依頼人は「吉澤　杏子」２４歳、Barミカの常連客の紹介で相談にきたＯＬだった。
「結婚式の一週間前のことなんです。最近、誰かに見られているような気はしてたんですが、　まさか、ストーカーだとは思いもしなくて・・・。その夜、忍び込まれて・・・、結局、結婚は　取り止めになっちゃったんです。今でも・・・時々、呼び出されて・・・」
「きっと、常習犯ね、警察には・・・言える訳ないか、それで、そのストーカーの手がかりは？」
「襲われたときに顔を覚えていて・・・、そしたら、偶然、電車で痴漢しているのを見て・・・、　よっぽど大声を出そうと思ったんだけど、触られていた女の人のことを考えると言えなくて、駅に降りた時、後をつけていったら、進学校の高校教師だったんです」
「分かったわ！任せて！それで、その時の詳しい状況を聞かせてくれる？　思い出すのもイヤでしょうが、一応、確認の意味で・・・」

『あの女・・・いい身体してるなぁ〜あの尻が堪らないよな・・・』
　宮崎は前を歩いていた杏子の後をつけていた。
　同じ駅を利用しているようで、何回か見かけていて、その容姿に惹かれていた。
　気づかれないように少し離れて歩いていた。
　スラリとした薄手のスラックスを穿いていて、パンティのラインがクッキリと見えていた。
『パンティからはみ出したみたいだよ、あの肉付きの良さは・・・。プリプリ右左に揺れて、まるで僕を誘っているみたいだ・・・』
　宮崎は高校教師をしているのだが、性格が暗いので女子生徒には不評だった。
　その反動なのか？宮崎は既に、何人かの女性の後をつけては忍び込み、襲っていた。
　４階建ての新しいコーポの２階の端に住んでいるのを突き止め、その夜、実行に移した。
『午前１時か・・・もう、誰も通らないな』
　宮崎は、コーポの南側つまりバルコニーのある横に１階から４階まで延びている配水管を登った。
　１階のバルコニーの手摺りの上に立って飛びつけば手が届きそうだったが、用心の為、配水管をよじ登って杏子の部屋のバルコニーに入った。
『もう眠ってるかな？』
　宮崎は音を立てずに窓の中を覗いてみた。
『お〜お、よく眠ってるな、窓は・・・開いてないか』
　ガラス切りを出して鍵の横を切り、静かにこちら側に取り鍵を開けた。
　２ＬＤＫの洋間にベッドがあり、杏子はぐっすり寝入っていた。
　宮崎は素早くガムテープを取り出し杏子の口を塞いだ。
　驚いたように跳ね起きた杏子の瞳の中に、サバイバルナイフの鋭く冷たい光が映った。
『うっ、むううう・・・』
　目出し帽を被った宮崎は、サバイバルナイフで杏子の頬を撫でた。
『言うとおりに静かにしてれば命までは獲ろうとは言わないが・・・馬鹿な真似をすればズブッ！』
　ガムテープで両手を後ろにしてグルグル巻き、ナイフを口に銜えて両手で杏子の尻を撫でた。
　パジャマの上から擦るようにして撫で回し、感触を楽しんだ。
　ナイフをベッドの脇に突き刺し、うつ伏せの杏子の上に跨った。
『いいか、暴れるんじゃないぞ、オレは気が短いんだ』
　高校での根暗な雰囲気とは別人のように生き生きしていた。
　杏子はブルブル震えて宮崎の言葉に無言で頷くことしか出来ず、涙が溢れてきた。
『あぁぁ・・・本当に気持ちのいい手触りだ〜思ってた通りのいい尻だ・・・』
　ひたすら杏子の尻をパジャマの上から撫で回して感慨深げに吐息を漏らしていた。
（本物の変態だわ・・・どうしよう、助けて、健二さん・・・）
　婚約者の健二の名を心の中で何度も呼びながら、宮崎の行為に耐えていた。
　しばらくして、杏子のパジャマとパンティを一気に引き下ろした。
『わぁお〜・・・、滑らかな肌だぁ・・・う〜ん・・・この腰からのカーブしたラインが・・・堪らない・・・』
　宮崎は剥き出しにした杏子の尻から太股を何度も何度も摩った。
　杏子の腰や尻がヒクヒク反応する。
『どうした〜？感じたいのか〜？ダメだよ〜・・・オレが感じるんだ、オマエはどうでもいいんだよ』
『いいねぇ〜その涙に濡れた苦しげな顔・・・・もっと、恐怖に慄く表情も見たいな、ウッヒッヒ〜』
『おい、顔を後ろに向けて、こっちを見るんだ！』
　カチャ、カチャ・・・
　デジカメのシャターがフラッシュの閃光と共に切られた。
『うぅ〜！、うぅぅぅぅ、う〜』
　杏子はガムテープで塞がれた口でもがくように唸った。
『お〜っ、よく撮れてるよ・・・』
　杏子の身体を転がし仰向けにして、ナイフの刃先でパジャマとブラジャーを切り刻んだ。
『うううううう・・・』
　杏子の顔が恐怖感で引きつって見えた。
『そうそう、その顔、いいねぇ〜イタダキッ！』
　また、シャッターが切られた。
　ナイフを今度は杏子の顔の横に刺した。
　下手に動けば顔を切ってしまう・・・。
『ほぉ〜乳もいい感触してるな、ゴムまりみたいにグニュグニュして・・・』
　宮崎は指に力を入れ、杏子の乳房を揉みながら、涎を垂らして乳首に吸い付いた。
『うっ・・・ぅぅぅっ・・・』
　痛みを必死に堪え、瞼を強く閉じて頭を左右に振った。
　宮崎は長く伸びた杏子の両脚の間に入り、オマ××コから乳房、顔が写るようにして、またシャッターを数回切ってからナイフを手にした。
『う〜ん・・・みんなきれいなんだけど、この陰毛が邪魔というか、汚らしいなぁ〜』
　杏子の大事な所を覆っていた恥毛をサバイバルナイフで剃り始めた。
　ジョリッ、ジョリジョリ・・・乾いた音がした。
『動くなよ、動くと大事なオマ××コが切れちゃうよ〜ウヒッ、ウヒヒヒ・・・』
　剃り終えると再びデジカメで何枚か撮影した。
（もう、何もかも、お終いだわ・・・）
　杏子は、健二との結婚も、これからの人生も、全てが終わったように思え脱力感に包まれた。
『何だぁ？なんにも濡れてないのか〜・・・これじゃあ、入れる時に痛いじゃないか』
　露わになった杏子のオマ××コを覗き込みながら宮崎は舌打ちをした。
『仕方ないなぁ、唾でもた〜んと塗るかぁ〜』
　そう言って、両手に唾を何度も吐き、その手で杏子の乾いたオマ××コに擦り付けた。
『ほら、後ろ向きになりな！やっぱりオマエは尻が一番きれいだ』
　杏子の尻を掴んで自分の腰に引き付け、ワレメを目がけて肉棒を挿入した。
『おぉぉおおお・・・よく締まるじゃねえか、ここも、いい持ち物だな〜』
　宮崎は自分の欲求だけを満たすために激しく挿入を繰り返した。
　杏子は必死に耐えるしかなく、早く嵐が過ぎ去ればいいと思っていた。
　やがて限界に達した宮崎は、そのまま杏子の中に精液を放出した。
『うぅ、あぁ、っうあっっ・・・あ、ぁぁあああああ、あっ、あっ、いっ〜くぅ〜〜〜〜』
　腰を震わせて放出する精液を、杏子は受け容れるしかなく、放心状態に近かった。
　しかし、これで終わった・・・と思った。
　宮崎も肉棒を抜き、荒い息を整えていた。
『はぁ、はぁ、ふうぅ・・・・・・、オマエは不感症なのか？ちゃんと感じろよ！随分堪ってたから、先ずは、大事な可愛いお尻を頂く前に、きれいにしてやったオマ××コで少し抜いたけど・・・、不感症みたいな女じゃぁ、つまんないなぁ〜、今度、気を入れないと、写真をバラ撒くぞ！』
（えぇ〜！？終わりじゃないの〜しかも・・・気を入れろなんて・・・、お尻がどうのと言ってたけど）
　杏子は放心状態に近かったので、宮崎が何を言ったか、正確に聞き覚えてはいなかった。
（今、出したばかりだから、次はいつになるの・・・？もう・・・死にたいわ・・・・・・）
　少し、視線を宮崎の股間に向けた。
（ウッソでしょう〜もう、ギンギンになってるわ・・・）
　太く堅く復活した肉棒を自分の手で扱きながら、杏子の裸体を卑猥な眼つきで眺めていた。
『さぁ、どっちにするか・・・、この女を躾けるのはこれからいつでもできるから、やっぱ尻か！』
　そう呟くと、両手でしっかり杏子の尻を抱え、両側に開いてお尻の穴を広げるようにした。
『まだ、１回も入れたことがない尻だな〜お尻処女か・・・楽しみだなぁ〜』
　杏子は身体の震えが止まらなくなっていた。
（お尻なんかに入る訳がないじゃない！壊れちゃうわ〜）
　益々全身に力が入り、お尻の穴も固く閉ざされた。
　宮崎は「お尻フェチ」に近かった。
　日常、高校内でも、制服をミニにしている女子高生のスカートから垣間見えるお尻に満足できず、こっそり階段にカメラを仕掛けたり覗いたりして、楽しんでいたのだった。
　宮崎は人差し指にタップリと潤滑油代わりのクリームを取り、杏子の固く締まった菊の蕾みに塗りこんだ。
『う、うっ・・・・・』
　杏子の顔が苦痛で歪んだが、そんなことにはお構いなしに、さらに塗り込みながら解していた。
『もう、だいぶいいかなぁ〜それじゃあ、ボチボチ頂くとするか〜』
　杏子のツルツルしたお尻に頬刷りをしてペロペロ舐めた後、クリームでベトベトになった菊蕾に、ギンギンとなった肉棒をゆっくり押し込み始めた。
『うぅぅ〜うぅうぅうぅううううう・・・・・』
　杏子は口を塞がれてるので、うぅ〜としか聞こえない苦痛の声をあげながら、宮崎にしっかり掴まれている手から必死に逃れようとして腰を振った。
『うっっ、ぅっおおぉぉぉ・・・・っくぅぅうううっ〜っ、よく締まるぅ〜・・・最高だぁ〜』
　途中まで押し込んだ肉棒を入り口までスッと引いて、また、ゆっくり押し込んだ。
　宮崎は感触を味わう為にそういう動きをしたのだが、それが杏子にとって幸いした。
　かなり揉み解された上に、少しずつ馴らされるような挿入が続いたので、杏子は次第に奥の深いところから込み上げてくる、かつて経験したことのない快感に似た感覚に、驚きながらも全神経を集中させて味わい始めていた。
　不定期に肉棒を意識して締め付けると、言いようのない快感に襲われて身体が震えてしまった。
　自分の快感に夢中な宮崎は杏子の変化に気づかず、最後のスパートに突入した。
　ゆっくりリズムを機関銃のように小刻みに動かし、肉棒が菊蕾の肉と擦れる快感に没頭した。
『うぅおおおぉぉぉ〜〜〜あっ、いぃ・・・、あふっ、うわっ、っあぁ・・・い、いっくぅうう〜〜〜』
『うぅ、・・・・・・・・・・・・・ぅっ、っ、っっぅぅぅううううううううっ、・・・うううう〜〜〜〜』
　ほとんど、ふたり同時に絶頂に達し、宮崎は杏子の菊壷の中に一気に精液を放出した。
　杏子は、繰り出される精液のリズムを深いところで受け止めるようにして快感に酔った。
『ふうぅぅ・・・ ・・・・・・、よかったぞ・・・、いい尻だ・・・、いいか！警察に言っても無駄だぞ！ オレは捕まっても絶対に今日写した写真は隠しておくぞ！・・・分かるか！？おい！！ そしたら、出てきてオマエの周りに全部バラ撒いて、表を歩けなくしてやるぞ！いいな！ それと、オレから呼び出しを受けたら、すぐに出て来るんだぞ！またやってやる、もしも、出てこなかったら、その時も、写真をバラ撒いて破滅させてやるぞ！分かったなあ！！！』
　そう、言い捨てると、宮崎は堂々と玄関から出て行った。
　残された杏子は、かつてない深い快感に酔いしれていた・・・。
（また・・・されたい・・・・・・）

「本当に・・情けなくて・・・・、結婚は自動的に破談・・・、わたしの人生をメチャメチャにされて、それなのに、変な快感に縛られて・・・・・・、もう、抜け出したいんです！！」
「分かったわ、それで・・・写真や住所、それと、電車に乗る時刻なんかを教えてくれる？」
「はい、すぐに準備しますから、宜しくお願いします」

　幾日かが経過した満員電車の中・・・
　宮崎は、一見気弱な高校教師を演じていた。
　最近、大人しくしていたので、もう我慢の限界だろうと思い、数人で後を追った。
「い〜ぃ、今日は間違いなく痴漢に走るわよ、その前に打合せ通り・・・いいわね！」
　ミカは裏の仲間と綿密な打合せを行っていた。
　ジリジリジリリ〜〜〜ン・・・・・・
　宮崎の真後ろについて、後ろから押されるようにして、反対側のドアに押し付けられた。
　反対側だと、しばらくの間は開くことはない。
　宮崎は、早速、辺りを見渡して獲物を探していた。
　ミカは自分が痴漢の対象になるように宮崎に背を向け、仲間にその周りを囲ませた。
（ふ〜ん・・・いい匂いだ〜いい女の匂いだ・・・、タイトスカートか、クククッ・・・）
　宮崎はミカの香水の香りを吸い込み、自分の手がミカのキュートなお尻の傍にあることを悦んだ。
　自分からは全てが見渡せ、ミカは後ろ向きなので、自分を見ることは出来ないと思った。
　宮崎の手が動き始めた。
　ミカのお尻を下から撫で上げるように動かし、その反応を見ようとしていた。
　何の反応も無いので、手のひら全体でお尻の膨らみを撫で回すようにしてみた。
「うっ、ぅぅっぅぅぅ・・・」
　ミカの声に胸の鼓動が速くなったが、もう止めようが無かった。
　両手の手のひらで同時にふたつの盛り上がった肉の感触を味わおうと摩り始めた時、ミカがクルリと向きを変え、宮崎と正対した。
（な、なんだ、この女・・・）
　宮崎は急な反応にドギマギして緊張した。
　ミカは宮崎と身体を合わせる位に接近して、呟いた。
「何するの？スケベオヤジ、下手な手つきでさ〜、痴漢てのはそうじゃないだろ？」
　そう言うと、ミカは宮崎の肉棒をズボンの上から摩り始めた。
「うっ、お、おぃ、・・・オマエは血痴女か？」
「さぁ、みんな！」
　ミカが周囲に合図をすると、宮崎の周囲を取り囲んでいた女たちが、一斉に輪を縮めた。
　満員電車の衆目を遮って、数人の若い魅力的な女性に囲まれた宮崎は舞い上がった。
「おいおい、やめてくれよ、そんな気持ちのいいこと・・・おぉ〜っ、あっ、あっ、ぁぁあああ〜」
　日頃、自分がしている痴漢行為の興奮とは違った快感に酔い始めた時、大きな悲鳴があがった。
「きゃぁ〜あああああ〜〜〜〜、変態よ〜みんな、ここに変なのが〜〜〜」
　その声を中心にして、満員電車の中にポッカリと空間が出来た。
「うっわぁああああ、あ、あ、ぁ・・・・・、違う！違うんだ！僕は痴女に・・・」
「何言ってんの〜！この、変態〜！！」
　ボカッ、ボカ、ボカ・・・・・・
　下半身を露出した宮崎が右往左往して、周囲から攻撃されていた。
『僕は○×高校の教師で宮崎です。今日まで、多くの女性を強姦し写真で脅し、電車でも痴漢行為をするのが趣味でした。その悪辣な犯罪の一物を皆さんにお見せしま〜す！』
　告白文を書いたプラカードを前後ろに首から掛けた姿のまま、次の駅でホームに引きずり出された。
　数え切れないカメラのフラッシュがたかれた。
　いつも強姦した女性に向けていたフラッシュの光りを自分が浴びることになろうとは・・・。
　この出来事は、その日のニュースや新聞で大きく扱われ、宮崎の犯罪行為は、全て白日の下に晒されることになった。
　宮崎の勤務していた高校では記者会見を開き、文部科学大臣もテレビで国民に陳謝した。
　自宅の家宅捜索で押収された写真やデジタルデータは証拠品として押収され、被害に遭った女性たちの情報は、マスコミに漏れることは無かった。

「ありがとうございました・・・これで、ようやく、新しい一歩が踏み出せます」
「そう、じゃあ、これで、The end・・・ネ！」