32．


　数ヶ月が過ぎて、わたしの耳にもわたしの陰口が聞こえて来たわ・・・・。
　迫力が付いたんだってっ！？
　公共心は保っても自分の為に生きる。・・・・云う程簡単じゃぁないわ・・・。
　そうよっ！・幾ら自分の為に生きるからって、『情けは人の為ならず・・・・』じゃぁないけれど、他人への親切は無駄じゃぁないもの！

　他の人を思い遣る心は自分を鍛えてくれる・。
　思い遣りは、他の人の歯車になることとは、全然違うことなの！
　お母さんにチョットお手伝いして上げることは、お母さんの為に生きることとは違うでしょう？
　他の人に対しても同じじゃないっ！？

　そんな思いで編集色を変えて行ったわたし、・・・・自分の思いが乗った仕事・。
　それだけで、仕事が楽しくなり始めたの・。


　今朝、取締役に呼ばれてぇ・、『方針が合わない！』なんて云われると思っていたら、編集長の定年退職が近付いていて、後釜の内示ぃ！！
　わたしが編集長！？・・・・
　わたしの編集方針が、御重役に受けているんだって・！
「今直ぐ、読者が付いて来ているとは云いきれないけれど、・・・レイさんの近頃の編集方針は、必ず世間に受入れられるだろう。」なんて云われちゃった・。

　この日のわたしは一日中ニッコニコ！
　理由を知っているのは編集長だけ・・・・
　一度も怒鳴らなかったわっ！
　いえっ！・怒鳴るなんて、無いことはチョクチョクあったけれど、腹が立たなかった・。ことは少ないのよっ！
　いつもだったら、腹が立つのが普通だったことも、この日から吸収出来る様になってしまったの・。
『立場が変わってしまうんだ・。』って思った所為かしら？・一遍にわたし自身の包容力が深くなっていたの・。

　もちろん、急いで家に帰って奥さんに報告っ！
　帰って来たおじさんにもねっ！
「お祝いだわっ！」って、奥さんは取って置きのシャンペンまで開けてくれた・。


　その晩遅く、おじさんの部屋に電気が付いているのを見付けて、
「後で、来てくれない・？」・・・・


　もちろん、おじさんは来てくれたけど、少しお疲れ気味・・・・
　通販カタログの撮影だったんだって！・・・・撮影のスピードが要求されて、お昼を食べる暇もなかったらしいの・。

　おじさんが来ないとは思わなかったわたしは、部屋の扉の後ろ側に置いた机で、ホーキンスの宇宙論を読んでいたの。
　ドアをノックしたおじさんに、『入って！？』って返事をして、本を閉じて扉を身体で押して閉めたの・。
　それはおじさんの方を向いていたかったから・。
　扉とおじさんの間にわたし・・・・
　もちろんチョットの空間はあったんだけど、一歩二歩進んで、二人の間を殆ど無くしちゃった！
「・・・お祝いして？・・・・」
　猛烈におじさんをむさぼりたかったんだもの！
　おじさんが一歩後ずさりしたの・。部屋着にしていたシャツのボタンを外したわ・。
　上はブラだけ・。ついでベルトのバックルを解いたわっ・。
　それでもう一歩おじさんに寄ったの！
　ジッとおじさんの眼を見つめたら、おじさん一歩も動かない・。
　わたしはオジさんに体重を預けたわ・・・。
　だって、この家に来たからって、奥さんとの約束は『おじさんのセックスを満足させること』だったのよ！
　でも、おじさんは余りその素振りを見せてくれない・。
　わたしがこの家に住まわされた訳を、おじさんが知らない筈は無いだろうと思ったけれど、・・・やっぱりおじさんは、男ですものねぇ。・・・奥さんにお膳立てを立てられたからって、そのままお膳立てには乗れないでしょうしぃ・。

　だから、わたしとしては強硬手段・・・。
　わたし自身だって、大分、欲求不満だったしぃっ！
　そりゃぁそうよっ！
　わたしに取ってはおじさんは美味しいお餅・・・。
　目の前にぶら下がっているのに、食ヘラれないのって辛いのよっ！

　バストをおじさんに圧着しているの！・・・・
　おじさんだって圧しているのが、わたしのバストだって承知しているわよっ！
　脂下がった目でその位は読み取れるわっ！

　少しずつ後ずさりして行くオジさんだったわ。
　ベッドに脹ら脛が着いて、それよりは下がれなくなって・・・・
　わたしは尚も押し付けたから、おじさんはベッドに仰向けに倒れてしまったの・。
　倒れたおじさんの上にわたしの身体を倒れ被せたの・。
　上手い具合にわたしの股間におじさんの突き上げて来る部分が重なったわ・。
　出来るだけ重ねるようには狙ったんだけど、こんなにすっぽりと上手く行くと迄は思っていなかったの・。

　こうなったら、もうわたしのペースよっ！
　わたしの股間におじさんを感じながら、腰を振ってやるのっ！
　強すぎチャァだめっ！
　弱すぎたら何の為に遣っているのか分からなくなっちゃうから、ちょうど良い圧力を感じさせるのよっ。
　上下に振りながら左右にも捻って、・・・・おじさんの突き上げが直ぐに強くなったわっ！

　でもね、本当はわたしの方がもっと感じていたのかも知れないわ・・・・。
　おじさんの開いた両脚の間に、わたしは両脚を揃えていたの・。　
　だって気持ち良いんだものっ！
　パンツとショーツが邪魔しているけれど、おじさんの先をクリトリスに当たるように腰を動かしていたの・・・。時々挟み込むようにしながらね・。

　前はクリトリスをチョット刺激しただけでわたしって、愛液を滲み出させたものだった・・・・
　それが、おじさんとセックスするようになってから、クリトリスだけではクライマックスに至らないの・・・・
　わたしの中におじさんに居て貰わないと駄目なのよっ！
　膣の中・・・ポルチオを通り越した奥に、おじさんを感じていないと駄目なの・・・・

　だから、オナニーもなんか詰まらないモノにしか成らなく為っちゃったしぃ・。
　無理矢理逝く感じなんて寂しいものだったの・・・・。

　それでもシルクのショーツなのよ今日は！
　最高の肌触り・・・・それがおじさんに圧されてクリットの辺りを滑るのっ！
　圧しているのがおじさん自身って云う感覚が、わたしをドンドン淫乱にして行ったわ！
　わたし自身を感じさせながらねっ！

　おじさん自身のコチコチはこれ以上なく、さっきからわたしの股間で挟み付けるようにして来たからか、時々わたしの中におじさんがいるかの様な気さえするのっ！
　この状況でクリトリスに時々予期しない圧力が届くと、わたしの身体に電気が走って行ったの！
「ぁっ・・・・ぁっ・ぁっ・・・・ぁあっ！・・・・」
　電気が身体を走る度に、出すつもりの無かった嗚咽が・・・・
　腰を動かしているのはわたしなのよっ！・感じさせるつもりだったのにぃ・・・・
　わたしの方が先に感じちゃっていたの・・・・
　おじさんの、あのめくるめく様なセックスが蘇っちゃうんだものっ！
「おじさん・。わたしもうだめっ・・・・、我慢出来ないわっ！」
　言い終わる前に、わたしはおじさんのバックルを外していた・・・・

　弾けるように身体を後ろへ飛び擦らして、素早くおじさんのスラックスを引いて脱がせたわ・！・・・トランクスももう意味が無いから直ぐにはぎ取ってしまった・。
　わたしの股間で感じていた通り、おじさん自身は艶やかに張り詰めていたのっ！

　どうするのが良いか？・一瞬だけわたしも考えちゃった！
　オフェラして上げようか？って・・・・
　だけどおじさんはもう、一杯に張り詰めていたんだもの！
　わたしだって愛液は充分に滲んでいた筈・・・・
　クリットをおじさん自身に擦り付けたの！

　自分で、こんな事をするなんて驚いていたわ！
　始め乾いた肌の擦れだったのが、二擦り目にはスゥッて滑った！
　やっぱりわたしは愛液を溢れさせていたんだわっ！
　もっと腰を浮かせて、クリットをおじさん自身に滑らせると、膣口に合ったのが分かって腰を沈めたのっ！

　ワァってわたし自身が押し拡げられて、おじさんを包み込んで行くぅっ！
　まだおじさんの滑りがパーフェじゃないのっ！
　でも、
「はぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・」
　瞬間、身体中の息が一杯に開いた口から天に向かって吐き出していたわ・・・・

　お腹の奥の方から満足感が広がって来るぅ・・・
　この充足感は、言葉でなんて言い表せないっ！
　頭の中からの打撃を受けた様な、フワァって包まれて行く様な・・・
　五感の全ての扉が開ききっているみたいなのっ！

　身体の隅々に迄『やっと・・・！』って、満足感が広がるの。・頭だけジャァなく、全ての指先に迄、痺れる様な満足感の広がり・・・・

　その満足感に浸ると、天に向かった視線を静かに降ろして行ったの・。
　おじさんの顔が苦みを残して微笑んでいた・。
『それならぁっ！』って、一旦腰を浮かせて、再び体重を掛け直して腰を降ろしたの！
　スゥゥゥって、銜え込んでいくのっ！
　でも、途中でズズって滑りが悪くなった・。
　そこで、もうチョット体重を乗せると、グッグって、少しずつ銜え進められる・・・。
　ヴァギナの口の周りの皮膚が連れ込まれるみたいなのっ！
「アッ！・・・・」って声が出ちゃったのは、こんな抵抗が来るなんて予想外だったから・・・・。

　もっと体重を掛けると、グッ・グッ・グっ・て、断続的に進んだの！
　まだ全部は入りきらなかった・。
　そんな事は分かっていたけれどぉ、静かに腰をしゃくり上げるようにしてから右へゆっくり回したの・。
　おじさんをわたしの襞が確認して行くの・・・
　先の膨らみに引っ掛かって、襞を伸ばして、振り放すの！
　そのどっちでも、気持ち良い衝撃波が全身へ広がって行く・・・来る。のかなぁ？

　それは同時に、おじさんに愛液を行き渡らせていったの・。
　クンッ・クンッ・って、銜え込みが進む・・・・
　全ての指先まで、頭の天辺までもジ〜ンって痺れる様な感覚が伝わるのぉ・！
　久しぶりの感覚だもの！・・・パァって通り過ぎたら勿体ない！
　一周させてからおじさんをまた、見直したの・。
　おじさんの少し驚いた様な笑顔・・・それに、薄く喜悦が混じっているのっ！
　わたしだって嬉しくなっちゃうっ・・・！
　腰をたった・ひと回し・しただけよっ・！

　元の体勢に戻っちゃってたから、また、ゆっくり腰をしゃくり上げてから、今度は左回しに腰を回したわ。
　・・・またジ〜ンって、喜悦が広がるのっ！
「ぁぁぁあ〜・・・」
　静かに半周も回したら、わたしの意思ジャァないのに腰がしゃくり上がっちゃった・！
「ハゥッ！・・・ゥゥゥゥ・」
　一番・奥がっ！・ズゥゥゥン！って、頭の中に凄い感覚ぅ・・・・
　そんな感覚に浸って、腰を引き始めたら、勢いが付いちゃって一番後ろまで・・・
　わっ！・・・・
　また違う喜悦感がっ・！
　全身から重さが無くなって行くぅ・・・
　二人だけで無重力の世界にいるみたいっ！

　ズゥゥゥゥンッ！
　・・・・いつの間にか腰が勝手に折り返していた・・・
　もうっ・腰が喜悦を求めて勝手に動いちゃうのっ！！
　止まらないっ・・・・
　淫窟の前壁と後ろ壁・・・・それにっ、膣底がぁっ！
　わたしの腰が勝手に前後に弾かれていたのっ！
　それも、ドンドン早くなって行くの・・・・
　悦撃・？・・・・淫悦？・・・・淫撃・？
　腰が痙攣したように前後に飛び振られる・・・・！
　おじさんの眼が大きくなっている・・・・
　おじさんっ・・・・
「ぁぁぁああああ・・・・ぃっ・・・いいっ・・・いい・わあっ！・・・」
「・・・レイちゃんっ！・・・・すごい・なぁ！」
「ぁぁぁああああ・・・・！」

　もう、タヒチアン・ダンスの様に勝手に振れているヒップ・・・・
　止まらないの・・・・
　腰だけが勝手に動いていっちゃう・・・・
「ぁぁぁああああ・・・・！」
　わたしはもう夢中だったわ・。
　腰を振り回しているのはわたしの意思じゃぁないんだもの・！
　身体の方が勝手に振り回して、喜悦を生み続けるのっ！
　左右に拡げた両手がバランスを取って、上体は静止している・。
　それでいて、腰だけが激しく振り回っているの・・・。

　時々、おじさんが感じ方が強かったのか、突き上げて来るけど、それでも腰が勝手に振るのは止まらなかった・・・・。
　膣底がおじさんに小擦られて、膣の全体が前に行ったり後ろに行ったり・・・・。
　腰が振れるのと反対側に飛ばされるの！
　それはおじさんの先がわたしの底を小擦り上げて行くこと・・・・
　その度に凄い電気が全身に広がるの・・・・
　わたしの腰っ、全然止まらないっ！
　それが凄い勢いなんだもの・・・・
　痙攣しているんだって、思ったわっ！

　おじさんに内襞が絡み付いているのも分かっていた・・・・
　おじさんの段差の処が襞を引いたり弾いたり・・・・
　わたしは汗を振り飛ばしていたわっ！・凄く汗も出ていたもの・・・・
　身体全体がカッカッて熱くなって行ってたの・・・・
　こんなに激しく、わたしの腰が動き続けられるなんて、思いもしなかった・。

　驚いていたおじさんだって、もう恍惚の表情だったの・。
　男の人がベッドを握り締めて、恍惚に身を捩ったなんて、見た事無かったわ・。
　おじさんの顔が恍惚に歪んでいる・。
『それはわたしの悦びよっ！』って思った・。

　わたしは自分のバランスを取るのも大変・・・・
　こんなに長く、膝立ちで腰を振ったことなんて無かったもの！
　両手を頭上に高く突き上げたり、左右に思いっきり拡げたり前に倣えの様に突き出したり、・・・・
　バストに刺激が欲しくなって、自分で支え上げた時にはバランスが崩れてしまいそうだったしぃ・・・・。
　凄い官能に自然に身を捩ってしまうから、両手でバランスを取っていないと倒れちゃうぅ・・・・
『いつまでこの体勢を保てるんだろう？』って思っていたの・・・

「ぅうぉぉぉぉぉぉ・・・・すっ・凄いっ！・・・・」
　思わず出ちゃう嗚咽・・・・
　おじさんが張り詰めてるっ！
　中から押し拡げられるのが分かるんだもの！
　わたしの下腹も窄まって、おじさんを吸い込んでいるぅ！
　こんなにわたし、・自分の身体の中の動きを意識した事なんて無かった・・・・
　時々、下腹の筋肉が疲れて来ると、ゆっくり腰を回したの・。
　右に回して、右に回して、左に回して、また右に回す・・・・
　疲れた感じが引いて行くと、また腰をしゃくるのっ！
　いつまででも続けられる様な気がしていました・。
　だって、良い気もちなんだものッ！
　早く動いていると、また痙攣の様になって、パルスとなった悦撃が身体を熱くするの！


「ぅぉぉぉぉっ！・・・・」
　おじさんが吠えた？・・・・
　そのとき、膣底に打ち付けて来たものを感じたのっ・！
　ドコッ・・・ドゥッ・・・ドッ・・・ドッ・・・ドッ・・・・・って・・・
　わたしの最奥に熱い流体が叩き付けられるの！
　一回受ける毎に、もの凄い悦撃に襲われてた・。
「ぁぁあっ！・・・・」
　嗚咽を抑えるなんて、とっくに出来なくなっていた・。
　身体中に広がって行った悦撃が、身体の隅々まで走り抜けると、反射波になって帰って来るっ！
　お腹の中で、帰って来た悦撃同士がぶつかり合って、大きな悦撃になるぅ・！

　・・・・いくっ・・・
「逝っちゃうっ！・・・・」
「レイちゃんっ！・・・・」
　わたしとおじさん・・・・
　二人して空中を漂っていた・・・・
　真っ白で輝きだけ・・・・なんにも無い白い世界・・・・
　上も下も無かったわっ。
　重力の無い世界・・・・宙に浮いているみたい・・・・
　ただ、強く抱き合っていました・。
　上下の感覚が無くなっていたので、バランスを取る事も無かったし、わたし達は抱き合ったまま、何度も何度も回転していたの・・・
　無重力の中で、チークダンスを踊っている様でした・。

　わたし達の意識がベッドの上に戻ると、今度はおじさんがわたしと位置を変わった・・・・
　わたしは受け身・・・・、この方が好き！
　でも、おじさんにサービスもしたいっ！
　今度エクスタシーを迎えたら、またサービスして上げるわっ・・・。
　わたし達、・飽きる事無くお互いに求め合っていた・・・・


　次の日からは、仕事が立て込んでいたわ。
　残業しても間に合わなかった・・・・。
　編集仕事ってこれがあるのよねぇ！
　締め切りが近付くと、家になんて帰れないの・。
　勿論、電話は入れたわ。奥さんがまた、気を入れてわたしの分まで食事の容易をして下さってたら・・・・って・・・



　何日も過ぎて・・・・奥さんと二人だけのお食事が済んで・・・・、
　もちろん片付けはお手伝いよっ・！
　おじさんが出張中の時は、奥さんは一人で杯を傾けるんですって！
　わたしがいる様になったのだから、って、お付き合いさせられるの・・・。
　全てが片付いてお二階へ昇り着いたとき、奥さんが後ろから近付いて来ていたの・。

　階段の上で、奥さんの両手がわたしのバストを後ろから支えた・・・・
「うっ！・・・・」
　気怠い官能が・・・・
「・・・あの人、この処いつも良い顔しているわよね。・・・ありがとう。・レイさんに来て貰って良かったわぁ。・・・・」
　静かにだけど、バストを包んだ手の指が順番にバストを突いて来るの・・・・
　官能の口火が・・・・

　思わず振り返ったら、間髪入れずに唇が塞がれていました・。
　そうする事が当然であるかの様に思えて、反射的に舌を絡めていました・・・


　奥さんの顔が女神ヘラに見えていました・・・・
　一段と気合いが入ります。
　だって、仕事上にも幸運のヒント・。
　昇進だって、二人を飛び越しぃ・！

　奥さんの気心も充分に承知したしぃ、ヘラが遣ってくれたとしか思えない・。
　わたし自身が精神的にだって、強くなっている気もするの・。
　奥さん、やっぱりヘラだった・？

　さぁ、全力でお応えさせて頂きますわよ〜〜〜〜

　思いっきりキスを吸い込んで続けた侭、身体の向きを変えたわっ！
　両手を奥さんの腰の辺りに回して、グゥって引き付けたの・・・・
「アッ！・・・・」


　二人の身体から炎が立ち昇る気がしたわ・・・



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　了