ある日、男は冴子とススキノのある店で待ち合わせをした。
　但し、ある指令を与えて・・・冴子には一切の下着をつけることを許さなかった。
　その上、冴子の秘部にはピンクローターを挿入してくるように指令を出していたのである。

　男は待ち合わせの店のカウンターでウィスキーグラスを傾けながら　一人、冴子のことを考えていた。
（あの上品な冴子が　俺の要求通り下着も着けないでローターを忍ばせて来るだろうか？）

　あの整った顔立ちの女が自分の腕の中で息も絶え絶えに、妖艶に腰を振り崩れ去る様が・・頭をよぎった。

　少し遅れて、冴子が案内されてきた。
「遅くなってしまって・・・お待ちになった？」
「いや、そうでもないよ・・・何にする？」
「そうね・・私も同じものを・・」
　二人はカウンターに並んで飲み始めた。

　自然と寄り添った二人は、中年の上品なカップルに見えるだろう。
　これから起こるであろうことを誰が想像出来るであろうか・・。
　男はグラスを置き、冴子の膝の上に手を置き尋ねた。

「処で、私の指令どうりにしてきただろうね。」
「・・・はい・・・でも・・恥ずかしい・・」
　うつむいたまま、消え入りそうな声で冴子は答えた。

「ふふふ・・・いい子だ・・今すぐスイッチをオンにして・・・」
「えっ・・今、ここで？」
「そう、今ここで・・・」
「そ、そんな・・・周りに聞こえてしまうわ」
「大丈夫だよ、こんなに騒がしいから」
　男の言う通り、店内は混んでいた。

　冴子は渋々ポケットに忍ばせているスイッチに手をかけた。
　ほんの少しだけ、ダイヤルを回してみる。
　ブルブル・・・ウィーン・・・・・
　外には聞こえるはずもない位小さな音、でも冴子にとっては心臓が止まる思いである。
「もっと、強く！」
　男は冷たい顔で命令する。

　冴子は少しずつダイアルを左に回していく。
　突然、冴子の体がビクンと動いた。
　悩ましげに腰をくゆらせ、辛そうに男の顔を見上げる。

「あっ・・・くぅ・・・」
「感じるかい？」
「・・・・・・え、ええ、刺激的・・・感じるわ・・あぁ・・・」
　男はグラスを口に運びながら、冴子の怪しい姿態を満足気に眺めていた。

　冴子の秘部に忍び込ませたローターは冴子の秘奥を容赦なく、いたぶり続けている。
　そのことが互いに一層の刺激となっていた。
　次第に冴子の顔が快感で歪んでいった。
　冴子のグラスを口元に運ぶ手が震えている。

「ふふふ・・・大分感じてきたようだね・・・」
「ええ・・・もう、だめ・・・・止めてもいいでしょ？」
「いや、もっと君の感じてる顔を見ていたい・・・その快楽に浸っている姿を・・酒の肴だよ！」
　男は悶える冴子を横目で眺めながらニヤっと笑った。

「意地悪ね・・・アソコが・・・痺れているわ・・・」
「濡れてるかい？」
「いや、そんなこと言わせないで・・・判ってるくせに・・・ふぅ」
　冴子は深いため息をついた。

　痺れるほど冴子の奥は感じて濡れていた。
　下着を付けず、パンストだけのその部分は既に秘汁で溢れていた。
　パンストを濡らし、タイトスカートまでも湿らせていた。
　冴子は男に向かって懇願した。

「お願い、トイレに行かせて・・・」
「ふふふ・・・どうして？」
「濡れて・・・・・アソコがべとべとになっているの・・恥ずかしいわ・・・・・お願い・・もう許して・・」
「さぁて、どうするかな・・・じゃー、スイッチのポリュームを上げてみて」
「えっ・・もっと？そんな・・辛いわ・・」
「そう・・・最大まで・・・冴子の体は・・どうなるかな・・・」
「いじわるね〜」
　冴子は、男には逆らえないことを知っていた。

　震える手でそっとダイアルを最大に上げた。
　ウイーン・・・グルグルグル・・・

　一段と激しい振動が腰の周りを震わせている。
　冴子の子宮の奥で、ピンクのローターがうねりを強くして女の快感を最大限にした。
　秘汁が奥から吹き出してくるのを感じ始めた。
　強い刺激がクリトリスまで伝わり、服の下の乳首がピンと堅くなって来るのが判る。
　冴子の体が汗ばみ・・額に汗をかいている。
　もう、その快感のうねりが我慢の限界にまで来ていた。

「あ〜だめ〜・・・くぅ・・・強すぎるわ〜あぁぁぁ・・お願い・・・トイレに・・」
　鼻にかかった甘い声で冴子は男に哀願した。

「余り、表情に出すと周りに気付かれるかも・・・それでもいいのかい？」
　ふっと、冴子の目が真剣になった。

　それは、女が一番気にしていたこと・・。
　もし、回りに気づかれたら、自分の体の奥にローターが埋め込まれ、子宮の奥で暴れていると・・。
　そんな恥ずかしい事・・冴子は死ぬ思いであった。

「ふふふ・・・いいよ・・・トイレに行っておいで・・・但し、スイッチはオンのまま歩いていくんだよ」
　冴子はホッとした気分でトイレに向かった。

　しかし、まだ振動は続いていた。
（人に聞かれたら、どうしよう・・・）
　秘奥で震え続けている機械音が自然に尻の揺れを大きくしていた。
　そして、トイレまでの距離がこんなにも長く辛いものだと感じていた。

　トイレのドアの前でスイッチを切り、急いで個室に駆け込んだ。
　一番奥の個室に入り、パンストを引き下ろし便座に座り込んだ。

「ふぅ・・・・・」
　冴子は大きく息をつくと、足を広げ、股間を覗き込み、秘部に装填された秘具を引き出してみた。
　そこには、妖しいぬめりが鈍く光っていた。

「あぁ・・・こんなに濡らしてしまって・・・でも・・・初めての体験で、、、刺激的だわ・・・・・」
　冴子は一人呟き、秘裂をティシュで拭きあげた。

　そして、その手にとった秘具を再び元の場所へ挿入し、男の席へと向かった。

「そろそろ、出ようか・・・」
「ええ・・・そうね」
　二人は夜の繁華街を恋人同士のように腕を組んで歩いていた。

　互いに、久しぶりの恋人気分を味わっていたが、その甘い雰囲気を呆気なく壊す言葉が発せられた。
　男は突然指令を出した。

「スイッチオン！」
「えっ？・・・歩けなくなるわ・・・」
「ふふふ・・・どうなるか、見てやるよ」
　冴子は男の命令には逆らうことが出来なかった。

　いつしか、冴子の体の中にも男の望む同じ欲望が芽生え始めていたのである。
　彼が望むことなら例えどんなことでも出来ると思っていた。

　冴子は恐る恐る、スイッチをオンにした。

　ウイーン・・・・ブルブル・・・・

「あ〜感じる・・・アソコが・・・燃えてくるわ・・・」
　突然、秘奥での振動が冴子の丸い尻肉を揺らす。

　男の腕に絡ませた手がより強く握り締め、ピタリと寄り添う形になった。
　冴子は股間を力一杯強めに締め、太ももを擦り合わせながら歩いている。
　男は冴子のそんな妖艶な仕草にズボンの前を膨らませていた。

　男は突然、冴子の腕を引きビルの隙間に入って行った。
　そこは、昼間でも明かりのない暗闇の場所である。
　そんな暗がりの中を奥まで連れ込み、冴子を跪かせた。
　男はズボンのファスナーを引き下ろし、今にも張ち切れんばかりになった怒張を引き出した。

「さあ・・・ご褒美だ・・・しっかり、奉仕しろよ」
　冴子は目の前に差し出された男のペニスを強く握り絞めた。

「あぁぁ・・・大きい・・・太くて硬い・・・コレが欲しかったの・・・」
　冴子は秘部からの振動に刺激され、見上げる目は虚ろになっていた。

　シュバ、シュバ、シュバッ・・・チュウ、チュウ・・・ウング、ウング・・・

　いつしか、冴子は完璧に調教された奴隷になっていた。
　男のペニスを必死に奉仕している姿を、上から見下ろしている男は内心満足していた。
「よし、これでいい・・・これから楽しくなる・・・ふふふ」
　冴子は男の怒張に奉仕を続けながら、指で自らの秘芽を弄っていた。

　クチユクチユクチユ・・・

「あ〜・・・いいわ・・・お願い・・・欲しいの・・・・・・もう、我慢できない・・・」
「そんなに欲しくなったか・・・淫乱な冴子だ」
「私はあなたの奴隷です・・・好きなようにしてください・・・」
「ふふふ・・・そうか、よく言った・・・」
「じやー口の中でイカセテみろ・・・俺のザーメン出してやるから飲め！」
「はい・・・飲みます・・・いっぱい出して・・・」
　冴子は前にも増して男のペニスを口と手で激しくしごき始めた。

　冴子はしゃがんだ姿勢で自分の秘裂を弄り、ペニスを咥えていることに自らも昂ぶっていた。
　そんな冴子の様子を上から眺めている男もまた興奮を覚えた。

「うぅぅぅ・・・いいぞ、もっとだ・・・もっとしゃぶれ・・・強く・・・吸え・・・」
「はい・・・いつでも、出して・・・」
　男は頂点に昇り始め、射精感が高まってきた。

　そして、その極みは一気に高まり、ザーメンが駆け上がってくるのを感じていた。
　冴子は両手でペニスの根元を握り擦り上げ、口は強くペニスの先を吸いつづけていた。
「おおぅ・・・イクぞ・・・イイ・・・イクゥゥゥ・・・出る・・・」
　ドビュッドビュッ・・・ドクンドクン・・・・・

　そして、男の精が冴子の口の中一杯に溢れていた。

　ゴクン・・・ゴクン・・・ゴクリ・・・
　冴子は一気に男の青臭いザーメンを飲み干していた。

「嬉しいわ・・・あなた・・・」
「よかったぞ・・・冴子、」