１.旅立ち・・・


「もう、決めたんだ。だから、先生、何を言っても無駄だよ」
「そう・・・それじゃあ、仕方ないわね〜でも、何かあったら相談してね」
　進路指導室で机を挟んで『日高 翔』と担任の『奥山 佳那』が懇談していた。
　翔は高校を卒業した後、しばらく放浪の旅に出たいと言うのだ。
　若い担任の女教師の奥山は、何度か大学への道を勧めたが、翔の決心は固かった。
「先生なら分かってくれると信じてる。年齢も５歳しか違わないから、頭の古い齢だけとった先生たちと違って、理解してくれると思ってるよ」
「何度かこうして話しを聞いてきたけど、翔君の熱い想いだけは分かるけど・・・」
「それで充分だよ、先生。とにかく、18歳のこの時期に、将来を決定する決断をしたくないんだ。僕には、それを選択して決断できるだけの器がまだないよ。２年ぐらい全国を廻り、いろんな人から生きた勉強を学びたいんだ」
「もう、何も言わないわ〜だけど、わたしが導けなかったのも事実ね」
「別に先生の責任じゃないよ。先生は本当に親身になって相談にのってくれた。友達のように・・・お姉さんのように・・・、僕は孤児だったから、先生の存在は、かけがえのない肉親のように思ってる。彼女だったら、良かったけど・・・」
「何言ってるの！翔は頭もいいし、スポーツマンだし、女子高生の憧れの的よ。どんな人にも別け隔てなく接して、思いやりのある素敵な男性よ！」
　窓の外はすっかり夜の帳に包まれ、満天の星は宝石を散りばめたように煌いていた。校内にはもう誰も残ってる者もなく、この部屋だけに灯りが点っていた。
「すっかり遅くなっちゃったわね。後は、卒業式だけね・・・」
「僕に心残りがあるとするなら、それは、先生、あなたのことだけ・・・」
「なぁに？心残りって・・・」
「分かってるんでしょ、先生。僕がどんな女の子とも付き合わなかった理由・・・」
「わたしに・・・何を言わせたいの？優しい翔君には、似合わないわよ」
「僕を心置きなく旅立たせて欲しいんだ！それを出来るのは・・・先生しかいない！」
「・・・・・・・・・」
　佳那は静かに席を立って灯りを消し、翔の目の前で衣服を脱ぎ始めた・・・。

　窓から射し込む月の光りで佳那の全裸が浮かび上がる。
「先生・・・・・・」
　翔も立ち上がって学生服を脱ぎ裸になった。
　ふたりは単に衣服を脱いだということではなく、大きな壁を越える脱皮に等しかった。
「先生・・・きれいです。必ず、真の男になって帰ってきます」
「翔・・・今のわたしは、先生じゃないわ。佳那というひとりの女よ」
　寒い教室で隙間のないくらいに抱き合い、口唇を強く吸いあい熱い口づけをした。
　佳那の昂って固くなった乳首を口の中で舐めながら、豊満な乳房を揉み顔を埋めた。
「先生・・・いや、佳那の乳房がここにあるなんて・・・愛していいですか？」
「翔の好きなようにして・・・わたしも愛してあげたい・・・」
　翔の舌は佳那の乳房から淡く薄い毛に移り、翔は膝をついて佳那のお尻を抱えた。
「佳那のココ・・・ほとんど生えてなくてきれいだ・・・ワレメが前の方にあるよ」
「いや、言わないで・・・翔は女の人のを見るのは・・初めてなの？」
「決まってるでしょ、初めての女性は・・・佳那しかいないって決めてたんだから・・・」
「そう・・・嬉しいわ〜」
「佳那のお尻もカッコいいんだ〜触ると僕の手が気持ちいいよ」
「あぁ〜〜はぁう、っ・・・」
「あぁ、濡れてる・・・僕を迎えるために蜜が溢れてるんだ〜」
　翔は佳那の両脚の間に入り、顔を上に向け上付きのふっくらとしたワレメを舐めた。
「あぁぁ・・・いぃ〜わぁ〜〜翔・・・あなたのものよ〜そこは・・・・・・」
「佳那、冷たいけど、そこの長机の上に寝て欲しいんだ。その方が愛しやすいから」
　佳那は黙って頷き長机の上に仰向けになった。
　翔は佳那の引き締まった両脚を上に押し上げ、月明かりで佳那の濡れたワレメを見た。
「きれいだぁ〜・・・佳那のオ××コって、ふっくらして・・・ツルッとして・・・」
「あぁあああ、もぉ〜翔ってエッチだったんだ〜」
「そうだよ、佳那とふたりの時はエッチになるんだ。もっと、よく見たい・・・」
　翔はワレメの両側のふっくらした肉を押し開き、蜜で溢れた佳那をじっくり見ていた。
「本当にきれいだ・・・肌の色と変わらない薄いピンク色で、お尻の穴まで同じだ・・・」
「あぁ〜もう、舐めてぇ〜翔・・・お願い〜」
「本当は友達の家でインターネットやってて、女の人のオ××コのアップを見たんだ。どれもグロテスクで・・・佳那も、こんななのかなぁ〜って思ってたんだ。だから・・・やっぱり、佳那は特別なんだ〜最高のオ××コ、僕だけの・・・」
「そうよ〜翔だけのオ××コよ〜だから・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・」
　佳那は翔に見られながら弄くられ、どうにも疼いて仕方がない状態だった。
　翔は押し広げたワレメに口を押し付け、中の隅々まで丁寧に舐め回した。
「あぁぁあああ・・・いっ、いぃ〜〜、あぅ・・・はぅ・・・あふぅ〜あぁ〜〜〜」
　翔の舌の先が少し固い豆粒大の突起物に当たった。
「あっ・・・ぁぁあっ、うっ・・・そ、こ、は、優しく・・・してぇ〜」
（これが、クリトリスか・・・過敏なとこだよな）
　指先で優しく豆の根元を揉みながら舌先で軽く擦るように舐めると、佳那の口から喘ぎ声が間断なく続いた。
「あぅ・・ぅぅん〜ぁ、ぁぁあ〜ん・・・はぅ、はぁぁっ・・・ぅっ、ぁぁああああ〜〜〜」
（すごい・・・これが、オンナなんだ・・・）
　翔は指をヌルッとした壷の中に入れ、中の構造を調べるように弄った。
（うわぁ〜温かいんだ〜あっ、なんだ？襞みたいなものが・・・指に・・・・・・）
　口唇を太股の内側に移し舌と口唇で擦った。
（いい感触だ・・・滑らかな肌がしっとりして・・・）
　また、口唇を元に戻しクリトリスを舐めながら、指で中の壁を擦り続けた。
「あぅぁぁあああああ〜〜〜っ、ぁああっ、い、いぃ〜、はぅ、っ、イキそぉ〜〜」
（イク・・・って、どうなるんだろ？）
　翔は佳那が別の世界にいるように思えた。
「あっ、あっ・・・はぁうっ、あぁ〜、・・・イッ・・イッ〜ッくぅうううう〜〜〜」
（あぁぁあっ、指が締め付けられるぅ〜、ピクピクしてる・・・す、すっご〜い・・・）
　翔は蜜の滴りで濡れている佳那のお尻の穴を舐めてみた。
　萎んだ蕾みを擽るように舌先で何度も繰り返した。
「あっあああっ、っ、ぅわっ・・あっ、あっ・・何？・・・あっ、イッィ〜イッくぅうう〜」
　今度はお尻の穴が小刻みに早く痙攣するように収縮を繰り返していた。
（すごい・・・オンナの身体って、複雑で神秘的で・・・佳那が特別なのかな？）
「はぁ〜はぁ〜はぁ・・・ふぅう〜〜翔って上手ね〜続けて前も後ろもイカされたわ〜」
「そんな・・・ただ、佳那に感じてもらいたくて・・・一生懸命に・・・・・・」
「ありがとう・・・ここに来て、わたしを跨いで・・・・・」
　翔は言われたとおりに上がり佳那を跨ぐと、佳那は上体を起こし翔にキスをした。
　それからすぐに、もうカチカチに堅くなった翔の肉棒を握り、口に咥えた。
「あっ、うっ・・・、あぁ〜ぁ・・・はぁ〜っ・・・、あぅ、あぅ、ぅぅっ・・・・・・」
「翔のオチ××ン・・・大きくて太いわ〜あぁ・・・美味しい・・・」
　チュウゥ〜ッ・・・チュバ、チュバ・・・・・・
　佳那のフェラは巧みで的確に敏感な箇所を責めていた。
「佳那・・・ああぁっ、イキそう・・・もう、我慢、で、き、な、い・・・あぁ〜〜っ！」
「いいわ〜イッてぇ〜・・・わたしの口の中に出して、いいわ〜」
「ぅっ、ぅうううっ、ぁっ、ぅっ・・・、っ・・・ィッ・・くぅうう〜〜あっ、あぁ〜〜〜」
　ドクッ・・・ドクドクドク、ドック・・・ッ・・・・・・・
　溜まりに溜まっていた精液が、尿道に痺れるような快感を与えながら吐き出された。
「あぁ〜・・・あぁ〜・・・はぁ〜ぁ・・・」
「・・・・・・っあぁ〜、はぁ〜美味しかったわ、翔の愛をいっぱい飲み込んだわ・・・」
「ありがとう、佳那・・・飲んでくれるなんて・・・」
「当たり前でしょ！好きな男の精液だもの・・・何でもしてあげるわ〜翔だって、わたしのお尻の穴まで舐めてくれたでしょ、同じよ」
「佳那のだったら・・・オシッコでも飲めるよ、僕も・・・」
「分かったわ・・・・・・それより、すごいわね〜もう、大きくなってきてるわ〜」
　そう言うと、佳那はまた口の中に咥えこんで舐め回した。
「ほら、もう、カチカチよ。さぁ、下りて・・・そして、入れて・・・」
　翔は長机の端まで佳那のお尻を引き寄せ、両脚を上に伸ばして抱え、肉棒を挿入した。
「あっ、ぁ、ぁぁああああっ、っあぁうっぅぅうっ、・・・はぁ〜〜〜ぁ」
（何だ・・・すごい、気持ちいい・・・）
　肉棒に絡みつくようなヌメリを感じたが、翔は構わずに腰を何度も繰り出した。
「うっわぁあ〜〜裂けそう〜・・・壊れるぅ〜あぁ・・・いぃ、いぃわ〜〜〜」
「締まるぅ〜っ・・・あぁっ・・・あぅ・・・はっうぅ・・・・・・」
「もう、もぉ〜だ、め、っ・・・イッ、イッ、くぅ〜うっ、うううううぅぅっ、ああっ」
「僕も・・・イクッ・・・あっ・・あつっ・・ぅおっ・・・・・はぁあ〜〜」
　佳那の身体が浮き上がり、全身を震わせて静かに落ちた。
　翔は佳那に寄り添い、柔らかな身体を抱きしめ、愛しい口唇にキスをした。
「ありがとう・・・何も知らない僕を思い遣ってくれて・・・これで、旅立てる・・・・」