由香は、真一の計画（というより勇雄の計画）どおり二人目の子供を身ごもった。
　背徳の証となる、父親の解らない子供、真実の愛を捧げた真二を失った由香にとっても、肉欲に溺れた末の望ざる現実。
　それでも、授かった命は大切にしたかった、表向きには、なんとか真一の子として育てることができる。
　義父にのみ与えられる肉の喜び、由香の身体は濃く義父色に染まっている。
・
　午後の農作業に出掛けた勇雄と淑子。
　３０分も経たないというのに、義父が帰って来た。
「すまんな由香、指に怪我したんだ」
　左手の人差し指の根元付近を押さえながら、辛そうな義父。
　バタバタと救急箱を手に、駆け戻る由香。
「どうされたんです」
　義父の左手を開きながら、咎めるようにいう由香。
「鎌の切っ先がかすった」
　傷口は浅く、すでに出血も止まっていた。
　傷口の消毒と包帯を済ませる由香。
「大したことないようですわ、気をつけてくださいよ」
　嗜める母親のように、いう由香。
　人見知りする健一は、積み木をいっぱい広げた隣の部屋に引っ込んだまま出でこない。
　幼く言葉少ない真一を心配した由香が、そっと様子を覗き帰ってくる。
「健一は、寝てるのか」
　静かな気配を感じとる勇雄。
「いいえ、一人、積み木で遊んでます、いい子でしょ」
　手の掛らない健一に満足な由香。
「ほう、一人で遊べるとは賢いな」
　薄笑いを浮かべ、うなずき返す義父。
「パンツ下ろさないか」
　言葉と共に手が動き、スカートを手繰り上げる。
　由香の後ろに立った義父、白い臀部をこね回す。
「あっ、だめぇん」
　玄関先の壁に手をつく由香。
　するすると小さな白布を引き下げる義父。
「はぁ〜ぁ」
　指の包帯が花園の淫列に絡みつく。
　包帯を挟みこんだ淫列、包帯の切っ先が肉芽を刺激する。
「あっ、あぁっ」
　包帯を噴出す液でしっかり濡らせる言葉どおりの淫列。
「触っただけで噴出したぞ、包帯が好いのか」
　ベトついた指の感触に動きを早くする勇雄。
　バンドのバックルに右手を掛ける。
「あはぁ〜」
　下半身を露わにした義父。
　赤黒い強張りの弾力のある切っ先に押し広げられる淫列の口。
　淫列のヒクつきに逆らうように膨らみ存在を主張する切っ先。
「あぁぁっ」
　奥深く隠された快楽の壺にジワジワと侵入をつづける。
「あっ、あ、あぁぁ〜〜〜」
　弾力のある膨らみが壺に納まっても尚、深く押し上げノックする。
　熱を持った硬い肉棒が、淫列の口を押し広げ収縮を許さない。
　ネバついた蜜液が絡みつき、テラテラと光輝く肉棒を勇雄の瞳に写しだす。
「あっ」
　陰毛が強張りに歪み膨らんだ陰唇を覆い隠すとき、聞こえる由香の喘ぎ。
　鐘を撞いているかのようなタイミングで声を聞く。
「あっ、・あっ・・あっ、あっ、あっ」
　蜜液の滴りで、縮れた陰毛が濡れ光る。
・
　連続してつづく突き上げ。
「すごい、あぁぁ、・・・・すごい」
　淫列で体重を支えるように、きつい締め付けを開始する。
　激しさをます突き上げ。
「あああぁ〜〜〜〜〜」
　ジョボジョボと多量の汁を噴出す由香、４つの腿を滴っていく淫汁。
・
「もういいわ、どうにかなっちゃいそう」
　蜜壷を貫かれた肉棒を強引に引き抜く由香。
「いいことあるか、まだ終わっとらん」
　戸惑う義父の強張りに細い指をからめて、顔を近づける由香。
「おおっ」
　きつい吸引にうめく勇雄。
「奥へ行こう」
　由香を振り払うように足を進める。
　待ち構えるように、半尻を掛け椅子に座りこむ。
　あわてて追いかけ、食らいつく由香。
・
　啄木鳥のように首振りつづける由香。
「イくぞ」
　切羽詰まった声の義父。
　永い奉仕で首の疲れに耐えかねたころ、脈うつ肉棒の放出を受け止める。