ある日の夜、久美子は佐伯の携帯を鳴らした。
　RRRRRRRRRRRRR

「はい・・・・・・・佐伯ですが」
「佐伯さん？私よ・・・・・・・・判る？」
「ああ、判るよ・・・久美子さん・・・だったね」
「ええ、久美子よ・・・今どちらにいらっしゃるの？」
「今？・・・そうだな・・・ここはススキノで飲んでるけど・・・出てくるかい？」
「えっ？お一人なの？」
「ふふふ・・・心配かい？誰かと一緒だと・・・」
「ええ、モテる人だから・・・・・あなたは」
「ハハハ・・・今は一人だよ・・・一緒にどうだい？」
「ええ、これからお邪魔していいかしら？」
「構わないさ・・・・・場所は・・・・・・・・・・」
　久美子は小走りに通りに出て、タクシーを拾った。

　佐伯は行き付けのスナックのカウンターで一人飲んでいた。
（ふふふ・・・・・早速、癖になってしまったか・・・このペニスが・・・今夜も抱いて欲しいのかな？）

　やがて、店のドアが開いた。
　シックなドレスに身を包んだ久美子が立っていた。
　佐伯は合図して久美子を誘った。

「呼んで頂いてありがとうございます」
「丁度、退屈していたところだったから・・・」
「あら、ごめんなさいね・・・退屈させて」
　スナックのママが口を尖らせて呟いた。
　四十代の美形な顔立ちのママは着物が良く似合っていた。

　美人ママは佐伯のブランディをクラッシュアイスの詰まったグラスに注ぎ、久美子に差し出した。

「よく来てくれたね・・・じゃあ、乾杯！」
「はい、乾杯！」
「こちら久美子さん、ママも一緒にどう？」
　佐伯はママに向かって、久美子を紹介した。
　店には他に客はいなかった。

「ええ、ありがとう・・・でも、お邪魔でしょうから・・・」
「いえ、どうぞ・・・私が無理に割り入ったものですから・・・ご一緒しませんか？」
　久美子はママに気を使って告げた。

「あら、ご親切に・・・それでは、遠慮なく頂こうかしら・・・」
「女同士の話も弾むだろうから・・・」
　佐伯は助け舟を出した。

　暫くの間、三人での会話が弾んでいった。

「勘定してもらおうか・・・」
「え？もうお帰りになるの？」
　久美子の目には、ママの反応が不満そうな気配さえ感じた。

（ママとも特別な関係かしら・・・そうであっても不思議ではない雰囲気ね）
　久美子は勝手に想像を巡らせていた。
　だが、久美子の想像は当たっていたのである。

「これから、何処かで飲みなおしかしら？」
　ママは名残惜しむように声を掛けた。

「もう遅いから・・・・・・送って帰りますよ」
　佐伯はそう応えると、ママに向かって片目を瞑って合図した。
　その合図はママの口元を緩ませた。

　そんな合図など久美子には判るはずもなかった。
　佐伯とママとの間には、久美子が来る前に打ち合わせが付いていたのである。
　佐伯は先に店を出て、定宿にしているホテルに来ることを約束してあった。

「それじゃあ、帰るよ」
「ありがとうございました、久美子さん又いらして下さいね」
「はい、ありがとうございます・・・ご馳走様でした」
　佐伯はエレベーターの中で久美子に口付けした。

「欲しかったかい？これが・・・」
　佐伯の手が久美子の手を引き、自分の堅くなった股間に触れさせた。

「うっ！そ、そんな・・・・・」
　久美子の秘奥は既に潤んでいた。

「黙って付いてくるかい？」
「ええ、あなたが望むなら・・・」
「いい返事だ・・・可愛い女だ・・・」
　佐伯はススキノの外れへと車を走らせた。

　二人はホテルの部屋の中に入った。
　久美子の目に飛び込んできたのは、部屋の中央に位置する大き目のダブルベッドであった。

「さあ、風呂でも用意してくれるかな」
「あ、はい・・・すぐに」
　久美子は佐伯の指示に従い、バスルームへと入って行った。

　そこへ、スナックのママが入ってきた。
「少し早かったかしら？」
「いや、丁度今来たところだから・・・驚くだろうな、久美子の奴・・・ふふふ」
「ふふふ・・・そうね、３Ｐだって知ったら、帰ってしまわないかしら？」
「大丈夫だよ・・・俺の命令には逆らわないように調教しておいたから・・・」
「まあ、誰でも思いのままね・・・憎らしいけど・・・私もそうね」
　佐伯は下着を脱いで裸になった。
　スナックのママも又、全裸になった。

　そこへ、風呂の用意をして戻った久美子が入ってきた。
「えっ？これは、どういうことなの？どうしてママが・・・・・」
「こういうことだよ・・・今夜はママと久美子と三人で仲良くセックスするんだ」
「そ、そんな・・・・・・」
「久美子さん・・・私では嫌かしら・・・」
「そんなことではなく・・・あの・・・・・どうしたらいいの・・・」
「ふふふ・・・何も慌てることもないさ・・・ゆっくり楽しもう、判ったね」
「えっ？は、はい・・・・・・・・」
「さあ、脱いで・・・・・・・皆で風呂に入るよ」
　久美子は観念したように、脱ぎ始めた。
　二人は好色そうな目でその姿を眺めていた。

　バスルームの中、佐伯は背丈の同じ女二人に挟まれ、体が泡でまみれている。
　正面から久美子の体がピタリと合わせられ、後ろからはママの乳房が佐伯の背中に押し付ける。
　ママの手が後ろから伸ばし、佐伯のペニスを扱いている。
　その先端が久美子の秘裂に当てられ刺激を与えていた。

「あああ・・・・・変な気持ちになってしまうわ」
「久美子さん・・・感じていいのよ・・・もっと、遠慮なく乱れて・・・ふふふ」
　佐伯は久美子の唇を奪った。

　嫉妬からか、ママの手に力がこもる
「うっ・・・痛い！」
「あら、ご免なさい・・・」
「嫉妬かい？」
「べ、別に・・・・・・」
「ふふふ・・・いいよ、正直に云っても・・・」
　佐伯は体を返し、後ろを向いた。
　そして、ママの唇にキスをした。

　久美子は後ろ向きになったまま、草むらを佐伯の尻に押し付け、ペニスに手を伸ばし、扱いた。
　佐伯とママの合わせた体の隙間で扱いている。

「後ろを向けよ・・・・・最初はママからだ」
　佐伯はママに告げた。

「嬉しいわ・・・久美子さん、先に頂くわ・・・ご免なさいね」
「あ、いいえ・・・・・」
　泡にまみれたまま、ママはバスタブに手を突き、形のいい尻を突き出した。

「さあ、久美子・・・ママの穴に導いてくれないか」
「えっ！そ、そんなこと・・・」
「さっさと云う通りにするんだ！」
「は、はい」
　久美子の手が堅くなったペニスを握り、泡の中に薄っすらと浮かび上がる淫裂へと導いた。

　ママの黒ずんだ割れ目にあてがうと、佐伯は腰を突き出し、ゆっくりと沈めていく。
　屹立した肉棒がママの穴に沈んでいく様を久美子は食い入るように見つめていた。

「あああ・・・・・すごいわ・・・・・・・沈み込んでいく・・・あんなに太いペニスが・・・・・」
「見てろよ、久美子・・・・・・・・ママの乱れる姿を」
「見て！久美子さん・・・・・・・・・後で、私が見てあげるわ・・・・・・」
　佐伯の抽挿が激しくなっていく。

　ズンズンズン・・・ジュブッジュブッ・・・・・・

「あああああ・・・・・・・いいわ、スゴイスゴイ・・・見られていると、感じるわ・・・久美子さん見ていてね・・・もっとよ、もっと激しく突いて！」
　ママの欲情した声がバスルームの中に響き渡る。

　久美子は一瞬、眩暈を催した。
　官能的で淫靡な世界が目の前で繰り広げられている。

　久美子は佐伯の緊張させた尻を撫でながら、視線は男と女が繋がっている一点に集中させていた。
（スゴイ！・・・・・こんな風にされているのね・・・私も・・・ああ、感じてしまうわ）

　目の前で展開されている淫靡なシーンが久美子の秘奥を熱くさせていた。
　そんな様子を見ていた佐伯が久美子に告げた。

「さあ、ママの前に行って舐めてもらうといい・・・」
「舐めてあげるわ・・・こちらに来て」
　久美子は恐る恐る、バスタブに腰を降ろした

　ママはシャワーで泡を取り除き、脚を拡げさせた。

「まあ、綺麗なワレメちゃんね・・・可愛いわ・・・・・・・今、気持ちよくしてあげるわ」
　ママの手が久美子の秘裂を開き、後ろから佐伯によって貫かれたまま、舌先がワレメをなぞり始めた。

　チョロチョロ・・・・・・ジュルッジュルッ・・・・・

「ああ！う〜ん・・・・・」
　久美子は思わず呻いた。

　その様子を眺めていた佐伯の肉棒が、一層充血して太さを増した。
　ズズズン・・・・・・ズルズル・・・・・・・・

　向き合う形となった佐伯と久美子の視線が会う。

「もっと、楽しむんだ久美子・・・・・セックスを・・・」
「はい・・・あああ・・・凄いセックスしてるのね・・・乱れてしまいそう・・・」
「そうだ！思い切り、乱れろ！余計なプライドも全てかなぐり捨てて没頭するんだ・・・」
「そうよ、何もかも忘れて楽しむことよ・・・」
　うつ伏せになっていたママが呟いた。

「ママ、そろそろベッドに移ろう・・・」
「いいの？一度出さなくて・・・ふふふ」
「後はベッドで楽しませてもらうさ」

　三人はバスローブを羽織ってベッドの上で、ビールを飲みながらくつろいでいた。
　佐伯の両側に横になったママと久美子は、バスローブを持ち上げているペニスを弄んでいた。
　合わせ目をはぐり、屹立したペニスを二人の目に晒した。

「ふふふ・・・・・・いつ見ても、大きいわね、そう思わない？久美子さん」
　ママが見慣れた言い方をした。

「えっ？そ、そうですね」
　久美子は口には出さないが、心に引っ掛るものを感じていた。
（ママとはもう、何度も身体を重ねているのね・・・でも、私も一度でこんな風にされてしまったんだもの・・・この人とは、離れられないわ）

　佐伯の手が全裸の女たちの乳房を触っている。
　乳首を指に挟み、優しく包み込むように乳房を揺らす。

　両側から、そそり立ったペニスを咥え舐め回している。
　次第に欲情した二人のメスはペニスを舐めたまま、唇を合わせた。

　う、う〜ん・・・

　向かい合うように立ち上がったメス同士がレズの仕草を始めていた。
　互いに、乳房と乳首を舐め、手は互いの草むらに這わせていた。

「ふふふ・・・いい眺めだぜ・・・二人ともレズショーでも見せてくれ」
「いいわ、その代わり、あとで、タップリ可愛がってね・・・・・」
　ママが告げた。

「さあ、久美子さん・・・タップリ見せ付けてあげましょ・・・アソコが爆発しそうなほど・・・ふふふ」
「ええ・・・そうね」
　ベッドの上に寝そべった二人の裸体が妖しく蠢く。

　佐伯はベッドを降り、ソファに座ってビールを煽った。
　佐伯のペニスが勃起したままであった。
　スポットライトの下で妖艶なショーが展開されている。

　メスたちがシックスナインの姿勢で、互いの秘裂に舌を這わせ始めた。
「ああ〜ん・・・いいわ・・・久美子さん、上手ね・・・感じるわ」
「うう〜ん・・・私も、感じてる・・・アソコが痺れているの」
「そうよ、もっと一杯感じて・・・」
　ママが四つん這いになり、久美子の上に重なっている。
　久美子の足がＭ字に大きく開かれ、その間にママの頭が上下に揺れる。
　下になった久美子の舌が押し付けられたママの秘裂をなぞる。

　観客となった佐伯の目には、互いの秘部が唾液と秘汁で光って見えていた。
「さあ、俺を忘れないでくれよ・・・そろそろ、参加させてもらうぜ」
「ふふふ・・・我慢の限界みたいね・・・興奮してたでしょ？」
「ああ、興奮してこんなになってるよ・・・鎮めてもらわなきゃな・・・」
「いいわよ、いらっしゃい・・・初めは久美子さんからどうぞ・・・」
「そうだな、風呂場ではママだったから・・・久美子から先に苛めてやるか・・・」
「じゃー風呂での態勢で・・・今度は私が久美子さんに舐めてもらうわ」
　久美子が四つん這いになって、ママの秘裂に唇を這わせ始めた。

　チョロチョロ・・・・・

　佐伯は久美子の尻を持ち上げ、濡れそぼる秘裂を掻き分け浸入させた。
　ズズズズズン・・・・・

「ううっ！ん〜ん・・・・・・」
　ママの股間に伏せていた頭が一瞬持ち上がった。
　ママの手がその顔を包むように支え、唇を合わせた。

「どう？気持ちいい？」
「ええ・・・凄く・・・太いのが入ってるわ・・・裂けそうなくらい、大きいわ」
「ふふふ・・・可愛いわよ・・・そうよ、もっと淫らになってみて・・・」
　ママは自らの手で淫裂を拡げ、久美子の前に晒した。
　そして、その細く白い指を淫穴の中へと浸入させた。

　ニュル・・・・・
「ああああ・・・久美子さん・・・見てる？」
　久美子は尻を突き出したまま貫かれ、すぐその目の前でオナニーをするママの姿に倒錯の世界に埋没していた。

　脚を開き、指の抽挿を繰り返すママの表情は官能的に写る。

「今度は二人とも重なってくれ・・・」
　久美子は仰向けになった上にママの身体を重ねられた。
　二人の乳房が押しつぶされるように重ね合わさる。
　そして、二人の足の間に佐伯の身体が挟まるように、後ろ向きになったママの淫穴に挿入していった。

「あああああああ・・・くっ！いい！！」
「ふっふっふ・・・いいかい？ママ・・・」
「いいわ・・・・・もっと、奥まで入れて・・・」
「欲張るなよ・・・今度は久美子の穴だ」
　ママの下で開いた淫穴に佐伯のペニスが移動した。

「ううううう〜ん・・・・・凄いセックス・・・これが３Ｐなのね、癖になってしまいそうだわ・・・」
「久美子さんさえ良ければ、いつでもお相手するわよ・・・」
　ママが久美子を煽るように告げた。

　佐伯のツバメ返しが続いていった。

「そろそろ、出そうだよ・・・久美子が扱いて、ママが飲んでくれ」
「ええ・・・いいわ、一杯出して・・・」
　ママの口がペニスを咥え、久美子の手が佐伯の射精を促した。

「おおおっ・・・イク！出る！・・・・・！！」
　ドクドクドク！！

　久美子の手の動きと共に、ママの口の中に青臭い男の精が大量に注ぎ込まれていった。

おわり