ミカがどうして『仕置人』になったのか？
　それには、それなりの訳があった。
　弱者の代わりに、強者だと自惚れて好き勝手なことをする者に仕置する。
　ミカ自身、その引き金になる体験があったのだ。
　それは・・・

　ミカの人生の歯車が狂い始めたのは、ミカが高校２年の夏だった。
　暑い陽射しが夏服の白いブラウスに反射して眩しく輝いていた。
　ミニスカートから伸びる２本の長い脚が健康的な印象を与えていた。
　下町で気のいい両親の元で明るく育ったミカは、ごく普通の生活を送っていた。
　運命のその日は、夏休みに入っていたが、部活のために登校した。
「おはよう〜ミカ！」
「おはよう〜」
　多感な17歳の少女のミカも他の高校生と同様、１つ年上の先輩に恋をしていた。
　同じ部活の部長をしていた青山 尭夫だった。
　スポーツの得意なミカが地味な感じの文芸部に入ったのは、青山がいたからだ。
　１年の時は体操部で、そのしなやかな肢体は期待されていたが、文化祭で青山と出逢うと、迷うことなく体操部を退部して文芸部に入ったのだ。
　それまでは文学に興味のなかったミカだが、その日を境に夢中になって読んだ。
　文芸作品・詩・評論など、青山が傾倒する作家は漏らさず読破した。

「今日で僕は部活動を辞め、受験勉強に没頭します。あまりガリ勉は得意ではないのですが、志望の大学に入る為には仕方なく、皆さんは、僕のようにイザとなって慌てないように頑張ってください。
今日は僕の高校生活の集大成ということで、文集を編集していただけるとは、身に余る光栄だと思っています。皆さん、よろしくお願いします」
　青山の挨拶が終わり、作品の選別、構成などの打合せに入った。
　お昼までかかって基本線が決まり、近くで食事をして散会となった。
　しかしミカだけは部室に戻って、青山に指示されたことをやることにした。
「あぁ〜ぁ・・・わたしだけ残りか・・・青山さんはいなくなるし・・・ふぅ〜」
　黙々と作業をしていると、誰かが部室のドアをノックした。
「は、はぁ〜ぃ・・・誰だろう？先生方は来てないし・・・」
　ドアを開けると青山が爽やかな笑みを浮かべて立っていた。
「青山さん、どうしたんですか？」
「これ、差し入れ・・・それと、君だけに作業を言いつけて帰るのも心苦しくて」
　青山は冷たいドリンクを差し出して言った。
「すみません〜気を遣っていただいて・・・」
「どう？作業は進んでる？」
「えぇ、まぁ・・・もし、分からない箇所があった時は、お宅に伺ってもいいですか？」
「あぁ、構わないよ〜どうせ、夏休み中は、朝から晩まで机に向ってるし・・・」
「でも、もう、この部室に来られることもないんですね・・・・・」
　ミカは淋しそうな表情を浮かべて青山を見た。
「ミカは良く頑張ったね・・・体操部から入ってきた時はビックリしたけど・・・あの頃は、僕ら男子生徒の間では評判だったんだよ、ミカは・・・」
「えっ？」
「君は気づかなかったかも知れないけど、１年で抜群のスタイルをした美人が体操部に入ったって噂して・・・皆でコッソリ見に行ったりしてね・・・」
「えぇ〜っ、そうだったんですか？それで、どうでした？」
「うん、見に行って・・・ガッカリ〜」
「えっ？」
「って言うのは、冗談！皆、ミカのしなやかな身体に見とれて・・・それが、ある日、突然、文芸部に入ってくるなんて・・・僕も驚いたよ！」
「ご迷惑でしたか？」
「いやいや、正直、嬉しかったよ〜あのミカが・・・って感じだったからね」
「そうですかぁ〜？そのわりには、冷たい対応だったような気がしますが・・・」
「それは仕方がないさ〜だって、君だけ特別に優しく接する訳にはいかないよ」
「そうですね・・・」
「ひとつ訊いてもいいかな？・・・どうして体操部を辞めて文芸部に入ったの？」
「フフフッ・・・言ってもいいんですが・・・止めておきます！」
「変なヤツだな〜じゃぁ、帰るけど、何かあったら連絡してくれ」
　そう言って青山は部室を出て行った。
「あぁ〜〜ぁ・・・告白すれば良かったかなぁ〜でも、迷惑だろうし・・・」
　ミカは受験勉強に打ち込むと言う青山に気を遣って何も言えなかったのだ。

　コンコン・・・
「あれっ？青山さん？何か忘れ物でも・・・」
　ミカがドアを開けると、顧問の先生の神田が立っていた。
「えっ？先生！・・・どうなさったんですか？今日は予定じゃないですよね？」
「あぁ・・・今、帰ったのは青山か？もう、文集の作業は終わったのか？」
「えぇ、青山さんは・・・後はわたしたちでやりますから・・・先生は？」
「青山が最後だったから、様子を見に来たんだが・・・」
　神田は部室の中に入って椅子に座った。
（まいっちゃうわ〜早く終わって帰りたいのに・・・邪魔しないで〜）
　ミカは神田を無視して作業を続けた。
「青山とは、何もなかったのか？」
「はぁ〜？」
「そうか・・・それは良かった。ミカのような美人だと青山も・・・と思って」
「そんな人じゃありませんよ！青山さんは・・・」
　ミカは神田のイヤらしい言葉に嫌悪感を露わにした。
「そんな顔するな！美人が台無しだぞ〜」
「先生、イヤらしい想像はヤメテください！」
　ミカは神田に背を向け作業を続けた。
「あぐぅ、ぅっ・・・」
　突然、神田がミカの口をガムテープで塞いで、机の上に仰向けに縛った。
　アッと言う間のことで、ミカにはどうすることも出来なかった。
「オレはミカ、オマエを心配して来てやったのに・・・その顔は、許せない！」
　ミカは必死にもがき涙目で神田に訴えるが、全く意に留めなかった。
「ミカ・・・オマエ、青山が好きなんだろう〜あの青山にオマエが抱かれるなんて、絶対に許せない！ その前にオレがオマエを抱いてやる」
（先生！先生、しっかりして！変ですよ〜先生！）
「ずっとオマエをオレのものにしようと思ってたんだ。 おぉ〜なんていいオンナなんだ・・・堪らないよ、ミカ・・・美しいミカ・・・」
　神田は机の上で自由の利かないミカの髪から頬を撫で、自分の顔を摺り寄せた。
「あぁ〜〜ぁ、スベスベした頬・・・気持ちがいぃ〜よ〜〜この学校の夏服は、ブラが透けて見えるから・・・好きなんだ、フフフ・・・ミカの乳房は盛り上がってるから、肌が透けて見えて・・・あぁ〜いぃ〜〜」
　神田は血走った眼でミカを舐め回すように見ながら、服の上から撫で回した。
　膝から下はダラリと机の上から垂れ、ミニから太股の白い肌が見えていた。
　神田はスカートを脱がせて床下に落とし、ムッチリした太股を手で擦った。
「いいねぇ〜手のひらが悦んでるよ・・・あぁ〜〜いぃ感触だ・・・学校中の人間が、ミカを最初に犯すのは誰かと噂するほど以上だよ〜」
　神田の手が胸に伸び、ひとつずつ、ゆっくりボタンを外していく。
　少しずつ露わになるミカの胸と肌が、蛍光灯に照らされて光っていた。
「汗をかいてるんだね・・・キラキラ滲んで艶っぽくて・・・はぁ、はぁ、はぁ〜」
　興奮して乾いた自分の口唇を舐めて、白いブラを外した。
　プルップルッと左右に揺れるミカの乳房は、手垢のついていない美しさが、そのきれいな形や肌の滑らかさからも充分感じ取れた。
「誰も触れたことのないミカの胸・・・あぁ〜〜堪らない、この手触り・・・あぁ〜この舌触り・・・乳首が、立ってきたよ〜ミカ、興奮してるのかい？」
　ミカは大きく首を振るが、虚しい仕草に見えた。
　机の上に横たわったミカは、まるで俎板の上の鯉・・・そのものだった。
　最後の１枚の下着、スキャンティの上から、神田の手が弄り始めた。
　ワレメの部分を長い舌で舐め、両手でゆっくり引き下ろした。
「きれいに無駄毛は処理してるんだ・・・誰のためにしたんだ？青山か〜」
　少しは意識の中にあったミカだった。
　浴室でスキャンティからはみ出さないように処理をしていた時、確かに青山の顔が脳裏を過ぎった。
（あぁ〜〜ぁ・・・青山さん・・・）
　机の上の全裸にされたミカ・・・頭を後ろに垂れ、両腕を左右に下げ、その手首には白い夏服が垂れ下がり、長い両脚は大きく開いて垂れていた。
「本当にきれいな身体だ・・・日本人じゃないようなスタイルは体操のせい？」
　神田はデジカメを取り出し、あらゆる角度からミカの美しい裸体を撮影した。
（あぁ〜〜これで・・・もう・・・わたし、終わりだわ・・・この神田じゃあ・・・）
　撮った写真をどう使われるか、考えただけでミカは鳥肌が立つ思いがした。
　再び、ミカの全身を弄り、舐め回し、その執拗さは異常だった。
　開いた両脚の間にしゃがんで、ミカのワレメを撮った後、ペロペロと舐めて閉じていたワレメの口唇を両側に開き、長い舌で舐めていた。
（もう、ヤメテ！ソコだけは、ヤメテ！好きな人にあげるんだから・・・）
　声にならない声をあげ神田に訴えるが、聞こえようも無かった。
「可愛いクリトリスだな〜きれいな薄いピンク色で、尖がってるよ〜」
　そう言って舐め回しながら指を壷の中に入れてきた。
「おぉ〜〜っ！指を締め付けるなんて・・・締りがいいんだ・・・処女はいいねぇ〜」
　顔を押し付けるようにしてミカのワレメに埋め、壷の中まで舐めていた。
「はぁ、はぁ、はぁ〜ぁ・・・さぁ、入れるか〜」
　肉棒を取り出した神田は、昂って血管の浮き出た肉の塊をミカの顔に近づけ、先から出てきた透明な液を頬に押し付けた。
「本当は、その可愛い口の中に入れたいが、噛み切られると困るからな・・・」
　ミカはすぐ目の前にあるグロテスクな神田の肉棒を見据えていた。
（アレが・・・アレが、わたしの中に入るんだ・・・あぁ〜〜〜〜畜生！！）
　どうにもならない憤りでミカの頭は爆発しそうになっていた。
　全身に力を入れて神田を拒絶しようとするが、身体は動いてはくれなかった。
　大きな瞳からは血の滲む涙が溢れていた。
　神田は肉棒を掴んでミカのワレメを押し開き、ゆっくり楽しむように、美食を味わうように少しずつ中に沈めていった。
「あぁ〜〜ぁ、これが・・・ミカのオマ×コ・・・あぅ、うわぁ〜っ・・・あぁ〜〜」
　狭くきついミカの淫壷は神田を悦ばせた。
　抵抗すればするほど良く締まり、その締め付けを肉棒で感じ悦んでいた。
　ミカの様子を気遣うことも無く、神田は自分の欲望だけを激しく送った。
「あぅっ、あっふぅ〜〜っぁああぁ〜〜あぅ、っ・・・イッくぅううう〜〜〜」
　ドクドクと大量の精液がミカの中に放出された。
「はぁ、はぁ、はぁ〜ぁ・・・ミカ・・・オマエは最高だ〜〜」
　ミカのワレメからは処女の破瓜の血が滲んだ白濁の液が出てきていた。
　神田はそれをデジカメで撮り、さらに、それを指でとって、ミカのガムテープを剥がし、可愛い口唇に塗りつけ、デジカメで撮影した。
「誰にでも言ってもいいぞ〜オレとオマエとどっちを信じるかな〜？ しかも、世間に言いふらして得をするのなら、そうすればいい、ハハハハ〜 写真は効果的に公開してやる。これからは、オレのオンナになるんだ！」
　神田は高笑いをしながら部室を出て行った。

　その夜のうちにミカの写真はネットの掲示板で公開された。
　最後の２枚を無修正で公開され『処女喪失』というタイトルがついていた。
　さらに『わたしが欲しい♂、大募集！』というサブまで書かれ、これがミカであることは、すぐに周知の事実となった。
　ミカの携帯には女友達から心配する電話と応募の♂が殺到した。
「やっぱり・・・お終いだわ・・・せめて青山さんには真実を知ってほしい・・・」
　翌日、青山の家を訪ねた。
「やぁ、ミカ・・・誰もいないから遠慮しないで入って〜」
　２階の青山の部屋に通されたミカは、青山が帰った後の出来事を告げた。
「何てことだ！ミカ・・・大丈夫か？神田の野郎！・・・必ず告発してやる！」
「大丈夫ですか？青山さんに迷惑、かかりませんか？」
「大丈夫、安心して・・・掲示板に神田の実名を書き込んでやる！ さらに、教育委員会にも働きかけて、永久に処分してやる！待ってろ〜」
　ミカは青山の対応に任せ、自分に対する優しさにホッとした。
「あの写真のように、部室の机の上でやられたのか？」
「うん・・・でも、もう忘れたい・・・」
「ダメだよ、ミカ！告発する為には、詳細を知っておかないと・・・本当に犯されたのかどうか、僕が検査してやる！」
　青山の眼が神田のあの時のように血走っていた。
「いやぁ〜〜っ！ヤメテ〜〜青山さん、わたし、ずっと好きだったのに・・・」
「ミカが僕のことを・・・だったら、神田に犯される前に行って欲しかったな〜そうすれば、僕が皆の憧れのミカの処女をいただけたのに〜僕のこと、好きなんだろ！じゃあ、早く脱いでやらせろよ！ 今更、守ったって仕方がないだろ？神田のような野郎に犯されたんだから」
「信じられない・・・青山さんだけは、違うと思っていたのに・・・オトコって皆、犯すことしか頭に無いの〜？！」
「そうだよ〜ミカも、いいオンナに生まれたことを呪えば〜姦られる運命さ！」
　ベッドに押し倒し、胸を開き、下着を足元に引き下げられた。
　抵抗しても男の力には敵わず、ミカは観念して青山の好きにさせた。
「わたしの好きだった青山さんは・・・どこに行ったの？」
　哀しみに満ちた瞳で青山を見遣った。
「ここに居るよ！ほら、コレを咥えろ！」
　ギンギンと脈打つ青山の肉棒を口の中に咥えさせられたミカは、もう、本当に最後だと思い、純粋に憧れた青山の肉棒を噛み切った・・・。

　事件は公となり、事の発端となった部室での強姦事件も大きな波紋を呼んだ。
　マスコミは面白がって取り上げ、ワイドショーの好材料となった。
　また、ネットでも大反響となり、掲示された写真はすぐに非公開となった。
　ミカは正当防衛と情状酌量もあって無罪放免となったが、神田は懲戒免職に刑事裁判、青山は強姦未遂で書類送検となり、噛み切られた肉棒は手術でも整復できず、オトコとしての一生は終わった。
　ミカは高校を中退して、まもなく姿を消した・・・。
　両親の元から親戚の家に身を隠したミカは、毎日、泣いていた。
　ひたすら泣いて、泣いて泣き疲れて乾いた瞳には、もう流す涙は無く、ある決心の光りだけが鈍色に光っていた。
　そして、再び、姿を消してしまった。

　その後、ミカは裏の世界に身を置き、月日は流れていた。
　オトコに人生を壊されたミカは、オトコを食い物にしていた。
『高級娼婦』と呼ばれるミカの相手は、著名人がほとんどだった。
　１回の金額は世間で言う金額より遥かに高額だった。
　ある日、ミカは指定されたホテルに入り、部屋で待っていた。
「君がミカか・・・確かに、いいオンナだな・・・」
（えっ？大泉総理大臣・・・？）
「ここでは、お互いの名前も立場も無いんだったね？」
「そう・・・あなたは、わたしとの時間を買ったオトコ・・・それだけよ〜」
「まぁ、座って・・・時間はあるんだ今日は・・・」
「そうなの？」
「あぁ、無知な国民は、我々に従順に従っていればいいんだ。飼い馴らされた羊のように・・・大人しくしていればいいのに・・・国民は盲目の民であればいいんだ、どうせ、国政など分かりはしないんだ。明日は、適当にテレビの前で抽象的な言葉を並べておけば、事は足りる。弱者は国民、強者は我々政治家だ。弱者はどこまでも弱者なんだ。ハハハ〜だから、今日は時間があるんだ・・・」
　ミカは内心ムッとしていたが、仕事だからと思いなおして静かにしていた。
　だが、沸々と眠っていた記憶が目覚めていた。
（弱者は、いつも、やられっぱなし・・・そんなこと、許していて言い訳〜！）
「ミカだったね・・・その美しい肢体を見せてくれるかな〜」
　ミカは言われた通りに全裸となり、高校の時とは比較にならないほど、妖艶なスタイルに魅惑的な肉付きをしていた。
「素晴らしい・・・の、ひと言だ・・・傍に来て座って〜」
　ミカは全裸のままで大泉総理の横に座り、ワインで乾杯した。
「わたしの仕事はストレスばかりで抑圧されているんだ。分かるか？」
　ミカは無言で頷いて見せた。
「それじゃ、始めるか！ストレス解消〜」
　大泉総理は自分で裸になると、床に四つん這いになってミカを呼んだ。
「さぁ、僕の背中に馬乗りになって、この部屋の中を駆け回ろう〜」
（また、こんなバカなオトコを相手にするの？しかも、あの偉そうな総理・・・口ばっかりのオトコの趣味は、マゾか・・・）
「早く走るのよ！それ！パシッ！」
「おぉ〜いぃ〜ぞ〜〜もっと、尻を叩いてくれぇ〜〜」
「のろまな馬が・・・わたしに命令するの！？ほら、走れ！バシッ、バシッ！」
　大泉総理が疲れるまで、この馬乗りは続いた。
「はぁ〜はぁ〜はぁ〜、いぃ〜気持ちだ・・・疲れたから乳を吸わせて〜」
（今度は赤ん坊の真似〜？あぁ〜〜ぁ、これが日本の総理じゃ・・・ったくぅ〜）
　床に寝そべってミカの乳を欲しがり駄々を捏ねる大泉総理に乳房を吸わせた。
（こんなオトコに乳首を吸われてちゃ、腐っちゃいそう〜）
「おいちぃ〜よ〜〜」
（もう、ボチボチ限界ね〜お金も貯まったし、こういう馬鹿な輩を・・・）
　最後は大泉総理の肉棒を乳房の谷間で擦って射精させて、イヤな時間は終了。
（あぁ〜〜ぁ、早く洗い落として帰ろう〜気持ち悪いわ〜）

　それから半年後、『仕置人 ミカ』が誕生した。
　弱者は泣き寝入りする・・・弱者は姦られ損・・・自分の過去体験もあったが、高級娼婦時代に接した著名人の大半に対する反発もあった。
「わたしは、もう、泣かない！涙は、あの日、枯れたのだから・・・」
　また、新たなターゲットへの仕置を準備するミカだった・・・。