妊娠中、夫との営みは無かった。
　真一は、由香の身体を気づかい、禁欲を通したのだろう。
　昼間の義父とは、生の中出し。
　義父の勇雄にしてみれば、出産すれば、真一が第二子を予定するまで、少なくとも中出しはできなくなる。
　この時とばかりに、高い頻度で由香と交わった。
　義父の精力の強さには、驚かされるばかり、あの年にして機会さえあれば、午前と午後にそれぞれ由香をもてあそぶ。
　中折れすることもなく、由香と交わり逢うようになって以降、どんどん強くなるようにさえ感じる。
　義父の交わりは、穴と棒の交接時間だけでも、特別な支障がないかぎり１時間を下回ることはなかった。
　その間、由香は義父の硬い強張りで、子宮の口を擦られ、膣奥の付き上げられ、何度でも思いのままに、絶頂を極めることができた。
　由香の肉の花園は、義父の強張りに馴染まされ、大きなお腹を抱えたまま、奥深い雌の喜びを教え込まれていった。
　だからといって、義父母の間には、濃厚なまぐわりが有るわけではなかった。
　勇雄にしても、由香という感度の良い女との交わりによって、雌と雄の動物的な奥深い性の昂ぶりを知らされていた。
　硬い肉棒を長時間維持できるのも、相手あっての事なのである。
　蠢かせる秘肉、噴出す蜜液などなど、勇雄の繰り出す刺激に答える卑猥な反応が、肉棒を長時間硬く持続させてくれる、由香の雌としての性能の良さがそうさせるのである。
　その意味で、勇雄と由香は、雄と雌の相性が良かったといえる。
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　由香は、夏の暑い時期かわいい男の子を出産した。
　産後の身体を実家で休めていた。
　義父との背徳な関係が由香の心を重くさせていたが、何時までも実家で過ごすこともできず、涼しくなる前に真一の所に帰った。
　２週間ほどは、義父もおとなしくしていたが、稲の収穫が終わり、義母の淑子が寝こんでしまった。
　疲れが出ただけと言われていたが、嘔吐がひどく入院させられていた。
　病院での世話は、昼間、義父が受け持ち、朝・夕、義父の食事の世話を由香がした。
　由香は、真一と食事を済ませ、義父に用意した食事を、母屋に運ぶ。
　そこには、煌びやかな銀色に輝く四角い包みを手にし、はだけた浴衣から上を向いた強張りを覗かせた義父がいた。
　条件反射のように身体が反応し、白い生地の中で、ジワッとした噴出しを感じる由香。「嫌だわ、お父さん浴衣がはだけてます」
　強張りから目が離せず、やっとの思いで顔を叛け、義父の横をすり抜け、手にした食事をテーブルに置く。
「待ち遠しくて、たまらんかったぞ」
　遠距離恋愛の恋人のような台詞のあと、由香の頬を両手ではさみ、濃厚な接吻をする。
　勇雄は由香の唇に、しっかり唾液をいきわたらせ、柔らかい唇と唇の擦れあう感触を楽しむと、舌先で由香の唇を割り開き、伸ばしきった舌を丸を書くように動かし由香の舌先とからめ合った。
　求めるようにジワジワと伸ばされてきた由香の舌をズッポリ吸い上げる勇雄。
「ああぁぁん」
　くぐもった喘ぎを喉億で響かせる由香。
　勇雄の手は、由香の股間に宛がい、暖かさを確めるかのようにじっと動かさない。
　由香の舌への吸引を、強く弱くを繰り返し、熱い舌と唇の擦れ合う感触を楽しむ。
　昂ぶりで溢れ出る唾液の滴りを吸い上げ、肉芽のしこりを感じ取る勇雄。
　由香の股間が小さく揺すられ、しこりが手の平に擦れている。
「あぁ〜」
　舌を引き上げ喘ぐ由香。
　ボタンに手を掛け外す勇雄。
　義父の腕に半ば預けた身体が、宙に浮いたように軽く心地よい由香。
　衣服を全て剥ぎ取られ、硬くなった強張りに潤んだ淫列を宛がわれ、抱え上げられる。拡げられた布団を用意した隣の部屋へ進む義父。
「あっ、あっ」
　義父の歩みの度に、擦られる肉芽の快感に悶える由香。
　背中にシーツの冷たさを感じ取ると、義父の勇ましい肉棒がゆるゆると力強く押し入ってくる。
「あはぁぁ〜〜」
　大きく息を吐きながら喘ぎ、義父の大きな背中に手を回す。
　静かに動く肉棒が、じれったく激しく腰を振り立てる由香。
　腰の動きを止め、少し高い位置で固定する義父。
　肉棒を追うように、腰を浮かせて振付ける由香。
「あああぁぁぁ〜〜〜」
　先に一度イく。
　動きを止めた由香をみて、義父の股間が動きだす。
　細かく早い送輸に呼吸が乱れ、新たな昂ぶりを感じ、耐える由香。
「ああぁぁ〜ぅ」
　秘肉を収縮させ蜜を垂らせて耐え凌ぐ。
　義父の力強く続く送輸に、何度も押し寄せる昂ぶりに耐え続け、限界が近づいて来る。　勇雄は、一度引き抜いた強張りに、ゴムを被せ、勢いよく突きたてる。
「あぁぁ、いやぁ〜〜〜」
　由香の秘肉が弛緩することなく、収縮を継続してしまう。
「おおっ、いぃ」
　義父の強張りも、この時快感を増すのか、放出前の声がする。
「イくぞっ」
　一層激しい送輸に何度目かの絶頂を、義父の放出に合わせて果てる。
　昂ぶりの収まらない由香、宙をさまよう、空ろな瞳。
　絶頂の余韻にひたり、太腿の痙攣が止まらない。
　小学生のころ、マーサージ機の刺激で目覚めた、肉芽の快感。
　真二への恋心を、熱く燃やして奉仕する、妻の昂ぶり。
　真一との出会いの日、長く閉ざされた肉の欲望を開放した、淫らな昂ぶり。
　頼もしい肉棒のＧスポへの突き上げで、知らされた潮吹き。
　疲れを知らない肉棒で、連続したオルガズムの果てに感じた膣奥深い壺の快感。
　義父との交わりで、覚醒された激しい性の喜びは、由香を雌に変えていく。