三

　翌日からは、毎日夕方終業後、地下室又は東京六本木のＳＭホテルの一室で、綾を屈辱する儀式が続けられ、半年がすぎた頃に綾は二人の従順なＭ女として、躾けられていた。　入社から一年が経ち、二年目の五月の連休に綾達三人は、九州旅行を計画した。
　綾は、飛行機で行くと思っていたが、矢上の提案で、新幹線の個室を予約約６時間の間綾は、新幹線個室内で、淫らな攻めを受ける羽目となった。
　会社は五月の三日から五連休で三日の朝七時一四分発のひかりの個室が偶然とれたため、飛行機ではは無く、新幹線となったが、矢上と加代は旅行前日の終業後に綾を呼び出し、小さな紙袋を手渡した。
「明日朝からこれを身につけてくる事」
　加代と矢上に呼びつけられた喫茶店で手渡された紙袋の中身を確認する事もできずに、家路についた綾は、帰るとすぐに明日からの旅行の支度にかかり、その日は早めに就寝し、旅行当日を迎えた。
　綾は、昨日手渡された紙袋を開けてみると、そこには一枚の生ゴムパンティーが入れられていた、その袋の中にはメモ用紙のような物が入っていた。
（旅行期間中楽しく過ごしましょうね、このパンティーは行きの新幹線に乗るとき、必ず穿いてくること、さもないと車内でとても恥ずかしい事を強制します。）
　メモを読んだ綾は、そのおぞましい生ゴムパンティーを仕方なしに穿き、パンティーストッキングを穿いて、できるだけラインの出ないようなミニスカートを穿いた。
　生ゴムパンティーは綾の股間を締め付け、特にクリトリスにゴムの感触が触れたとたん、綾は、立っていられないほどの快感を味わい、思わず股間に手を持っていき、強く敏感な部分を押さえていた。
　やっとの思いで。自宅を出た綾であったが、生ゴムパンティーは、無情に綾の股間に食い込み、性器全体をすごく敏感にさせ、愛液とも汗ともわからない体液が股間にあふれ出し、自宅から品川駅までの一五分程歩いただけで、その愛液か汗かわからない体液は太股まで伝わり、股間で小さな音を発していた。
　＜クチュ・クチュ・クチュ＞
　綾の股間からは、歩く度に小さな音では有るが、卑わいな音が発せられていた。
　綾は何度か立ち止まり、手を股間に持っていきそうになったが、路上では恥ずかしく何とか持ちこたえた。
　品川駅に着き、新幹線の切符で東京駅へ向かう電車に乗ると、偶然にも矢上と同乗する事となった。
「おはよう」
「おはようございます」
「偶然、一緒になったみたいだ、今日から楽しい旅行を満喫できるといいね」
　矢上は、偶然といっていたが、実は品川駅で綾が電車に乗るのを待っていたのである。
　電車の中でとりとめのない、話をしていた。
　電車は、休日の早朝にも関わらず、けっこう混んでいて、二人はドアーの近くの角に立っていた。
　矢上は、混んでいる電車の隅に綾を立たせると、すかさず、綾のお尻に手を伸ばし、やらしい手つきで、タッチしてきた。
　矢上が、綾の耳元でささやいた
「しっかり、穿いてきたみたいだね」
　綾は、幾分頬を赤く染めて小さくうなずいた。
　電車が浜松町に着くと、幾分すいてきたが、二人はドアーの角に立ったままで東京駅まで向かった。
　二人が新幹線のホームに到着すると、加代がすでに到着しており、三人で新幹線の個室の車中に乗り込んだ。
　グリーン車の一階部分に有る個室は三人ではちょっと狭いような感じであるが、座席から比べればそれは大きな空間を提供していた。
　
　定刻七時一四分に東京駅を出発したひかり号は、博多までの約六時間一度乗車券の確認に車掌が来てからは、一種の密室状態と化していた。
　三人は、車掌が来る間ではごく普通の旅行客に見えたが、車掌が検札を終えた途端にそこは、綾にとって、非情な車中と変貌した。
「さて、車掌が検札に来たからには、もうだれもこの部屋をじゃまする者はいない。」
「そうね、まずはちゃんと言いつけを守ったかの、確認と行きましょうか。」
　矢上と加代がそんな会話をしている間、綾は股間の感触に悩ませられていた。
「さあ、まずはそのスカートを捲って見せてごらん」
　急に命令調に言われた綾であったが、怖ず怖ずと立ち上がり、ミニスカートの裾を持ち上げ、二人に見えるように、その卑わいな部分を露出した。
　綾は、パンストを着けていたので、すぐにはその奥が生ゴムのパンティーとはわかりずらかったが、よく見ると、愛液とも汗ともわからない体液で染みついた股間の部分は、変色して、濡れているのが確認できた。
「あら、パンスト着けて来たんだ、見てごらん、ここが濡れて変色してる。」
　加代は、濡れて変色している綾のパンストを見ると、あざ笑うかの用に言った。
「何だ、もうそんなに濡らしてるんだ。」
「これから先が、思いやられるな。」
「まずは、そのじゃまくさいストッキングを脱げよ。」
　矢上が綾に命令した、綾はパンティーストッキングの腰に手をかけ、少しずつ、脱いでいった。
　卑わいなパンティーに包まれた股間部分は怪しく濡れて光、綾の陰毛と性器の一部を透けて見せていた。
「後ろを向いて」
　綾は、後ろ向きに二人に豊満なお尻を向けた。
　綾の太股は、股間からあふれた体液で濡れ光っているのが、車窓からの光に照らされ、一段とはっきりと映し出されていた。
「あらまあ、もうビショビショなのね、でもまだ当分脱がさないわよ。」
　加代が綾に向かって言った。
「そうだな、今日一日は穿いてもらうことになるだろうな。」
　そんな、二人の会話を綾は聞いて、自分のおぞましい姿に今にもその場に座り込みたい心境であった。
「あまり、大きな声を上げると、外へ聞こえるから、この中ではあまりひどいことはできないな。」
　矢上はそんなことを言いながら綾に近づくと、股間に右手で触れてきたと同時にしっかりと、口にも左手を持っていき口を塞いでいた。
「アムゥー」
　くぐもった、声で綾は呻いた。
「先は長いから、ゆっくりと攻めるとするか」
「おもしろい物を用意してきたのよ」
　加代が旅行用の鞄を開けながら、なにやら小さな薬のような物を二つ出してきた。
「なんだい、その薬は」
「一つは、便秘用の座薬、もう一つは膣用の媚薬」
　加代は、矢上の問いにやらしい目つきで答えた。
　加代は、綾に近づくと、いきなりパンティーに手をかけ、おしりを露出させた。
＜ベリベリベリー＞
　卑わいな音が、個室の中に響き、綾はお尻をむき出しにされ、加代に向かってお尻を突き出させられた。
　加代は、綾の膣を探り当てると、巧みに指で膣口を広げ、手に持っていた媚薬を膣内に挿入し、続いてアヌスにも便秘用の座薬を挿入すると、再びパンティーを基通りに穿かせ直した。
「アウゥー」
　綾は小さく呻いて、その行為に身を任せていた。
「さて、どちらが先に来るかな」
「お尻か、膣か、どっちが耐えられるかな」
　綾は、矢上に手を後ろで手錠を掛けられ、足首は加代が付けていたスカーフで縛られ、個室内のシートに座らされた。
　しばらくすると、綾は太股をもじつかせ始めた。
　膣内が異状に暑くなり性器が自分の意志に反し脈打ち始め、なんだかの刺激を欲し蠢き始めると共に、お腹がグルグルと鳴り始め、それは次第に綾のアヌスへ便意を模様し始めた。
　綾が、太股をもじつかせ、擦りあわせるたびに、綾の股間からは、かすかに卑わいな音を発していた。
＜クチュ・クチュ・クチュ＞
　綾は、手が使えないので太股を擦り少しでも暑く火照った性器を鎮静させようと思ったが、それは逆効果で綾の性器はより一層暑く膣口からは大量の愛液をほとばせ、便意を堪えるためアヌスにも神経を集中させ、必死に耐えていた。
「ウゥー　ハァー　ウンー」
　小さい声では有るが、綾の喘ぎ声が個室内に響き始めた。
「あら、この子一人で悶えてる。」
「薬が効いてきたんだろ。」
「そうね、最高級の媚薬と、即効性の便秘薬のミックスですもの、いつまで耐えられるかしら。」
「おい、ここでお漏らしは、まずいぜ。」
「まだ、大丈夫でしょ。」
「どうなの、綾。」
　綾は、恨めしそうな顔を加代に向け首を振った。
「どうしたの、ちゃんと言わないとわからないでしょ。」
　綾は、苦痛に呻きながら、矢上と加代に向かって、発言した。
　
「もう、許してください、トイレに行かせてください。」
「なんで、トイレに行きたいの、オシッコ、それともウンコ。」
　そんな卑わいな言葉を加代に掛けられ、綾は悲痛な思いで発した。
「もう我慢出来ません、ウンコが出ちゃいます、トイレに行かせて。」
「ウンコしたいの、それじゃ手錠を外してあげないと。」
「そろそろ、限界かも、即効性の便秘薬だから。」
「ウゥー　ハァー　ウンー」
＜クチュ・クチュ・クチュ＞
　綾の呻きが次第に激しくなり、股間から発する音も大きくなってきていた。
　矢上は、最初に足首を縛ったスカーフをゆっくりと外すと、手錠の鍵を開け、手を自由にし、綾を立たせ、自分でスカートを穿かせゆっくりと個室の鍵を開けた。
　綾は、個室の近くに有るトイレまで、必死に便意を堪えながらよちよち歩きでたどり着き、スカートをまくり上げ、お尻に張り付いた生ゴムパンティーを吊り降ろした。
＜ベリベリベリ＞
　トイレの中に卑わいな音が響き渡った、綾はパンティーを吊り降ろすと、洋式便座に腰を下ろした瞬間に、アヌスの力を抜き、耐えていた便意を一気に放出した。
（ブリブリブリ）
　綾のアヌスは、一挙に貯まっていた便を放出し、その音は外まで聞こえるのではないかと心配するほどの大きな音で、トイレ内に響き渡った。
　一段落して、トイレットペーパーで一緒に出た尿を拭こうと性器に手を宛うと、今度は暑くなっていた、性器の感触が再びよみがえり始め、綾は洋式便器に座ったまま、その痒みとも、形容のしがたい感触をなだめるため、思わず膣内に指を挿入し、かき回し始めた。
「ハゥー　ウンー」
　綾は、我を忘れ、無我夢中で性器をかき回し、快楽をむさぼり始めた。
「ウゥー　ハァー　ウンー」「ハゥー　ウンー」
その声は、小さいながらも新幹線のトイレの個室内に響き、非常に淫らな姿態を目の前の鏡にその姿を映しだしていた。
　しばらくの間、自慰にふけっていた綾は、少し収まってきた性器の感触を確認し、再び生ゴムパンティーを穿き直した。
（ベリベリベリ　パチンー）
　小気味よい音を立て、身だしなみを整えた綾は、トイレを出て、矢上と加代の待つ個室へ戻って行った。
「ずいぶん長いトイレね。」
「あそこも、弄んできたんだろ。」
　二人に冷やかせられ、うつむきながら、室内に立っている綾がいた。
　個室内に入ると、矢上がすぐに部屋の鍵を閉め、綾に近づくとスカートに手を掛け、巧みな手つきで、スカートを脱がし始めた。
　綾は、黙ってその行為に身を任せ、再び下半身だけ露出させられた。
　一度、自慰で収まった性器の感触は、生ゴムパンティーを再び着用した綾の股間を再び刺激し始め、先ほどより強い痒みとも付かない感触がおそい始めた。
　綾は、たまらず、自由な手を股間に持っていき、強く押さえようとしたが、矢上に手を取られ、その行為は中断された。
「あうんー」
　悩ましい声を綾は発していた。
「あら、どうしたの。」
「どこに手を持って行こうとしたの。」
　綾は、矢上に再び後ろ手錠を掛けられ、足首はスカーフで固定され、シートに座らせられた。
＜クチュ・クチュ・クチュ＞
「ウフンー　アハァー」
　悩ましい喘ぎ声と、股間から発する卑わいな音が、個室内に響き渡り、それを矢上と加代は、耳にしながら、時には笑いながら、あやの姿態を見つめ、時には卑わいな言葉で冷やかし、綾の羞恥心を煽っていた。
　新幹線の車中ずっとそのままで放置され、約６時間やっと終着駅の博多に着いた三人は、駅前から、タクシーに乗り、天神の予約してあるホテルに向かった。
　ホテルは、スイートルームが予約されており、ルームサービスが部屋を出ると、そこは完全な密室となり、外部と完全に遮断された空間と化していた。
　部屋に入ると、矢上と加代は、持ってきた旅行鞄の中から各種様々な責め道具を机に並べ始め、ついでに綾の旅行鞄を開け、持ってきた下着をすべて没収し、綾に対して、恐ろしい言葉を発した。
「今日から二日間この部屋から出ることは無いと思いなさい。」
「だから、あなたはここにいる間、下着は私達が与えた物以外付けてはだめよ。」
　加代は、命令張に言うと、ソファーに腰掛け、タバコに火を付けた。
「さてと、これからが本番だ、まずはパンティー以外は全部取って、こちらに渡しな。」
　綾は、言われるまま、ブラウスのボタンを外し、豊満なバストを包んでいるブラジャーを取りスカートを脱ぎ、生ゴムパンティー一枚の裸体になった。
　すると、矢上が机の上に置いてあった、生ゴムのブラジャーを付け、赤い綿ロープで器用に亀甲縛りにし、余った縄尻をつかみ、寝室へ連れ込んだ。
　その後ろを、加代も一緒に寝室に向かい、矢上と二人で綾をダブるベットに横たえ、必要に濃厚な愛撫を始めた。
「アゥー　イィー　ウフンー　アオゥー」
　獣のような呻き声を発する綾に、容赦ない愛撫が続けられ、いつの間にか用意されたバイブレーターを膣内に挿入され、快感に身をよじっていた。
　ひつような、愛撫とバイブ責めに綾はすぐにエクスタシーを迎え、ぐったりとベットに横たわり、お腹で大きく呼吸をしていた。
「まだ、行くのは早いのよ。これからもっと気持ちのいいことしてあげるから。」
　綾は、そんな言葉を虚ろに聞きながらッベットに横たわっていると、矢上が突然アヌスに指を入れ、かき回し始めた。
「アゥー　イィー　ウフンー　アオゥー　イクゥー」
　一段と激しい喘ぎ声を発し始めた綾を横目に、加代はバスルームに行き、イルリガートルーに五〇〇ＣＣの五〇％グリセリン浣腸液を満たして戻ってきた。
　そして、矢上が綾のアヌスから指を抜くと同時に、イルリガートルからのびた三メートルのゴム管の先に付けられたバルンカテーテルを無理矢理押し込んだ。
「イタィー　ヤメテー」
　綾は悲鳴を上げた。
　挿入されるとすぐに、綾の体内におぞましいグリセリン浣腸液が注入されはじめた。
「アウンー　ヤメテー　クルシー」
　綾は、訳もない言葉を発しながら、ベットの上でもがいた。
「あんまり、激しく動くと、アヌスがさけちゃうよ。」
　綾は、加代に言われ、その動きを少し少なくし、大量のグリセリン浣腸液を、喘ぎながら、すべて飲み込んだ。
　すべての、浣腸液が綾の体内に消えたことを確認すると、加代は傍らから、注射器を持ち、綾のアヌスから出ているバルンカテーテルの二本の管のうち、短い方に接続した。
「ギャワンー」
　接続と同時に加代は、いっぱいに押し上げていた注射器のシリンジを操作し、空気をカテーテル内に送ったのである。
　バルーンカテーテルはその名の通り、先端に風船状の袋が取り付けられており、そこへ空気を送る事で、その風船が膨らみ、綾のアヌスを栓してしまったのである。
　五〇〇ＣＣのグリセリン浣腸を注入された上、バルンカテーテルでアヌス栓ををされ、ベットに横たわる綾の口からは、喘ぎ声というよりも、呻き声といった感じの声が部屋中に響き渡っていた。
「アゥーウンーーウアワー　もだめ、トイレ行かせて、お願いです。」
　悲壮な叫びを発し、ベットでのたうち回る綾を矢上と加代は二人で、楽しそうにビールを飲みながら、見ていた。
「さて、そろそろ、限界かな、あまりやりすぎると、使い物にならなくなる。」
　そう言って、綾をバスルームに連れていき、バルンカテーテルの空気を抜き、一気にアヌスから引き抜いた。
「アウゥー　ダメー」
　ひときわ高い叫び声を綾は発すると、次の瞬間、アヌスから黄色く変色した、液体がほとばしり始めた。
＜ブリブリブリー、ブピィー　ブリー＞
　その音は、なかなか止まらず、綾の腹部は大きくうねり、口からは絶叫した言葉が断続的に発せられていた。
「アワウゥー　ウワァ　ハウゥー　ハア・ハア・ハア　ウンゥー」
　全部出し切るまでに、十分ほどかかり、やっとすべて出し切った綾は、まだお腹で大きく呼吸をしながら、矢上にシャワー全身を清められ、再びベットルームに連れて行かれた。
「さて、そろそろ飯でも食いに行こうか。」
「そうね、お腹空いちゃった」
「よし,最上階のレストランで豪勢なディナーと行きますか。」
　そんな二人の会話を、全裸で聞いていた綾もやはり、空腹感を覚えていた。
「裸で、外へ行くことはできないわね。」
「綾、前にはなしたことのある、例の下着、付けてみるか。」
　矢上にそう言われ、はっとした綾であった。
「れいの下着て、なに、どうせ変態的なやつでしょ、穴あき、それとのもっと別な　　やつ？」
「綾が、大好きな下着だよ。」
　そう言うと、矢上はボストンバックから黒いブルマーのような物を出してきて、加代に見せた。
「なにこれ、昔の体操着。」
「そう見える、でもね、内側を見てごらん。」
　加代は、矢上に促され、ブルマーの内側を見て、苦笑した。
「なにこれ、ゴム張りじゃない。」
「四十年位前の生理帯だよ。」
　その、ブルマーみたいな下着は、見た目は体操着みたいであるが、内側の股間部には大きなゴムが張られ、その上に帯状のゴムが二重にされている、旧タイプの生理帯で有った。
　綾が、入社してすぐにミスを犯したとき、矢上がそれとなく話をしていた物である。
「綾、これを穿け、生ゴムパンティーよりましだろ。」
「それだけじゃつまらないわ。」
　加代がそう言うと、リモコン式の小型バイブレーターを取り出し、綾の膣内に挿入し、ゴムロープで、軽く又縄を絞め、バイブレーターが抜けないように固定し、その上から、旧タイプのゴム張り生理帯を穿かせ、生ゴムのブラジャーを着けさせ、透けないよな色の濃いブラウスを着せ、スカートはロングのフレアーを穿かせ、最上階のレストランへと三人は向かった。
　挿入されたバイブのコントローラーは矢上が上着のポケットに入れていた。
　エレベーターで最上階まで上がる時、他に誰も乗客が乗っていなかったため、矢上は上着からコントローラーをおもむろに出し、綾の目の前でスイッチを入れた。
「アゥー」
　綾は、エレベーター内で小さく呻き、恨めしそうな顔を矢上に向けた。
「あら、どうしたの、変な声だして。」
　綾は、膣内で突然振動を始めたバイブに一瞬とまどいを見せ、すぐにその場に座り込んでしまった。
　そして、小声で。
「やめてください。恥ずかしい。」
「誰も、見て無いよ、しっかり立っていないと、誰か乗って来るかも。」
　綾は、渋々と立ち上がり、声を上げそうになるのを必死に堪えていた。
　
　綾の股間からは、バイブの振動音が、かすかに漏れているのが、エレベータ内に響いていた。
　三人は、途中階で一人も乗り込んでこなかったエレベーターを降り、最上階のレストランに入っていった。
　入り口では、バイブのスイッチは切られていたが、ボーイが席に案内し、綾が席に一番最後に付いた瞬間、矢上により再びバイブのスイッチが入れられた。
「アフンー」
　綾の股間からは、微かではあるが、バイブの振動音が聞こえていた。
「お客様、どうかなさいましたか。」
　ボーイに声を掛けられた綾は、真っ赤になってうつむいていたが小さな声で答えた。
「何ともありません。」
　その姿を、矢上と加代は二人で含み笑いをしながら、注目していた。
「いじわる。」
「なにが。」
　そんな会話が、綾と矢上の間で交わされると、加代は隣で、相変わらず含み笑いをして、綾を見ていた。
　矢上は、それから食事が運ばれてきたときや、他の客が綾の近くを通り過ぎようとするときに、バイブのスイッチを入れたり切ったりし、綾は食事に集中することができないまま、レストランでの食事をかろうじて済ませ、自分たちの部屋に戻った。
　スイートルームに戻った三人は、部屋に入り鍵を閉めると、すぐに綾に着ている服を脱ぐように命じた。
　綾は、二人の見ている目の前で、ブラウスとスカートを脱ぎ、生ゴムのブラジャーと旧タイプの生理帯といゆうおかしなスタイルで、二人の前に立たされていた。
「させと、大事なところの検査でもするか。」
　そう言うと矢上は綾のズロースタイプの生理帯に手を掛け、後ろから、一気に足下まで引き下げた。
　そこには、ゴムの又縄に絞められ、リモコンバイブをしっかりとくわえた性器が薄目の陰毛と共に露出された。
　綾の股間は先ほどからのバイブ責めで、しっかり濡れて、両太股にまで、愛液をほとばらせ、膣口は何もしていないのに、ヒクヒクと動めいていた。
　矢上は、綾に近づくと、先ほどの赤い綿ロープで豊満なバストを生ゴムブラジャーを着けたまま縛りあげた。
　綾は、上半身赤い綿ロープ、下半身はゴムの紐というスタイルで二人の前に立たされていた。
　次に、矢上は綾の生ゴムブラジャーの乳首部分に鋏で小さな穴を開け、乳首だけをつまみ出した。
「あうんー」
　綾は、悩ましい呻き声をあげ、軽く首をのけぞらせた。
　矢上は、執拗に綾の乳首を弄んだ。
　綾の乳首は、その行為に反応し、見る見る内に乳首を勃起させ、更に大きな喘ぎ声を出し始め、崩れるように矢上にもだれかかってきた。
「あら、どうしたの、そんなに感じて。」
「乳首が、異状に感じるみたいだよ。」
　綾は、矢上にもたれたまま、乳首を弄ばれていた。
　しばらくすると、加代がなにやら金属製の物を二つ持って来た。
　加代が持ってきたのは、乳首を嬲るためのクリップであった。
　加代は、矢上にもたれかかり、悶えている綾に近づくと矢上の手を止めさせ、綾の勃起してパンパンに隆起した乳首にそのクリップをはめ込んだ。
　クリップはネジで乳首を締め上げる構造になっており、徐々に締め上げられた綾の乳首は、原型をとどめないほどにつぶされていった。
「ウワンー・ヒィィー　イタイーヤメテー」
　綾は、ひときわ大きな声で呻き、崩れるように床に跪いた。
　加代は綾を立たせると、どこからともなく釣り糸を付けた錘を出してきて、綾のクリップに結びつけ、錘を、そのままたれ下げた。
　錘を付けられた乳首は、豊満なバストと共に、下方に強制的に引っ張られた。
「ヤメテー・イタイー・千切れるー」
　綾は、矢上に支えられながら、大きな声で呻いた。
　綾の、乳首への責めが行われている間も、綾の股間には食事の前に挿入されたバイブはそのままで、矢上は乳首を片手で責めながら、リモコンのスイッチを入れたり切ったりし、綾の反応を楽しんでいた。
　矢上は、綾の乳首に錘をたれ下げられた瞬間、バイブのリモコンスイッチをいきなり最強にしたため、綾は全身を震わせ一気にエクスタシーを迎えた。
「アウンー　イクゥー」「ハァ　ハァ　ハ　　ァ」
　綾は、床に跪き、大きな声で上り詰め、その後お腹で大きく息を弾ませ、余韻を楽しんでいた。
　しばらくすると、加代が綾をベットルームに引きずり込んだ。
　綾は、上り詰めたばかりで、まともに歩くこともできないほどに、憔悴していた。
「もうやめてください、お願いします。」
　綾はベットに横たえられると、必死に嘆願した。
「あなただけ、いい気持ちになってそれですむと思うの。」
　今日は、朝から一日中責め続けられ、何度もエクスタシーを迎え、その上まだ、相手をしろと強制された。
　加代は、綾をベットに寝かせると、自分も裸になり、自由の利かない綾の裸体に手と、口を使って、愛撫を始めた。
　その行為に綾は、すぐさま敏感に反応し始めた。
　よく見ると、加代の下腹部には、レズビアンが使う双頭のバイブを股間に装着し、綾の性器めがけ、バイブを挿入した。
「アフンー・イイー　うんー」
「ハァ　ハァ　ハァ」
「そうよ、もっと腰を使って。」
　加代は、綾が腰を動かすたびに、小さい喘ぎ声をあげ始めていた。
　ベットサイドで、ビールーを飲みながら、見学していた矢上は、突然ベットに上がると、綾の顔に近づき、おもむろにペニスを口元に運び、綾にフェラチオを強要した。
「ハオォー　ウムンー」
　綾の呻き声が、くぐもった声に切り替わり、加代の喘ぎとの二重奏がベットルームに響き渡った。
　その行為は、三〇分ほど続けられ、最初に矢上が綾の口の中で果て、続いて一段と大きな声を上げて、綾が果てた。
　一人取り残された加代は、仕方なく、一人バスルームへ消えていった。