週末、初めての１泊旅行は、貸切露天風呂付きペンションを予約した。
　高速を飛ばして目的地へと向かう。
　しかしこの時期、意外と交通量が多い。
　それでも彼女は我慢できなくなったようで、俺の左足に右足を絡め、ズボンのチャックに手をかける。
　そして息子を取り出すと握ったり撫でたり、強弱をつけて刺激する。
「ねぇ、したくなっちゃったよ」
「もしかしてもう濡れてるのか？」
「うん」
「もうすぐつくから・・・」
　と言っている矢先にそれを口に咥えた。
「お、おいって・・・」
　料金所もETCなのをいいことにひたすらしゃぶり続ける。
　でもきっとトラックやバスからは見られていたと思う。
　何とか堪えてペンションに着き、下半身を整えて部屋に案内されるとそのまま彼女を押し倒しキスをする。
　しばらくキスを続けた後、頬から顎を軽く舐めそのまま首筋へ舌を這わし、右手で胸をまさぐりながら合わせて左手でブラをはずす。
　ブラの上からで十分分るほど膨らんだ乳首は自由になってますますその体積を増していた。
　そして舌を首から鎖骨、胸へと移動。
　でも乳首は舐めない。
　胸のふくらみに沿って円を描くように舐める。
　彼女は舐めて欲しいかのように胸を突き出す。
　でも言葉にはしない。
　そこで舌先ではじくようにその先端を舐めると、彼女の体がビクッとする。
　それからは右手で彼女の乳房を揉みしだき、時々乳首をつまみながら反対の乳首を咥え、舐め、弾く。
　彼女は我慢できなくなり声を漏らす。
　彼女の喘ぎが激しくなってきたところで下半身を脱がせにかかる。
　するとそこは既に大洪水。
　下着に大きなシミがあり、脱がせるときには糸を引く。
　そこから更に下半身攻撃で潤んだ蜜を掬い取るとクリへ塗りつけ中指の先端で刺激を与えながら時折人差し指と薬指で挟みつける。
　それだけでもうクチュクチュと下から蜜が溢れて音を立てる。
　クリは舌に任せて中指を蜜壷の中へ。
　ここでもすぐには攻めず、指は中でゆっくりと曲げたり伸ばしたりしてみる。
　しかしもう何をしても音は止まない。
　彼女の顔から肌全体が紅潮したころ、俺の分身をあてがい、その先端を入り口で上下に擦り蜜を十分掬った後いよいよ挿入。
　最近はゴムをつけない。
　先端がぬるりと第一関門をくぐった所で一旦動きを止める。
　まとわりつく襞の感触をカリでしっかりと感じ取りながら我慢する。
　彼女が腰を浮かし更に奥へと挿入を促す。
　俺はじらすように一回カリの部分が出てしまうくらい腰を引く。
「あーん」
　彼女から催促の声。
　今度こそゆっくりと、奥まで挿入。
　蜜壷の中の襞の一枚一枚までゆっくりと味わうように確かめながら置くへ進む。
　入り口がキュッと締まる。
「うっ」
　思わず声が出てしまう。
　更に奥へ進むとまた襞は少し滑らかになり、しかし柔らかく締め付ける部分がある。
　亀頭をゆっくり締め上げられながら入り口がまたきつく締まる。
　そこでピストン運動をはじめゆっくり、徐々に早くしていく。
　あわせて彼女の肩の下から救い上げるように両手を入れてしっかり抱きしめ胸を合わせる。
　先ほどまでと変わらずその両乳首は硬くしこったまま俺の胸を刺激する。
　キスをする。
　舌を差し込み唇の裏から歯茎を舐め上げる。
　彼女はもう呼吸困難だ。
　一旦唇を離し耳を舐め、耳の下から顎先へ向けて首筋を舐める。
　この時はもう唾液だらけに舐めてやる。
　もう一息というところで彼女の上体を起こし座位から騎上位へと挿入したまま移る。
　彼女はピストンよりGスポットへの刺激が好きなようでクリトリスを押し付けながら息子の角度が少しずつ変わるような動きをする。
　息子を伝って蜜が流れ出てくるのが分る。
　もうそこはローションでもつけたかのようなヌルヌルな液体でいっぱいだ。
　彼女の動きが激しくなり、そのまま俺の上体へ伏せる。
　俺はもう一度正常位でフィニッシュへ向かう。
　最後は彼女の足を閉じさせてヒクつく蜜壷をハイスピード且つロングストロークで攻め立てる。
　ついにその時が来たとき一瞬の差で息子を抜き、彼女のおなかへぶちまける。
　いきなりの１回戦だった。