やがて美子の手が友子の首に回り、唇が重なる。 友子は無表情にそれを受け入れた。友子は美子の完全な支配者となった。 美子の唇が友子の唇と接触する。 母と娘は今、支配者の命令に従い、モラルを破り、そして「モラル以前」の行為に移ろうとしていた。 美子の舌は友子の唇を割り、より粘膜通しの接触、その体液を求める。 友子はまるで、それが母親であること、自分が処女であることも忘れたかのように軽く口を開き、美子に自由にさせていた。 「ニュチャ、ネチャ。」 卑猥な口付けの音が部屋を埋め尽くす。 神父はいつからか、シャンパンを口にし、その音を聞き、光景を鑑賞していた。 美子の手は友子の腹付近にあったが、それがようやく乳房に触れようとした時。 「美子。そこまでは命じてない。友子の返事を聞いた後にしなさい。」 神父は母と娘の新たな関係を明らかにする2つの目的を持って言った。 （これからは、この娘の奴隷。実の娘の性奴隷。） 美子は2つの正確な解答を認識する。 （・・・もう後には引けないのね。） 「友子様、ドレ・・・イとなった淫らな美子にお身体を舐めさせて下さい。」 友子は軽く首で許可を示した。 この部屋には神父と友子以外いない。友子はそう考えている。 美子は既に「空気」と同様であった。 もう一度、美子の唇が友子のものと重る。 「友子、舌を大きく出せ。」 神父がシャンパンをグラスに継ぎ足しながら言った。 1秒も要せず、大きく舌が友子の顔から突出する。 要求されていることが全てわかっている美子は舌をペニスに行うかの様に満遍なく舐めまわす。そして、口に含み唾液を吸い取る。 「ジュー、ジュー・・・。」 何度も同じ事が繰り返されたが、またグラスの音が聞こえた時、美子は舌を移動させ始めた。 明らかに淫らなレズ行為は神父のためのショーで、同時に友子への調教に他ならない。 友子の処女は頭で状況を理解していても、何時、「正常」へのトリガーが弾かれるかわからない。 実質（快楽）と母と交わる背徳。そして、権力と言うものを本当に知るには、既に奴隷以外の未来しかない美子がそれを伝えることが最も効果的だった。 舌が首筋を伝わり、緩やかなカーブを持った左乳房にかかる。 （白い、真っ白な身体。） 一度、舌を遠のけ、娘の身体を確かめた。 （友子、綺麗ね。もう私にはないもの。友子が1番だわ。） 三咲の身体も知っている美子はその時、すっぱりと娘の奴隷になる決心が付いた。 神父がその時、少し笑ったが当然気づかない。 （二人とも今日中には型がつくな。フッ、フッ。） すぐに唇がピンクの乳首に吸い付く。舌で丹念に舐め、軽く噛む。 「う〜ん、お・・・母さん。」 はっとした美子が唇を外し、神妙に娘に言った。 「友子様、美子はあなた様の奴隷です。美子と呼び捨てて下さい。」 また、乳首を口に含み、もう片一方は左手で愛撫する。 「ア〜、ア〜ン、ミコ、ステキ〜。」 更に下半身に口を移そうと移動している際、神父が告げる。 「美子。8だ。友子にも与える。そう、美子には最後だな。」 友子の身体は最高権力者の前で、チリチリと燃える半端な快楽の中に置き去りとされた。 美子はもう、神父の前に正座をしている。友子もその横に並ぶ。 「友子。これは儀式だ。聖水を与える。美子にとっては最後の儀式。それをお前が受け継ぐ。・・・もう一方もあったな。それは美子を見て覚えろ。美子でさえ、最初は泣いたからな。」 神父は8の取り決めも母娘、つまり妻となる女、友子もその母と一緒にすることを宣言した。 （まぁ、最初は嫌がるだろうがなんせ美子の血が流れているのだ。その美子が喜んで行う大便処理も1ヶ月もあれば・・・。） 神父が立ち上がり、ペニスを美子に向ける。 美子はその方向に大きく口を広げた。 目はペニスから離れない。初めて男のペニスを目の前にする友子も同様である。 やがて、その口に「聖水」が流し込まれ始めた。そして、口がペニスに近づき含む。 （これが最後。ありがたい神父様のオシッコ・・・。） 美子は切ない思いとそれが友子に引き継がれることを思い、何とも言えない感情に襲われていた。しかし、その舌はペニスを這い回り、時に尿道口を舌で止め、口一杯に尿が行き渡る技巧を行う。 突然、尿は止まった。 「ご苦労だった。美子。さぁ、友子来なさい。」 神父は身体を少し回転させ、友子が前に出れば全ての準備はできあがった。 大きく口を広げる。 残りの尿が友子の口に注がれ始めた。 （あったかい。神父様のオシッコ。） 口が自然に近づき母と同様に口に含む。 何の技巧もないが、注がれた尿を一滴もこぼさず、友子は全て身体に入れた。 何事もなかった様に神父は椅子に腰掛ける。しかし、満足感があった。 （もう、友子は私だけの所有物。） そうに違いない。 母と娘はその後、どちらが誘うで無く、自然に舌を絡ませ先ほどの続きを始めていた。 リードは当然、美子が続けている。 仰向けに倒れた友子の身体に美子が様々なテクニックを駆使していた。 娘と交わることはもう何度もシミュレーションが出来ていた事であり、背徳は淡い期待・・・強烈な願望へと移行している中で現実となっている。 （娘の性奴隷・・・。） 美子は確実にこれから彩を失う歳になり、友子の満開は後10年、15年。 美子はこの教会では、やはり、その美貌と「知性」の部分でMに相応しい女性だった。 卓越した前技に娘（友子）の意識は方々に何度も飛び散る。 永遠に途切れない女だけの快楽を貪る二人に、神父から友子へ教会と神父（未来の夫で、現在の「所有者」でもある。）に対し、宣誓を行う命令が発せられた。 母と娘は互いの体液の味、粘膜の感触、隠れた部分にあるホクロも見知った後の事・・・。 「神父様、末永く友子をお導き下さい。決してご命令に逆らう様な事はございません。・・・美子。私はMとして全てを教会に捧げます。それはお・・・母さんの力です。これからも私に色々と教えて下さい。」 幾分言い回しは過去を引きずったが神父に苦情はない。 「はい、友子様。これからはあなた様専用の奴隷と・・・しばらくなります。美子をよろしくお願い致します。」 美子はすぐ、友子の足を持ち上げその指を口に含み、奴隷の奉仕を行ったが、それは涙が見せれなかった事、遠くない未来、友子とは別れ、更に辛いであろう場に身を置かなければいけない事実が待っていたから・・・。 友子の破瓜の方法は、ある意味、医学的なものだった。 絨毯の上に寝転ばされ、足を大きく開かされる。 女性器に突き刺さる無機質な金属がネジ調整で限界までヴァギナを拡げ、ルームライトが女の中の構造を全て明らかにした。 「友子。お前は永遠に処女でいなければいけない。だから、その証明はこのハサミで切り取る。わかったな。」 神父の声に友子が答えた。 「わかりました。神父様。」 「後の血は止まるまで、美子が舐め取る。神聖な血だ。」 今度は二人が同意の言葉を口にした。 「畏まりました。神父様。」 美子はある種の感動を憶える。 娘は、友子は本当のマリアになる。 三咲は、神父がまるで道具のように犯し、その精液と血を美子が啜らされたが、友子は違う。 精神的には永遠に処女なのかもしれない。 そして、そのことにより、苦痛も永遠に側に置くのか・・・。 いずれにしても友子は他の女達と一線を引かれる存在になった。 ハサミが入れられている最中、美子は友子の苦痛に歪む顔を舐め続ける。 そして、乳房には軽いタッチの刺激を与えていた。 「終わった。血の処理は美子、立場が終わった事をしっかり考え行いなさい。口を開けろ。」 命ぜられた美子が素直に頷き、口を開く。何かが3,4片放り込まれた。 血の味がする。 友子の処女膜である。 美子は顔を青くし、良く噛み砕き飲み込んだ。 「そうだな。3日、二人とも休んでよろしい。4日後のこの時間、ここに来なさい。聖書の仕事（書き写し）はその中で1日は二人揃って行うように。今日は私に用事がある。」 神父は自分の奴隷となった母と娘を、そのままにし部屋を出て行った。 |
| 2012.5.12掲載 |
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