四

　翌日の朝、綾が一番最初に目を覚まし、疲れ果てた体をやっとの思いで起こし、応接セットの椅子に腰掛け、くつろいでいると、矢上が起きてきた。
「おはよう、ずいぶん早いね。」
「おはようございます。」
　そんな、ふつうの朝の挨拶を交わした二人であった。
　綾は、昨日から掛けられた、縄は外されていなかったため、ほとんど眠る事ができず、一晩中、もやもやとして過ごしていた。
　矢上は、綾に近づくと、綾の乳首にいきなりキスをしてきた。
「キャー　アフンー」
　悩ましい、声を綾は発した。
　矢上は、ソファーに綾を押し倒すと、掛けられていた又縄をずらすと、いきなりペニスを、綾の膣に挿入してきた。
「アウー　イィー　ウンンー」
　綾は、矢上にいきなり貫かれたが、又縄が掛けられままの綾の性器は、既に愛液で濡れており、矢上のペニスを簡単に受け入れた。
「アウー　イィー　ウンンー」
　二人が佳境に達しようとしたそのとき、綾がいきなり矢上を突き飛ばすように拒み始めた。
「イヤァー　ヤメテー」
　それまで、歓喜の声を上げていた、綾が突然拒みだしたので、どうしたのかと、振り向くと、そこに鬼のような形相の加代が立っていた。
「あらま、朝からおさかんね。」
　そんな、いやみったらしい言葉を加代が吐いたと思うと、加代は矢上を綾から強制的に引き離し、持っていた鞭で、綾の裸体を容赦なく打ち据えた。
「アウンー　イヤァー　ヤメテー　イタイ　　ー」
　綾は、必死で許しをこうたが、加代は手を止めることもなく、鞭を振り下ろした。
　小気味よい、音と綾の悲鳴が室内に木霊していた。
「おいそろそろ、いいだろ」
　矢上が止めるまで、鞭打ちは続けられ、綾の裸体はあちらこちらに、赤いミミズ腫れができていた。
　綾は、床に横たわったまま、大きくお腹で呼吸をし、ぐったりとしていた。
「今日は、昼間外へ出よう。」
「そうね、天気も良いことだし。」
　矢上と、加代はそう言うと、あやに着替えるように促した。
　綾は、縛られていた、縄とゴムロープを外されたが、下着は生ゴムのブラジャーとパンティーを渡され、膣にはリモコンバイブを挿入したままの状態で、外出させられる事となった。
　ホテルを出た一行は、博多市内の東公園に歩いて向かった。
　歩いている、間に矢上は何回か人通りが少ないところで、バイブのスイッチを入れた。
　綾は、その都度歩行が困難になり、その場に座り込んでしまうこともあった。
　綾は、今朝むち打たれた太股の当たりが、生ゴムパンティーで締め付けられ、汗で多少傷ついたところがむす痒い感触に悩まされ続けていた。
　綾の、服装は、濃紺のブラウスに黒のミニタイトスカートと言う スタイルで、バストと、ヒップには、下着のラインがくっきりとわかるようなフィット感の有る物を着用させられていた。
　すれ違う通行人が、綾の胸や、お尻に出ている下着のラインをまじまじと見て、なにくわぬそぶりで、視淫していった。
　綾は、視淫されている事に気づき、非常に恥ずかしい思いをしながらも、東公園へと向かっていた。
　ホテルを出て、一五分ほどしてからは、もう一つ、綾を悩ませる、感触が次第に強くなってきていた。
　ホテルの部屋を出る直前、加代により、昨日の新幹線内で使われた便秘用の座薬をアヌスに挿入されていたのである。
　即効性の座薬は、東公園に向かって歩いている、綾に容赦なく便意をもたらし、綾は必死に我慢をしながら、歩いていたのである。
　東公園の入り口に近づいたとき、近くには、誰も人影はなく、閑散としていたので矢上はバイブのスイッチをいきなり入れた。
「ハウンー　ハァー」
　綾は、突然の攻撃に我を忘れ、その場で喘ぎ、座り込んだ。
　その瞬間、アヌスの括約筋に入れていた力が一瞬弱まり、我慢していた、水状の便が開放されたアヌスから少量で有ったが、生ゴムパンティーの中に漏れた。
＜ブリー＞
　小さい、音であったが、その音は矢上と加代の耳にも聞こえていた。
「あれ、変な音が聞こえたな、今。」
「そうね、ブリーて、おならみたいな音ね。」
「まさか、お漏らししたんじゃないでしょうね。」
　綾は、加代に指摘され、顔を赤らめて俯いていた。
　そんな事はお構いなしで、公園内の広場に着いた三人は、芝生の土手の中腹に持参したビニールシートを引き綾を真ん中にして腰掛けた。
　ホテルから出て、二〇分ほどの時間が過ぎていた。
「トイレに行かせてください。」
「あら、もう我慢できないの。」
　綾のお尻は、先ほどの少量のお漏らしで、既にびしょびしょに濡れ、ゴムパンティーの中で、ニュルニュルとした感触を与えていた、座った事によりその感触は一層強くなり、一緒に先ほどより強く押し寄せる便意に綾は二人の間で、うずくまり、必死に便意と戦っていた。
「ウンー　ウンー　ハァー　ハァー」
「ずいぶん、苦しそうね。」
「昨日、あれだけ、出したんだから、そうそう溜まってる訳じゃないだろう。」
　傍らで、綾の呻き声を聞きながら二人は綾を言葉で、責めあげていた。
　綾は、切羽詰まった状態から、早く抜け出したい一心であったが、二人はなかなか綾を解放せず、それから約十分近く経って、矢上に支えてもらい、やっと近くの公衆便所まで連れて行かれた。
　公衆便所の周りは人が誰もいなかったので、矢上は小さな個室内に綾を連れ込み、目の前で、排泄させたのである。
（ベリベリベリ）
　綾は、矢上の目の前で、生ゴムパンティーを脱ぐと、すぐに薄汚れた、便器に座り込み、即座に、溜まっていた便を放出した。
（ブリブリブリー　ピィー　シャー）
　小さな個室内で、綾は矢上に見られていることなど、忘れたかのように、恥ずかしい音を立てていた。
　矢上は、綾が排便している姿ををつぶさに、後ろからのぞき込みながら、綾を冷やかしていた。
「良く出るな、おオシッコも出てきた、アァー臭い。」
「ウンーハァー　見ないで、お願い、恥ずかしい。」
「何を今更、毎度のことだろ。」
　綾は、今までに何度も矢上に浣腸され、目の前で排泄させられ、そのたびに恥ずかしい言葉で嬲られていた。
　しかし、今回みたいに白昼外の公園のトイレでの行為は初めての経験で、綾の羞恥心をより、一層刺激する事により、より一層のエクスタシーを得る体に変化してきている、自分に気づき始めていた。
　排泄が終わり、二人は公衆便所を後にし、加代が待つ芝生の土手に向かった。
「ずいぶん、ゆっくりだったわね。」
「結構、沢山出てきたからな、なあ綾。」
「そんなこと、言わないで」
「あら、見られると、感じるくせに」
　そんな会話が交わされていると、加代がいきなりとんでもないことを、言ってきた。
「綾、ここで膝を立てて大きく足を開いてごらん。」
「ほら、あそこに、若い男の子が、こっちを見ている。」
「綾の、Ｈなパンティー見せてあげなさい。」
　綾は、命令されるままに、膝を立て、少しずつ足を開き、スカートの奥が見えるようにし始めた。
　綾の足が少し開かれ多時、矢上は挿入されたバイブのリモコンスイッチを入れた。
「ハァー　ウンー　ハワンー」
バイブのスイッチが入れられた瞬間に、綾は悩ましい声を出しながら、生ゴムパンティーにに包まれた股間を、少しずつ開き、こちらに向いている若い男に股間が見えるようにし始めた。
　綾の股間は、バイブの振動で微かにパンティーを振動させ、その音は矢上と、加代の耳に入っていた。
（ビィーン・ビィーン・ビチビチビチ）
　綾の膣は、バイブの振動にあわせ、大量の愛液を迸り、両側の太股の付け根から、はみ出した愛液が太陽光線照らされ、怪しい輝きを発していた。
「見てごらん、あの子こっちを一生懸命のぞき込んでみているよ、もっと良く見えるように大きく足を開いてあげなさいよ。」
　加代は、綾に向かって、そんな言葉を投げかけ、一層股間が見えるように開くように指示した。
　綾は、言われるままに、先ほどより大きく又を広げ、股間の奥がよく見えるように、又を開いた。
　それまで、綾は体を起こし、膝を立てていたが、快感が高まるにつれ、上態を芝生に寝かせ、膝だけを立て、正常位のスタイルとなり、少しでは有るが自分で腰を使い、高まる快感に身を任せていた。
「アハンーイイーウフンー」
　しばらくして、綾が突然「アウ」と今までと違った、声を上げた。
　綾の、股間当たりで、ブリと言う音が発せられた、先ほど挿入された座薬の放出したはずの残りが、快感が高まるに連れ、アヌスの括約筋がゆるみ、一瞬の隙に、体外へ放出されたようである。
「あれ、へんな音がしたな」
「そうね」
寝そべっている、綾に向かって二人は、顔を見合わせ、ほくそ笑んだ。
　綾は、その音が出ると、あわてて起きあがり、急いで立ち上がり、小走りに先ほどの公衆便所に向かった。
　再び、便意が急襲したのである。
　公衆便所の個室に入った綾は、急いでパンティーを脱ぎ、再び、卑わいな音を立て、残されていた、液体状の便を放出した。
やっと、便意が収まり、二人のいるところへ戻ると、二人が、苦笑しながら、なにやら話をしていた。
「どうしたの、トイレに駆け込んで。」
「お漏らしした分けじゃないだろうな。」
「恥ずかしい、言わないで。」
「お漏らし、したんだ。」
「お漏らし、するような子は、折檻が必要ね。」
「どんな、折檻をしようか。」
「そうね、赤ちゃんになってもらいましょう。」
「赤ちゃんねえ、おもしろそうだな、それじゃ、早速ホテルへ帰って、赤ちゃんにしたてよう。」
　綾は、二人の会話を黙って、聞いていた。
「赤ちゃんには、オムツが必要だな。」
「そんなの、持ってきてないぞ。」
「とりあえず、その辺の薬局で買えば良いじゃない。」
　三人は、公園を後にして、ホテルへと向かった。
　途中町中で綾は、大人用のオムツカバーと、紙おむつ、ついでにイチジク浣腸を十個を、購入させられ、透明なビニールの買い物袋を下げ、ホテルへと帰った。
　ホテルの部屋に帰ると、綾はすぐに全裸にされ、バスルームに連れて行かれた。
「赤ちゃんに、ここのおけ毛はいらないわよね。」
　加代は、バスルームで綾の下腹部の淫毛をなぜながら、言った。
「やめて、そんなことするのは。」
「他のことでしたら、何でも言う事聞きますから、勘弁してください。」
「だめよ、お漏らしするような子に、ここの毛は必要ないでしょ。」
　加代は、綾の下腹部の淫毛を強く引っ張りながら、言った。
「キャー　イタイ」
　綾は、淫毛を引っ張られ、思わず叫んだ。
　加代は、お構いなしに綾の淫毛を備え付けのボディーソープで泡立て、そなえつけのかみそりで、綾の淫毛を剃り始めた。
「動かないで、動くと大事なところが切れちゃうよ。」
（ピシャンー）
　加代が、綾の性器近い所を剃ろうとすると綾が、腰を引いて逃げようとしたので、加代は平手でお尻を叩き、綾に命令した。
　綾は、仕方なく、言われるままに、自分の股間の淫毛を剃らせる事に協力した。
　綾の、股間は瞬く間に、ツルツルになり、今まで、隠れていた、クリトリスの突起が目の前に、現れ何とも言えないアンバランスな光景か出現した。
「綺麗に、なったわよ。」
「みてごらん、このやらしい突起。」
　綾は、加代に促され、バスルームを出て、矢上の居る所へ、全裸のまま連れて行かれた。
「おやまあ、綺麗に剃れたね。」
「こうやって、見ると、ずいぶん大きいんだ、綾のクリトリスは。」
「イヤンー恥ずかしい」
　綾の、クリトリスは、小学生の時、初潮が来て、初めて母の生理帯を付けたときから、ほとんど毎日のように自分で、刺激し続けていたので、その部分が普通より多少で有るが大きく、ツルツルの股間からは、非常に目立った突起物に見えた。
しばらくすると、加代がバスローブだけの姿で、現れた。
「さてと、おけ毛も無くなった事だし、そろそろ、本当の赤ちゃんになってもらいましょうか。」
　綾は、加代に連れられ、ベットルームに向かうと、ベットサイドには、先ほど買わされたオムツとオムツカバーそれにイチジク浣腸が、整然と並べられていた。
「まずは、お浣腸して、オムツを当てましょうよ。」
「そうだな。」
　矢上は、イチジク浣腸を出すと、綾をワンワンスタイルにさせ、自分の方にお尻を突き出させ、四十CCの浣腸液を立て続けに二本注入した。
「ハウンー」
　綾は、注入された瞬間に小さく呻いたが、抵抗するわけでも無く、素直にその行為を受け入れた。
　注入が終わると、綾は加代により、紙オムツを当てられ、その上にカバーを当て、ベットに横にされた。
　綾が、ベットに横たわると尽かさず、加代は綾のオムツを付けた裸体に手と口で、愛撫し始めた。
「ハアンー　ウンー」
　最初の内は、悩ましい声を上げていた綾で有ったが、三分ほどすると、急に声がくぐもって来た。
「ウグゥー　アグゥンー」
　綾は、急激に便意を催し始めていた、今朝便秘用座薬を挿入され、大量に便を排泄したにも関わらず、グリセリン浣腸の八十ＣＣの注入は、敏感な腸を刺激し、強烈な便意を綾に与えた。
　綾は、愛撫を受けながら必死に便意を耐えていたが、強烈な便意と加代のひつような愛撫で、すぐに破局を迎えた。
「ヒィィー　だめ出ちゃう」
　大きな声で、呻くのと同時に綾のアヌからは何とも卑わいな破裂音が聞こえて来た。
「ピィィー　ブリィーブチュビチビチ」
　綾は恥ずかしい音を立てオムツの中に排便し、ベットの上でお腹を大きくうねらせ喘いでいた。
「あら、もうお漏らししちゃったの。」
「ずいぶん、早いのね、もっと我慢しなきゃだめじゃない。」
　そんな、言葉を投げかけられていると、加代は綾のオムツに手を掛け、外し始めた。
「あれま、今朝あれだけ出したのに、ずいぶん沢山出たな。」
　外された、オムツには排泄された便が今朝大量に排便したにもかかわらず、白いオムツを結構広範囲に黄色固形物とシミを広げていた。
　綾は、汚れたオムツを自分で処理するように言われ、汚れたオムツを持って、バスルームに行き、ついでに汚れた体を綺麗に洗い清めベットルームに戻った。
　戻って見ると、矢上が先ほど付けられていたオムツカバーを手に取り、オムツに鋏を当てていた。
「これ、見て見ろ。」
　矢上が、突き出したオムツカバーを見ると先ほどまで、メッシュの布でカバーされていたビニールの防水布を綺麗に剥がし、ビニールを直接露出させていた。
「綾、おまえの好きなビニールカバーが出来上がった。」　
　矢上は、自慢げに綾に見せびらかし、手を引いて、ベットに横たえると、すぐさま、オムツカバーを腰の下に敷き、着用させた。
　装着された綾は、ビニールの感触が気に入った用で、うっとりとした顔をして、ベットに横たわっていた。
「あら、この子恍惚の顔してるわ。」
「そうさ、綾の生理帯見ればわかるだろ。」
「ビニールの感触がこいつは好きなんだ。」
「そう言えば、そうよね、一番最初の時も古い生理帯付けて、お漏らししたんだもんね。」
　矢上と加代はベットに横たわる、綾を見つめながら、会話をしていた。
　すると、矢上が綾に突然卑わいな注文を付けた。
「綾、毎日してるみたいに、そこで自分を慰める所を見せて見ろ。」
「え毎日」
　加代がすっとんきょな声で言った。
「そう、毎日だよ」
「綾は、毎日ビニール又はゴムで張られた旧タイプの生理帯を付けて、オナニーするのが日課になってるみたいだよ。」
「そうなの」
「それじゃ、昨日は欲求不満になったいたわけ、それで早く起きていたのかしら。」
　綾は、黙ってベットに横になっていたが、再び矢上に自慰を強制させられると、豊満なバストとオムツカバーに包まれた下半身に手を伸ばし、自分で慰め始めた。
最初はぎごちない手つきで有ったが、下半身の手の動きは、性器の付近を力強く押し、少しでもビニールの感触を高めるため、次第にその手が強く動き出し始めていた。
「はぁーはぁーうんー」
（クチュクチュクチュ）
　ベットからは、綾の喘ぎ声と、股間からの卑わいな、音が響いていた。
　しばらくの間、その行為が続けられていると、突然くぐもった、声を綾が発した。
「ウグンー　イクー」
　綾は、淫らな行為の果てに、エクスタシーを迎え、ベットの上で、お腹を大きく波打たせ、横たわっていた。
「あら、この子いっちゃったみたい。」
「そうみたいだな。」
「今日は、このまま寝かしてやるか。」
「そうね、明日の帰りも有ることだし。」
　そんな会話が、交わされているのを耳にしながら、綾はいつの間にか深い眠りについていた。
　翌朝、３人は朝食を取ると、すぐにホテルを立ち博多駅から東京に向かって、新幹線の車中の人となった。
　綾は、帰りも生ゴムパンティーとブラジャーを身につけさせられ、膣にはあのおぞましいリモコンバイブを挿入されていた。
　一行が乗車した九時二七分発の、のぞみは定刻どおり博多駅を出発した。
　帰りは、個室が無いので、グリーン車に乗車した三人は綾と加代その真後ろに矢上という席順で、座っていた。
　加代は、加代の右側窓側の席に座らされていた。
　加代は、席に着くとすぐに綾のお尻に手を這わし、スカートの上からやらしくタッチしてきた。
「フウンー」
　綾は、小さく呻きながらも、その手を触らせ易い用に、軽く腰を上げてそのその行為に身を任せていた。
　出発してすぐに、車掌が検札に回ってきた時も、その手は綾のお尻から離れることなくタッチしたままの状態で、車掌が訝しい顔をして、二人を見ていた。
　丁度その時に後ろの席に居た矢上は、おもむろにポケットに手を入れ、バイブのスイッチを入れた。
（ビビビビンー）
「ウグンー」
　スイッチが入れられたとたん、小さな音では有るが、周囲にバイブの音が木霊し、それとともに、綾がくぐもった声で喘いでいた。
「お客様、どこか具合でもお悪いんですか。」
「いいえ、大丈夫です。」
　車掌が、突然呻き声を上げた綾に、声を掛けてきた、綾はか細い声で返答していたが、その目は虚ろで有った。
　車掌が、検札を終え、立ち去ると、バイブのスイッチはより強くなり、綾の膣内で、強烈に暴れ出した。
　博多から、乗車したグリーン車の乗客は三人の他、後ろの方に数人だけで、バイブの音はそこまで聞こえてはいなかった。
　綾は、加代のひつようなお尻のタッチとバイブの刺激に今にも大きな声を出して、エクスタシーを迎える迄達していたが、車中ではそれもままならず、必死に声をかみ殺し、耐えていた。
　そんな、そんな行為が三〇分ほど続けられると、車内で綾は放心状態となり、ぐったりとしてしまった。
　そんなことをされながら、新幹線の旅は終わりが近づき、まもなく東京駅に到着する頃に、綾は、加代にとんでもない注文を付けられた。
「あなたは、このお休みが終わったら、毎日今穿いているゴムパンティーを着用して仕事場に来ること。」
「来なかった場合は、勤務中にバイブを挿入し、責めるからそのつもりでね。」
　そんな命令をされた綾は、ただ頷くだけで黙っていた。
「返事ぐらい、しなさいよ。」
「はい、わかりました。」
　そんな命令を受けた綾は、東京に着くと、一人で、自宅へ戻り、疲れた体を休め、連休明けの仕事復帰に備えた。