1-2．祐也

　ある日、突然、隆一が美紗の前から姿を消した。
「お母さん、隆一兄ちゃんは？」
「あぁ、美紗には何も言って行かなかったのかい？そうか、あなたたちは兄妹みたいだったから、言えなかったんだね・・・隆一君は、名古屋に就職して行ったんだよ」
「えっ!?・・・じゃあ、もう、会えないの？」
「そうだね〜落ち着けば、また、遊びに来るだろうけど・・・仕事をし始めると、なかなか時間が無いだろうね」
「そんなぁ・・・・・・」
美紗には青天の霹靂だった。
（もう会えないなんて・・・と言うことは、もうセックスできない！どうしよう？毎日、してたのに・・・どうしよう？）
そうして、美紗は中学生になった。

中学生になると、周囲の同級生でもセックスを経験する娘がいた。
　しかし、小学校３年生から経験していたのは美紗だけで、そんなことは口が裂けても言える事ではなかった。
（同級生となんて・・・やっぱり大人のオトコがいいな・・・）
　美紗は隆一が居なくなって以来、毎晩、自分で慰めていたが、それもボチボチ限界だった。

「美紗、家庭教師を頼もうか？」
「えっ!?何で？」
「だって隆一君が居た時は、美紗の勉強をみてもらえたけど・・・それに中学生になると、益々、難しくなるからね」
　美紗の母親は、美紗に家庭教師をつけようと言い出した。
「家庭教師か・・・いい先生だったらいいけど・・・」
「そうね！隆一君のようなタイプならね〜」
「うん・・・」
（家庭教師か！いいかも・・・）
　美紗は母親の提案に同意した。

　数日後、家庭教師の先生が美紗の家にやってきた。
「Ｗ大の佐野 祐也です」
　自己紹介した大学生は、真面目そうな好青年だった。
（結構、いいかな・・・隆一兄ちゃんとは違ったタイプだけど・・・）
　美紗の第一印象は、いい感じ。
　中肉中背、顔もハンサムな方だった。
（アッチの方は・・・どうか分からないけど・・・アハッ！）
　どうしても、セックスを考えてしまう美紗だった。
（勉強の家庭教師で、セックス教師じゃないのに・・・）

　結局、翌週から水曜日と土曜日の夜に来てもらうことになり、勉強の指導の仕方には、美紗も満足していた。
（面白くも無い先生・・・先生としては申し分ないけど・・・）

　祐也が美紗の家庭教師になって２週間ほど経った頃、母親が美紗の部屋にやってきた。
「美紗、今週の土日ね・・・」
「うん？何？」
「実は、町内の慰安旅行があってね！今回は、お母さんも一緒に行こうかと言うことになって・・・」
「えっ!?じゃあ、土日は、わたしだけ？」
「そうなの！もし、美紗がイヤなら・・・わたしは行かないけど・・・」
　美紗は少し困ったような顔をしたが、快く了解した。
「たった２日間でしょ！大丈夫、コンビニもあるし」
「食事は適当に・・・じゃあ、いい？」
「いいよ！たまには、夫婦仲良く温泉で骨休めすれば〜」
「フフ、そうね！あぁ、だから、家庭教師の先生には連絡して！」
「何を？」
「土曜日は美紗ひとりなんだから、お休みにしてくださいって」
「そうか・・・分かったわ」
（そうか、土曜日の夜に、先生とふたりきりに・・・）
　美紗は祐也に断りの電話を入れなかった。

　土曜日になった。
　美紗はひとりの時間を楽しんでいた。
（たまには、ひとりっていうのもいいかも・・・）
　料理の真似事をしたり、長々とゲームを楽しんだり、日頃出来ないことを試したりした。
　祐也が来る８時が近づくと、美紗は落ち着かなくなっていた。
（お風呂も入ったし、後は・・・）
　隆一との関係は、常に隆一がリードしていたが、今回、美紗は自分から祐也を誘惑してリードしようと思っていた。

「こんばんは〜」
　祐也がやってきた。
　美紗は近所に知られては困るので、素早く祐也を家の中に入れた。
「あれ？どうしたの？」
「実は、今日と明日、両親が旅行で・・・それで用心深くなって」
「えっ！そうなの？それは心配だね。美紗ちゃんひとりじゃ」
「昼間はどうということも無かったんだけど・・・やっぱり夜になると怖くて・・・それで全部戸締りをして・・・」
「それはそうだよね！じゃあ、僕が来て良かったのかな？」
「先生が居てくれれば、心強いよ」
　そんな会話をしながら、美紗は祐也を２階の部屋に連れていった。

「それじゃ、とにかく勉強を・・・」
　祐也は生真面目に家庭教師としての務めを遂行した。
「今日は、問題を作ってきたから、早速、解いてくれるかい？」
「えぇ〜っ！先生、抜き打ちテストなの？」
「水曜日にやった復習だから・・・」
　仕方なく美紗は問題に取り掛かった。
　暫くすると、祐也は妙に落ち着かなくなっていた。
（ほらほら、気になって仕方がないんだ！祐也先生も、やっぱりオトコだわ！視線を感じる・・・）
　祐也の視線の先には、美紗の胸と太股があった。
（ノーブラだよ！乳房の谷間も丸見え、その先には乳首が・・・それに・・・ムッチリした太股に張ったお尻が・・・堪んない！美紗ちゃん、中学１年、12歳だよな・・・それにしては成熟して・・・ヤバイ！堅くなってきちゃった）
　祐也は美紗の身体を見ているうちに、勃起しそうになっていた。
（12歳の子供に発情するなんて！何を考えてるんだ、オレは！）
　意識しないようにすればするほど、気になって仕方がなかった。
（あぁ〜あ、勃起しちゃって！可愛いわ〜祐也先生！）
　美紗は祐也の反応が面白くて仕方がなかった。

　２時間の間、祐也は我慢のしどおしだった。
「今日は、この辺にしよう！」
「はい！先生、もう帰るんですか？」
「ん？帰るに決まってるじゃないか」
「だって・・・先生が帰っちゃうと、美紗、ひとりになっちゃう」
「あ、そうか・・・」
「夜、ひとりで過ごしたことが無いから・・・怖くて・・・」
　美紗は祐也の気持ちを何とか惹きつけようとした。
　両脚を組んだり、身体を捩って肉感を強調したりしながら、美紗は不安そうな表情をして見せた。
（チャンスかも・・・だけど、中学生だぞ！まだ12歳の・・・）
　祐也の気持ちは揺れていた。
「隣の部屋が空いてるから・・・先生が居てくれれば・・・」
「ご両親が心配するよ！僕が泊まったりしたら」
「両親は、明日の夕方じゃないと帰ってこないし・・・今日は先生、来ていないことになってるから・・・内緒にしておけば・・・」
（う〜ん・・・）
　祐也は揺れ動く気持ちで美紗の方を見遣った。
（しかし色っぽいなぁ〜とても12歳の女の子とは思えないよ！あの胸・・・あの太股・・・あの腰つき・・・あぁ、堪んない！）
　祐也は、彼女と別れて３ヶ月が経っていた。
　その間の性欲処理は、もっぱらオナニーだった。
（たとえ美紗ちゃんとセックス出来なくても、いいキッカケにはなるよな・・・あぁ、また何を考えてるんだ！12歳の少女とセックスだなんて！）
　結局、祐也は美紗の願いを聞き入れることにした。

　美紗は祐也を１階に連れて行き、軽食とコーヒーを出した。
「先生、食べ終わったら、お風呂に入ってください。わたしは、自分の部屋で寝る準備をしてますから・・・お風呂が終わったら、必ず隣の部屋に居てくださいよ！ちゃんとベッドを用意しておきますから」
　美紗の不安そうな表情に、祐也はやっぱり子供だと感じた。
「分かったよ！ありがとう！お風呂から出たら、美紗ちゃんに言ってから隣に行くからね！」
「はい！そうしていただくと、美紗、安心するわ！」
　それから30分ほどで、祐也はお風呂も終わり、２階に上がった。
（もう11時か・・・まぁ、寝ちゃえば、あれこれ考えなくても済む）

　その頃、美紗は・・・
（もうじき部屋に来るから・・・）
　祐也が部屋に入ってくるのを感じ、美紗はベッドに横になった。
「美紗ちゃん、入るよ」
　祐也は美紗の部屋のドアを開け、中に入った。
「あっ！」
　祐也は美紗の寝姿に思わず声を上げた。
「美紗ちゃん、寝ちゃったのかい？」
　小声で美紗に声を掛けるが、美紗の反応は無かった。
（おい、た、堪んないよ！ムチッとしたお尻が丸見えだよ！あっ！オ○○コも、お尻の穴も・・・はぁ、はぁ・・・）
　祐也の股間は大きく盛り上がっていた。
（ＬサイズのＴシャツをパジャマ代わりにしてるのか・・・いつも誰も見ていないから、素肌に着てたんだ・・・）
　祐也の理性は完全に吹き飛び、肉棒を露わにし美紗の傍に寄った。
　美紗は背中を見せて身体を丸めるように寝ていた。
　祐也は生唾を飲み込み、逸る鼓動を抑え、息を殺して手を伸ばした。
（滑らかな、いい感触・・・はぁ、はぁ・・・）
「あっ！先生、何を？・・・えっ！ソレ！」
　美紗は起き上がり、祐也の股間にそそり立つ肉棒を指差した。
（隆一兄ちゃんのと形が違うわ！先っちょが大きくて・・・）
　しかし、祐也の理性は元には戻らなかった。
「美紗ちゃん！」
　祐也は美紗を勢い良くベッドに押し倒した。
「先生!!ダ、ダメッ！」
「もう止まらないよ！」
「ダメ！わたしまだ中学生なのよ！」
「美紗ちゃん！もうダメ！限界なんだ！はぁ、はぁ・・・」
　美紗の抵抗はここまでだった。
（もう、この辺で受け容れないと・・・あぁ、早くしたいわ！）
「先生・・・わ、分かったから・・・乱暴にしないで・・・」
「美紗ちゃん・・・」
　祐也は優しく美紗の大きなＴシャツを脱がせた。

　祐也が美紗のＴシャツを脱がした途端、美紗のプルプルとした乳房が祐也の目の前で揺れた。
　祐也は再度、美紗を押し倒すようにして乳房を掴み、揉みしだいた。
（おぉ〜〜これが12歳の乳房か・・・）
　しばらく美紗の乳房の感触を味わった後、舌で舐め回した。
「あ、あぁぁぁ・・・」
　親指と中指で小さな乳首を挟んで揉み、人差し指で上から擦った。
「はぁ〜あっ、ぃぃぃ・・・」
（結構、感度がいいけど、経験あるのかな？）
　祐也は美紗が処女で無いことを祈っていた。
（12歳の処女を・・・いくらなんでも、マズイよな・・・）
（いけない！あまり感じちゃ・・・経験の無いフリをしないと・・・）
　祐也の指が下腹部から太股に這い廻った。
「あっ・・・あっ・・・あっ・・・」
　美紗はビクビクと処女のような反応をしてみせた。
　祐也は美紗の堅く閉ざされた美紗の太股を割って入り、美紗のふっくらとした淫唇を覗き込んだ。
「美紗ちゃん・・・下の毛、剃ってるの？」
「うぅん、生えてこないの・・・イヤァ〜恥かしいから見ないで！」
「そんなこと無いよ！キレイだし、可愛いし・・・」
　祐也の興奮度は増すばかりで、肉棒は暴発寸前だった。
（うっ、これじゃ、入れる前に出ちゃいそうだ・・・）
　祐也は淫らな液の滲んだ美紗のワレメをそっと撫でてみた。
「あっ・・・」
　美紗は思わず大きく喘ぎそうになったが堪え、声を出すのを抑え、表に出さず内で快感に悶えていた。
　祐也は夢中で幼女のようなワレメを舐め、恐る恐る中を開き、小さな肉芽を見つけて舐め始め、味わった。
（あぁぁぁ、声が・・・声が洩れるぅぅぅ・・・ふぅ、ふぅ・・・）
　堪えれば堪えるほど美紗の快感は増し、小さな絶頂を感じていた。
（うっ、ぅぅぅぅ・・・はぁ〜はぁ〜やっぱり、いいわ〜〜）
　さらに祐也は淫液の溢れる淫壷に指を入れようとした。
「痛い！せんせい・・・いたい・・・」
「ご、ゴメン！」
（やっぱり処女なのか・・・しかし身体は大人顔負けのセクシーさ！どう考えれば・・・？でも、このアンバランスが最高だ!!）
　祐也は美紗を処女だと思い込み、自分の淫欲を忘れ、美紗をオンナにすることに懸命になっていった。

　30分ほど愛撫を繰り返した後、祐也は高揚した気持ちで肉棒を握り、ドキドキと心拍を早くし、少し震えながらゆっくり挿入し始めた。
「いぃ〜・・・い、いたぁ・・・ぃ・・・うぅふぅぅ・・・ぁぁぁ・・・」
　美紗は久しぶりの肉棒の挿入に、いきなり昇りつめそうだった。
　イクぅぅぅ〜〜と言いそうになるのを堪え、肉棒を締め付けた。
「す、凄く、キツイな・・・美紗ちゃん、少しの間、我慢して・・・」
　少しずつ奥に入れた肉棒を、美紗の淫壷はキュッキュッと締め付け、奥へ奥へと吸い込んで離さない感じだった。
「いぃっ、ぃぃぃ〜〜〜たい、はぁ、痛い・・・」
（凄い！先生のオ×ン×ンの先っちょが、中を擦って・・・いぃ〜〜）
　祐也の亀頭の張り出した傘が、美紗の淫壷の肉襞を擦っていた。
「美紗ちゃん・・・凄く、いいよ！ゆっくり動かすから・・・」
（狭くてキツクて・・・処女って凄いな！締め付けがピクピク・・・）
　祐也は美紗のオルガの痙攣を処女のキツさと勘違いしていた。
　美紗は祐也の背中に爪を立てて、何度も昇りつめていた。
（美紗ちゃん、爪を立てて痛いのを堪えてる・・・）
　やがて祐也は堪えきれなくなったが、淫壷に射精するのを避け、肉棒を淫壷から抜き、亀頭をティッシュで包んで射精した。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・美紗ちゃん・・・」
「先生・・・わたし・・・」
「あぁ、大人のオンナになったんだよ・・・」
（冗談じゃないわ！これでお終い？せっかく両親が居ないのに・・・是が非でも朝まで頑張ってもらうわよ！）

　美紗は祐也と抱き合ったまま、そっと祐也の股間に手を伸ばした。
「うっ！美紗ちゃん、何を・・・？」
　美紗は祐也の肉棒を握って擦っていた。
「これで・・・先生のこれで、わたしを・・・そう思うと、もっと知りたくなって・・・触っちゃダメ？」
　可愛い表情で言いながら肉棒を扱く美紗に、祐也は息を荒げ復活し始めていた。
「美紗ちゃん、アソコ、痛いかい？」
「うん、少し・・・だけど、先生なら・・・」
「美紗ちゃん・・・可愛いよ！」
　祐也は美紗の小さな口唇を舐め、舌を入れて吸った。
（あぁぁぁ・・・これで朝まで・・・）
　美紗の思惑通り、祐也は夜が明けるまで繰り返し美紗を味わった。
（違うわ！わたしが先生を味わったのよ!!ウフッ・・・）

　それから２年・・・美紗が中学２年の終わりまで、祐也は美紗の虜になっていた。
　就職活動が忙しくなった祐也は、渋々、美紗の家庭教師を辞めた。
（仕方がないか！でも、お尻を愛してもらえなかったわ！３年になるのか・・・高校受験もあるし、少し真面目に・・・）
　美紗も気持ちを切り替えようと思った。