メイド奴隷の館「マリオネット」4


　実際に、五分が経ったのかどうかは分かりません。しかし、そんなことよりも、私は大きな不安に襲われました。
　口を使って男性を喜ばせることができなかった罰を与えられるのではないか、と・・・。
　御主人様は、私の胸を縛っていたゴムを外し、再びお尻を高々と持ち上げたポーズにしてしまいます。勿論、アナルに突き立てられたバイブは、まだ卑猥な動きで、私を責め続けていました。
「口で男を満足させられなければ、この穴で、満足させなきゃな！」
　そう言うと、ゴムベルトを外し、指型のバイブを引き抜きます。そして、無造作に指をアナルに突き刺します。
「ああぁぁぁーーーっっ！！」
　まさか、いきなり指を入れられるなんて思っていなかった私は、バイブを抜かれた安堵で、気を抜いていました。ですから、媚薬でヌルヌルになっていたアナルは、御主人様の指を、軽々と受け入れてしまったのです。
　勿論、指の進入を感じた時には、それを拒絶しようとお尻の穴を締め付けたのですが、時すでに遅く、指をきつく締め付けるだけで、押し出すことなどできませんでした。
　指は、私のアナルの締め付けを楽しんでいるかのように、暫く動きません。しかし、私が僅かに力を抜くと、さらに奥へと指を差し入れていきました。そして、指をグリグリと回転させたり、出し入れをして、私のアナルを責め始めたのです。
「お前は、この尻の穴で男を喜ばせるしか能のない、半人前の奴隷女だ。これから、じっくりとこの穴を広げて、男を受け入れられるように調教してやる。有難いだろう。一人前のアナル奴隷にしてもらえるんだから・・・。」
「ううぅぅぅっっ！！」
　私は、指でお尻の穴を掻き回されるおぞましさ以上の恐怖を感じていました。と言うのも、男の指の動きに、『お前の尻の処女は、この俺が奪ってやる！！』と言う邪悪な意図が、ありありと伺えたからです。
「そうだ・・・。もっとケツをいやらしく振って悶えろ！！たっぷりと媚薬を塗り込んでやったんだ。指で穴の奥まで掻き回されて、嬉しくて堪らないんだろう！！」
　嫌で嫌で堪らず、身をくねらせて拒絶しているのに・・・。
「さあ。・・・言えっ！！イヅミ！！『もっと太いモノで、アナルを責めて下さい。』『私を、お尻の穴だけで逝ってしまうような、淫乱なアナル奴隷に調教して下さい。』ってな！！」
　そんな・・・！！酷いっっ！！・・・自由を奪われて、お尻の穴を責められるだけでも、辛くて堪らないのに・・・。そんなことまで、言わせるなんてっ！！！
「ああぁぁぁーーーーっ！！」
　私は絶望的な声を上げて、首を激しく振ります。
　ピシャッ！ピシャッ！ピシャッッ！！
　アナルを指で責めながら、「早く言え！！」と催促するかのように、お尻を手で叩く。
　しかし、お尻を叩かれたとしても、自ら地獄に堕ちていくような言葉など、とても言えません。
「ふふふふ・・・。こうして尻を叩かれるのも、大好きらしいな。」
　御主人様はそう言うと、あっさりと指を抜いてしまいました。
　もしかしたら・・・、もう九十分のプレイ時間が過ぎたのかも・・・？！
　しかし、そんな淡い期待は泡のように消えてしまいます。
「後、二十五分ある。時間まで、たっぷりとアナルを責めてやる。お前の意思とは関係なくな・・・。」
　御主人様は、何かの道具を探しているようでした。そして、次の責めを準備しながら言います。
「マゾ女たちは、身体の自由を奪われて、無理矢理おま○こを犯される妄想をすることが多い。オナニーの時の妄想では、定番中の定番だ。
　処女のマゾ女たちは、そうした妄想をしても、実際におま○こに指を入れてオナニーをする訳にはいかない。そんないやらしい妄想をするような女でも、現実的には、処女を大切の人に捧げたいと、ロマンチックな気持ちが拭い切れないからだ。
　だが、欲望と好奇心は抑えられず、結局は、自分で尻の穴に指や異物を突っ込んで、レイプの疑似体験をすることになる。
　処女でないマゾ女たちは、バイブやディルドを使って、激しくオナニーをすることで、満足する者もいる。だが、それだけでは満足できない女たちは、残された唯一の処女穴を犯されたいと思うようになる。勿論、尻の穴のことだ。
　このバイブが、アナル責めの定番となっているのは、この丸い玉が入る時、まるで小さな亀頭でアナルを犯されているような錯覚をもたらすからだ。」
　と、私の目の前に、一本のバイブが差し出される。
　大き目のパールがいくつも連なった玩具です！どれくらいの太さなのかはよく分かりませんが、指よりも一回り太いことだけは明らかです。
「この一つ一つの玉が、お前の尻の穴を犯す亀頭だ。処女の肉穴を犯される喜びを、これから教えてやる！」
「・・・・・・っっっ！！！」
　確かに・・・、これまでに、前の彼にバイブで責められた時のことを思い出したりする以外に、レイプされる妄想をして、オナニーをしていました。ですが、お尻の穴を犯されたいなどとは、思ったことなどありません。
「早く入れて欲しいようだな。・・・尻の穴が何度も収縮して、物欲しそうにしてるじゃないか？！」
「ち・・違います！！」
　指で執拗にアナルを責められると同時に、媚薬を擦り込まれてしまったのか、お尻がどうしようもなく疼いていました！ですが、これは、私の意志などではありません。全て・・・卑怯な媚薬のせいなのです！！
「恨んでいるのか？！尻の穴に媚薬を塗り込んだ、俺のことを・・・。しかし、今は尻の穴を責められたくて仕方がないはずだ。そうなんだろう？！イヅミ！！」
　男はアナルにバイブの先端を押し当てます。
「はああぁぁーーーっっ！！優しく・・・犯して下さい。ご・・・御主人様。」
　私はこの時、真珠玉のバイブでアナルを犯されることを覚悟しました。どう抵抗しようとも、どんなに哀願しようとも、男はソレを捻じ込むつもりなのですから・・・。そして、私ができることは、少しでも犯される痛みを避けるよう、お尻の力を抜くことしかないことに気付いたのです。
「優しく犯して・・・か？！ふふふ・・・。イヅミ。お前は本当に可愛いマゾ女だな。」
「ううぅぅぅっっ！！」
　丸い玉が、処女の穴をゆっくりと押し広げていきます。私は力を抜こうとするのですが、やはり恐怖には勝てず、お尻に力が入ってしまいます。御主人様は、私の言葉を聞き入れてくれたのか、無理にはソレを入れませんでした。
　こうして、何度かバイブを小さく出し入れされ・・・・、遂に・・・・
「ひいぃぃぃっっ！！！」
　ズボッ！！と、その玉がお尻の中に入ってしまいました！！
　一瞬、痛みが走り、拒絶しようとアナルに力を入れた時、その玉がズルッと中に侵入しました。まるで、自分からソレを呑み込むように・・・。
　そして、ほんの僅かな間を置いて、新たな玉がお尻を押し広げていきます。
　ちょ・・・ちょっとだけ、待ってっ！！！
　私は動揺したまま、心の中で叫びました。ですが、一度パールを受け入れたアナルは、次の玉も、ズルッ！！と受け入れてしまったのです！
　こんな感覚・・・、初めてっっ！！！
　パールが入ってしまう瞬間、まさに小さな亀頭で犯されるような感覚がありました。ですが、それ以上に私を戸惑わせたのは、背筋を駆け抜ける異様な快感でした！悪寒に近い電流が背筋を走るのですが、それがゾクッ！とするような、背徳的な快感なのです！！
「はうぅぅっっ！！ううぅぅっっ！！・・うぐぅぅぅっっ！！！！」
　和田様は、これまでにアナル処女の女性を、数限りなく調教してきた経験から、私がどんな快感に襲われていて、どんな風に動揺しているのかを、分かっていたのでしょう。そして、どんな風に責めれば、アナル責めの虜にさせることができるのかも・・・・。
　私は動揺したまま、立て続けに三個のパールを捻じ込まれ、思考力を失ってしまいました。
　そこからは、まさに地獄のアナル責めでした。
　ランダムにパールが出し入れされ、その度に呻き声のような快感の声を上げ、身悶えます。
　このパールバイブの恐ろしいところは、玉が入る瞬間に快感が走るだけではなく、抜く時にまで、凄まじい快感が走るのです。ですから、バイブを休みなく出し入れされると、連続する快感の津波に襲われ、理性がその快感の津波に呑み込まれてしまうのです。
　しかし、それだけはありません。凄まじい快感が襲っているにもかかわらず、アナルだけで逝ったことのない私は、絶頂へと逃げ込むことさえできず、身悶え続けなければならないのです。
　もしも、この快感の連続責めがクリトリスやおま○こに襲ったなら、きっと、あっさりと逝ってしまったでしょう。しかし、そんな快感に襲われながらも、逝くことができないのです！
　私は息さえまともにできないほどの興奮状態の中で、「助けてっ！！」「逝かせてっ！！」「もっと、激しく責めてっ！！」など、この快感地獄から逃れようと、必死に叫んでいました。勿論、意識は朦朧としていて、自分が叫んだ言葉すら覚えていませんが・・・。
「はあぁぁーーっ！はあぁぁーーッッ！はぁぁぁーーっ！はあぁぁぁーー・・・」
　いつしかバイブはアナルから抜かれていて、私はほとんど意識がないまま、荒い呼吸を繰り返していました。
「そろそろ、力が抜けている頃だな。」
　御主人様のその言葉が遠くから聞こえたのですが、音としては聞こえていても、その意味を理解できませんでした。
　入ってくる・・・・。バイブではない、生温かい物が・・・・。
　それだけは分かったのですが、それが何であるは分かりませんでした。
「あああぁぁぁーーーっっ！！」
　それは、二本の指でした。それがゆっくりとお尻の穴に進入し、奥へ奥へと入っていきます。すると、お尻の穴がゆっくりではありますが、確実に押し広げられていきます。
　もう・・・どうにでもしてっ！！！
　私は朦朧とした意識の中で、そう思っていました。
　指が奥深くまで入ると、まだ硬さの残るアナルの筋肉を解すように、ゆっくりと回転させたり、抜き差しをします。
「おま○こが寂しそうだな。こいつを入れてやるとするか？！」
「はあぁぁっっ！！」
　あの、極太のバイブがおま○こに押し当てられ、ズブズブと入って来る！
　細いバイブや指、そしてパールバイブで、アナルだけを責め立てられ、逝くこともできずに悶々として私は、おま○こにバイブが入ってくると、自らお尻を淫らに振り、早く奥まで入れて欲しいと、おねだりをしていました。
　そして、子宮の入り口までバイブが押し込まれると、すぐにもスイッチが入れられます。鋭い振動が子宮まで達して、全身をブルッと震わせるほど感じてしまいます。
「そんなに、こいつが欲しかったのか？イヅミ。」
「ああぁぁぁーー、お願い・・・。バイブで・・・いっぱい、おま○こも責めてっ！！」
　どんなに抵抗しても、男の責めから逃れられないのなら、いっそのこと、おま○こも激しく責められて、快感の世界にどっぷりと浸かってしまいたい・・・。
「ふふふ・・・。二つの穴を同時に責められるのが、お前の夢だったのか？！」
「は・・・はい。」
　私はアナルを責められたいと思ったことなどありませんし、二つの穴を同時に犯されたいなどとも思ったことはありません。ですが、男の言葉に反論する気など、ありませんでした。素直に認めてしまい、おま○こを激しく責めて欲しい。そうすれば、何も考えずに、快感に溺れることができるのですから・・・。
　二つの穴を同時に突かれたり、前と後ろを突くリズムが反対になったり・・・、時には前のバイブだけを激しく出し入れされ、あるいはアナルだけを責められたり・・・。
「ああぁぁぁっっ！！こ・・壊れちゃうっっ！！ああぁぁぁぁんん！！！ゆ・・許してっ！！！」
　しかし、勿論、許してなどもらえません。それどころか、私が哀れな声で許しを請う毎に、男の責めは激しさを増すだけです。
「気持ちが良過ぎて、狂いそうなんだろう！！・・・さあ、言えっ！！『イヅミの恥ずかしい二つの肉穴を、壊れるまで犯して下さい！』『御主人様の肉人形として、甚振られ、イヅミは幸せです！』」
　私は、自分の意思を捨てた、まさに肉人形でした。そして、御主人様に命じられるまま、その言葉を繰り返しました。
　御主人様の言葉による責めは続きます。
「もっと太いモノで、イヅミのアナルを貫いて下さい！」
「私のお尻の穴は、御主人様を喜ばせる為の肉穴です。」
「熱くて硬い御主人様のモノで、イヅミの処女を奪って下さい！」
「無慈悲に処女の穴を引き裂き、マゾ女のイヅミに、被虐の喜びをお与え下さい！」
　大きな声で、身の毛もよだつような恐ろしい言葉を言わされ、私は狂っていきます。そして、いつしか、御主人様にアナルを犯されなければ、この二穴責めが終わらないのだと思うようになっていきます。
　すでに、二度、三度と絶頂を迎え、身も心もぼろぼろになっていると言うのに、二穴責めは終わる気配がありません。
　それどころか、いつしかアナルには指ではなく、より太いバイブが突っ込まれ、責めは過酷になる一方なのです！
　本当に・・・このまま責められたら、気が狂ってしまう！！！
「お願いです。御主人様！！ああぁぁぁぁっ！・・は・・早く！！あんんんっっ！！イヅミの処女を・・・奪って下さい！！ああぁぁぁぁーーーっ！！お尻の穴を・・・犯してっっ！！！」
　私は手足を拘束していた枷が外され、両肘を床につく四つん這いのポーズを取らされます。そして、おま○この中に、太いバイブの代わりに長めのローターが入れられました。
　私は身体が疼いてなりません。おま○こに入れられたローターは小さくて物足りないばかりか、お尻の穴に何も入っていないことが、身体の支えを失っているかのような不自然ささえ感じていたのです。たぶん、ずっとアナルを責められ続け、アナルに常に何かが入れられていた為なのでしょう。
「はあぁっっ！！」
　お尻の穴に御主人様の熱い肉棒が押し当てられる。
　犯されてしまう・・・！！無理矢理、お尻の穴を引き裂かれるようにして・・・！！！
　それは恐ろしいことに違いありません。ですが、御主人様の言葉責めで、洗脳されていたのか、私はお尻の穴までも、御主人様を満足させる肉穴として差し出すことが、当たり前だと感じていました。しかし、恐怖心が全て拭われた訳ではありません。
「あうぅぅぅっ！！」
　太いっ！！やっぱり、太過ぎるっ！！！
　きっと、このまま貫かれてしまったら、おま○この処女を失った時よりも、はるかに痛いはずです！！しかし、こうした苦痛は、女にとって幸せへの試練なのでしょう。
　女は、処女を失う時には、苦痛を伴います。ですが、その苦痛の体験を乗り越えないと、セックスの喜びは手に入れられません。子供を授かる時もそうです。出産は辛くて堪えられない試練です。ですが、その苦痛をあえて受け入れるからこそ、それ以上の幸せが得られるのです。
　前の彼に縛られ、バイブで責められた時も、同じでした。私は恥ずかしさと、屈辱で、辛いはずだったのに、それ以降、その被虐的な興奮を忘れられない女になってしまいました。
「ああぁぁぁっ！！い・・・入れてっ！！！」
　それまで、どうしても恐怖に打ち勝てなかった私は、反射的にアナルを締め付けてしまい、拒絶していました。ですが、自分自身が納得できた時、素直にお尻から力を抜くことができました。
「んんんんんっ！！！・・・あんぐぅぅぅっっっ！！！！！」
　ギリギリと万力で押し広げられるような強い圧迫感と鈍い痛み、そして亀頭の最も太い部分が入った時に、凄まじい痛みが全身を貫きます！！
　私は、目の前が真っ赤に染まり、全身を硬直させます。ですが、御主人様は、ほんの数秒だけ動かずにいただけで、すぐにもグイグイとその肉棒を奥へと押し込んできました。
　ああぁぁぁっ！！痛いっっ・・・！！！でも、そのまま奥まで突いてっっ！！！犯される苦痛と辛さを、私の身体に刻み付けてっっ！！！
「和田様。・・・お時間が過ぎております。メイドと共に、カウンターまでお越し下さい。和田様。お時間が過ぎております。」
「金なら・・・、いくらでも払ってやる！！ううぅぅっ！ここで、止められるか？！！」
「あああぁぁぁーーーっっ！！！」　
　御主人様は、私の腰を掴み、一気にチ○ポを肉穴の奥へと突き入れます。
　その時、子宮の裏側から、直接、子宮に届くような鋭い快感が走りました！
　ですが、直腸壁を強く圧（お）された為に、強い便意が起こってしまい、反射的にチ○ポを直腸から押し出してしまいます。
　しかし、御主人様は、すぐにも腰を突き出し、再び責めます！
「はああぁぁぁぁっっ！！！」
　おま○こにチ○ポが入ってくる時には、内臓を抉られているなどとは感じませんでした。ですが、アナルを奥深く犯された時には、誰にも本来は触らせることのない内臓まで、男によって陵辱されたような被虐感がありました。
　ゆっくりとですが、何度も、何度も深くチ○ポを突き入れられ、身体の全てを男の為に差し出す喜びに目覚めていきました。
　乱暴に犯され、苦痛と屈辱にまみれながら堕ちていく・・・。それこそが、メイド奴隷の喜びなのだと・・・。
「どう言うことです？！和田様！！」
「見ての通りっ！！・・・この女は、根っからのマゾ女だ！！」
　この場に店長がいることなど、私にとってはどうでもいいことでした。
「イヅミ！尻の穴にチ○ポを入れたまま、俺の上に跨れ！！」
「は・・・はい！御主人様！！」
　二人は繋がったまま、体勢を変えていきます。身体を動かす度にアナルが締まり、太くて硬い御主人様のモノが、私の中に深々と入っていることを感じます。
　苦労して、寝転んだ御主人様の上に、私は和式トイレにしゃがみ込むようなポーズになりました。
「俺のモノが、お前のどこの穴に入っているのか、店長に見せてやるんだ！」
「ああぁぁぁっ！！・・・・はい。」
　私はゆっくりと身体を起こし、さらに身体を反らせるようにしながら、両手を御主人様の両脇の辺りに置き、身体を支えます。
　と、ドアが乱暴に開き、美咲さんが部屋に慌てて入って来ました。
「これは・・・どう言うことなの？」
　美咲さんも呆気に取られて、私たちを見ていました。
「イヅミ。・・・・お前は、口で御主人様を満足させられなかったんだ。ケツの穴で、しっかり奉仕しろ！！」
「ああぁぁぁっっ！！はいっ！！！」
　私は目を硬く瞑り、腰をゆっくりと持ち上げると、一瞬だけ呼吸を整え、お尻を落としていきます。
「あううぅぅぅぅっ！！」
　後ろから突かれる時とは違った、身体が太くて熱い杭で串刺しにされたような感覚に、頭がグラッ！とするような快感が貫きます。
　勿論、アナルに痛みがない訳ではありません。入り口の部分は裂けている訳ではないようですが、ズキズキするような痛みが常にあります。ですが、その鈍い痛みは、御主人様にこの身体を捧げた証であり、心地よさすら感じていました。
　体勢が良くないので、激しくお尻を上下させることはできませんが、私は休むことなく腰を上下させます。
　ズンンッッ！！・・ズンンッッ！！・・ズンンッッ！！
　子宮に届く快感は、私に大きな歓喜の声を上げさせます。
「いやらしい口だ！！・・・チ○ポをねだっていやがる！！！」
　その声は、御主人様ではなく、店長の声のような・・・・。
　と、私の頬に熱い肉棒を感じました。
「咥えろ！！」
「は・・・・はい！！！」
　躊躇わずに口に咥えると、口の中一杯に男特有の強い匂いが充満し、頭がくらくらしてしまいます。
　店長は興奮しているのか、私の顔を両手で挟みつけ、乱暴に口を犯します。私は苦しくて呻き声を上げ、腰を上下に振ることも忘れていました。すると、御主人様が舌から腰を持ち上げ、私のアナルを串刺しにするように犯します！
　ああぁぁぁっっ！！私は・・・肉奴隷・・・！！口もお尻も・・・男を喜ばせる穴として、捧げているんだわ・・・！！！！
　激しく犯されれば犯されるほど、私は肉奴隷としての喜びに満たされていきます。
「まさか・・・、こんな子だったとは、思わなかったわ。可愛いリスみたいに、怯えていたくせに・・・！！」
　と、美咲さんの指がおま○この中に侵入し、中の肉襞を掻き回す。そして親指でクリトリスを乱暴に愛撫します。
　それまで、被虐的な興奮は感じていたものの、絶頂に辿り着ける状況ではありませんでした。ですが、おま○こやクリを責められ、私は一気に絶頂へと駆け上っていきます。
　そして、私に激しい興奮と快感に引き摺られるように、二人の男たちの動きが激しくなります。
　壊れるっっ・・・！！身体も・・心も・・・砕け散ってしまいそう！！！
　高速で空を突き進む飛行機が、そのスピードに堪え切れず、空中分解してしまうような・・・そんな感覚でしょうか？！私は身も心も、はるかに限界を超えた興奮と快感で、ぼろぼろになっていきます。
　そして・・・、まずはアナルの中に、熱い精液を感じ、意識が吹っ飛んでしまいます。そして追い討ちを掛けるように、口の中で精液が弾け飛び、私は恍惚としたまま意識を失ってしまいました。
　・・・・・・・・・・・・・・・・
　気付いた時、私は事務所のソファーに寝かされていました。
「夕子。起きなさい。・・・もう、お店は終わったんだから・・・。」
　私は自分が、なぜここにいるのか、どうしてここに寝かされているのか、分かりませんでした。しかし、美咲さんに身体を起こされた時、お尻の穴に、何か太いモノが入っているような違和感を感じ、やっと今夜の出来事を思い出しました。
「驚いたわ。・・・私は、前彼とアナルセックスをしてから、お尻でされるのが好きになって、この店で働くようになったんだけど・・・。夕子は、根っからのマゾだったのね。」
「・・・・・・・・・・・」
　今日の出来事を思い出そうとしても、記憶が途切れているところもありますし、後半に何があったかは、ほとんど覚えていません。ですが、私は素敵な体験をさせてもらった、と言うことだけは分かりました。
「さあ。何か食べてから帰ろうか・・・。」
　二人は店を出ます。すでに消えている店の看板「メイド奴隷の館・マリオネット」の文字が目に入ります。
　メイド奴隷・・・・・！！
　私は、これまで生きてきた人生が仮の人生であり、今から、本来の私の人生が始まるのだ・・・、そんな気がしました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＥＮＤ