●仕置 その５・・・夢野 心（３８歳 マッサージ業）

「知ってますか？“夢のマッサージ”ってお店・・・」
「えぇ、最近評判の痩身マッサージとかで、マスコミにも取り上げれれてたお店でしょ」
「そう・・・だけど、とんでもない男なの！それで、なんとか懲らしめたくて・・・」
　相談に来たのは、近所に住む若い奥さんで、名前は細野 由佳里さん。
　この夢野という男にとんでもない目にあったと言ってきて・・・。

　新聞折込に由佳里の目が留まった。
【不感症・不妊症でお悩みの女性に朗報！マッサージで悩みを解消します！！】
　その日から、そのコピーが忘れられず、お店の近くまで来ては勇気が無くて入れなかった。
（本当に効くのかどうか・・・不安だわ〜インチキのような気もするし・・・）
　それから数日が経ち忘れかけていた時、マスコミで大きく取りあげられていたのが、あのお店だった。
『人体には自然治癒力が備わっています。化学療法や副作用の心配のある薬は、即効性はありますが根本的な治療とは言えません。漢方は弱った５臓６腑を強くすることで、根本的に病にならない身体を養おうと言っています。鍼やツボマッサージは、人体のあらゆる臓器や症状を緩和したり治癒が可能です。無理なダイエットや食事療法は、精神的にも苦痛で良い結果が得られた例はごく僅かです。わたしのマッサージはいくつかのツボを的確に刺激してやるだけで、確実に無理なく痩せることができます。』
　テレビでは効果のあった事例を数多く紹介して、多くの女性が喜びのコメントをしていた。
（やっぱり、効くんだわ・・・行ってみようかしら）
　由佳里は、結婚していたが夫婦生活は皆無だった。
　それと言うのも、結婚するまで男性経験が無かったので、まさか自分が不感症だとは気づかず、セックスにも興味が無かった。
　しかし、旦那が結婚後、何回かセックスした後で、『お前、感じないの？』って言われて、正直に、『何が・・・？何かあるの？』って答えて以来、全く夫婦関係は無くなってしまった。
　婦人科に相談したり本を読んだりして、セックスと快感のことは理解したが、やはり、自分には縁が無かったようだった。
　その上、婦人科での検査で、『不妊症とまで言いませんが、極めて妊娠しにくい』と言われた。
　由佳里は強いショックで、しばらく誰とも話をしたくないと思うほど、鬱状態が続いた。
　お店の前に行ってみると、すごい数のお客で混雑していて、とても相談など出来なかった。
　仕方なく家に帰り、頃合を見計らってお店に電話を入れた。
『はい、こちら夢のマッサージです』
『あのぉ〜わたし・・近所の細野と申しますが・・・』
『あぁ、よく存じ上げています。細野 由佳里さんでしたよね？』
『えぇ・・・、何故、ご存知なんですか？』
『町内会の集会でお目にかかってますよ、お忘れですか？』
『あぁ・・・すみません、わたし、どうも、物覚えが悪くて・・・』
『それで、どんなご用ですか？』
『あのぉ、お忙しいとは存じますが・・・実は・・わたし・・・そちらでマッサージを受けたくて・・・』
『はい、結構ですよ！ご近所は優先的に対応させていただきますよ』
『そ、そうですか、すみません・・・』
『奥さんも、お痩せになりたいんですか？・・・あれぇ〜おかしいなぁ？確かぁ・・・奥さんってスタイルは抜群でしたよね〜？それなのに、どうしたんですか？』
『痩身・・・じゃぁなくて・・・・・実は・・秘密は守ってくださいますよね？』
『もちろん！お客様の情報は決して口外しませんよ！』
『実は・・・不感症と・・不妊症の・・・・・、確か、そちらで治療が出来るって・・・？』
『はい、やってますよ、そうですね〜新聞に広告入れたら、結構、ご相談にみえましたよ』
『そんなに、悩んでる方って、いらっしゃるんですか？』
『えぇ、はっきりは言えませんが、相当数の方が・・・誰とは申せませんが・・・』
　由佳里は自分だけでなく、結構、他にもいるというのを聞いて、少し安堵した。
『それでは、いつ、お伺いすれば・・・？』
『そうですね・・・奥さんの場合、不妊だけでなく不感症もあるので・・・時間もかかりますが・・・、近所の人たちに見られても、イヤでしょう？』
『は、はい、そうですね・・できれば・・・・』
『それでしたら・・・お店の定休日の水曜日にしましょうか？・・・そうですねぇ〜午後１時に・・・』
『えっ、よろしんですか？ご迷惑をおかけして・・・それでは、お店の裏口に参ります』
『はい、分かりました。それでは、お待ちしています』
　電話を終えた由佳里は、気分が晴れてきたような・・・希望の光りが射したような・・・そんな気持ちで、水曜日を心待ちにした。

『いらっしゃいませ、どうぞ、こちらに・・・先ず、基本的なことからご説明します』
　診療室は明るい壁で落ち着いた雰囲気だった。
　ドアを閉ざせば外から中は見えないので、なんとなく安心できる気がした。
『わたしが行なう鍼やマッサージは、性感マッサージとは違いますので、鍼を打っただけで・・・、マッサージをしている間・・・に、気持ちよく感じることはありません。いかがわしいマッサージではないので、効果が出るまで時間がかかります。もちろん、人によって効果の出方が違いますので、ハッキリとは申せませんが・・・』
『はい・・・』
　由佳里は、正直に説明してくれる夢野に誠意を感じていた。
（普通、調子よく言うものだけど、この人は本物ね・・・それに、ハンサムなのもいいわ）
『奥さんの場合の治療手順を説明します。先ず、鍼で性感、不妊のツボと神経を刺激します。そこの診察台の上にある診療着に着替えてもらいます。もちろん、裸の上に着てください。
　そうしたら、先ず、鍼を打ちますが・・・大丈夫、ちっとも痛くありませんよ。それから、ツボを中心にマッサージを行います。これを毎回繰り返しますので・・・。よろしいですか？・・・・・それでは、着替えてください』
　由佳里は夢野の説明にひとつずつ頷きながら聞いていた。
『あのぉ〜週に１回でいいんでしょうか？』
『本当は、３日に１回が適当なんですが・・・、大丈夫ですか？』
『そ、そうですね・・・やっぱり・・ちょっと・・難しいかな・・・・』
『でしょう〜そう思いましたので、週１回の治療内容を考えましたので・・・』
　由佳里はカーテンの向こうの着替えスペースで治療着に着替えて出てきた。
『はい、先ずは、うつ伏せに寝てください。鍼を打ちます・・・あぁ、緊張しないで・・・』
　夢野は由佳里の治療着の背中の紐を解いて左右に開き、背中からお尻まで全て露わになった。
『あっ！・・・』
　由佳里は驚きと恥ずかしさで思わず声をあげた。
『ふふっ・・・すみませんね、鍼は肌が出ないと打てませんよね〜？大丈夫、奥さんの裸のことは、口外しませんから・・・・・ふ〜ん・・奥さんは、以前、スポーツをされてましたね』
『はい、体操競技を・・・』
『やっぱり・・・奥さんの身体のラインが、あまりにも綺麗なので・・・そうかなと・・、それに、筋肉のつき方が体操をされていたのを物語ってますね、ウエストのくびれや・・・ヒップの締まった盛り上がり・・・素晴らしいですね〜』
『いやですわ〜なんか変な感じね、治療で見せた裸を誉められるなんて・・・』
『そうですね、ハハハ・・・、でも、これで少しは気が楽になったでしょ？』
『あら、ホント！先生って、お上手ですね〜フフッ・・・』
『でも、今言ったことは本当ですよ！そうそう、奥さん、少し、体操をおやりになったほうが、ホルモンの分泌を促進させる見地からも、いいと思いますよ・・・ それに、その素晴らしいスタイルを維持するためにも・・・お勧めしますよ』
『そうですか・・・それじゃぁ、毎日、少しずつでも、意識してやろうかしら・・・』
『えぇ、それがいいですよ！それじゃあ、何本か打ちますよ』
　夢野は指先で鍼を打つ箇所を確認しながら、あっと言う間に打ち終えた。
『どうですか？痛かったですか？』
『いえ、全く・・・、なんか・・・身体が・・・・・』
『あぁ、いいですね〜少し、火照ってくると思いますよ・・・今度は前のほうも打ちますよ』
『えっ？後ろに打ったまま、ですか？』
『いえいえ、今、抜きますよ！』
　夢野は鍼を抜くと、由佳里の身体を反転させて仰向けにした。
　さらに、前を結んでいた紐を解き、由佳里の胸から下半身まで露わにした。
　由佳里は思わず、左右の手で乳房と恥丘を隠した。
『奥さん・・・それじゃぁ、治療できないんですけど・・・』
　夢野はからかうような口調で由佳里に微笑みかけた。
『あぁ、やだ〜わたしったら・・・すみません、つい、反射的に・・・・』
『いいですよ、それだけ奥さんが、貞操観念が強いってことですよ、いいんじゃないですか〜』
　夢野の言い方に由佳里の気持ちは和らぎ、目を閉じて両手を身体の両側に下ろした。
『しかし〜・・・・・』
『えっ？何か・・・変ですか？』
　由佳里は焦った口調で聞いた。
『ハハハ・・・感心してたんですよ！奥さんの美しさに・・・だって、素晴らしいですよ！・・・乳房の形といい・・・お臍の周りのスッキリした肉付きといい・・・・・アソコは分かりませんが』
『ぅん、もう〜！先生ったら〜・・・お世辞ばかり言って〜』
『だから〜お世辞じゃないですよ〜さっきから言ってるでしょ、綺麗だって！
この素晴らしい肢体が感じないわけがないですよ！・・・大丈夫、任せてくださいね？』
『はい！すべて・・お任せしま〜すっ！』
　由佳里は夢野の人柄に次第に惹かれていった・・・。
（旦那と違って・・・どうして、こんなに優しいのかしら・・・思いやりがあって・・・・）
『いいですか〜？それじゃぁ、打ちますよ〜』
　胸から下腹まで指で擦られても、由佳里は何の疑念も感じなかった。
『どうですか？・・・それでは・・次は、マッサージを行いますよ』
　夢野は鍼を片付け、由佳里の治療着を元に戻し、再度、由佳里をうつ伏せにした。
『それでは、マッサージを行います。楽にしててください・・・今度は肌には触れませんし・・・残念ですが・・見えませんし・・・・』
『いやですわ〜また、先生ったら・・・しっかりお願いしますよ〜』
『はい、分かりました。それでは、ゆったりとして・・・音楽を聴いていてください』
　夢野はＣＤをセットし、クラッシックをかけた。
　由佳里の背中を擦るようにしてから、腰から背中にかけてツボを刺激するようにマッサージした。
『痛くないですか？』
『あ、はい、いい気持ちです』
　夢野は腰からお尻、太股の外側にかけて丹念にマッサージを続けた。
『不妊も不感症にも腰やお尻を冷やしてはいけませんよ・・・』
『あぁ、それでですか〜先ほどの鍼で、まだ、身体が火照ってますよ』
　太股の裏側から付け根まで同じツボを何回も繰り返し指で押すようにしていた。
　由佳里は静かに目を閉じ、夢野のマッサージに身を委ね、心地良い時間を過ごしていた。
『奥さん、すみません・・・少し、お尻を捲りますよ〜』
　由佳里からは返答が無かった。
　夢野は太股を少し左右に開き、太股の付け根からお尻の穴と淫壷の間を擦るようにして押した。
　力を加えたり弱めたり・・・さらに尾?骨に至るまで、手のひらを使ってマッサージを繰り返した。
『いかがですか？・・・すみません・・奥さんのお尻の穴からアソコまで・・・見ちゃいまして・・・・』
『仕方ないわ・・・マッサージ治療ですもの・・・・・恥ずかしいけど・・先生なら・・・・・』
『少し、アソコから蜜が滲み出てましたが・・・大丈夫ですか？』
『えぇ・・・少し・・変な感じはあるんですが・・・・・身体は感じてるんでしょうね？でも、実感が・・・』
『焦らないで・・・奥さん、今日はまだ初日ですから』
『えぇ、お任せしてますから・・・』
『それでは・・・仰向けになってください』
　仰向けになった由佳里の顔は少し赤く染まり火照っていた。
　治療着の胸の辺りは肌蹴ていて形良く膨らんでいる乳房がかなり露わになっていたが、由佳里は気に留める様子も見せずにじっとして夢野のマッサージを待っていた。
『きれいな胸が感じないなんて・・・信じられないなぁ、わたしには・・・』
　由佳里の乳房の上から鎖骨にかけて夢野のマッサージが始まった。
　ヘソの周囲に時間をかけた後、恥骨からヘソまでの間は、さらに時間をかけて行なった。
　指で軽く何度か押したり、指の腹を使って撫でるようにしたり、普通の女性なら濃い前戯に感じ、とっくに息があがり喘ぎ続けているところだった。
　由佳里は目を閉じたまま、あまり特別な反応は見られなかった。
　夢野はそんな由佳里の反応とは関係ないように、黙々とマッサージを続けた。
　部屋には静かな音楽が流れていた。
『奥さん、すみません・・・治療ですので・・・・・』
　夢野は由佳里の下半身を露わにしながら告げた。
　由佳里は全くそれに答える様子も見せず、夢野を信頼して任せている感じだった。
　夢野のマッサージは由佳里の恥毛の下、ワレメの周囲を重点的に行なわれた。
　時折、由佳里の表情が歪んで見えたが、それ以上の反応は無かった。
『いかがですか？』
『えぇ・・・やっぱり・・恥ずかしさのほうが強くて・・・・・先生も・・おイヤじゃないですか？
こんな変な女のアソコを一生懸命にマッサージしていただいて・・・申し訳なくて・・・・・』
『そんなことないですよ！気になさらないで・・・、奥さんのような素敵な女性のアソコですから、 他の女性なら引き受けませんよ・・・奥さん・・だから・・・・、ちょっと密が溢れて濡れてますので、今、きれいにしますから・・・』
　夢野は蒸しタオルを持ってきて、少し大きく由佳里の太股を開いて、優しく拭き始めた。
『本当に綺麗なオマ××コ・・あっ、すみません、露骨な言葉で・・・、でも、本当ですよ！こんな綺麗なのを見たことが無いですよ・・・お尻も綺麗でしたよ！』
　最後は少し茶化すように言った夢野に、由佳里は益々好意を強くした。
『主人が初めての経験でしたので・・・それで、すぐに感じないわたしを遠ざけたから・・・別に主人を恨んではいません！・・・全く感じない女じゃ、ヤル気をなくしますよね〜・・・・』
『・・・・・・・・・・・・・』
『先生・・・これからも、よろしくお願いします』
『分かってますよ・・・言ったでしょ、こんなに綺麗なオマ・・おっと〜どうもいけませんね〜あぁ、まだ、ちょっと待っててください。まだ少し・・・』
『は、はい・・・』
　夢野は鍼を持ってきて由佳里の下半身を開いた。
『これで、今日は終わりにしますから・・・』
　鍼をワレメの周囲に軽く何度か打ち込んだ。
　さらに手のひらにクリームのようなものをとり、その手のひらでワレメ全体を擦るようにした。
『今日は最初なので・・・アフターケアーです』
　ワレメを指でなぞって塗りこむようにしながら、クリームについてはハッキリ言わなかった。
　由佳里は全く意に留めず、優しい心遣いに感謝していた。
『すみません・・・胸も一応、全体的にマッサージしておきますね』
　そう言うと、やはりクリームをタップリ手のひらにとり、両手で両方の乳房を揉み解ぐした。
　最後に乳首を手のひらの中央にあて、円を描くように擦った。
『はい！今日はこれで・・・ふぅ〜』
『すみません・・・ありがとうございます。お休みの日に大変な思いをさせて・・・』
『いいんですよ、来週も楽しみにしてますよ！きれいな奥さんの・・・見せてくださいネッ！』
『またぁ〜もう〜先生は・・・・・じゃあ、わたしも・・・先生にお見せするのを楽しみにしてますよ！』
　もう、由佳里は夢野の前で裸になることに抵抗感は無くなっていた。
　ある種の快感さえ感じている自分に、由佳里は嬉しく昂ぶりを覚えていた。

　夢野は定休日を心待ちにしていた。
　以前、街で見かけて以来、焦がれていた女性が向こうから手の中に飛び込んできたのだ。
　しかも、自分の為すがままになっている。
　微塵も疑わず、自分を信頼しきっているなんて、最初は夢かと思うくらいだった。
　治療は治療で真面目に取り組んでいるのは、紛れも無く正真正銘の事実であって、どこかの気功を売りにして金と身体を欲した愚かな中年とは違うという自負心もあった。
　しかし、その自負も、由佳里を前にすると、崩れてしまいそうな自分を感じていた。
　今日の定休日も、由佳里が１時にやって来る。
　そう思うだけで、朝から落ち着かなくなって、妙に興奮していた。
『すみませ〜ん！』
『あぁ、いらっしゃい、お待ちしてましたよ』
　屈託の無い笑顔でふたりとも挨拶を交わした。
『今日も、先週と同じ順序でいいんですか？』
『えぇ、まだ、１回や２回では効果は出ないと思いますが、続けることが大切ですので・・・、ご不満もあるでしょうが、わたしを信じてお任せ下さい』
『はい、もちろん先生にお任せしますわ〜』
『ありがとうございます。それでは、準備を・・・』
　由佳里は先週と違って、その場で衣服を全て脱ぎ、全裸で診察台の上にうつ伏せになった。
『どうせ、先生にはすべて晒すのですから・・・、どうぞ、よろしくお願いしま〜すっ』
『やはり直接、奥さんの身体に触れると・・・布をあてて、その上から行ないます』
『どうしたんですか？・・・お熱でもあるのですか？』
『いえ、別に・・・、ただ、奥さんが患者であることを忘れそうになると・・・マズイですよね』
『大丈夫ですよ、そんな魅力はありませんわ〜先生の方がよっぽど魅力的ですわ〜』
　夢野は意識過剰になっている自分に平常心を言い聞かせ診察台に向かった。
　白いあて布を由佳里の美しい肢体の上に広げた。
　生地の薄さのせいか、薄っすら透けて見える肌の色や形が、全部見えていた以上に艶っぽかった。
　盛り上がったお尻のワレメが妙に生々しく自分を誘っているような気がしていた。
（アァ・・・いかんなぁ、イカンイカン！）
　先週と全く同じ手順で鍼とマッサージを行ない、背面を終了し仰向けにした。
　背面同様、白い布をかけてみると、やはり全裸の時より妖艶な感じがしていた。
『先生、今日はあまりおしゃべりなさらないのですね？やっぱり、どこかお悪いのでは・・・？』
『いえ、そんなことはないですよ、本当です！ほら、こんなに元気ですよ！』
　夢野は腕を曲げて筋肉を出して見せた。
『あら、ホント・・・先生のアソコ、お元気そうですわ〜フフッ・・・』
　夢野は自分の股間を見て焦った。
『す、すみません！・・・あのぉ、そのぉ、つまり・・・奥さんがあまりにも艶っぽいので・・・・・・』
『えっ、わたしのせいなの？もう〜冗談ばっかり・・・最近、彼女と逢ってないんでしょ〜』
『あっはっはは・・・彼女なんて、いませんよ〜』
『はいはい、そういうことにしておきましょうね！』
　夢野は鍼を打つ時に、眠くなるツボに打ち込んだ。
　由佳里が寝ている間に鍼は済ませ、掛けていた白いあて布を取り、由佳里の身体を眺めた。
『寝させたのはいいけど・・・あまり長い時間だと気づかれるよな〜・・・さて、どうしよう？』
　目的があって寝させたのではなく、ただ、由佳里の反応が無いほうがいい気がして・・・。
　夢野は由佳里のワレメの周囲と淫壷に直接、鍼とマッサージを加え、媚薬を挿入した。
『充分蜜が出ているのに、勿体無いなぁ、感じないなんて・・・』
　媚薬を使用することは由佳里に言っていないが、効果があるかどうか不明だった。
　ただ、少しでも早く良くなれば、由佳里が喜ぶだろうと・・・、そう願ってのことだった。
　濡れたワレメを押し開いてみた。
　小さな芽がぷっくら膨らみ、その下の方は襞がピンク色に輝き、蜜で溢れていた。
　淫らな蜜を溢れさせている壷に指を入れ、中の様子を探ってみる。
『普通かな・・・？ただ、壁の襞が結構多いような感じだな・・・Ｇスポットもハッキリしている。この辺を集中して刺激してみよう〜』
　夢野は何とか由佳里に女としての快感を味わせてあげたくて、いろいろ試してみることにした。
　指を多様に動かしていると、壷の中に大きな変化が出てきた。
『これは？・・・なんだろう？』
　指を圧迫するように壁が膨らんできたような・・・？
　もう少し、強めに擦ってみようと、夢野は指を襞に押し当て前後に強く擦ってみた。
『あ〜ん？お尻の穴が小刻みに収縮してるぞ〜これは・・・イッてるのかなぁ〜？』
　今がチャンスと感じた夢野は、先ほどから昂ぶりを押さえきれない肉棒を取り出し、由佳里の淫壷に挿入した。
『ぅおぉ〜〜〜〜これが、憧れのオマ××コか・・・・・・』
　奥まで挿入したまま、しばらく夢野は、この感慨に浸っていた。
『あぁあああ・・・最高だなぁ〜由佳里の意識が無いのが、少し、淋しいけど・・・』
　未開発の由佳里の淫らな壷の中を、夢野の肉棒は縦横無尽に動き回った。
　やがて限界を感じると、一旦抜き出してスキンを被せ、その先に媚薬を塗り再突入した。
　激しく腰を押し付け、診察台に寝たままの由佳里の脚を引き付け、一気に絶頂に達した。
『うっぐっぅぅぅっ、あっあああ、あぁ、いっ、くぅううううぅぅ・・・っはぁ・・っっはぅ・・・・・』
　診察台の上で仰向けになり両脚を高く上げた由佳里は、ダッチワイフのように何も言わなかった。
　夢野はタップリ放出した精液の入ったスキンを由佳里の中から取り出して始末した。
　荒い息を整え、由佳里の位置を直し、白いあて布を掛けてから意識を戻させた。
『うっ、ぅぅぅうう〜ん・・・、あれっ？やだぁ〜わたしったら・・・寝てました？』
『えぇ、よほど、お疲れなのか？気持ちが良かったのか・・・、ぐっすり、お休みに・・・・・』
　由佳里に気づかれることが一番心配で、様子を窺うようにして由佳里を見遣った。
『それじゃあ、もう、終わったのですか？』
『えぇ、だいたい・・・後は、乳房とアソコの仕上げのマッサージを・・・』
　夢野は媚薬クリームを乳房と淫壷にタップリと塗り込み揉み解した。
『・・・・・・ぁぁっ、ふぅ〜っぅぅっああ・・・』
『あれっ？どうかしましたか？』
『い、いえ、何か・・・アソコの奥の方に、何かが入っているような・・・それが、気持ち良くて・・』
『それは・・・いい傾向ですよ！感じ始めている証拠です』
『そ、そうなんですか！？・・・でも、そんなに強くは感じないのですが・・・・・』
『そりゃあ、まだでしょう〜今日が２回目ですから・・・でも、感じているのは確かなようですね』
『そうですか！何か嬉しくなってきました』
『でも、まだですよ・・・まだ、どうなるか？分かりませんよ』
『そうですよね〜そんなに簡単に治るくらいなら、今までに感じてますよね』
『そう言えば、このことをご主人には？』
『とんでもない！！とても、言えませんよ！主人以外の男性に裸になって触らせてるなんて、いくら、治療だからって言っても、理解してもらえませんよ〜』
『でも・・・いつかは話さないと・・・・・、ご主人のために感じるように頑張ってるんでしょ、感じる身体になってご主人に悦んでいただいて、愛するご主人の子供を作るんでしょ？』
『そう・・・なんですよね〜・・・』
『だから、こうして、わたしのような男に大事なところを我慢して弄らせてるんですから、ね〜』
『そんなことないですよ！先生のこと、そんな風に思ってませんよ！我慢だなんて・・・・・・、今日も、先生にしていただけるのを楽しみにして来たんですから・・・あれっ？わたしったら・・・まるで、先生に恋してるような言い方してますぅ〜？』
『えぇ、まぁ〜・・・』
『そうなのかなぁ〜？・・・なぁ〜んて、まったく、ご迷惑な患者ですねぇ〜？』
『そんなことありませんよ、奥さんは、わたしにとっても特別な存在ですから・・・』
『特別？・・・』
『あぁ、いや、他の患者さんにはしない特別な治療を施してる・・・』
『あぁ、本当に感謝してますわ〜』

　それから、さらに２〜３回、同様の対応をして、最初の治療の日から約１ヶ月が過ぎた。
『僕は、とんでもないことしてるのかな〜あの日に自分の肉棒を入れてから、毎回、入れてる。
　奥さんが気づいていないのをいいことに、オマ××コだけじゃなく、口の中にも入れたし、お尻の中にも少しだけ入れたし・・・・・・、お尻は奥まで入れるとバレちゃうから用心しなきゃ、でも・・・ボチボチ、感じ始めているような気がするなぁ〜痙攣する時、身体が硬直してるし・・・、奥さんが目覚めた後、身体が痺れているような・・・なんて、言ってたから・・・やぱり・・・・・・』
　夢野は確かに治療もしてるが、由佳里の意識を失くさせ、
　由佳里の身体をその間、自由にしてることに罪の意識を感じていた。
　自分も診察台の上に上がり、由佳里に体重をかけ抱きしめているときなど、もう、離したくないとさえ思ったりもしていた。
『こんにちは〜先生、由佳里で〜す』
　回を重ねるごとに、どんどん可愛くなっている由佳里が、明るい声を出して入ってきた。
『いらっしゃい、今日は、何かいいことでもあったの？』
『実は、先週から今日まで自分でも少し触っていたんですが・・・、今まで何も感じなかったのに、何か、いい気持ち、と言うか〜、もっとぉ〜って、感じがして・・・、これが感じてることなのかどうかは分からないんですが・・・どうなんでしょう？先生！』
『どうなんでしょう？わたしが奥さんに代わって感じることができればいいのですが・・・、こればかりは、どうにも・・・』
『そうですよね〜でも、困ったわ〜どうしたら、確認できるんでしょう？』
『一番手っ取り早いのは、ご主人とセックスなされば、ご主人がお分かりになるんじゃ・・・？』
『・・・・・・、そうですね・・・でも・・・主人とは・・・・・・』
『何を言ってるんです！ご主人のために為さってるんでしょ？治療を・・・』
『そう、なんですが・・・』
『まぁ、止しましょう〜今は・・・さぁ、治療に入りましょう』
　いつもどおりの手順で治療は進み、最後のマッサージを行ない、媚薬を塗り込んだ。
　無論、今日も由佳里を求めて堅くなった肉棒を、口から淫壷へ、淫壷から淫蕾へと、欲求は次第に大きくなって収拾がつかなくなりそうな気がしていた。
『奥さん・・・』
『あら？また寝ちゃったの〜？・・・どうしてかしら？いつも眠くなっちゃって・・・、きっと、先生がお上手だから、安心しちゃうのね〜』
『いえいえ・・・寝ててもらえた方が、何も考えずに集中できますので・・・わたしも助かります』
『だけど・・・先生、先ほどの件ですが・・・・・、どうしたらいいんでしょう？』
『あぁ、確認の件ですか？・・・・・そうですね、ボチボチ状態をチェックして、ご自分でも自覚出来た方がいいでしょうけど・・・どうしましょうかね〜？』
『もう、今日の治療は終わりですよね？・・・先生、スミマセンが・・・先生の手でお願いできないでしょうか？・・・わたし・・先生なら、安心して・・お任せできるし・・・それに・・・・先生は・・もう・・何度も、わたしの・・・弄ってらっしゃるし〜・・・・・』
『えっ？わたしが・・ですか？・・治療している立場としては、確かに把握する必要があるとは思いますが・・・、やはり・・・ご主人の方が〜・・・』
『やっぱり・・・先生は、わたしのことが嫌いなんですね！治療だから仕方なくしてるんですね？』
『そんなこと・・・わたしは・・奥さんのこと・・・・前にも申し上げましたが・・キライどころか・・・分かりました！わたしで宜しければ、確認させていただきます』
『本当ですか〜あぁ、良かった・・・じゃぁ、早速、今からお願いできます？』
『えぇ、いいですよ』
　夢野は部屋の灯りを消し、診察台の上に寝ている由佳里の傍に寄り、白いあて布を取った。
　閉鎖された部屋は小さなオレンジの灯りだけになっていたので、ムーディな感じがしていた。
　音楽もＢＧＭとしては邪魔にならない軽音楽が流れ、いいムードを盛り上げていた。
『奥さん・・・』
『イヤ・・・奥さん、じゃなく、由佳里って呼んで・・・・』
『可愛い、由佳里・・・・・目を閉じて・・・、今から、手と口とで君を愛していいかい？』
『えぇ・・・お願い・・わたしのこと・・いっぱい愛して・・・・感じさせて・・・・・・』
　夢野は診察台の上の由佳里に寄り添うようにして身体を寄せ、肉感的な口唇に口づけをした。
『愛してる・・・由佳里・・・・・』
『わたしも・・・』
　由佳里の身体を引き寄せ激しく熱い口づけを交わした・・・。
　それから、指で口唇に触れ、微かなタッチで撫で、その指は首から乳房へと下りていった。
　両方の指で両方の乳房を同時に愛撫し始め、軽く円を描きながら乳首まで昇り、また下った。
　乳首は舌先で舐めるようにしながら口唇に挟み、強弱を加えて愛撫を続けた。
　同時に５本の指を立てて乳房の裾野から引き上げるように擦り、様々な変化を加えていった。
『はぁ、はぁ・・・あぁん・・あん・・・』
　少しだけ喘ぐような声が由佳里の口から漏れてきた。
『由佳里の胸は、僕の手を吸いつかせて放さないよ〜気持ちのいい肌触りで・・・素敵だよ』
『あぁ〜は、はぃ・・・なんか・・・いい・・気分・・・で、す・・・・』
『それじゃぁ、僕の愛しい由佳里は・・・ここが感じるのかな？』
　優しい会話の中で、夢野は由佳里の乳房の感度を細かにチェックしていた。
『今度は・・・由佳里の大切な、オマ××コ・・だよ〜舐めても・・いい？』
『はぁ、ぁ、はぃ・・・わたしの・・舐めて・・・・』
『えっ？聞こえないよ〜わたしの、何を・・・舐めるの？』
『はぅあぁん・・・ぃ、ゃ・・・・・、ォ・・マ・・ン・・・・コ、あっ・・・あぁ〜もぉ〜・・・・ねぇ〜』
　由佳里は、完全に淫欲の世界に埋没して、夢野の声しか聞こえなかった。
　夢野は由佳里の綺麗に伸びた両脚を開き、診察台の下に中腰で立ち、由佳里を引き寄せた。
　診察台の縁から由佳里のお尻がはみ出す位置まで引き寄せると、両脚を高く上げた。
『うわぁ〜良く見えるよ〜由佳里のオマ××コとお尻の穴・・・・・、きれいだねぇ〜・・・、 オマ××コから蜜が溢れてるよ〜由佳里って・・・本当はエッチなんだねぇ〜？』
『ぁあぁぁん・・・いやらしい・・わぁ〜・・・そんな、あなたが・・大好きよ〜〜由佳里の、ぜ〜んぶ、舐めてぇ〜〜もう・・舐めて欲しくて、欲しくて・・・ぁあぁぁ、我慢できな〜ぃ・・・・』
　夢野は、先ず、由佳里の淫壷を入り口から中の奥まで丹念に舐め、舌の届かないところは指で・・・休むことなく愛撫を続けた。
（いつも、由佳里を眠らせてやってることを、堂々とやってる・・・やっぱり、いいねぇ〜こっちの愛撫に対して、反応があるってのは・・・）
　淫壷を舐めながら指でお尻の穴を揉み解し、少し中に入れては抜いて、抜いては入れて・・・、抜く時の速い動きに、由佳里は嗚咽を漏らしていた。
『由佳里はお尻も感じるんだねぇ〜いいよ〜〜もっと、もっと、いい気持ちにしてあげるよ〜』
　今度はお尻の穴を舐めたり、舌先を穴の中に入れたり出したりしながら、指を淫壷に挿入した。
　奥まで入れた指で壁面を撫で回し、由佳里が反応した箇所を続けざまに刺激した。
『あっ・・・あぁ〜はぁ、はぁ・・・・・ぅぅぅぅうううううっ、っ、ぁっうっ・・・ぅぁあああああああ』
　お尻を捩って頭を横の激しく振り、手で診察台の両端を掴んで、何かに耐えているようだった。
『・・・・・・・っ、・・・っ、ぁっ・・・うぅぅ・・・、っぁぁぁあああああっ、もう・・・もぉ、だめぇ〜〜〜はぁ、はぁ、はぁ・・・ぁぁあっ、いっ・・・いっいぃ〜・・・・・あっうううっ、いっ、くぅううう〜』
　身体を突っ張り、診察台を掴んだ手に力が入り、歯を食いしばった口が一気に開き、ダムの水が堰を切ったように、由佳里の身体中を巡った・・・。
『はぁ、はぁ、はぁ・・はぁ・・・・はぁ・・・・・・・・』
　しばらくして、全身の力が抜けていき、呼吸も少しずつ落ち着いてきた。
　『どうしたの？由佳里・・・』
　由佳里は診察台を降りると夢野にしがみつき、激しく口唇を吸った。
『わたし・・・わたし・・・、頭が真っ白になって・・・、身体中が痺れて・・・・・・感じたみたい・・・・・・すごい、すごいの〜・・・こんなの初めてよ・・・・・・あっぁぁあああ〜はぁ〜・・・・・・・・・』
　大きな瞳に涙を浮かべ、由佳里は夢野を見つめて言った。
『先生・・・、先生は先生としてじゃなく、わたしを一生懸命に愛してくれてる・・・ありがとう・・・』
『由佳里・・・・・・僕の気持ち・・分かっていたんだ・・・・、そう、愛してるよ』
『でも・・わたしは・・・人妻・・・・・、やっと感じることができたけど・・・人妻なの！』
『由佳里・・・君の中に、僕のを入れて・・・オチ××ンで、感じさせてあげたい・・・・・・』
『でも・・・・でも、そしたら、本当に・・・浮気になっちゃうわ〜・・・どうしよう・・・・・』
　由佳里の気持ちは大きく揺れ、身体の中心が夢野の肉棒を欲しがっている自分に気づいた。
　夢野は我慢が出来ず、自分の着ていたものを全て脱ぎ捨てると、由佳里の身体を抱えた。
『どうするの？』
『君が欲しいんだ！君だって、僕が欲しいはずだ！』
　夢野はバスルームに連れて行き、由佳里を壁に押し付け、シャワーを浴びせた。
『きゃぁ〜〜〜っ、何するのぉ〜〜〜』
　騒ぐ由佳里の両腕を壁に押し上げ、身体を寄せて激しく口唇を吸った。
　口唇から頬、額、瞼、鼻・・・さらに、首筋から腋の下へと夢野は由佳里の全身に口付けをした。
　乳房を両手で揉みながら乳首を吸い、夢野は膝をついて両手で由佳里の腰を掴み、顔を濡れて湯が滴ってる由佳里の恥毛の下に押し付け、柔らかなワレメを夢中で舐めた。
　最初は何が何だか分からない表情だった由佳里も、夢野の激しい自分への愛情表現に応え、狂ったように喘ぎ、快感に震え、自分の股間の夢野の頭を両手で押さえて放さなかった。
『いぃ〜いぃ〜わぁあああ〜〜〜すっ、すっぅごぉ〜〜〜いぃぃぃ・・・・・・ぁはぁああああ〜〜』
　叫び続ける由佳里の口を自分の口唇で塞いだ夢野は、立ったままの姿勢で由佳里の片脚を上げ、下から血管が浮き出るほどに太く堅くなった自分の肉棒を挿入した。
　何度も何度も激しく下から突き上げ、その度、由佳里の口から狂ったようなメスの卑猥な叫びが、バスルームの中で反響していた。
　若々しく張った乳房を思い切り揉みながら、なおも激しく突き上げる肉棒は由佳里を破壊した。
『うっ、ぅぉおおおおお〜〜〜あぅあぅあっ・・・っ・・・っぁ、ぁぁああああ〜〜〜〜』
　何度も大きな快感の波が繰り返し押し寄せ、由佳里の身体を縦横無尽に駆け抜けていく。
『ま、また・・・ぁうぁぅぅぅっ、ぁぅ・・・ぅっ、あああああ〜〜〜〜っ、っ、っ・・・・・・』
　繰り返し繰り返し、夢野の肉棒は由佳里を淫欲の中に押し戻し、由佳里の淫壷もそれに応え、肉棒を小刻みに締め付けて奥へ奥へと吸い込もうとしていた。
『ユ・カ・リ・・・・・・いぃオマ××コに・・・なって・・・すっごいぞ〜・・・』
　夢野は由佳里の両脚を腰に抱え、挿入したままベッドに連れて行った。
　ベッドの縁に濡れた由佳里の上半身を寝かせ、両脚を抱えたままで肉棒の挿入を繰り返した。
　由佳里は両腕を広げ、シーツを握り締め、何度目かの絶頂感に肢体を震わせた。
　夢野は、ゆっくりと肉棒を淫壷から引き抜き、由佳里の上半身を引き起こした。
　由佳里は目に前にそそり立っている肉棒を見て驚きと悦びに満ちた瞳で眺め、両手で大切なものを包み込むようにして握り、可愛い口の中に咥え込んだ。
『あぁ〜〜あぁ〜チュバチュバ・・・ジュルジュル・・・チュゥ〜〜〜〜ッ！』
　生まれて初めて、誰にも教わらなかったが、自分を気持ちよくしてくれた肉棒に執着した。
『素敵だわ〜この大きなオチ××ンが・・・わたしを何度も天国を見させてくれて・・・・・・』
『うっ、ぅぅうううぅ〜〜〜、いぃ〜よぉ・・・由佳里、素敵な顔して咥えてるなんて・・・・・・、いやらしくて、最高だよ〜〜、上手だぁ〜よ〜〜〜〜もっと、吸ってぇ〜〜〜』
『あなたが、初めてよ〜わたし・・・あなたに感じて欲しいから・・・・・・い〜ぃ？もっとぉ〜？』
『本当に？うわぁ〜嬉しいよ、由佳里・・・何もかも、みんな僕が初めてなんて・・・・・・』
『そうよ！あなたは・・・わたしの、初めての、男よ〜〜〜』
　夢野は由佳里のフェラを惜しみながら、由佳里をうつ伏せにして、今度は尻の穴に指を入れた。
『うぐぅ、っ、・・・ぅっ、はぁ〜あ・・・』
　夢野の指は由佳里のお尻の穴の中で小刻みに震えながら前後に動いた。
『あぁ〜〜ぅっ、ぁぁあああああ・・・ど、どうしてぇ〜？あっ、いぃ〜〜ぁっぅぅ、っあああ』
　由佳里は、自分が前だけでなく後ろも感じるのが不思議だった。
　だが、淫壷の快感とは異質の快感が次第に高まってくるのが、嬉しくて仕方なかった。
『あぁ〜もう・・・あっいいぃ〜〜〜〜』
　由佳里は自分の意思でお尻を高くして、夢野の指を奥へと導こうとしていた。
『きれいなお尻が、こんなに卑猥で淫らな快感を齎してくれるなんて、すごいだろ？』
『あぅ、う、うん、はい・・・お尻も・・・イキそう〜・・・・・・』
『まだだよ〜』
　夢野は再び肉棒を由佳里の後ろから淫壷に突き刺すようにして挿入した。
『う、わああああっ、ぅ、っ・・・・・・、い、いぃ〜〜〜〜〜』
　指の動きは続けながら、片手で尻を抱えるようにして腰を大きく小さく打ちつけた。
『うぅぁああああ・・・も、ぅ、はぁぅぅうっ、いぃ、いっくううううう〜〜〜〜』
『僕も・・・いっ、くぅ〜ううううっ〜、っあああああぁぁぁ〜〜〜〜あぅ、っ、っ・・・・・・』
　ふたりの身体は、ベッドに沈み込んだまま、しばらく微動たりともしなかった。

『ねぇ〜・・・わたしの、こと・・・、放さない？・・・』
『あぁ、誰にも渡さないよ！・・・ご主人にも・・・・・・』
『あぁ〜あ・・・わたし、どうしよう・・・もう、あなたと・・・こうしていたいわ〜・・・』
『由佳里・・・可愛い、由佳里・・・、もう、僕以外の男と、こんなことしちゃダメだよ・・・』
『あなたの言う通りにするわ〜だって、あなたが、こんな風にわたしをしてくれたんだもの・・・、あなたのアレも・・・大きくて、太くて、堅くて・・・、わたしにピッタリよ〜大好き〜〜』
　ふたりはベッドの上で抱き合いながら愛を確かめ合っていた。
　由佳里の手は少し小さくなった肉棒を弄り、夢野は指を淫壷に入れていた。
『だけど・・・今日は帰るんだよ、いいこだから・・・』
『うん・・・分かってる。すぐには、どうにもならないことぐらい・・・』
　夢野は由佳里の淋しそうな瞳に口付けし、強く抱きしめた。

　翌日から由佳里は、毎日お昼時の夢野の休憩時間に裏口から入り、お昼をふたりで食べてから、短くも激しく求め合う欲情に満ちた時間を過ごし、夕方、診療終了と同時に、再び絡み合い、由佳里の旦那が帰ってくるまでの間、お互いの性器を貪るような快感の時間を過ごした。
　そんな生活が２〜３ヶ月続いた頃、異変が起きた。
『ねぇ、わたし、妊娠したみたい・・・』
『ホントかい？』
『えぇ、間違いないと思う・・・どうしよう？』
『どう、って・・・』
『わたし・・・主人と話し合うわ！そして、別れる・・・』
『ま、待てよ、そう、急がないで・・・、そうだ！とりあえず、旦那さんとセックスしろよ！』
『えっ？どうして？』
『旦那の精液を由佳里に中に出させてやれよ、そうすれば、自分の子供だと思うから・・・』
『えっ？イヤよ！何言ってるの？あなた・・・、自分が何を言ってるか分かってるの？』
『あぁ、分かってるよ、だって、話しても、すぐに結論は出ないじゃないか、そのうち、お腹が大きくなれば、君が不倫したと言うことで、旦那がどう出てくるか分かんないだろ？　そこで大騒ぎになれば、仕事も何も上手くいかなくなるし、簡単に逢えなくなるよ！』
　由佳里は考え込んでしまった・・・。
　楽しいばかりの時間を過ごしている間には決して出ることの無かった苦悩が始まった。
『あまり時間が無いわ・・・どうするか？・・・まさか・・あのひとが、あんなことを言うなんて・・・』
　由佳里のしてみれば、身体も心もひとつになっていたと思っていた夢野が、旦那のことを言うとは全く心外だった。
　夢野は由佳里と毎日のようにあらゆるプレイをして、由佳里に縛られている日々が、少々、重たく感じるようになっていた。
　確かに、由佳里は魅力的な女性で、セックスだけなら申し分無かったが、独占欲の強さには閉口していた。
　見た目も美人でスタイルも良く、前も後ろもＯＫでフェラも上達していたので、肉欲だけなら放したくない女だった。

　由佳里は決心した。
『やっぱり・・・元々、旦那との夫婦生活や不妊の為に治療したんだから・・・、今日・・・』
　その夜、旦那が入浴している時、思い切って入っていった。
『どうしたんだ？急に・・・』
『あなたの身体を洗ってあげようと思って・・・、いいでしょ？』
『あぁ、まぁ・・・、それにしても、どうしたのかな〜？・・・しばらく見ない間に、由佳里・・・、身体つきが艶っぽくなったんじゃないのか？』
『あら、これでも、毎日、感じるように体操したり・・・して』
　そう言いながら、由佳里は旦那の股間に萎えて垂れ下がっている肉棒を手に取り、丁寧に洗いながら刺激し始めた。
『うぅ・・・っ、おい・・・、よせよ、感じて大きくなっちゃうだろ！』
『分かってますよ〜・・・ネットで勉強しましたから・・・・・、だって、わたし・・・、あなたに悦んでもらいたくて・・・・・ねっ！いい気持ち？』
『あぁ、・・・い、い、よ・・・・・』
『じゃぁ、・・・こうしてあげるぅ〜』
　由佳里は、大きくなってきた旦那の肉棒を咥え、口唇と指で扱き始めた。
『あぅ、っ・・・、あっ、あっ・・・、ぉおおっ・・・ぁぁあああ・・・・・』
　由佳里は、旦那の肉棒が、どのくらいの大きさになるのかさえ、今まで知らないでいた。
『うっわぁあああ、あなたって・・・すごいのねぇ〜、ネットで読んだ平均より大きいみたい・・・』
『ゆ、由佳里〜・・・、ほら、そこに手をついて！』
　旦那は由佳里に湯船の縁を掴まえさせ、背後に回って由佳里の豊かな引き締まった尻を掴み、いきなり淫壷に挿入してきた。
　由佳里は旦那の肉棒を小刻みな間隔で締め付けた。
『うっおおお〜いいぞ〜〜〜由佳里・・・』
　久しぶりのセックスに旦那は燃え上がり、激しく腰を由佳里の白い尻に打ち付けた。
『あぁ、あぁ〜ん・・・わたしも〜・・・あぅぁぁああああ〜〜あなたのって、素敵〜〜〜』
『おおっ！由佳里、感じるのか！いいぞ〜もっと、良くしてやるぞ〜』
　由佳里の淫らな反応に、旦那はさらに燃え上がり、両手で乳房を揉みながら挿入を続けた。
『あっ、ぁぁあああああ〜〜〜〜、あ、な、たぁ〜〜わたし〜いぃ〜の〜〜〜〜』
『お、オレも、いく・・・・・いき、そぉ〜・・・・、うっぁああっ、いっ、くぅぅうううう〜〜〜』
　旦那は激しく震えながら由佳里の淫壷の中に大量に射精した。
　由佳里はイクふりだけだったが、旦那に自分の中に放出させるのに成功した。
（あぁ〜ぁ、良かったぁ〜これで、今月の末ぐらいに妊娠したって言えば、悦ぶわ〜。
それに・・・うちの旦那って、結構、いいオチ××ンだし・・・、毎日、しちゃおかなぁ〜）
　由佳里は旦那の胡坐の上に後ろ向きのまま抱えられ、両手で乳房を持ち上げるようにされた。
『由佳里・・・良かったよ・・・オレも嬉しいよ〜・・・これからは、もっと良くしてやるぞ！』
　そう言うと、中に入ったままになっていた旦那の肉棒が復活し、膨張していた。
『あぁ・・・あなたのが・・・・大きくなって・・きたわ・・・・』
『よ〜し！それじゃあ、この格好で、突いてやるぞ〜』
　由佳里の上体を上下させて、淫壷の深いところを刺激した。
『あぁん、あぁん、あぁん・・・ぁぁぁああああああぁぁ〜〜〜〜ぁうううぅぅ・・・あっいぃ〜〜』
　由佳里は、何故か、やっと旦那と夫婦になった気がしていた。
　その夜は、浴室で２回交わった後、寝室でも１回、合計３回も交わり由佳里も満足した。

　それから２〜３日が経った午後のこと、リビングでくつろいでいると夢野が部屋に入ってきた。
『何？どこから入ったの？』
『冷たい言い方だなぁ〜・・・、どうだった？上手くいったか？旦那も女房が感じるようになって、だいぶ悦んだんじゃないのか？』
　由佳里は窓の外を見遣り、慌てて奥の部屋に入った。
『何だ？・・・そうか、世間体がマズイよなぁ〜分かってるって！見つからないようにするよ〜もう、何日も由佳里としてないんで・・・、暴発しそうだよ〜』
　そう言って、夢野は由佳里に迫ってきた。
『ヤメテ！・・・もう、あの日で、終わったんでしょ！わたしたち・・・、あなたは逃げ出し、 わたしは、主人のところに戻ったんだから・・・、だから、帰ってちょうだい！！』
『何を言ってるんだ？僕は、いい関係を続けるために、君を旦那の元に返したんだぜ、心を鬼にして、我慢して・・・・・・、君を今の由佳里にしたのは、誰のおかげだい？』
『それはそうだけど・・・、あなたは、わたしと楽しむだけ楽しんで、捨てたんじゃない！ わたしが妊娠したから・・・重荷になって・・・、でも、あなたの子よ！このお腹の子は・・・』
『だから、言ってるじゃないか！僕と別れて、子供は誰の子になるんだい？』
『じゃぁ、あなたが一緒に育ててくれるの？』
『・・・・・・・・』
『ほら、やっぱり・・・、作るだけだったら、誰でも出来るんじゃないの？ 父親になるのが怖いんでしょ！縛られてしまうから・・・、だから、主人を騙して押し付けて・・・』
『う、うるさい！！だったら、旦那の前に出て、バラそうか？この僕に仕込まれたって・・・、 お尻の穴まで感じるように調教された、って・・・、どんなことでも快感だったらする女だって』
『・・・・・・・・』
『僕は失うものは無いけど・・・由佳里、君はどうなんだ？ 感じさせて・・・と、全てを曝け出したのは誰だい？ オマ××コもお尻の穴も、旦那じゃイヤだ、と言って、僕に舐めて〜入れて〜と言ったのは？』
『もぅ・・もう、ヤメてぇ〜〜〜っ！・・・そうよ、わたしよ！わたしがあなたを誘ったのよ〜・・・・・、 わたしが目覚めて淫らになって・・・そう、淫乱な女よ！わたしは・・・もう、どうでもいいわ〜！』
『これからは、旦那を欺き続け、僕と離れないと言った誓いを忘れないで・・・、いいな！？ じゃあ、早く裸になるんだ！・・・それから、先ずは、僕のをしゃぶるんだ、気持ちを込めて・・・』
　由佳里は、自分の犯した過ちの大きさを痛感し、涙を流しながら夢野の肉棒をしゃぶった。
　元々、美人タイプなだけに、より悲哀さが増すような姿だった・・・。

　リカは、少々、呆れた表情を由佳里に向けていた。
「わたしが何を言いたいか、分かるわよね〜由佳里さん」
「はい・・・それはもう、重々・・・・・。でも、お願いです、分かってほしいんです。お腹の子供には罪はありません・・・だから、これから先を考えれば、わたしは一生、自分の犯した過ちの大きさを背負っていく覚悟です。
夢野が、このまま、わたしから離れないとするなら、生まれてくる子供が哀れです。主人に対しても・・・子供に対しても・・・一生をかけて償うつもりです。ですから・・・・・・」
「分かったわ・・・でも、い〜い！本当に罪深いのは、あなた自身だと自覚してよ」
　リカは由佳里に対して同情は感じなかったが、お腹の子供を思い遣っての言葉だった。

　リカの仕置き方法は決まっていた。
　夕暮れが群青に覆われた頃、夢野も治療院を閉じ、片づけを行なっていた。
「すみませ〜ん、誰かいませんか〜？」
　裏の方から若い女性の声が聞こえ、夢野は裏口へと歩を進めた。
「すみません、もう、終了ですよね〜？」
「えぇ、今閉めたんですが、どうかなさいました？」
　夢野はひと目でリカに惹かれた。
　もっとも、夢野じゃなくても、リカには大抵の男は惹かれると思うが・・・。
「実は・・・こんな時間に伺ったのは・・・・」
「大丈夫ですよ、わたしの他には誰もいませんから・・・」
「はい・・・、あのぉ〜不感症・・というのは・・治るんでしょうか？」
（おい、おい、いいオンナってのは、不感症が多いのか〜？）
「えぇ、個人差はありますが、定期的な鍼とマッサージで大体は・・・」
「ホント！ですか〜・・・、ずぅ〜と悩んでまして・・・」
「そうですか、あなたのような美形の方が、勿体ないですよね〜」
「お上手だこと・・・、でも〜・・・あまり人に知られたくなくて・・・・・・」
「う〜ん・・・、えぇ〜と、あなたは独身、ですか？」
「えぇ、そうですが・・・」
「それじゃあ、閉店後なら、いつでもいいですよ〜」
「本当にいいんですか？・・・それじゃぁ、もし、よろしければ、今日からでは？」
「えっ？今日・・・って、今からですか〜？・・・・・・まぁ〜いいですよ」
　由佳里との関係が、あれ以来しっくりいかず、ふたりでいても面白くなくなっていたので、夢野にとっては、リカは最高の獲物と言っても良かった。
「それでは、誤解の無いように最初に申し上げますので、少しでも異論があれば治療はしません。
先ず、不感症と言うのは、治療箇所が箇所ですので、診察台の上で裸同然になりますが・・・、それと、局部に触れたり、鍼を打ったり、マッサージを施したりしますが・・・大丈夫ですか？」
「はぁ・・・は、い。治療なら・・・仕方ないですよね・・・」
「誤解をされると、治療にならないので・・・、変なことを申しまして済みません。それでは、その裏でお着替えください」
　リカは衣服を脱いで治療着に着替え夢野の前に出てきた。
「そうしましたら・・・診察台の上にうつ伏せになって、楽な気持ちでいてください」
　夢野は軽音楽を流して気分が落ち着くような配慮をした。
「いつも、音楽を？」
「えぇ、緊張されると、鍼が上手く打てない場合もありますので・・・」
「そうなんですか〜、やはり、ツボって微妙なんですね」
「そうでもないのですが・・・気持ちのいい音楽は、誰にとってもいいんじゃないですか？」
（結構、いい人じゃない〜やっぱり、由佳里さんの対応に問題があったんじゃぁ・・・・・）
（由佳里もいいオンナだったが、このオンナはまた、格段に上物だなぁ〜）
「いいですか？静かに・・・鍼から始めますよ〜」
　夢野は治療着の背中を開き、リカの背面を裸にした。
　背骨に沿って両側に、肩甲骨の辺りから尾?骨まで、何箇所かに鍼を打った。
「しばらく、そのままで・・・痛くないでしょ？」
「は、はい・・・・・」
「リカさんでしたね・・・、リカさんは男性からよく言い寄られるでしょうね？
頭から足の先まで、文句の付けようの無い身体だから・・・やはり不感症だと困りますよね〜」
「えぇ・・・せっかく、いいところまでいっても・・・・結局、あの時になると、いつも同じ・・・・・」
「それは、女性にとっては、深刻な問題ですね〜お任せください、必ず、治してあげますよ」
「よろしく、お願いします」
「はい、・・・でも、リカさんって、外人さんみたいな身体つきですね〜ウエストの括れや、 脚の肉付きや長さなんか、日本人離れして・・・素敵ですね〜」
「そんなこと言って〜・・・何も出ませんよ〜治療費以外」
「ハハハ・・・何も期待してませんよ、ホントのことを言ってるだけですから」
　リカには、この男が由佳里の言うような悪辣な男だとは思えず、困惑していた。
（早く行動に出ないと、このままだと、アソコまで鍼やマッサージされちゃうわ〜）
「それでは・・・マッサージをします」
　夢野はキチンと治療着を直して、背中からお尻を隠した。
　鍼を打った箇所と大体同じ箇所を指圧とマッサージで腰まで丁寧に施療していった。
（本当に丁寧ね・・・いい機会だから、このまま、マッサージしてもらっちゃおうかな〜）
　リカは日頃の疲れが癒される気がして、気分良く施療されていた。
「すみません、リカさん。お尻から太股、少しだけ、大事なところに触れますよ〜」
　夢野はお尻全体を擦るようにしてリカの自慢のお尻の感触を味わった。
（いやぁ〜いいお尻だ！腰骨から太股まで、申し分のない肉付きだよ〜あぁ〜・・・）
　太股を左右に開き淫唇とお尻の穴との間を丁寧に指圧した。
（何かされるかと思ったけど・・・？）
　夢野は内心、興奮してきていたが、慌てないでモノにしようと思っていた。
「はい、半分、終わりましたよ。今度は仰向けになってください」
　リカは少し紅潮した顔で起き上がり、体勢を入れ替えて仰向けになった。
「どうですか？何か違和感があったり、痛かったりしたら、遠慮なく言ってください」
「いえ、大丈夫です」
「今度は、また鍼を打ってからマッサージになります。いいですか〜？」
　夢野はリカの前面を裸にして鍼の準備をしていた。
「いやぁ〜見事な身体ですね〜彼氏が羨ましいですよ・・・女性から見ても理想的ですね〜」
「そんなぁ〜もう、歳ですから・・・」
「まだまだ、何をおっしゃいますか・・・、仕事柄、いろんな女性を見ますが、これほどの方は・・・わたしは初めて見ましたよ〜どうすれば、維持できるんでしょう？」
「そんなこと、ありませんわ〜」
　リカは誉められて、満更ではない気分だった。
（言葉にウラも感じないし、わざとらしくもない・・・・・、本当かしら・・・？）
「それでは、少し、目を閉じててください。鍼をうちますから・・・」
　胸、ヘソ周り、恥骨、そして淫唇の周り・・・何事もなく施療は進んだ。
（やっぱり、変に弄ったりしないし、必要以上に触れることもないわ・・・）
「肩も凝ってますね〜ここも打っときましょう〜」
「・・・・・・・」
「このまま、さきほどと同じで、しばらくお待ちください」
　そう言うと、診察台を離れ、デスクの上の煙草に火を点け、小休止という感じだった。
（紳士的だわ〜何も、ありそうも、ない・・・ふぁあ〜〜ねむ〜ぃ・・・ぁっ、やられた？！・・・・・）
　眠ってしまいそうな意識の中で、リカは失敗したと後悔したが、手遅れだった。
「よ〜し！自然な感じで眠ってくれた・・・これで自由に出来るぞ、ハハハハ」
　リカの身体の鍼を抜き、早速、賞味しようと診察台に上がり身体を重ねた。
　夢野は全裸で、硬直した肉棒ばかりが目立っていた。
「あぁぁあああ〜〜いい感触だ・・・この肌の感触が・・・・・いいオンナは違うねぇ〜」
　夢野はリカの乳首を口に含み舐め始めた。
　その時だった！
「アッツ、ウッ・・・・・・・・・・・・」
　夢野の身体がガクッと崩れ、リカの身体の上に力なく被さった。
「ふぅ〜〜っ、あぶない、あぶない・・・、何とか切り抜けたわ」
　リカは夢野の身体を押しのけ、診察台から下に降りて、夢野の身体を仰向けにした。
「あらあら、何か言いたそうね〜・・・、残念でした！あなたが鍼を打った時、
朦朧とし始めた意識の中で、何とか鍼を打って意識を戻し、眠ったふりをしたのよ！」
「・・・・・・・・・・・・」
「あぁ、そうね〜言語の障害が出るようにしたから、しゃべられないのね、可哀想ね〜」
「ぅぅぅぅぅぅ・・・・・・」
「あなたの正体、しっかり見たわ、聞きもしたけど・・・。もう、お終いよ！諦めなさい」
　リカは新たに鍼を手に、夢野の身体に打った。
「あなたなら分かるわよね、これで、どうなるか？」
「・・・・・・・・・」
「立派なモノも、これでお終いね！・・・オンナを怒らせると、怖いのよ！命まで取らないから、安心しな！だけど、命を取られたほうが良かったかもね〜フッ、ハハハハ〜・・・・・・・、これで、The end・・・ネ！」