第2章

　本題を書く前に、読者にマミのことについてもう一つの事実を伝えなければならない。

　ホテルのエレベーターの前でマミと再会した。それはマミの上司で鳥居彰(B社の人事部部長)と揉めていたところを奪って私の部屋に連れ込んだ。そこで衝撃のことを聞かされた。この上司と1年に渡り不倫関係が続いていた。彼は、マミのマゾとしての素質を見抜いていた。

　この日、マミに中だしをすると言われ、妊娠するように言われた。
「私の妻は、専務のお古なのだ。長女は専務の子供なのだ。二人目は、私の子供であるが今でも時々、専務の愛人は継続している。マミは妊娠すると主任の小寺と結婚するのだ。そして私の子供を産むのだ。小寺は、すべて納得して君と結婚するから安心しなさい」

　マミは身体の関係でずるずると抜け出せないまま関係を続けてしまっていた。
「アヌスも開発され、縛られて侵されたこともあった。浣腸され、アヌス繋がり、放出もされた。お口では、数えることができないくらい精液を飲まされた」
　と泣きながら告白してくれた。

　世界的に有名なB社で愛人の譲渡が行われていた。出世を餌に、部下と結婚させ、自分の子供を産ませていた企業に激怒していた。マミを安心させるには、結婚しょうという以外の言葉が見当たらなかった。

「私がマルのお嫁さんになる資格はないので、諦めてください」
「俺にはマミしかいない」
　この言葉を何度も交わした。そして、キスをしていくと素直に受け入れてくれた。そのまま乳房をさわり、下着を脱がせた。マミは抵抗しないで受け入れてくれた。マミのゴムまりのような乳房をさわり、乳首を吸った。股間は、濡れていた。愛液が流れ出していた。開発された成熟した女の匂いを放っていた。

　クリを吸い上げた。
「あぁぁぁぁ-----いぃぃぃぃ----」
　マミの歓喜の声に強く吸い上げた。マミにペニスにフェラをして貰った。暖かな粘膜に包まれて、大きく晴れ上がったペニスが蕩ける思いがしていた。睾丸を口に含み、口の中で転がせてくれる。何とも言えない快感が走る。

「でる---でる----」
「出していいよ」
　マミの口の中に半年ぶりに精液を噴火させていた。不思議なくらい出しても出しても出てくる精液を飲み干してくれた。あるだけの精液を噴火したのにペニスは、さらに硬度を増していた。
　そのままマミの濡れた膣に挿入していく。
「あああ----嬉しい-----」
　熱く燃えたぎるツボの中でペニスに絡み付くヒダヒダ、10分も耐えられないままに子宮に噴火していた。噴火しても小さくならないペニスを、そのまま二回戦に突入した。

　マミは結婚することを承諾してくれた。マミのマンションに行き、鳥居部長との証拠の写真とマミの退職願をもって、鳥居部長に会いに会社に乗り込んだ。

　マミの退職金、1000万円と1年間の愛人料、3000万円を要求した。受け入れてくれないならば、日経新聞と、週刊誌に会社名、部長名をそのまま書いて写真を入れて投稿する。当然、専務のことも世の中に出ることになると脅した。

　マミの口座番号を渡した。二度とマミに手を出さないと誓約書を書かせ、送金されると二度とこの会社にこない誓約書も書いた。

　一週間後、4000万円が送金されると私も会社を退職した。大阪に移った。二人だけの新婚生活は、楽しくマミを心から愛することができた。マミも私を心から愛してくれた。こんな生活に風穴を開けるとは、思っても観なかった。

　愛していてもマミが私のセックスのテクニックでは、芯から快感に導いていないことを感じていた。マミの言葉は、「満足している」といってくれていたが-----。

　そのセックスのテクニックを教えてくれたのが、育子であった。私の洗っていないアヌスに舌を入れ、玉たまにキスするだけで、精液を噴火させているウブな私であった。そこで体験したことをマミに試した。それがマミの中で燻っていたマゾの血に油を注いだのかも知れなかった。

　マミも「どうしたの」と驚きながら貪欲に淫靡の快感を楽しんでくれた。
　マミが浮気したいと思うならば、それも先輩だしという安ど感があったが、それは甘かった。40歳まで独身でいた。熊のＳ度をマミは感じていたと思えて仕方ない。

　翌朝、私の前でセックスする熊とマミ、大木にセミがいるような感じもあるがマミの感じ方は見たこともなかった。マミの細いウェストとお腹にペニスの膨らみが感じられる。熊のペニスの長さと太さには、勝てなかった。肌をピンク色に染め、激しく絡み合う雄と雌。旋律と恐怖を覚えつつも二人の行為に目を皿のようにして見つめていた。