第2部　第5章　　黒人のペニス


　大輔が考えていた4人目は、黒人のペニスを相手にさせることであった。二人の黒人と考えていたが香織を壊されたら困るので、当面はジョージだけにすると決めていた。


　このジョージのペニスは異常にデカかった。長さ30センチ、太さ6センチもある大砲なのだ。こんなペニスを刺し込まれただけで膣が壊れるのではないかと心配していた。
　女の膣は、赤ちゃんの通る道、出産を経験した膣は、10センチくらいは大丈夫と分かっていても気になるのであった。


　大輔は、「俺も甘い」と反省するのであるが、厳しさと優しさは二律背反する問題である。優しさも必要であると-----。


　第4週目の相手が黒人になるとは、まったく知らされていない香織が館にいつものように来た。この館に来ただけで目が潤み、股間から愛液が流れ出している。期待感なのか、条件反射で脳が痺れてきているのかもしれないと思えた。


　香織は、入浴して身体を香水の入った入浴剤で磨き、大輔を待った。大輔の姿を見るなり、大輔に駆け寄り、身体に触れ、ペニスに自然に手が伸びていた。すでに大輔のペニスも大きく勃起していた。愛しいものに触れるように手で愛撫して、唇を寄せていく。今は、香織が精神的に安堵できるのが大輔に愛されるひと時だけが身も心も開放できるひと時なのだ。


　大輔の身体は、香織が熟知していた。睾丸に舌を這わせて、竿を亀頭まで下で愛撫していく。亀頭に唇が届いた時には、大輔の先走りがジュルリ、ジュルリと噴出していた。その先走りを美味しそうに舐めていく。そして、本格的に精液が噴火するまで鈴口を吸い上げる。右手で睾丸を撫で、左手は大輔のアヌスに沈めていた。


　この要領で責められると大輔でも15分も耐えることができなかった。香織の口に大量の精液を噴火させ、そのまま、膣に挿入して子宮に噴火するまでが40分とかからなくなっていた。大輔との逢瀬のひと時で、香織の心は平穏になり、次にどんなことが起ころうと許せる気分になってくる。


　そのままベットで微睡んでいた。心地よい居眠りをむさぼっていた。その香織の白い肌に真っ黒な肌が被さってきた。夢の中と思っていたが目をゆっくり開けると白い歯でニャケル黒い顔があった。
「キャーツ------」
「怖がらなくても-----優しいから-----」


　初めてまじかで見る黒人、その黒い肌が香織の身体も黒く染められる錯覚になるほどである。大きな舌で乳房を舐め、「チュウチュウ」と乳房を吸われる。赤子に乳を飲ませながら快感を感じたことのある香織の乳房、香織の性感帯なのだ。乳首を強く吸われるだけで身体が麻痺して、全身がピンクに染まり、感度が高まっていく。


　香織は大きく息をしている。左の乳首、右の乳首と交互に吸われ、ジョージの右手が割れ目を探った時には、股間は洪水状態になっていた。ジョージの分厚い唇が股間に移り、クリストスと膣から溢れる愛液を「チューチュー」と吸っている。

　強くクリストスを吸われる度に、失神を繰り返す香織、正常な状態から淫靡な状態に成り下がっていた。大海原で心地よく揺れる小舟のように快楽と快感のはざまを彷徨っていた。


　突然、「今度は香織さんが奉仕する番です」
　我に返る香織、焦点が定まらないままに、唇に突き出された黒くて太く、匂いのあるペニスに怯む香織、それを許さないかのように頭を押さえられた。


　覚悟を決めて、口に咥えることもできない巨大なペニスを舐めていく。最初のときの怖さは感じなくなっていた。与えられた時間に相手を如何に満足させるかが香織に与えられた使命なのだ。無心でジョージのペニスを燃えたぎらせていく。精液を搾り取ることが使命なのだ。


　唇も舌も痺れてくる。こんなに誠心誠意を込めて奉仕しているのにジョージのペニスは噴火することもなかった。最後の手段を考える。右手で大きな睾丸を愛撫し、左手で肛門に指を入れて、前立腺を探る-----しばらく何度も繰り返していると----。


「でるでる----全部飲み込めよ」
　叫ぶように囃し立てなずら香織の口に噴火していく。飲み込んでも、飲み込んでも濃くてネバネバしたスペルマが喉を直撃してくる。涙を流しながら喉も鳴らしていく。
「ハァーーーハァ-----」
　とため息を付きながらも飲み干した。飲み干すと同時にその迫力の凄さにベッドに倒れこんだ。


　明日の朝まで時間は十分にある。香織のテクニックと香織のもち肌が気に入ったジョージは、香織のもち肌にキスマークを隈なくつけていく。朝までにジョージのミルクを何回注がれるかと思うと胸が膨らんでいた。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2-6に続く