３．

　正太は鈴音の淫部と初めて対面し、早く潮を吹かせてみたいとの誘惑にかられ、女唇を掻き分け中指を蜜壺の中へと挿入した。指はたっぶりと濡れた愛液によって吸い込まれるように根元まで入った。ヌルッ…クチョ…。
「あっ、ああぁ…」
「中もネトネトだ…」
　中指を蜜壺の中でぐるりと回転させて襞の感触を確認し、指を折り曲げＧスポットをグリグリと刺激した。鈴音は指の動きに応えるように艶かしく腰を浮かした。
「どうしたらいい？」
「そう…そこ…そこをもっと激しくするの！」
「こうするのかな？」
「あぁぁん、そう、じょうずぅ、そうよ、もっと、もっと、擦ってぇぇ」

　正太はＧスポットをこれでもかという位に激しく擦りまくった。クチュ、クチュ、ジュブ、ジュブ…。
　鈴音の女唇からはドクドクと愛液が溢れて正太の手の平までビチョビチョに濡らしている。
「あぁぁん、もっ…だめぇ…イク…いっちゃう…」
　ビュッ、ビュッ、ビュッ。鈴音は腰を突き上げながら女液を噴き上げた。凄い勢いで汁が飛び散る。ピチャ、ピチャ。透明な液体が正太の手首から胸にかけて飛び散った。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…」
　鈴音は腰をひくひくとさせながら絶頂の余韻を味わっている。
「どう、気持ちよかった？」
「はぁ、はぁ、良かったわ、最高よ、上手…」
「鈴音、凄かったよ。これが潮吹きなんだね…。今度は俺のチンポを慰めてくれ」
　正太は鈴音の手をとり、肉棒へ導いた。
「すごい…、ピクピクしてる」
　鈴音はひくついている肉棒を逆手で握り、上下に２、３度しごいてから上半身を起こした。
「横になって、今度は私が気持ち良くしてあげる」
　正太は言われるままにベッドの上に仰向けになり、さっきの鈴音と逆の態勢になった。鈴音の迸った淫汁で濡れたシーツの部分がが正太のお尻に当たりひんやりとする。
「こんなに汚しちゃった…」
　鈴音は頬をピンク色に染めながら言った。
「もっと、汚れるよ…」
「もう、Ｈなんだから…」
　鈴音は正太の唇を塞いできた。ねっとりと舌を絡ませてから鈴音の舌先はゆっくりと顎から首筋を這いまわり、乳首に到達した。乳首を舌先で転がしてから、這うように下へ下へと降りてくる。正太は鈴音の舌技に身体をピクピクさせ反応している。たくさんの女性と性体験を重ねてきたが、鈴音の愛撫のテクニックは格別だった。鈴音の顔が硬い肉棒のところまで下りてきた。
「濡れてるね…」
「早く、舐めて…」
　正太はそう言いながらワザと肉棒をひくつかせた。鈴音は右手で竿を支えながらいきりたつ肉棒の鈴口から溢れ出る先走りの液体をすくいとるように舌先でチョロチョロと舐めてから唇で包み込んだ。
「おっ、おぉぉ…」
　唇で包み込まれた先端の雁の周りをねっとりと舐め回す。
「うっ、気持ちいいよ、鈴音」
　鈴音は一旦肉棒を吐き出し、舌先で裏筋を丁寧にスライドさせる。二つの陰嚢を交互に唇で軽く包み込みなみながら優しく舐める。もちろん手は遊ぶことなく肉棒をしごいている。。裏筋を這い上がり再び肉棒を咥え、頬を窄めて頭を上下に揺さぶった。ジュボ、ジュボッ、ジュボと唾液と先走りの液体が交じり合った淫靡な音をたてながらリズミカルに唇をスライドさせる。正太は鈴音のフェラチオのテクニックに堪らずに射精感を覚えた。
「うっ、そんなにされたら、出ちゃうよ」
「いいのよ、出しても、お口の中で出して」
　鈴音は肉棒から一旦唇を離してそう言ってから再びそれを咥え込んだ。ジュブ、ジュブ…。正太に射精への波が高まってきた。
「うっ、うっ、うぅぅぅぅぅっ、でっ、出るっ！」
　正太は腰を突き上げ、鈴音の生暖かい口の中にドクドクと濃い白濁液を注ぎ込んだ。鈴音は頬を窄めて最後の一滴まで吸い込むように絞り込んでからまだ硬いままの肉棒から唇を離した。唇を開きながらたっぷりと出された白濁液をどうしたらよいか迷っている。
「手の平に出してごらん」
　鈴音は水をすくうように両手を合わせて白濁液をそこに吐き出した。その時に鈴音の唇から顎にかけて液体の一部が付着した。
「凄いわ、こんなにいっばい…」
「鈴音があんまり激しくするから」
「うふっ、だって…」
　鈴音の合わせた手の指の間からトロリと液体が垂れた。正太は枕もとに置いてあるティッシュペーパーを３枚抜き鈴音に渡した。鈴音はティッシュで白濁液を拭い、ベッドの側にある屑かごに捨ててから正太の厚い胸板に頭を預けてきた。
「ねえ、飲んで欲しかった？」
「えっ、飲んでくれたの？」
「うふっ、今度ね」
　正太はそんな鈴音を愛しく思い優しく髪の毛を撫でた。

つづく