一戦交えた後、ペンションのオーナーのところへ行き露天風呂があいているか確認しに行った。
　ここの露天風呂は混浴貸切で、もうすることはただひとつ。
　部屋で入浴の準備を済ませるといざ露天風呂へ。
　紅葉で彩られた木々に囲まれた露天風呂は、温泉特有の硫黄の臭いが漂っていた。
　二人は洗い場でお互いを洗い始める。
　まずは彼女の後ろに回り、泡立てた石鹸で首筋から胸にかけてやさしく撫でるように洗っていく。
　胸は念入りにしたから救い上げるように、そして円を描くように洗う。
　５本の指が乳首に連続攻撃を加えると、たちまち硬く膨張し、心地よい抵抗感を指に返してくる。
　乳房を絞るように揉みこみながら洗っていく。
　乳房自体もやや張りが出て気て揉みこむ指を押し返してくる。
　彼女の首筋は既に紅潮している。
　腰がくねる。
　その手を脇からおへその辺りまでほとんど力を入れずに石鹸のついた手で何度か往復させる。
　更に石鹸を加えて下半身へ。
　ヘアーをよく泡立てたあと先程までぐっしょりと濡らしていたそこを、足の付け根からなであげる。
　もう洗うという言葉は当てはまらない。
　どう見ても愛撫だ。
　そしてそこはまたしても大量の蜜を蓄え石鹸の泡と彼女の出す泡でいっぱいだ。
　彼女のくねる腰に俺の勃起した息子を押し付け、そのまま尻の割れ目にはさみつける。
　彼女は更に腰をくねらせるので、ある意味素股状態だ。
　そこにも石鹸を加えよりすべりをよくすると、ますます俺の息子は元気になって体積を増す。
　俺はいったん腰を引き、息子の角度を変えて、今度は蜜壷をさおの部分で愛撫するようにこすり付ける。
再び乳房への愛撫を開始する。
　もう体中泡まみれになった二人はからだ全体をこすり合わせながら立っていられなくなった。
　彼女を洗い場の横にある岩に手をつかせるとそのまま挿入。
　入れた瞬間に中の襞が奥へ誘い込むようにうごめく。
　いつものように入り口付近がきゅっと締め付けが強くなったところでストロークを開始する。
　柵があるとはいえ、はじめて外でするセックスは二人をいつも以上に興奮させた。
　すぐに彼女の蜜壷の奥のほうがゆっくりと締め付けを増しはじめた。
「もういっちゃうの？」
「だってきもちいいんだもん。」
「もしかしたら誰か覗いてるかもしれないよ」
「えっ、あん、いやだぁ」
　といいつつも膣はその言葉とほぼ同時にぎゅうっと収縮して彼女はへたり込んでしまった。
　とりあえず泡を流してあげて
「温泉につかろう」
　と石と岩でできた浴槽に体を沈める。
　こうして2回戦が終わった。

　浴槽に浸かったものの、まだ射精していない俺の息子はまだまだ元気だ。
　まだ息遣いも荒い彼女を近くに引き寄せると後ろから抱きかかえるようにしてキスをする。
　今回はいきなり舌を挿入し、唾液が二人の口の中を行き交う。
　時に舌を絡め、時に相手の口の中へ、時に相手の舌を吸い、時に歯茎から唇の裏側まで舐め回す。
　また後ろから胸を手のひらで包み込むように揉みこむ。
「あ、あーん・・・」
「さっきいったばかりなのにもう感じてるのか?」
「何回だって気持ちいいものは気持ちいいんだもん」
「じゃぁこれはどうだ」
　俺はちょっと不器用な左手を使って彼女の蜜壷を愛撫する。
「あーん、またしたくなっちゃうよぅ」
「温泉のお湯がなんだかトロっとしてるぞ？」
「しらない」
「こんな汚して、次の人が何て思うか」
「さっき中出ししたでしょっ」
「俺の精子が出てきちゃったのか?」
「んーっ！」
　もうそこだけは何だか分らないくらいぬめついていたが、確かに湯の中でヌメリからベトつきにかわるのは俺の精子のようだ。
　すると彼女は黙って向き直り、潜望鏡をはじめた。
　カリの部分から竿まで舐め尽し、袋を優しく手のひらと指を使って愛撫する。
　玉のひとつを袋の上から口に含み、舐め、転がし、吸われる。
　その間竿は彼女の左手でしごかれ、もうパンパンに膨張している。
　今度はそれをパクリと咥え、ディープスロートをしてくれる。
　俺はもうがまんできなくなった。
「そのままこっち向きになってここに座れよ」
　いわゆる対面座位だ。
　しかし浴槽の中。
　カリの先端がさっきまでたっぷり蜜を溢れさせていたところにあてがう。
　彼女が腰を落としてきたところで少し角度を傾ける。
「あんっ、入らないよ、動かないで」
　うまく入らず、カリの先端がクリトリスを刺激したのだ。
　俺は知らんぷりをして腰を少し浮かせ前後し、そのまま竿の部分でクリトリスを刺激する。
「あーん、もう意地悪しないで」
　俺もかなり気持ちよくなってきた。
「じゃ、挿れるよ」
「んーっ！」
　そこは再び濡れてきたとはいえ浴槽の中。
　カリの先端のえらの部分が最も抵抗を受けて押し返されそうおになるのを堪えて、入り口の締め付けのリングを通過するといつもの滑らかさとは違った、感触がある。
　膣ヒダのひとつひとつが挿入に抵抗するかのような動きで強く息子を刺激する。
　それだけで俺はいきそうになる。
　そこを我慢しながらぐっと腰を突き上げ奥までの挿入を促す。
　何より気持ちいいのが引くときだ。
　ざわめく膣のヒダが吸盤のように吸い付く。
　凄い快感だ。
　俺は汗だくになりながら激しくピストン運動をはじめる。
　そして熱さに我慢できなくなり、駅弁で彼女を抱えたまま浴槽からあがると、浴槽の端にある腰掛にちょうどいい岩に座り直し、ゆっくりと、大きなストロークへとリズムを変える。
　するともはやあふれ出した蜜は湯に流されること無くおれの息子を伝うほどになっている。
　蜜壷の中も先程までの吸盤で吸い付くような感覚から徐々にヌメついたヒダが膣の奥へ息子を飲み込もうとするかのような動きになっている。
　右手で乳房を強く揉みしだきながら再びキスで彼女の口を塞ぐが、もう鼻では息が出来ないほど息が荒い。
　俺も限界が迫っていた。
「いくぞ！」
「いって！」
　俺は再びストロークを早くしてフィニッシュに向かう。
「出すぞ」
「あん、んーっ」
　彼女が先にいってしまったようだ。
　膣の収縮が小刻みになり、その感触を楽しみながら射精する。
　彼女の膣の締め付けが弛緩していく。
　落ち着いたところで彼女の膣の中を洗うと部屋に戻った。