「ああぁぁぁ・・・いいわ・・・もっと・・」
　深夜に男の部屋に招かれた冴子は酔いも手伝って、ベッドの上で喜悦の声を上げつづけていた。

　いつものブラインドでの合図に応え、深夜、冴子は隣の住人の部屋に忍び込んでいたのである。
　ベッドの中で濃厚な愛撫を受け、冴子の秘唇はトロトロに濡れていた。

　ベッドに四つん這いにされ、後ろから秘裂を割かれ、男の舌先を受け入れていた。
　自在に蠢く舌先が秘芽を苛み、秘奥から湧き出る秘汁をすすり上げている。
　大きく脚を開かれ、秘唇を指で押し広げられたまま、唇が当てられ、舌先が淫裂をなぞる。

　男は仰向けになり、冴子の下になっていた。
　冴子の目の前には男の怒張が屹立している。
　冴子はその怒張の先に唇を運んだ。
　チロチロ・・・ングング・・・チユバチユバ・・・

　唇の赤いルージュが卑猥に蠢く。
　口の中から伸びた舌が自在に這い回る。
　男がうめいた。

「うぅぅ・・・いい・・・カンジル・・・」
「感じてくれてる？あなた・・・もっと、気持ちよくしてあげるわ・・」
「あぁ、足の先が痺れるようだよ・・・もっと、強くしゃぶって欲しい・・・」
「あぁぁぁ・・・あなたのペニス、おいしいわ・・・毎日でも食べさせて・・・ううぅぅ」
　冴子は男の言葉に煽られ、欲情していた。

　男の体の上、シックスナインの姿勢で男の怒張を咥え、嬉々として涎を流しつづける。冴子の淫裂からも溢れ出る秘汁。

　男は顔の上で蠢く、開かれた淫裂を眺め。
　そこはまるで発情した牝犬のように、妖しく収縮を繰り返している。
（ふふふ・・・相当、欲しがってるな・・・）

　そこは、今にも噴火しそうなほど、溶岩を蓄えた火口のようだった。
　冴子は顔を上下させつづけ、一心に怒張への奉仕をしている。
　秘裂を掻き分け、指をその淫穴にゆっくりと挿入していく。
　その瞬間、冴子はビクッと腰を引いた。

「あぁぁぁぁぁ・・・いいわ、すきよ・・・あなたの指・・・もっと、虐めて〜〜」
「ふふふ・・・好きものだね、冴子は・・・ほら、こんなに濡らして・・・」
　男は意識的に音を立てるように淫裂をかき回した。

　クチャクチヤ・・・

「うぅぅぅん・・・だって・・・感じるの・・・乱れてしまうわ・・・」
「いいさ、思う存分乱れてみたら？・・・そのほうが違った世界が広がるかも・・・」
「あぁぁぁ・・ダメ〜・・・そんな・・・私をこれ以上、淫乱にさせないで・・」
「乱れた冴子が好きだよ・・・」
「こんな私・・・嫌わないでね・・・」
「俺だけのメス奴隷として、調教してやるさ・・・その代わり、絶対服従だぜ・・・」
「ええ・・・私はもう・・・あなただけのメス奴隷になります・・・だから、一杯愛して・・・」
　冴子は次第に乱れ始めていた。

　腰をくねらせ、脚を開き男の顔を挟み込んだ。
　男は近づいてきたその淫裂を眺め、指を使った。

「あ〜〜、私・・・変になりそう・・・気が狂いそう・・・こ、こんなこと・・・」
「いいよ、もっと楽しむんだ・・」
　男は自分のベッドに初めて招き入れた、隣の人妻の妖艶な肢体を堪能していた。

　高まっていた冴子は呟いた。

「ねぇぇ・・・ほ・し・い・・・あなたが・・・入れて・・・」
　恥じらいを浮かべ、消え入りそうな声で囁いた。

　男はその言葉を待っていたのである。
　焦らし、虐め、弄ぶ・・・セックスを楽しむために自分を抑え、耐えていた。
　男は告げた。

「ふふふ・・・我慢が出来なくなってきたかい？・・・とうとう・・」
「ええ、もう堪らなくなってきたわ・・・欲しくて、めちゃめちゃにして欲しいの・・・」
「あぁ、いいよ、たっぷり虐めてやる・・・・・・」
　男は冴子に告げた。

「仰向けになって、手足を広げて・・」
「えっ？どうするの？」
「ふふふ・・・縛るのさ、冴子を縛って目隠しをして・・・オレの自由にさせてもらうのさ・・」
「いやらしいわ・・・でも、あなたがしろということなら、なんでもします」
「いい子だ・・・」
　冴子は両手両足を広げられ、ベッドの端に縛り付けられた。

　手足を一杯に広げ、目はアイマスクをされ、体は男の前に無防備に晒されている。
　男は静かに近づき唇を重ねた。
　アイマスクで目隠しをされた冴子は次の展開に心ときめかしていた。
　男の唇がゆっくりとした動きで首筋から下へと降りていく。

「あああああ・・・・・・！」
　冴子の激しい気遣いに高鳴る胸に触れ、乳首を噛んだ。

「うっ・・・つっっ・・・あぁぁ・・・痺れるわ・・・もっと・・・・・・噛んで・・・」
　冴子の火照った体が波打つように全身をくねらせる。

　舌先が脇腹を舐め、そして薄めの縮れた草原に辿り着く。
　そこは既に、草原までもが夜露に濡れたように、恥毛が光っている。
　男の舌が這い、次第に谷間へと降りていく。
　冴子の口からは低いうめきが漏れる。

「あ〜〜、いい・・・たまらない・・あなたの舌・・・もっと・・・シテ〜」
「楽しんでるかい？」
「ええ・・・とっても・・・こんなに感じていいのかしら・・・あ〜ん・・・」
　男の舌先は谷間に佇む秘芽に達した。

「ううっっっ・・・くぅぅぅ・・・ダメ〜・・痺れる・・・」
　男はその反応を確かめ、そのまま秘芽を包ンでいる皮を剥いた。

　男の尖らせた舌先でその最も敏感な秘芽を刺激する。
　冴子は堪らず腰を引き、足を閉じようとする。

　しかし、縛られたまま、張りつけにされたその肢体は身動きできない。
　なおも舌による口撃は続いている。
　指が秘裂をなぞっている。
　ゆっくり、ゆっくりと蠢くその様は、虫が這っているように、官能の渦の中へと引き込んでいく。

　舌先は秘芽からゆっくりと下り、尿道口を刺激する。
　それは、まるでとろけるような情炎の炎が鋭い刺激を伴って燃えさせていく。
　未だかって経験したことのないほどの愛撫を受け、冴子は自分を抑えられず、一気に体の中を電流が走り抜けるのを感じていた。

「あっ・・・すごいわ・・・体が・・・変になりそう・・・イクわ・・・イクイクイク！ああああああああ！！」
　突然、縛られた体が宙に浮き、ガクガクと全身を痙攣させ、冴子は上り詰めてしまった。

「もう、イってしまったのかい？」
「イイイイッ・・・・・・・・ごめんなさい・・・我慢できなくて・・・」
「ふふふ・・・いいさ・・・」
　依然として、秘奥から湧き出る愛液がその量を増し、溢れ出ていた。

　ジュルジュル・・・

　男はその汁を、音を立ててなぞり上げた。
　下から掬い取るように何度も、何度も舌を這わせ唇で吸っている。

「ひいぃぃぃ・・・うぅぅぅ〜ん・・・あっ、痺れるわ・・・いい・・・いいわ・・・」
　十文字に張り付け状態のまま、脚を引きつり、腰を浮かせ全身を硬直させた。

　ピクピクと痙攣が始まり、全身から汗が噴出している。
　男はその姿を眺め、冴子が達したことを悟っていた。

　目隠しをされたまま、冴子は何事かをたわごとのようにうめいている。
「・・・・・・こ、こんなこと・・・初めて・・・イクって素敵なことね」
　冴子は縛られたままの体を投げ出し、ぐったりしていた。

　男はソファに座り、片手には缶ビールを持ち、飲みながらその姿を眺めていた。

「ふふふ・・・時間はたっぷりある・・・虐め甲斐があるな・・・」
　男は未だ萎えず屹立したままの怒張を握り絞めた。