手足を横にし、足は開脚姿勢。 男は毛で覆われたスリッパが三咲の無毛のスリットの上を上下させる。 「ハァー。キモチイイデス。デ、デモ、モットツヨクシテェ。」 甘えた声を上げる三咲のその後を美子は知っていた。 「美子。私はお前を愛していた。」 「うっ、うっ。」美子は嗚咽する。 「お前が最初で最後の女だとさえ思っていた。しかし、この女を抱いた。」 今、三咲の顔に腰掛けた男がその可憐な口に大便をしている。 男の大便を三咲の口は難なく口の中央に受け、恍惚とした顔がアップになっていた。 「この時、女は服を全部脱ぎ始めた。そして言ったよ。「奥様も同じです。運営局の皆様のM。私どもは選ばれたマゾヒストです。」」 「うっ、うっ。」 泣き続ける美子の顔に強い平手が飛ぶ。 「ビシッ。」 美子の身体はソファから転げ落ちた。 「脱げ。」 よろよろと立ち上がる美子に夫が声を投げる。 美子の顔が明るくなった。（私はこの人に最後は殺される。運営局に入って頂ける。） 「はい。全部脱ぎます。どうとでもしてください。この身体・・・美子はあなたの物ですから。」 美子はまた裸になった。 もう、教会で過ごす時と同様に、家でも裸の時間が多くなるだろう。いや、これで一生服を身に着ける事はないかもしれない、とも考えた。 いつもは薄暗がりの中で優しい愛撫と美子を労わる様なＳＥＸをする夫が目の前にいる。 一夫は久しぶりに妻の身体全てを明るい照明の下で見た。 （変わらない。十数年前と同じだ。・・・中身のみが変わったのか。お前の望む事を私にはできるのか・・・。） 一夫の杞憂は必要ないことであった。 美子は長い時間かけられ、男を快楽の頂点へ導くあらゆる術を憶えさせらた女である。 その「術」が一層、一夫を激情させるだろう。 「・・・美子。お前の姿も見た。三咲のＤＶＤの最後の2,3分。確かにお前は・・・、三咲と同様にされ悦んでいた。信じたくなかった。そして、裏切られたと思った。」 美子が言い訳をしようとしたが、一夫はかまわず言葉を続ける。 「三咲が言ったよ。「どうぞ、奥様も同様に扱って下さい。」素っ裸で私を誘い、その顔に腰掛けた私に向かってな。 「どうとでもしてください。」か・・・。そうするつもりだ。・・・お前は昔と何も変わっていない。最初から望んでいたのかな。・・・女はわからない。」 一夫はタバコを咥え火を点ける。 美子はその前に行き、ちょうどヴァギナが一夫の目の前になる位置に立った。 「あなた。信じてください。今も・・・これからもあなたを愛しています。でも、・・・。」 「教会に友子と一緒に行くってことか。」 「三咲さんが何を言ったかは知りません。ご存知かもしれません。だから、私から申します。」 正座となり、美子はこれからの全てを夫に伝えようとした。 「もし、お怒りが治まらない際、そのタバコで私の乳房を焼いてください。2度、3度あればその都度。 美子はそれでも感じてしまうかもしれません。・・・あなたならば。」 一夫は哀しげに妻を見る。 映像で目の前の妻は他の男の蹂躙を受け、悦びを叫び、神父の尿を口に受けていた。そして、娘に仕える身に落ちる事も聞いている。 「もう、数日でこの家を友子と共に出ます。私は友子の奴隷・・・便器として。Ｍは目上の方に全てを捧げる者です。私はその資格を失いましたのでＭを剥奪されます。そして、特別な存在になります。教祖様の奥様の立場です。カルトなのかもしれません。でも、Ｍの女達はそれぞれに幸福です。他の信者さん達はご家庭で自由な立場なのはあなたもご存知の通り。私達は選ばれた「Ｍ」であって、信者さん全ての罪を償っている聖母であることが誇りです。友子はその頂点になります。そして、私は・・・最も下になる。」 「友子もそれを望んでいるのか。」 一夫は2本目のタバコに火を点けた。 「そうです。もう、立派なＭの代表です。全てを知って、全てを捧げようとしています。結婚を許してやって下さい。そして、私も。・・・あなたも教会に入って下さい。」 一夫はタバコを乳房に近づけた。ほんの2ｍｍほどの位置で止める。 ジリジリと熱が押し寄せる1分ほどの間に美子の呼吸が荒れ、耐え続ける事の途中で後ろに倒れた。 「ハァ。ハァ。」 美子の目は宙をさ迷っている。今日の昼ＤＶＤで見た恍惚の表情だった。 一夫の決心がつく。（・・・もう、元になんて戻りやしない。） 元の3人家族に戻れるだろうと言う淡い期待があった。 それは美子の身体・心に見事に否定された。 一夫も裸になり、美子の両足を掴む。 一度上に上げ、180度に拡げて行った。 「あ、あなた、早く入れて。」 美子が今まで夫に「女」を晒す最も大胆な方法に反応した。 （昔は恥ずかしがって抵抗した・・・。） マトモに一夫が妻の女の証明を直に見たのは、両手で足りそうな数に違いない。 それでも、男の欲求は何度か口をペニスで犯し、ヴァギナを目の前で拡げたが、後で泣かれた。 「優しくしてくれないと嫌です。」 可憐な妻はタシナメル様に必ず夫に言う。もう、遠い昔のこと・・・。 熟し、真っ赤に色を変えたヴァギナが涎を流している。一気に膨張を押し込む。 「ヒィ〜〜。」 美子は声をいつも押し殺すタイプだったが、夫の荒々しい行為は教会に入ることの同意の様に感じられ、膝を抱えられながらの確かに牡が牝を犯す激しい行動に興奮する。 |
| 2012.6.20掲載 |
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