわ！）