3日後、教会で神父と友子の結婚が発表された。 付け加える様に一夫が運営局員になること、「Ｍ」の剥奪者3人、そして、新たに「Ｍ」資格者一人増も内容に含まれた。 教会内は一大行事のため動き始める。 友子は全ての職員・信者から敬愛の眼差しを受ける立場になった。 一般信者の老若男女も徳の高い地位に上がる若く美しい女の手を取り、その手の甲に失礼の無い様に口付け祝福を与えた。 一方、美子は「Ｍ」の剥奪組である。 しかし、「聖母」の母親であるため、他の2人に比べたら明らかに大切に扱われた。（年齢は得ていたが、それぞれに美しい女達）2人は普通の信者・主婦の立場に戻るため、肩の荷が下りたと言う気配さえ感じられる。 どちらが幸せなのかは当事者のみ知る処だった。 （剥奪組の15の娘たちは中学卒業後、教会職員になる予定のため、彼女ら（母親達）の気持ちはより複雑であるかもしれない・・・その内容については当然知らないが。） 「Ｍ」に新たになった女性は中学教師で今年28になる独身であった。極めて異例だが、新たに運営局員に加わった一夫の「世話係」である。 この教会には10年ほど前、入信し正に敬虔な「クリスチャン」の印象を与える女だったが、5年ほど前から裏の聖書の存在も知っていた。 ただし、友子同様に今から「調教」を受ける立場で、それは「調教」を初めてする「一夫」も同じである。 結婚式は10月の18日であった。 教会はその日の「理由付け」など気にせず、最も多くの信者が参加できる日曜日と決めた。 既に1ヶ月半に迫っている。 所謂、披露宴は盛大に信者一同を集めた中で華やかに行われる予定だった。 運営局が指揮を執り、教会事務がその段取りを決めていく。 高さ3ｍほどのデコレーションケーキなどは発注済みである。 10月1日の夜、この日は実質的に友子が神父の妻になる日であり、教会新体制についての取り決め、神父新夫妻結婚式についての最終会議が運営局で持たれる予定だった。 当然、友子は神父の新妻としての務めをそれ以前から行っていた。 公務的なものは後回しでも、「Ｍ」の顔である友子はその礼儀作法・他の信者との接し方、そして、夫となる神父の身の回りの世話は習得しておく必要がある。 最初は、友子の奴隷である美子が手取り足取り教え補佐をしたが、この夜より新婚の二人は「予定通り」となる。 「夫」との初めての夜もやはり美子がリードし、友子はその教えどおりを行った。 美子と一夫との2日間にあった事がそのまま神父により実行された。 美子は常に神父の足を舐め、身体を緩めた時はペニスも口にする。邪魔な時は足で蹴り飛ばされる。 友子ももう一方の足を口にし、母を真似る。ただ、止めさせる時は神父は友子の頭を撫でてやり知らされた。 美子と友子の交わりは神父の読書中でも目の疲れを癒す目的で床下行われ、最後の頃は友子は美子の口に大小を極自然に行えるまでになっている。 神父の小便は常に親子に均等に与えられたが、大便は常に美子が利用された。 ・・・友子はその事にジェラシーを感じ始めている。・・・ ただし、今日から美子は本来の友子のみの牝奴隷・肉便器になる。そして、友子のみが神父の身の回りの「世話」を行うことになっていた。 美子は昨夜、神父に大便を願った。 執拗に何度も、何度も。そして、深夜、神父を1時間以上顔の上に載せ、貪り、全てのものを吐き出させるかの様に舌を肛門内で蠢かせる。 友子はぼんやりとその光景を見ていたが、今日になりその意味がわかった。 美子は今日の会議以前に神父が友子の口に大便をすることを避けたい。 だから、シツコイほどねだったのだろう。神父との最後の行為が望みではなく、友子を万が一にも会議を欠席させるような事があってはならない。 友子には美子が実家での最終日、美子自身が小さな便を友子に行った。 友子は口が開けられず、唇の上に長く置いていたが、「Ｍ．友子。食べてください。」の悲痛にも聞こえる声にようやく口に入れ、何度も躊躇い、飲み干す。 それ以上は美子には出来なかった。 「Ｍ．友子。男性と女性では違います。わかっていますね。・・・でも、一度経験しました。後は私達、そして、教会で私が神父様に行うとこを見て慣れて下さい。」 美子はようやく言った。 （お母さん。大丈夫よ。・・・お母さんの娘ですもの。） 友子は美子へのジェラシーが誤解であり、美子の優しさであることを知る。 （そうよね。愛するお父さんもいらっしゃる。ありがとう、お母さん。） 運営局の会議は教会地下にある会議室が使わる事が決められている。 その用意は「Ｍ」の筆頭（友子）の指示で、3人の運営局員と神父、そして友子の「Ｍ」（美子）によってされた。 神父には今回は三咲、友子には当然、美子、そして、新局員の一夫には中学教師の祐子で、後の3人は以前から手持ちの「牝奴隷＝Ｍ」である。 ビール、ウィスキー、バーボン、ワイン等のアルコールはもちろん、和風・洋風の十分なツマミがあり、用意を1時間前に終え、それぞれのＭは広い会議机の下でスタンバイが終えていた。 何故か、机の下は例の「女をむき出し」にする器具は取り外されている。 理由は後でわかった。 つまり、運営局員以上の立場のＭが、これからはそこに入る機会がある。 当然、神父の妻の友子だった。 従って、机の下は何もない空間にされていた。 会議時間を15分前にし、運営局員3人がそれぞれ集まって来て、いつもの場所に座る。 新人の一夫が現れた時、古参の運営局員が言った。 「あぁ、こんにちは。ここでは初めてですね。席はそこです。ご夫妻の右に新しい席が設けられているようですから。」 机の下を見ると、もう「何もかも知っている」 中学教師の見上げる顔が見えた。 着席する。 同時にスラックスは脱がされ、ペニスが彼女の口に含まれた。 一夫は集まっている3人の運営局員とは、外で、或いは教会内で何度か会話もしている。 つまり、全ての人間と面識があった。 ただ、運営局員の下にいるＭは、1人に関しては想像がついたが、後の2人は顔は知っているかもしれないが憶測の範囲である。 しかし、状況は全て同じなのだろう。 会議を円滑に運ぶ様、退室を避けるため、理事局員の大小便器となり、通常は性的な刺激を与えるＭがそれぞれ配置されている。 会議時間、ちょうど1分前、神父「夫妻」が現れた。 神父は黒のスーツ、友子はシルクの白いドレスに近いが、二人ともさほど重々しい雰囲気を持つ服装ではなく、新婚旅行に出かける若夫婦のようなモノである。 神父は友子の椅子を引いてやった。軽く礼を返し座ろうとすると、美子の顔が見えた。 「美子、先ほどお口に頂きました。平気だったわ・・・うれしかったかしら。お心使いありがとう。」 会議の前には避けようと思った事は神父の意図か、生理か、行ってしまったらしい。 でも、友子は無事、やり通し、今も冷静である。美子は心の底からホッとした。 そして、無事、母親としての仕事が終え、これからは娘の奴隷として・・・時に、一夫にも使役する立場を喜び、同時に地獄に落ちる覚悟ができた。 白いドレスを持ち上げると、娘のヴァギナの上に文字が書かれていた。 「ご苦労だった。」 明らかに神父の文字である。 ヴァギナに口を付けた美子の目から涙が止まらない。（ようやく・・・本当に終わった。） 今日の議題に上がるであろう元神父の妻の「処理」後、その立場になる自分を再び肯定できた。 神父の下に三咲がいるが、2人が入って来た時、彼女の「闘争」が終わった事を思い知らされる。 彼女も目に涙を溜め、神父のペニスをもう口で愛撫している。 神父が座った後、数秒ののち一度立ち上がった3人の運営局員が再び着席した。 一夫は時間を失した感じで座ったままだった。 神父は元々、最高権力者である。 若い時期は運営局の意見を聞かなければ事が運ばない時もあったが、彼の鋭利な頭脳と人気、新たに友子と言う美しいプリンセスを得、先代の神父の権力以上を持ったと言える。 今日の正式な議題も神父以外は知らない。ただし、先代の妻の「処理」は確認事項とも言えた。 「皆さん、本日はお忙しい中、ご参集ありがとうございます。まず、本日より妻となった友子を紹介致します。」 友子は立ち上がり、一礼をし、着席する。 「神父様。おめでとうございます。」 それぞれがお祝いを言ったが、一夫が一礼のみなのは当然である。 「本日は臨時会議と言う事で、教会運営・財政などの報告は抜きとします。今後の布教活動、私どもの結婚式の催し、その後の晩餐会へ参列願う方の決定、そして、私より人事に関しての変更を議題としますので、承認頂きたい。」 最後の人事と言う言葉に運営局員が顔を見合わせた。当然、これまではないことである。 ただ、運営局員は秘匿義務などの代償として永年の権利が認められており、病気・高齢で、すなわち自らがその職から退く願いを出すことのみとされている。 「布教活動に関して。」神父が「一議題」に声を張り上げ、通常に戻した。 「基本的には今まで通りで良いでしょう。ただ、美しい聖母（マドンナ）が誕生した訳で、これは利用・・・失礼、ご活躍の場を設けても良いとは思いますが。」 運営局員の一人が言った。 他のものも異論があるはずがない。女性中心の教会。これが基本であって、積極的布教は今までもしてはいない。 それから転じることは、様々な危険が伴うし、一定の成果を上げ続けている事は事実であり、如何考えても今まで通りがベターであろう。 「そうですね。難しい問題です。ポスターなどは無理ですが、友子がマスコミに出る場を少し設けようかと思います。それも、こちらからではなく、マスコミからのアプローチに限ってとします。」 「異存無し」 3人が同時に言った。一夫はそれが議決方法と知らず、驚いてしまったが。 「それではこれからは基本的に私事ですので、飲みながら、食べながらと致しましょう。」 神父の一言で水一杯、手にしなかった運営局員達がビール・ワインなどを飲み始めた。 「それでは、まず、我々の太陽となる聖母と神父様への乾杯と致しましょうか。」 「では、ここでは最も年寄りの私が乾杯の前に一言を・・・。」 「春日さん、申し訳ありません。友子の父上、つまり、私の父にもなる宮崎 一夫殿がおります。新運営局員にも成られ当教会への貢献される機会も多いでしょう。今日は春日さん、父にお譲り下さい。」 「それは最もです。失礼致しました。では、宮崎さん。」 一夫は突然の神父の申し出に直立する。女の口からスポッとペニスが抜けるのが周りに聞こえるほどの勢いである。 女はその場所での口荒奉仕に興奮し、一心にペニスを口に頬張っていたが突然、目標を失い状況を把握しようとしたが、止めた。 その口は新たに足を目標とし、舌を使い始める。 美子同様、既に女教師はＭとしては「完成品」であった。 「まず、神父様、友子・・・（呼び捨てで良いのか、考えた。）Ｍ．友子、おめでとうございます。皆様方、先日よりお祝い頂き、本当にありがとうございます。そして、運営局に入局させて頂き、感謝しております。」 美子は夫の声を神父のペニスをさっきまで入れていたであろう娘のヴァギナに舌を這わせ、聞いていた。 （あなた、良かった。・・・私を消してくれるのはあなたよ。） 「本日、当教会においては正式に娘、友子が神父様の妻となります。披露宴は後日となりますが、私は既に諸事を神父様より申し付けられており、あまり表へは出れません。最も若輩者の私が申し訳ありませんが、この祝杯のご挨拶を司らせて頂きます。・・・若く、勇敢で、美しく、我々を導く道を示す二人に乾杯。」 「乾杯。」「乾杯。」・・・。 拍手が起こる。Ｍ達には関係ないことで、ペニス、ヴァギナへの奉仕は拍手同様、何時までも止まらない。 場が少し弛緩した。局員達はそれぞれのＭに小便を飲ませ、喉奥までペニスを押し込み、Ｍの苦しむ様を楽しんでいる。 神父が三咲に囁いた。 三咲は目を見開き一度神父を見たが、その指示に従う準備を始める。 神父は友子にも耳打ちする。それはすぐに実行された。 三咲と美子が裸の身体で、頭の位置がそこにいる局員の腰を上回らないように、つまり、這って退室する。 友子は服はどこで脱げば良いのか、考えていたが、神父が声に出して言った。 「君は私以外に肌を晒す必要はない。下で脱ぎなさい。」 三咲の代わりに友子が神父の「世話」を行う。 狭い場所で白いドレスは丸め端に置かれ、先ほどまで三咲（その前はやはり友子だったが。）が口にしていた神父のペニスを口に入れた。 その途端、神父の放尿が始まったが友子にはもう慣れてしまった事で容易に飲み干す。 「さて、皆さん。議事を始めましょう。ご飲食は自由です。」 神父の声にＭの腰をペニスで打ち抜いていた局員も一旦元の位置に戻される。その時、一夫は女教師の口にビールが促す尿を大量に注ぎ込んだ。 一夫はわずか1ヶ月の間、女教師（祐子）を毎夜（土日は終日）調教した。 祐子は映像と聖書からのみ、その知識を得ていた女で所謂、5年もの間、「オアズケ」とされている。 教会は次期の有望なものへの「Ｍ」として、待機させていた訳で、女の欲望はある意味、爆発した。 3日で友子レベル、いや、美子と同様になった。 「一夫様。一生、牝奴隷・肉便器として祐子をお使い下さい。どのような要求も受け入れます。必ず、娘を産み一緒にご奉仕できるように躾け、私の務めが終えた後は「ご処理」下さい。」 その要求は教会の聖書以上のものであるが、祐子は美子・先代の神父の妻についても詳しく知っていた。 「誰にそんな事まで聞いたんだ。」 一夫の質問にあっさり祐子は奴隷として真実を言った。 「神父様です。この3年、神父様は暇を見つけ5分程、「お話のみ」を2日に1回はして下さりました。私はずーと、待っていたのです。いつか来る今日を。それ故、美子様、先代様の運命を存じております。やがて、そうなることが私の夢となりました。夢が叶い、祐子は今、最も幸せです。私は後2週間で教師を止め、教会の職員となります。」 一夫は今日現在、祐子が教師を辞めたかどうかは知らない。 ・・・・・・・・・・ 「特別参列者の選定についてですが・・・。」 紙が回されていた。 国政レベルの政治家はいないが、地方自治体の幹部クラス・一部上場企業の会長、社長などの名前が見える。国政レベルはある意味、必要ない。それはもっと教会が巨大化した時・・・。 その方が今は様々な意味で得策である。中途半端な数の信者を持つ教会は分相応に立ち回る。睨まれては生き残れない。 そのためにはＴＶで時折見る政治家などは、目立ち過ぎで邪魔なだけである。 そして、少しずつ大きくなり、その発言が無視できないものになっていく・・・この状況が教会の望むところである。 「問題ないと思います。」「異存無し。」 神父の発言の後、理事局員の声が響く。 今度は一夫も「無し」のみは言えた。 「さて、披露宴においての料理等は教会事務がその準備を進めており問題ありません。先代については今までにお話した通りなのですが、この最初の処理は父に任せました。」 （ほぉー。）古参の運営局員が顔を見合わせた後、一夫を見た。 「かなりの心労を伴うものです。そのため、つい昨日、父と打ち合わせしまして、父の希望を１つ受け入れます。つまり、父は妻であった美子の生殺与権が希望とのことでして、私は了解致しました。」 （お母さん、願いが叶ったのね。）友子は夫にお礼を示すためその両太ももに交互にキスをした。 神父が手を伸ばして、友子の頭を撫でてやる。 「そして、皆様にはお願いできない事を頼む父を今後、運営局取締役と言う役職を設け、その立場に置きます。つまり、運営局は教会運営において、実質、トップである私が取り仕切っておりましたが、その権限中の運営局会議の招集権限のみを父にも与えます。その会議においての決議は私が居る、次回以後の会議で再決議を行い決定事項としますが、父が取り仕切る会議では私と同じ立場となります。当然、会議召集のみですので、以前通り、他の局員の方々との差異・順列は変化ありません。・・・皆様方、人一人を殺しますか。そして、その解体ができますか。」 神父は最後の言葉をワザと明るく言った。 一夫を除く、局員達は最初は複雑な顔をしていたが、神父と接触の機会を多く持つであろう一夫が局員をリードするのは当然であると考え、また、もう年齢的にも50過ぎた者たちばかりで、先代の妻を「処理」する事に直接係わるのは避けたい。 それと教会での彼らの利は神父が保障したため、2,3分ヒソヒソ話をしていた局員はやがて静まり、一斉に答える。 「異議無し。」 一夫が立ち上がり礼をする。祐子の口がまた、行き場を失ったが、すぐ着席したため、また一夫の睾丸を口に含む。 実質、この時、祐子は「Ｍ」のＮｏ．2になったのだが、彼女には関係ないことである。 「宮崎さん。ご苦労様です。・・・女の我侭を聞くのは男の役目ですからなぁ。は、は、は。」 ここでは最も長老に当たる春日と言う男の笑いにつられ、他の者も笑って、謝意さえ示す。 「では、本日の会議は終了と致します。皆様はごゆっくり。」 一夫には神父から目の合図が飛び、打ち合わせの続きを行う事が知らされる。 「服を着なさい。首輪は持っているね。」 神父の言葉は当然、友子に言ったものである。 「はい。神父様。」 「それでは、私と友子、父は打ち合わせがありますので、退席させて頂きます。」 友子は初めの白いドレスと新たに赤い首輪をしている。そのリードを「夫」に手渡す。 一夫の方は既に祐子の黒い首輪のリードを引いて、神父夫妻の準備を待っていた。 神父が出口の方に歩を進め、当然、友子が鎖と共に付いていく。他の運営局員がその光景を拍手で送った。 その拍手が止んだ頃、一夫と祐子は外に出た。 神父室で打ち合わせは行われる。 |
| 2012.8.25掲載 |
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