第１１章　　真美の全裸エプロン姿


　熊太郎と逢瀬を繰り返す毎に、真美は熊太郎好みの女に変えられていった。真美も女の直感で、感じている部分もあるが知らない部分も多かった。ラウンジの中でショーツを脱がせることは、露出調教の初歩であり、公衆の場で脱がせることを慣らしていくことにあった。薄暗いところであり、椅子とテーブルに挟まれた場所で脱ぐので見られているということは皆無であるがこんなところで脱ぐという破廉恥さが快感を異常に高めさせていた。

　熊太郎は、次回の逢瀬は三人で逢いたいと提案していた。
　マミを東京に連れてきたいのだ。先輩と真美で３Ｐをしたいのだ。その前にマルと３Ｐして真美を慣らしておきたかった。真美を東京妻とするために、東京に連れ出す口実を模索していた。

　真美と熊太郎との逢瀬も半年を越えるようになっていた。
「月に一度でいいから東京に来て貰っても良いか---」
「東京に-----熊さんのマンションで----」
「俺のマンションに来て貰った時は、全裸にエプロン姿で食事を造って欲しい----、真美がそんな姿でいると興奮すると思っている」

　熊太郎も真美のそんな姿を連想しただけで、ペニスが勃起してきた。そんな熊太郎の子供じみた願望を拒否する口実もない。
「マミが行きたいと言えば、拒否はしない。但し、毎月一回が限度いうことで、理解してほしい。子供がいるので---」
「月に一回でいいよ。嬉しいよ」

　熊の要望を認めてしまった。逢瀬を認めているので大阪も東京も大差はないと思えた。
　これによって、マミの調教が進化することを知らなかった。

　３Ｐは刺激的であった。マミの口と膣にペニスを入れ、アヌスと膣に入れることもできるので、更にマミを淫乱に甘美を刺激を求める女に変貌することになった。身体の前後の穴にペニスを挿入されることは、更なる快感に繋がった。アヌスの快感は言葉に言い表せない刺激と身体の中から痺れるような優美で身体が溶けるのではないかと思える刺激と快感にマミも酔っていた。

　マミは意識して心はマルに求めているが淫靡な身体の快感が熊太郎の妻に成り切ってしまうところもある。マミ自身の問題であるが熊との逢瀬は、消すに消せないくらい熊太郎の精液を口にも、子宮にも、直腸にも刻まれてしまっている。

　熊太郎に逢えるということだけで、子宮が疼き、熊太郎の身体を求めてしまう、己自身に嫌気が刺しているが、極太のペニスに貫かれた瞬間にそんなことは、霧のように消え去り、熊の愛撫を求めていた。

　家に戻るとマルに奉仕して、マルの精液を口に、膣に受けることでマミの罪深さを消して貰えていると確信することにしている。熊太郎に犯され続けた膣と口、ホテルを出るときには、何度もビデで洗い流し、何度も歯を磨いて、精液の匂いを消していた。

　マルには、いつも新鮮で清らかなマミを抱いて欲しいと願っていた。女のずるさかも知れない。汚れた身体のままでマルに抱かれる訳にはいかなかったが、３Ｐをしてしまうと二人の混ざり合った精液が胃の中に、子宮に溢れている。マルの見ている前で熊太郎の精液を飲み干してしまった。

　その姿をマルはどんな思いで眺めていたのかと思うと胸が締め付けられる。マミは克って課長の精液も、部長の精液も何度も飲まされた。子宮にも注がれた。そのとき、植え付けられた背徳感と虐待されて、虐められて悶え狂うマミがいたことを知っていた。

　マルに見られながら口に精液を注がれ飲み干し、子宮に注がれながら失神するマミの本性を知られてしまった。それでもマミは必死でマルの左手を握りしめていた。マルだけがマミが心許すことのできる唯一の友であり、唯一の夫であると確信している。

　マミの乱れる姿を観察し、精液を飲み干すマミの意地らしいまでの可憐な姿に、可愛さと愛おしさを覚えるマルであった。これからも生涯を共にできる妻、マミを見詰めていた。