時間の流れが遅いような、のんびりした田舎の生活が１年を過ぎた秋、由香は体調を崩し寝込んでしまった。
　病院での診察結果は単なる風邪、稲の収穫で大忙しの農作業を手伝い、疲れが溜まったのだろう。
　真一は、いつものように出勤し、一人、窓からの明るい日差しを疲れた瞳で眺めながら横になっている由香。
　朝食の後に飲んだ風邪薬が、利いたのか身体がだるい。
　プン・ポォ〜ン
　玄関のチャイムが鳴る。
　由香が重い身体を起こそうとしたとき。
「由香さん、大丈夫か」
　義父の勇雄の声、鍵の掛っていない玄関をかってに開けて上りこんで来た。
「ちょうど食べ頃のメロンがあったんで、持ってきたぞ」
「お父さん」
「おっ、そこか、かまわんから寝てなさい。ワシが切ってやる」
　冷えたメロンを台所に持ち込み、切り分ける勇雄。
「すいません」
　義父の言葉に、だるい体を横にする由香。
　メロンを切り分ける包丁の音を聴きながら、意識が遠のいていく。
・
　気だるい風邪薬の効き目による眠りの中。
　心地よい胸への刺激に、股間が疼き出す。
　雲の上をさ迷うような、フワフワした感覚が気持ちよい由香。
「あぁ」
　快感に喘ぐ。
　春のそよ風のような、生温かいざわめきが硬くなった乳首を刺激する。
　身体の、あちこちをベルベットのようなソフトな肌触りの幼虫が這い廻る。
「あぁ〜」
　淫列に滲み出る蜜液が、股間の白い布地に染みていく。
　幼虫は、白い布地の中にまで侵入し由香の肉芽をザワザワと弄り始める。
「あっ」
　両腿を閉じる由香。
　幼虫の動きは、由香の下半身に集中し、足の指から付根まで何度も往復する。
　股間の疼きが焦れったい由香。
　何時の間にか、白い布地は剥ぎ取られ、花園に心地よいそよ風を感じとる。
　ヒクッと股間に力が入ると、全身に快感のざわめきが広がる。
　幼虫は、ヌメついた花園の奥の秘口をみつけ入口を、ヌルヌルと這い回る。
「あぁぁ〜〜」
　秘口の蜜液でヌメった幼虫が、肉芽をもヌメつかせ、ヌルヌルした感触が広がっていく。
　休むことなく蠢く幼虫は、秘口の中にまで侵入し、秘肉の粘膜にまとわりついてくる。幼虫は代わる代わる侵入し、由香の秘口は空くことがない。
「あぁぁぁぁ〜〜〜」
　一際大きな幼虫が、秘口の入口を拡張し、奥の子宮を擦り始める。
「あぁ、いいっ」
・
　瞳を開いた由香。
　窓から射し込む日差しが眩しい。
　股間からは、強い圧迫感と子宮の奥を突き上げる快感。
（あっ、夢じゃない）
「あぁっ」
　意識を取り戻した由香は、勇雄の体重を感じつつ喘ぐ。
「お父さん、やっ、やめてぇ〜、あっ、あっ」
　必死に身体をくねらせ、ズリあがり肉棒を吐き出そうともがく由香。
「あっ」
　しっかりと埋め込まれた肉棒は、抜け落ちることなく快感を送り込んでくる。
「いいんだ、気持ち良くなりなさい」
　突きのピッチを上げる勇雄。
「あっ、だめっ、だめっ、だめっ、あぁぁ〜っ」
　拒絶する言葉が、肉棒の突きに合わせて繰り出され、勇雄の欲情をさらに高めていく。
　怒りきった強張りを、送りつづける勇雄。
・
　とめどなく、繰り返し突き込まれる義父の肉棒。
「お父さん、だめっ、・・あっ、やめてっ、あっ、やめてぇ〜〜〜」
　義父の肉棒を食いしめ、身体を硬くして背徳の快感に悶える由香。
　由香の絶頂を確認し、激しいピストンを開始する勇雄。
「イくぞ」
　肉棒を波打たせるように、ドクドクと雄の精を吐き出す。
「ああぁぁ〜〜〜っ」
　ビュゥ、ビュゥ、ビュゥと膣奥への精の噴出しを感じ取り、義父の背中に手を回し、抱きつくように痙攣させ、押さえ続けた肉の欲望を満足させてしまう由香。
・
　汗だくの二人の格闘は、２時間にもおよび時間は昼を過ぎていた。
　義父の肉棒に身体をトロかせ続けた由香、空ろな眼差しで、足を閉じることも忘れ余韻にひたっている。