まるで１０代


まるで１０代もそえ作

私３０才、夫３３才、結婚４年目の夫婦です。結婚当時夫はサラリーマンでしたが、３年前に親戚の叔父がやっていたガソリンスタンドを引き継いでから今はオーナーとして経営しています。　スタンドを始めてからは私も毎日のように手伝い働いていました。それは少しでも人件費を抑えるためでした、夫婦でやってアルバイトさんを減らせばそれだけ稼ぐことが出来たからです。　でも１年前にセルフ給油の設備を入れてから、人件費が安くなり仕事はとても楽になりました。アルバイトさんは冷暖房の効いた室内から監視する楽な仕事になったので、時給が安くても集まりやすくなったせいです。　今は夫が朝スタンドに行くと精算をしたり燃料の手配をしたり、ローリーが来た時に立ち会ったりしています。夫一人で今は充分なので私は最近スタンドの仕事を手伝うこともほとんど無くなりました。　全然儲かっていなかった叔父のスタンドを引き継ぎ、３年目で経営も安定してきて収入もまずまずになりました。これは近所のライバル店が減ってきたせいもあり、一日の給油台数が増えたこともあります。　先の見えない苦しいスタンド経営から少しばかり余裕が出てきたおかげで、将来のことも考えられるようになりました。中古で買った家のリフォームもしたいし子供も欲しいと思うようになりました。　そこで先月から妊活を始めました。妊活ですから夫と避妊せずセックスすればそれで良いのですが、ひとつ問題がありました。それは夫のセックスがとても弱いことでした。　結婚した当初は新婚でしたから毎日セックスしていました。でもその後スタンドで交代で働き始めたせいもあり、夫婦なのに一緒にいる時間は無くなり半年後にはほとんどセックスレス状態となっていました。　体が疲れ切っていたせいです、それに夫はセックスが弱く求めて来ないので、私もセックスしたいと思わなくなりました。月１回セックスすれば良い私と夫の結婚生活が続いたわけです。　そんな状況で先月から妊活を始めましたが、夫はさらにセックスが弱くなっていました。かなり無理している様子でセックスが終わるともうぐったり・・・・・　２～３日は疲れが取れないんです。　でも私は普通に感じることが出来ました、やっぱりセックス好き！　でも私も夫もそれほど若くありません、種も畑も弱っているはずです、妊娠しにくい体質だったら妊活失敗かも。　そんなことを考えるようになりました。困ったな、夫が元気になってくれないと結果が出ず失敗するかもしれない・・・・　ということで元気になってもらいたくて精力が付きそうな食事を出すようになりました。　そのおかげか少しは元気になって来た感じはしました。でもセックスしてる最中の夫の顔を見ると苦しそうでした、気持ち良くて夢中なのではなく無理やりしてる感じです。ああ、夫にもっと元気になって欲しい・・・・　そう思い、次はお薬系を試すようになりました。でもどれもお高いものが多く本当に効果があるのかも疑問でした。そして思ったほど夫は元気になりませんでした。　このままでは上手く行かないかも・・・・　あきらめていた時です。家の近くにある漢方薬局の前を通りかかった時に、精力回復という張り紙が目に入りました。　漢方薬って何だかあやしい感じがしません？　病院に行っても処方された記憶が無いし、効果があるのかもはっきりしないし漢方薬を飲んだこともありませんでしたから。　でもその時の私は吸い込まれるように店に入って行き、表の張り紙のことを店主に聞きました。すると店主はどんな症状なのかを聞いて来たのでなるべく細かく夫のことを説明しました。　すると漢方薬を引き出しから出し始めました。次々と薬草が紙の上に並べられ、見たことのない草や根っこみたいな物を集めると粉にする機械にかけました。　コショウのような粉末になると量りにかけて１０個の袋に入れました。これを毎日旦那さんに飲ませてくださいと・・・・　私は心配になって大丈夫ですか？　って聞くと神経に直接効くので絶対飲みすぎないように注意してくださいと言われました。　お金を払いスーパーで買物をして、自宅に戻るといつものように夕飯を作り始めました。そして夕飯が出来た頃に夫はスタンドから帰って来ました。　テーブルの上においてあった紙袋を見ると夫はこれ何？　って聞いてきたので、あそこの漢方薬の店で買ってきた元気になる薬よ、今夜からこれ飲んでねと言うと、ゲッ、漢方かよと乗り気でない事を言いました。　それから夕飯を食べ終わると夫はお風呂に入って行きました。私は洗い物をしたり洗濯物をたたんだりしました。そして夫が出てきたのでこれ飲んで！　と言い紙に入った漢方を夫に出しました。　これ飲むのか？　そう言うのでうん妊活のためだから我慢してと言うと、一気に夫は口を開いて注ぎ込むと息を止めてミルクティーでゴクゴクと飲み込みました。　うえっ、苦い、まじい・・・・　思った通りの事を夫が言いました。そして口が苦いと言うと冷蔵庫からプリンを出して食べ始めました。私はお風呂に入り体を洗い一日の疲れをいやしてから脱衣所を出ました。　夫はソファでいつものように寝転がってテレビを見ていました。私も冷蔵庫から缶ビールを取り出すとソファに座り飲み始めました。あーーっ、喉ごしがいいわ、ははは！　私は夫よりお酒好きなんです。　そしていつもように夫とテレビを見て過ごしました。夜の１１時になると寝る時間です、夫がテレビのスイッチを切ると寝室へと入って行きました。　私もテーブルの上を片付けると寝室に入りベッドに入りました。セックスは昨夜したので数日間は無理なはずです、私がふとんをかけて手元のスイッチを切って部屋を暗くして寝ようとした時でした。　夫が抱きついて来たんです。えっ、何？　そして驚いたことに夫のパジャマの前が膨らんでいたんです！　そして私の体を触って来ました。あ、あなた出来るの？　そう聞くとやりたい！　って。　私は狂喜しました！　だって夫から体を求められるなんてずっと無かったからです。感激してあなた！　って言うと抱きついてベロベロとキスしてしまいました。　そしてその夜夫と２日連続でセックスすることに成功しました！　ああなんて素晴らしいのかしら！　そしてセックスがいつものように終わると夫はイビキをかいて寝てしまいました。　ジンジンとした下半身、そして感じてしまった私、何だかとても幸せな気分になって興奮してなかなか眠ることが出来ませんでした。翌朝起きて朝食を作り寝室に入ると夫は着替えをしていました。　いつもなかなか起きられない夫が今朝は元気いっぱいのようでした。いつも朝は食欲が無いと言うのに何も言わずに全て完食しました。その時あの漢方に効き目があったんだと確信したわけです。　ああ、ひょっとしたら今夜も・・・・　そんな妄想をしたら昼下がりの午後、下半身が熱くなるのを覚えました。そして夕飯の準備をして夫が帰って来ると一緒に夕飯を食べ始めました。　夫がお風呂から出てくると２袋目を夫に差し出しました。すると夫はこれ飲むと体が疲れにくくて元気になれるよと言ったんです。私は期待しました、ひょっとして今夜も？　って。　そしてお風呂に入って昨夜のセックスのことを思い出したら下半身が熱くなりました。いつもよりセクシーな下着を付けてパジャマを来て出るといつものように缶ビールを開いてソファーに座りました。　夫と並んでテレビを見ていた時でした。夫の手が伸びてきて私の体を触って来たんです。あーんどうしたの？　そう聞くと、なあ、やろう！　って。　狂喜した私はうん！　って言うとソファーを立ち上がり寝室に入りました、するとすぐ夫が私の体を触って来たんです。あーんあなたあ！　すごい元気！　そう言ってしまいました。　ハーハーした夫にパジャマを脱がされ普段よりエッチな下着を見たら興奮して私を襲って来ました！　あなただめえそんなあ！　乱暴に下着を脱がされ全裸にされると強引に私の両足を広げて来ました。　下を見るとアレが真上を向いていました！　こんなの始めて。あなた凄い！　そう言った瞬間夫のアレが体の中に入って来ました。あーーん！　だめえ！　久しぶりに大きな声が出てしまいました。　その夜、激しい興奮状態の夫にセックスされ終わる寸前、感じてしまった私は何年ぶりかのオーガズムを感じることに成功しました！　頭がぼんやりしてしまうほどの快感をジンジン感じました。　感激した私は夫が寝てからも興奮状態が続いてなかなか眠ることが出来ませんでした。オーガズムってなんて素晴らしい世界なのかしら・・・・　ひよっとして明日も？　って。　そして次の夜、３袋目を夫が飲みました。私は意識してエッチな下着にパジャマでは無く、期待して昼間買ったセクシーナイトウエアを着てお風呂から出ていきました。　すると夫が待ち構えていたんです！　私の手を引っ張るとそのまま寝室へ。そして激しい興奮状態の夫に体を触られ、脱がされセックスしました！　あなた凄い！　凄いわ！　もっと！　昨夜より確実かつより強いオーガズムを感じた私は体の自由が効かなくなるほどでした。ああ、セックスがこんなに良いものだったなんて・・・・　セックスの喜びを感じることが出来ました。　翌日４袋目です、夫は帰ってくるなり私の体を触って来たんです！　あーんだめえ、お風呂入ってからあ！　そう言ってなだめると夕飯を食べました。すると夫が一緒に入ろうって。　新婚時代を思い出して一緒にお風呂に入りました。夫は私の体を触って来て感じてしまいました！　夫のアレは今までで一番元気でした。そしてお風呂を出るとすぐに私をベッドに押し倒したんです！　その夜の夫の激しさといったら・・・・　私、悲鳴を発してしまうほど感じてしまいました！　そして最後の瞬間、私と夫は絶叫・・・・　激しいオーガズムを感じてしまいました！　ボーッとする頭でなんて凄いのかしら・・・・　これが女の喜びなんだと知ったわけです。ところがセックスが終わっても夫はアレを抜かずにじっとしていたんです。　いつもセックスが終わるとイビキかいて寝てしまうのにです、ねえどうしたの？　そう聞くと、なんだか満足出来ない！　そう言うとまた動き始めたんです！　あなたそんな連続でなんてだめ！　そう言ったけど感じてしまいました。オーガズムを感じたばかりなのにそんなに動かれたら！　そしてメチャメチャに感じてしまいました！　人生初の２回連続オーガズム、意識が飛びそうなほどの快感が全身に走りました！　でも放心状態の私をほっといて夫は満足したらしく、すごく良かったぞ！　と言うとイビキをかいて寝てしまいました。　ああもう私の頭の中はセックスのことでいっぱい！　でした。２回も連続でオーガズムを感じることがこんなにすばらしい世界だったなんて・・・・　あまりの衝撃にセックスのことが頭から離れなくなりました。　そして翌日５袋目を夫が飲むと・・・・　夫はまるで１０代に変身しました！　高校生じゃあるまいしあんな激しいこと・・・・　こんなに感じたの始めて・・・・　驚いたのはその翌朝でした。まだ眠いのに夫は私の体を触って来たんです！　あなた朝からだめえ！　そう言ったのに夫は私の下着を脱がすと足を開きアレが体の中に入って来たんです！　そしてメチャメチャ感じてしまいました！　朝からオーガズムを感じて喜んでしまったんです！　満足した夫は、ああ気持ち良かった、スッキリした、これで一日頑張れるなんて言うんですよ。　夫を送り出すとぐったりしてしまい、ソファで２時間寝てしまいました。ああ今夜夫とセックスしたら・・・・　いったいどうなってしまうのかしら？　考えたら下半身が熱くなっていました。　そして６袋目を飲んだ夫は・・・・　その夜の夫は私の体にしか興味を示さなくなり、抜かずに３回もセックスされました！　そして５回ものオーガズムを感じてしまった私はヘロヘロでした。　そして翌朝も夫にセックスされてメチャメチャに感じてしまったんです！　はああ、今夜も夫にセックスされたならば・・・・　怖くなりました。あれ以上のオーガズムは私にとって限界だったからです。　７袋目を飲んだ夫はもはや野獣でした。まるで１０代に変身した夫はエンドレスで・・・・　次々とやってくるオーガズム、限界だった私はあまりの快感に意識がプツンしてしまったほどでした。　翌朝は休日でした、朝から夫にセックスされてメチャメチャに感じてしまいました。それなのに夫は今日は休みだから一日楽しもうなんて言うんですよ、そして体を触られて感じてしまいました！　新婚時代にもしなかったような濃厚なセックスを一日された私はもう夫の欲望を満たすだけの肉の塊状態でした。何度もやって来るオーガズムにたまらず最後は発狂してしまいました！　８袋目、休みずっと濃厚なセックスをした夫はさすがに疲れ気味でした。それなのに飲んだら・・・・　またセックスされました。あなたもう死んじゃう！　お願いやめて！　そう言ったのにセックスされました。　翌朝も２回セックスされた私は午前中ヘロヘロで使い物になりませんでした。あんなにセックスしたの始めて・・・・　このままされ続けたら体がもたない・・・・　どうしたら良いのかしら。　フラフラになってあの漢方薬店に行き、店主に夫がまるで１０代になってしまったことを言いました。すがるように私、もう体が持ちませんって。するとあなたにも漢方は必要です！　って。　そして私も漢方を処方されました。その夜夫が９袋目を飲み私も１袋目を飲みました。すると体の中心から何かが湧き上がってきて全身に力がみなぎる感じがしました。　そして夫に服を脱がされると自分から体を開いてしまいました！　激しい興奮状態の夫、激しい興奮状態の私、その夜、私と夫は時間がたつのも忘れひたすらセックスしまくりました！　あなた！　凄いわ！　こんなに感じたの始めて！　もっと！　私と夫はまるで１０代、高校生カップルのようにやりまくってしまいました！　そしてセックス疲れで限界が来ると死んだように眠りこけて。　さすがに翌朝は寝坊してしまいました。でも眠いのにセックスしたくって・・・・　そして朝からセックスしてしまいました！　ああもうこの快感が忘れられないわ！　次々やってくるオーガズムの快感が忘れられない体になってしまったんです！　そしてセックスが終わって夫はスタンドに仕事に行ったんですが、お昼に戻って来てしまったんです！　そして平日の真っ昼間からセックスしてしまいました！　ああもうセックス好きー、好き好き好きいーーー！　セックスしても強い性欲が持続していてせずにいられないんです！　何回も何回も素晴らしいオーガズムを感じました。　その夜、最後の１０袋目を飲んだ後。私と夫は一晩中セックスしました！　私、その夜始めて夫にまたがって腰を振ってしまいました！　恥ずかしいのと興奮とそしてとてつもないオーガズムにプツンプツンしまくりでした。　あれから半年・・・・　もはや妊活は忘れていました。子供よりセックスして快感を得ることしか考えられなくなっていたんです。ねえ、妊活はもう少し後でも・・・・　今ではあの漢方薬が手放せなくなってしまいました。夫と一緒に精力のつく漢方を飲みひたすら時間の続く限り濃厚なセックス！　もうあの快感が忘れることの出来ない体になってしまったんです。　セックスにしか興味が無くなった私と夫は、もっと強い興奮と快感を感じたくて今までしなかったようなプレイまでし始めました。すごい恥ずかしいオナニーの見せっことか色々です。　オモチャ系もコレクターするようになりました。セックスの合間にはオモチャで遊ぶようにもなりました。そしてナメっこも今は平気でするようになりました。　まるで１０代になってしまった私と夫は、今までのぶんを取り返そうね！　って、朝セックスして昼セックスして夜セックスもしてしまうようになりました。　特に休日は一日セックスにふけり得られる快楽に没頭するようになりました。だってあの漢方を口にするとどうしてもセックスがしたくなってしまうんです！　夫は何回でも出来る！　って言うと私の足を開いて来るんです！　毎日何千回もアレが私の体の中で暴れ、夫の体内から精液が注ぎ込まれているんです。セックスして強烈なオーガズムを何回も感じられるあの素晴らしさ・・・・　何回もプツンと意識が切れてしまいます。　それなのに夫はもうセックスがとまらないよ！　なんて言うんですよ。３０代の夫婦がまるで１０代のようなセックスをくり返してるんです。あなたもう死んじゃう！　そう言うと、セックスでなんか死なないよ、それよりもっと強い快感を感じられるように頑張ろうって言うと私の足を開いて来るんです。ああもう頭の中は一日中セックスのことでいっぱい！　あの漢方薬のおかげで神経がイカれてしまったせいで、まるで１０代の私と夫は毎日セックスしまくる夫婦になってしまいました。

あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。
もそえさんの作品集→
2017年9月9掲載
Copyright (c) 2017 もそえ All rights reserved.

▲