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７.基地の町
南国の夏の風・・・真南風(まはえ)を感じながら、沖縄の心地良い夏を味わっていた。
沙希が自分に対して望んでいることは、実践心理学とでも言うべきものだろうか・・・？
それとも、現実的なカウンセラーなんだろうか・・・？
時折り、脳裏をよぎる沙希の言葉が、味わいを深くすることを邪魔していた。
（まいったなぁ・・・こうしていても、どうにもならないのは分かってるんだが・・・）
目の前の風景は、欧米人並みに発育した日本の若い女性の水着姿ばかりで、澄んだ蒼い海を背景に様々なタイプの品評会のようだった。
水着の布が小さい為か、やたらと乳房が露出してたり、お尻の肉がはみ出たりして、いっそのこと、オールヌードになってしまえばいいと翔は思っていた。
（誰か身体の良さそうな女を誘って、気晴らしでもするかな・・・）
そう思って物色してると、なかなかフリーないい女はいないものだ。
今まで旅の中で関係した女たちとは、何かしらの理由から交わり、それぞれに何かを、感じさせてきたように思っていた。
勿論、身体の快感ではなく、彼女たちのためになってきたという自負心もあった。
だが、今は、沙希の言葉に悩んでいる翔には、そこまでの余裕は無かった。
（おっ！あの白い水着の女・・・いいねぇ〜ヒップアップしてて余分な肉がなさそう・・・前はどうなんだろう・・・？ヘソから胸の谷間まで浅い溝が出来て・・・締まってるぅ〜胸は・・・鳩胸じゃなく、鎖骨が浮き出てるのがいいねぇ・・・よし、決めた！）
翔は、標的を定め、作戦も考えずに近づいていった。
白い水着の女は、ひとり少し離れた場所で海に入った。
翔も悟られないように海に入り、潜って彼女の方に近寄っていった。
（おぉ〜見えてきた・・・もう、足が届かないところまで来てるけど、大丈夫かな？）
翔は彼女の真下まで行くと、タイミングを計って水着を腰で留めてる紐を引いて外した。
両サイドを一度に外したので、下半身が一気に露わになった。
翔は外した水着を手に彼女から少し離れた。
「うわぁっ・・・水着が・・・だれ・・・か〜・・・」
彼女は、咄嗟に助けを呼ぼうとしたが、下半身が露わで水着が不明なので躊躇って、足が届くとこまで戻った。
周囲を見渡し、水着を探している様子だった。
翔は気づかれないように彼女の背後に回り、背中から抱きつくようにして掴まえた。
「キャッ・・・！何？誰なの？」
「あまり大声を出すと、みんなが寄ってきちゃいますよ〜いいんですか？」
「・・・・・・・・・」
女は困惑した表情で翔の方に顔だけ向けた。
「水着・・・僕が拾いましたよ」
「えっ？あっ、そうだったの！すみません・・・ありがとうございます。なぜか、急に、外れちゃったみたいで・・・困ってたんです〜」
「土地の人？なんとなく、沖縄の女性みたいだけど・・・エキゾチックで・・・」
「えぇ、そうですが・・・あなたは？」
「僕は旅の者ですよ、それにしても、素敵なスタイルですね〜さっきから困ってますよ、お尻もアソコも丸見えだから、僕の下半身が興奮しちゃって・・・ほらっ〜」
翔は女の手をとり、自分の股間に導いて、昂った肉棒を触らせた。
「イヤッ・・・ヤメテください・・・お願いですから、わたしの水着を返してください」
「そんな冷たいことを・・・いいんですよ、このまま拾った水着を浜に持っていっても・・・あなたのモノだという証拠は無いのですから・・・、落し物として届けましょうか？」
「そんなことされたら・・・夜まで動けないじゃないですか」
「知りませんよ〜僕は善意の第三者ですから・・・」
そう言って翔は、片手で女のお尻を撫で、もう一方を前に廻し女の茂みの下に入れた。
「あぁっ！ヤメテ・・・」
翔は前に回した指を曲げワレメの中に挿入した。
「ヤメテって言いながら濡れてるのは、どう言う訳かな〜？」
「イ、イヤッ・・・潮水で濡れてるだけよ！」
「そう？じゃあ、見てみようかな〜？」
翔は女の前に廻って潜り、太股の間に無理矢理割って入り、ワレメを舐め指でなぞった。
女は一生懸命になって太股を閉じようともがいた。
「ふぅ〜苦しいなぁ〜・・・ところで、君のアソコの毛・・・金髪なのは染めてるの？」
女は無言で涙を流していた。
「何だよ〜泣いてるのかい？・・・そんなに拒絶されちゃ、ヤル気も無くなるよ〜・・・分かったよ、水着は返すから、泣くなよ〜その代わり、ちょっと付き合って・・・」
「・・・・・・」
女はヒクヒクしながら頷き、手渡された水着を穿き、翔に支えられて浜にあがった。
「ほら、もう泣くなよ〜みんなが変な目で見るだろ」
「変な目で見られるのは、慣れてるもん〜」
「何だ？そりゃ・・・とにかく、僕と一緒に来いよ」
翔は女を抱きかかえるようにして、ホテルの自分の部屋まで連れていった。
「ほら、身体を拭いて着替えろよ！大丈夫、何もしやしないから・・・」
女は持ってきたバッグを抱え、洗面所に行って着替えた。
「僕は、日高 翔、君は？」
「わたし・・・豊見城 麻理亜」
「マリア・・・？髪の毛は黒く見えるけど・・・そうか、髪の方を染めているのか〜」
「・・・・・・・・・」
「と、言うことは・・・混血、ハーフ？」
「そう・・・マリア ヘミングが、アメリカの名前・・・豊見城はお母さんの苗字・・・」
「なんで、髪の毛を染めるんだい？今時、ハーフは珍しくもないし、かえって、若い子には受けてるんじゃない〜？」
「あなたのような本土の人には分からないことが、ここじゃ、たくさんあるのよ〜」
「ふぅ〜ん・・・良かったら、僕にも分かるように説明してくれないかな？だって、顔は彫りが深くて外国の女優のような感じだし、身体だって日本人離れして、ケチのつけようがないように思えるけど・・・」
「・・・・・・、わたし、本島の中央部で生まれ、そこに住んでるの。父は基地の兵隊で、母は沖縄の人間。わたしは、小さい頃から『基地の子』って呼ばれて虐められたわ！」
「どうして〜？昔ならともかく、今の時代は関係ないだろ？今でも・・・ってのが？」
「母は父との関係で、基地の中で商売して、昔から土地の人たちとは違ってたの・・・みんなが基地の反対運動しても、わたしたち母娘は村八分・・・当然よね〜みんなが苦労している時でも、母は基地の中で商売繁盛で裕福に暮らしてたの・・・今でも、それは同じよ・・・あの町は、陸・空・海軍の全ての基地があるのよ。だから、そのおかげで潤って生活できるわたしたちは、町の人間扱いされないの〜」
「そんなこともあるんだ・・・それで君は、こっちまで遊びに来てるんだ〜」
「小さい頃から、髪は金髪、顔も日本人離れしてる、だから、近所の男の子たちや大人に、いつも虐められ・・・中学生の頃、身体の発育が良かったので、大人たちに悪戯されて・・・だから、今日みたいなことがあると・・・怖くて、怖くて・・・男なんて大キライ!！」
「それで、今はどうしてるんだい？」
「18になって学校も卒業して働こうと思ったら、どこも採用してくれない・・・基地の子は、基地で働け〜って、みんなに言われて・・・もう、どうしようもないわ・・・」
「ふぅ〜ん・・・そうかぁ〜、君は日本人として働きたいんだね？」
「だって、わたしは日本人よ！日本で生まれて日本で育って・・・そうでしょ！？」
「そうだね・・・・・・よし、わかった！僕が何とか考えてあげるよ〜任せてくれる？」
「本当に？信じていいのね？」
「あぁ、その代わり、その町に案内してくれないかな〜？イヤだとは思うけど・・・」
「分かったわ、わたし、町はキライじゃないの！だって、故郷なんだもん〜ただ、中学から高校まで、わたしに悪戯した人たちは、キライよ！」
「そんなに悪戯されたの？・・・どんなことされたのか分からないけど、これからは、僕が守ってあげるから・・・安心して〜」
「ホント？本当なの〜？どうして、こんなわたしのこと・・・見ず知らずの女のことを・・・あなたは真剣に考えてくれるの？・・・わたしの身体が欲しいの？もしかして・・・・・・、身体だけ奪って悪戯したら、後は知らない〜って・・・そうなの？」
「可哀想なマリア・・・よほどの思いをしてきたんだな、そんな風に思うなんて・・・」
「ご、ごめんなさい！許して〜わたし・・わたし・・・今まで、そんな風に親切にされたこと、一回もなかったから・・・つい、疑う習慣がついちゃって、お願い・・・嫌わないで〜」
「大丈夫だよ・・・怒ってないから〜僕のほうこそ、海でのこと・・・ゴメンね！」
翔は沙希の言葉の真意が、少しだけ見えてきたような気がしていた。
『真南風(まはえ)』と呼ばれる南風の中、翔は沖縄本島の中央部の町に向かった。
マリアの生まれ育った基地の町・・・翔は、マリアを真に生かしてあげたいと思っていた。
朝鮮戦争を契機として設営された基地のあるこの町は、海も陸も基地で占められていた。
「ここよ・・・ここが、基地の町・・・そして、わたしが生まれて育った町・・・」
翔は愕然としていた。
（ここは・・・日本、なのか？）
町は米軍の基地色で彩られ、米兵の姿がかしこに見られた。
『おい！マリア〜どこから、男を咥え込んで来たんだ〜？どうせなら、オレのモノを、咥えてくれよ〜母親と同じで男を悦ばせるのが、得意なんだろ〜ハハハハ〜〜』
「うるさ〜い！バカヤロ〜！だれがオマエの腐ったチ××コなんか咥えるんだよ〜」
『好きなくせに、無理すんなよ〜みんなで、またマワシてやるぞ〜』
「チクショウ〜〜〜！！アッチに行ってろ〜」
マリアは傍に転がっていた石を拾い、男に投げつけた。
男は笑いながら車を走らせていなくなった。
「また・・・って、マリア、あいつらにマワされたのか？」
「事故よ、事故・・・、みんな知らん振りして・・・、別に珍しくもないよ〜」
翔はマリアの辛い毎日を垣間見たような気がしていた。
「マリア・・・ゴメン、来るべきじゃなかったよ・・・」
「そんなことないよ〜翔・・・さん」
「翔でいいよ〜」
「見てほしんだ〜知ってほしいんだ・・・同じ日本人として・・・ここは、何処なのか？」
マリアは、それからも行く先々で罵声や冷やかしを浴びせられていた。
翔は母親が経営している基地内のショップや基地の設備なども見せてもらった。
全く実情を知らなかった翔には、大いなるカルチャーショックだった。
「ありがとう〜マリア・・・ここじゃあ、泳ぐところもないのかな？海も基地だし・・・」
「うぅ〜ん、あるよ、秘密の場所が・・・岩場だけど、誰も来ない洞のようなところが・・・」
「へぇ〜そこで泳いだことあるんだ？」
「うん・・・小さい頃から、虐められるとそこに行って、泳いで・・・疲れるまで・・泳いだの」
「なぁ〜そこで泳ごうよ！一緒に〜」
「うん、いいよ、翔なら・・・教えてあげるわ！」
ふたりで、町外れの入り組んだ海岸線の下まで行き着いた。
マリアの秘密のプライベートビーチ・・・
崖下の洞の中は沖からしか見えず、確かに誰かに見つかる心配はないところだった。
「マリア・・・僕と一緒に東京に行かないか？もうじき、東京に帰るから・・・」
「東京に行けば、わたしの生きる場所があるの？・・・だったら、行きたいけど・・・」
「うん、今晩、東京の知人に電話して、君のことを頼んでみる。結果は分からないけど、僕は君の素晴らしさが生きる場を作ってあげたい・・・そして、さっきのような男たちを見返してやりたい！」
「翔・・・・・・、翔って、本当にわたしのこと考えてくれてるんだね〜」
「まだ、疑ってるの？まいったなぁ〜〜でも、こうして一緒に居て、自信を持ったんだ！君は必ず東京で成功する！君が君であれば・・・いや、君らしく生きればいい場所を・・・そうすれば、その君の素晴らしい全てが生かされるよ・・・」
「どこが・・・そんなに素晴らしい、のか？わたしには、そうは思えないけど・・・」
「もっと、自分の本当の姿・・・自分自身に自信を持って生きなきゃダメだよ〜」
「えぇ〜っ・・・そんなの無理だわ・・・わたし、翔は別だけど・・・大人が怖いし〜・・・・・・」
「・・・・とにかく泳ごうよ！それから考えよ〜」
ふたりは洞の中だけで、大きな声を出してふざけたり潜ったりして時間を過ごした。
「あぁ〜ぁ・・・疲れた〜〜」
「ここじゃあ、裸で泳いでも大丈夫だね〜」
「そうね・・・わたしは泣きながら、よく裸で泳いだけど・・・」
「じゃあ、今日は笑いながら裸で泳げば〜？もうマリアに泣いてほしくないから・・・」
「翔〜・・・・・・」
マリアは自分で水着を脱いで、見事なプロポーションの肢体を晒して海に入った。
「ねぇ〜翔も来てよぉ〜一緒に楽しく泳ごうよ〜」
翔は海水パンツを脱ぎ、マリアのほうに飛び込んだ。
「キャァ〜もう〜翔ったら〜〜わざとだなぁ〜フフッ・・・」
「可愛い笑顔・・・初めて見たよ！マリアの可愛い笑顔。本当に可愛いね！」
「そんなお世辞言っても、何も出ませんよ〜だ！」
「お世辞じゃないよ〜美人というだけじゃ詰まらないけど・・その可愛らしさは最高だ〜」
「・・・翔って、ホントにいい人なのね〜わたし、好きになっちゃいそ〜」
「いいよ！マリア〜僕を好きになっても・・・そしたらマリアは、もっと素敵になるかな」
「でも・・・わたし・・・やっぱり、怖いよ〜だって、翔も、あの男たちと同じ男でしょ？」
身体は海の中のまま岩に腰掛けて、アリアは不安そうな表情を浮かべた。
「マリア・・・僕らは今、ふたりとも裸なんだよ。僕の裸、怖いかい？」
翔は岩の上に立ってマリアに全裸を晒した。
「うぅ〜ん・・・翔は・・・変なこと、しない？わたしに、悪戯しない？」
「マリア・・・君は悪戯ばかりされて、本当のセックスを知らないんだね？ セックスは悪戯じゃないんだよ、好きな男と女が愛する気持ちを伝え合うもので、心も身体も気持ちのいいものなんだ・・・」
マリアも岩の上に立って翔と向かい合った。
「君のお母さんと基地のアメリカのお父さんも、愛し合ってセックスをして、その結晶として、君が生まれたんだ・・・僕のコレが君のソコに入ってひとつになる！ そしてお互いの気持ちを、そのつながったところを通して交換し確かめ合うんだ」
「愛するひとを気持ちよくしてあげたいから、そのひとのモノを咥えたり舐めたりする。僕もマリアのソコを舐めて気持ちよくしてあげたいと思うよ〜それが自然なんだよ〜」
「でも・・・３人の男に一度にヤラれて・・・ひとりは口の中に、別のひとりはオ××コに、もうひとりはお尻の穴に・・・同時に入れて・・・同時に出して・・・」
「そんなことをされたのか・・・・・・それは、彼らの性的な欲求だけで君を犯したんで、愛情なんか無かったんだ。君が素敵だから犯したかっただけだろう・・・」
「それと、どこがどう違うの？・・・」
マリアの大きな目は、今にも零れそうな涙でいっぱいだった。
その目を見た瞬間、翔はマリアを強く抱きしめた。
「もう、いい・・・もう、いいよ・・・」
愛しさが込み上げてきて、翔はただ抱きしめるしか出来なかった。
「い、痛いよ〜翔・・・どうしたの？わたし・・・何か悪いこと言ったの？」
「何でもないよ、マリア・・・大好きだよ〜ホントに・・・」
「わたしも、翔のこと、大好きよ〜わたし、こんな気持ちになったの初めてよ〜」
「マリア・・・今、僕たちって、裸で抱き合ってるんだよ〜どうだい？イヤかい？」
「うぅ〜ん・・・なんか、落ち着くって言うか〜気持ちが安まるって言うか〜いい感じ〜」
「そうだろ〜ぼくも同じ気分だよ、これが、違うところじゃないのかなぁ〜？」
「そうか・・・そうだね・・・あの時には、こんな気持ち・・・無かったもんね〜」
「マリア〜ひとつになりたい・・・よ・・・・・・」
翔は一時でも早くマリアの中から忌まわしい経験を消し去りたいと思った。
「マリアのアソコ、濡れてるのは・・・どうしてかな？」
「・・・・・・ひょっとして、わたし・・・翔を欲しがってるの、かな？」
「そうだよ〜マリアも僕と結ばれたいと思ってるんだよ〜」
「翔・・・どうしたらいいの？わたし・・・変？」
「今日は、これからホテルに戻って、一緒に考えよう〜マリア自身のことを・・・」
「翔の言うことなら、わたし、何でも聞くよ〜咥えろって言ったら咥えるから・・・だから、翔〜・・・わたしのこと、嫌わないで〜お願い・・・・・・」
「いい子だよ〜マリア・・・」
翔は立ったままマリアの片脚を浮かせ、腰を落としてゆっくり肉棒を挿入した。
「うぅっ・・・翔・・・好き・・・あぁ〜」
翔は立ったまま挿入し動かさず、マリアを抱きしめ口づけをし、感触を味わっていた。
「マリア・・・愛してるよ〜・・・こうしてるのが、イヤかい？」
「うぅ〜ん・・・なんか、いい感じ・・・今までとは、全然、違うわ！ジッとしてて・・・・・」
そのまま、ひたすらキスをするだけで、日本人とは違う身体のすべてを味わずにいた。
その夜、ふたりは翔の部屋で食事をし、ゆったりとした時間を過ごしていた。
「いいかい・・これからは、僕の言うことをきいて、マリアは本当の自分になるんだ」
「わたし、みんなから嫌われないで、済むようになるの？」
「そうだよ〜みんながビックリする日が来るよ〜だから、頑張るんだぞ！」
「はい！」
「じゃぁ、マリア、お風呂に入ってて、僕は、ちょっと電話をするから・・・」
「翔も後から来てくれるの？」
「あぁ、一緒に入るよ〜」
翔の返事を聞くとマリアは安心したような顔で、浴室に向かった。
「あっ、もしもし、翔ですが・・・沙希さんですか？」
「やっと電話を掛けてきたわね、もう〜待ち遠しかったわ」
「僕も早く連絡したかったんですが、なかなかいい子が見つからなくて・・・」
「そう、それで見つかったのね〜どんな子なの？」
「沖縄の基地の子で・・・ハーフなんです。あと１週間ぐらい時間をいただけますか？そうしたら、必ず東京に連れて行きます」
「分かったわ・・・その子をどうしたいのかは翔に任せるから、頑張ってね〜早く逢いたいわ〜翔・・・あなたじゃないと、もう、わたしダメみたい・・・あまり待たせると、押しかけていって犯しちゃうわよ〜」
「沙希なら犯されたい気もするけど、その前に何とかしないと・・・」
「いいわ、待ってる・・・じゃぁ、頼むわね」
久しぶりに沙希の声を聞いて、沙希との夢のような卑猥で淫乱な交わりを思い出し、ズボンの中で今にも暴れだしそうな肉棒を抑えつけていた。
「マリア〜入るよ、いいかい？」
「早くぅ〜〜もう、茹蛸になっちゃうよ〜」
「そしたら、僕が食べてあげるから・・・」
カチャッ・・・
湯気が立ち上る浴室の湯船の中で、マリアは身体を投げ出してゆったりとしていた。
「ほら、身体を洗ってあげるから、出ておいで〜」
「は〜ぃ」
マリアは素直な子供のように返事をして、白人のような真っ白い肌を桃色に染めていた。
スポンジをボディソープで泡立たせ、翔は背中から丁寧に洗い始めた。
「マリアの肌は透き通るようにきれいで、木目も細かくてスベスベしてるね〜両親のいいところをもらった身体なんだね〜」
「翔がそう言うんだから、そうかもしれないけど・・・今まで言われたこと無いから・・・」
翔は黙々とマリアの身体を洗い流し、一通り洗った後で、今度は手のひらに泡を立てて、局部を中心に洗い始めた。
弾力のある乳房をその形や感触を味わうように揉み洗い、乳首は手のひらで転がした。
「あっ、あぁ〜ん・・・そんな風にしたら、マリア、感じちゃう〜」
マリアの媚びるような言い回しに翔は本当に感じてるのかどうか疑問だったが、乳房の下から急に括れて腰骨まで引き締まったラインを形成している腹部を撫で洗い、少ない金髪でふっくらとした恥丘の下を中指で擦るようにし、ワレメの中に挿入した。
淫らな蜜が溢れている密室のような陰唇の中を、撫で回すように洗い流した。
「あぁ〜あぁ、あぁ・・・あっふぅうう〜〜・・・」
マリアの後ろに回り、背筋からせり上がるようにアップしたお尻を撫でるように洗い、谷間から蕾まで中指を這わせ、萎んだ菊状の蕾のような穴に泡のついた指を差し込んだ。
「あぁあああっ、あっうっ・・・っ、ぁあああ〜〜〜」
沙希と比較するわけにはいかないが、身体だけならマリアの方が旨味を感じそうだった。
１週間で、まともなセックスと常識を教え、さらに、話し方や身のこなしなども教え、本物のいい女に仕上げて東京に戻ることを考えると、翔は少々焦りを感じた。
「今度はマリアが僕の身体を洗ってくれるかな？」
「は〜い・・・きれいに洗ってあげる」
僕と同じようにスポンジで丁寧に洗ってから、急角度でそそり立った肉棒を洗い始めた。
「男の人のここって、どうなってるの？日頃は小さいんでしょ？」
「そうだよ、マリアのような魅力的な女性とこうしてると、こんな風になるのさ〜」
「ふぅ〜ん・・・不思議だねぇ〜大きくなったり小さくなったり・・・なんか可愛いね〜」
「大きくなって堅くならないと、マリアのアソコに入らないから・・・」
「そうか・・・それでそうなるんだ〜」
肉棒や袋などを洗い終わると、ふたりで湯船に浸かり、翔はマリアの乳房を弄っていた。
「もう〜翔って・・・乳が好きなんだから〜」
「そんなことないよ〜僕は、マリアだったら、乳だけじゃなくぜ〜んぶ好きだよ〜」
「ホント〜？マリアがオシッコした後でも、アソコ・・・舐めれる？」
「当たり前だろ〜お尻の穴だって、舐めちゃうよ〜舐められると気持ちいいの？」
「うん・・・そんな気がする・・・」
翔は後ろから乳房を揉みながら、うなじから背中を舐めてから湯船を出た。
翔が浴室を出て部屋に戻ると、部屋の中はムーディな灯りと音楽で演出されていた。
寝室に歩を進めると、マリアが新婚初夜のような雰囲気で翔を待っていた。
「マリア・・・・」
翔は腰に巻いていたバスタオルをとりベッドの傍に立った。
マリアは目を堅く閉じ、全身を硬直させて仰向けに寝ていた。
乳房を隠すようにして曲げていたマリアの腕をそっと両側に外して寄り添った。
翔は先ず、マリアが自分の身体や外観を自覚できるようにしようと思い、ムードは後回しにして、ひとつずつ確認するように始めた。
「マリア・・・いいかい、明日、一番に髪を元の金髪に戻すんだ。僕は君自身の本来の姿に魅力がたくさんあると思ってる・・・だから戻すんだ」
「うん・・・翔がそう言うのなら・・・そうする」
「せっかく美しい輝きの髪を偽ることはないよ〜君の気持ちは充分に分かってる・・・差別や偏見に加えて、それらのためにマリアが屈辱的な陵辱を受けたことも・・・・・君のせいじゃないのに、男たちに玩具にされても我慢しなければならなかった・・・でも、もう、それら全てと決別するんだ！いいかい、僕だけを見て・・・」
翔はマリアの髪を優しく撫で額にキスをした。
（先ずは、男に対して・・・セックスに対して、マリアの意識を普通にしなくちゃ〜）
「マリア・・・僕とセックスするとしたら、どういうセックスがいいかな？ つまり、どうして欲しいか・・・？教えてくれる？・・・それと、絶頂感は知ってるの？」
普通は交わさない会話をあえてしなければならないことに、翔はマリアの悲哀を感じた。
「あまり・・・もう、忘れたいから・・・大好きな翔には、なおさら話したくないけど・・・」
「ゴメンね〜マリア・・・ここで、ハッキリした方が、後々、マリアの為だと思うから・・・」
「そう・・・だったら、仕方ないわね・・・。最初は、前も言ったように、中学生になった頃、発育が良かったせいと見た目で、基地の周りの大人たちに、次から次へと弄ばれて・・・もう、中学生の間に性的な興奮は、イヤなのに自然と身体が覚えてしまって・・・・・・、自分で自分がイヤになったわ〜犯されてるのに絶頂を感じて・・悦びに身体が悶えて・・・男の人たちが、どこをどうすれば感じるかも、強要されるうちに自然と覚えてしまい、そのうちに、大きく太くなったオチ××ンを、口の中に含んだり咥えたりするのが、いつの間にか、快感のように感じるようになって・・・、数え切れない男たちの精液を、美味しそうに飲み込んできたの・・・・・・ぅっ、ぅぅぅ・・・」
マリアは話しながら涙が溢れて止まらなかった。
「それから・・・セックスと名のつくものは何でもやったわ〜ううん〜やらされたわ・・・、アナルセックスも覚えたし、３Ｐも輪姦も・・だから・・わたしは、きれいじゃないの！
顔が良くても、何本もオチ××ンを咥えこんだ口だと思えば、汚く見えるでしょ！ スタイルが良くても、何人もの男たちに陵辱された精液まみれの身体と知れば・・・・・素敵な身体には思えないのが普通よ！翔も、ここまで聞けば、抱きたくないでしょ！
いいの・・・もう、諦めていたから・・・普通の生活、幸せには縁が無いって〜」
翔は無言のままマリアを抱き寄せ、激しいキスをした。
「はぁ〜ぁ、どうしたの？乱暴にしたくなったの？もう、いいわ！ほら、犯して！」
マリアは股間を大きく開き、翔のほうに向けて言った。
バシッ！・・・・・・
いきなり、翔の平手がマリアの頬を打った。
「イタッ！・・・痛いよ〜」
「当たり前だろ！本気で叩いたんだから・・・もっと、自分を大事にしろ！僕は承知の上で、君に話しをさせてるんだ。マリア・・・君を思う気持ちにウソは無いよ！君が望めば・・・すぐにでも、君の身体の隅々まで舐めて愛してあげるよ〜君は、きれいだよ！」
「どうして、きれいなの？汚れてるなんてもんじゃないでしょ！なのに、どうして〜？」
「それが・・ひとを想うということ・・・愛するということ・・・だからこそ、きれいなんだ！」
「・・・・・・・・・」
「だから言ったはずだよ、君本来の姿・・・優しさに溢れ、思いやりに満たされた心・・・その本来のマリアを、今、取り戻すんだ！分かるか？」
「本当に翔は、わたしの外観じゃなくて、全てを見てたんだ・・わたし、恥ずかしいよ〜」
「いいんだ・・・分かってくれれば・・・それだけで、いい・・・」
「翔・・・・・・。だから、わたしは、前も後ろも口も、ぜ〜んぶ感じるセックス大好き女よ！翔が海の中で触ってきた時も、本当は嬉しくて興奮してたの。だけど、隠してたの・・・」
「そうだったんだ・・・でも、今日を境に、マリアは生まれ変わるんだ！いいな！？」
自分の生い立ちがマリアの淫欲を育み、卑猥な快感の味を覚え身体に染み込んでいた。
翔は、ある種、少し気が楽になっていた。
マリアの見事なプロポーションを自分のペースで賞味しようと思った。
どこから眺めても非の打ちどころのないマリアの肢体は、男を誘うには充分過ぎる。
前から見ても、乳房の輪郭がハッキリしてるのに弾力があり、股下の長さと締まりは、あまりにも美しすぎると感じていた。
肌の白さとシットリとした手触りは絶品で、一度味わったら癖になりそうだった。
恥丘の淡い金髪は、ホンの飾り程度で、肌の白に少しの薄桃色を混ぜた美しい色が、マリアのふっくらと柔らかな陰唇の色だった。
（パイパンのようで、そうでもなく、きれい過ぎるオ××コだな〜）
翔は両手で押し上げるように乳房を揉んだ。
乳首は乳輪と共に目立つ訳でもなく、乳房とバランス良くツンと興奮を示していた。
「翔・・・あぁ〜もう、翔以外の男とは、したくないわ・・・あぁ、いぃ〜・・・ふぅ〜〜」
指の間から乳首を出し親指でクリクリと乳首の頭を擦り、舌でタップリと舐めた。
「あぁ〜そこ・・・あぅ、いぃ〜ぃ・・・もっとぉ〜吸ってぇ〜〜あぁふぅっ・・・」
翔はマリアが感じ始めたのを見て、思い切り乳房にむしゃぶりついて舐めまわした。
「あぅっ、あぅ、あぅ・・・あぁあああ〜っ・・・ふぅぅううあっぅうう〜〜〜」
小鼻の幅ぐらいしかないマリアの口が、半開きのまま喘ぐ表情が艶っぽく興奮した。
３本の指を立てて、マリアの胸から下腹部を摩るように上下させ、淡い恥丘の金髪に息を吹きかけ口唇で軽く撫でるようにした。
今まで見た事もないきれいなオ××コのワレメを指と舌先で触感を味わった。
（愛撫しているこっちが気持ち良く感じちゃうなぁ）
少し指で開くと、甘い蜜が滲み出るようにして溢れ、指をタップリ濡らした。
その指を押し込むように翔は中を縦方向に擦り、壷の入り口を弄りまわした。
「あぁ〜あぁ〜あぁ〜あっ、ぅっ、ぅうううう〜〜〜あぁうぅっぅうう〜〜」
しっかり存在を誇示していたクリトリスを口の中に含み舌で微妙な刺激を加え続けた。
「あぁああああ、あぅ、あぁ、あぅあぅ、あぁあああ、っ、っぁぁああああ〜〜〜」
腰を揺すりながらこみ上げてくる快感に、マリアは素直に反応していた。
蜜壷の中とクリトリスを同時に指と舌で責め、Ｇスポットらしき箇所を強く押した。
「あぁっ・・・あっ・・・い、いやぁ〜〜来ちゃう、あぁ来るわ、あぁうっ、あぁわわわ・・・あぁ、いぃ〜あぁ、もう・・・あぅ、っ、ィイッ、イッ・・・くぅううううぅ〜〜〜〜」
オ××コを突き出すように腰を浮かせ、両脚を突っ張るようにして小刻みに震えた。
「あぁ〜・・・はぁ〜ぁ・・・・・すごい・・・気持ち、いぃ〜・・・もう、入れてぇ〜」
マリアは翔の肉棒をねだるように挿入を促した。
翔は引き締まった太股を摩り、肌の感触を楽しみながら両脚を引き寄せた。
薄桃色の肉は中央が蜜で光り、その間を押し入るようにして翔は肉棒を挿入した。
（うぅぅっ・・・あぁ、いぃ締まり方・・・あぅっ、言いようのない最高のオ××コだ〜）
翔は自分の肉棒が感じるのを極力抑え、浅い挿入の繰り返しから深く密着した回転まで、何度も繰り返し、マリアを一気に頂点まで昇らせた・・・。
「すっ・・・あぅ、すっ、ごぉ〜〜ぃ・・・ぁぁぁ・・・も、ぅ、イッ・・くぅうううう〜〜〜」
蜜壷の口が小刻みに収縮し肉棒を締め付け、マリアはオ××コの奥から頭の天辺まで、痺れるように駆け抜ける快感を全身で味わっていた。
「はぁ、はぁ〜はぁ〜〜ぁ・・・、今度は・・・わたしが・・・翔のを・・・・・・」
まだ荒い息なのに、マリアは身体を翔と入れ替え、翔の太股の間に割って入った。
「翔・・・どこが感じるの？・・・どこでも、感じさせてあげたい・・・」
「マリアの好きなようにしていいよ〜」
「わたし・・・いっぱい感じたし〜・・・じゃぁ、全部、愛しちゃうわ〜」
マリアは袋の下の縫い目から舌先で舐め始め、指でも周囲を軽いタッチで這わせた。
「あぁうっ、っぁあ〜、あっつぁああ〜・・・、あっ、いぃ〜あっあっ、はぁっああ〜〜」
翔は絶妙なマリアの愛撫に、いきなり声を漏らした。
「翔って、感じやすいんだ〜嬉しいなぁ〜・・・舐めるのが楽しいわ〜」
マリアは翔の過敏な反応が嬉しく、嬉々として夢中になって、しゃぶっていた。
マリアは翔の身体を横向きにして、翔の尻の穴の周辺を舐めながら指で尻を擦った。
「あっ・・うっわぁっ・・・っぁああ〜ぁ・・ふぅ〜ぅ・・・あっうっ・・あっ・・・はぁ〜ぁ・・・」
翔は必死になってマリアの舌技・手技に耐えていた。
「翔・・・我慢しなくていいわよ〜飲んであげるから・・また・・すぐに大きくしてあげるわ〜」
翔はこのままだと、主客転倒も甚だしいので、攻勢に打って出ることにした。
マリアの身体を上下入れ替えさせ、シックスナインの体位を取らせた。
それでも、引き続き、マリアは翔の玉袋を口の中に含んで、中の玉を優しく刺激した。
翔は蜜の溢れるオ××コのワレメに舌を差し入れるようにして舐めながら、指に蜜をつけ菊の蕾に挿入して出し入れを始めた。
「うっ・・あぁ〜〜ん・・・・・あん〜あん〜あぅうううぅっ・・・あぁ〜いぃ〜〜」
マリアは咥えていた玉袋を外して喘ぎ声を漏らした。
翔はオ××コと菊蕾の両方に指を入れ、その２本を擦り合わせるように擦った。
「ぅっぁぁあああああぁぁ〜〜〜あぁぃっ・・・あぐぅ、っ・・・っぁああぁぁ〜〜〜」
マリアの神経が全て一点に集中したように淫らな姿態を晒した。
「あぁあああぁ・・・だ、め・・・あぁ、もう・・・ねぇ〜欲しいの・・・ねぇ〜早く、入れてぇ〜」
翔はマリアを四つん這いにして、硬直した肉棒で菊の蕾みを犯すように突き刺した。
「ぐっ・・・ぁ、ぁあああああ〜〜〜〜、あっひぃ〜〜っ・・・っ、イッ、ッ、くぅううう〜」
一旦、きれいなラインのお尻を突き出したと思ったが、すぐに、ガクガクと痙攣して、マリアの身体が蒲団の上に崩れていった。
翌日から、マリアへの大特訓が始まった。
話し方・・・歩き方・・・身のこなし・・・表情の作り方・・・等の基本訓練と、ジャズダンス・・・エアロビ・・・日本舞踊・・・発声・・・歌唱・・・演技・・・無対象行動・・・などの、基礎から応用までをカリキュラム化して進め、髪の色を元の金髪に戻し、メイクやファッションなども、その中に加えた。
朝から夜の９時まで、分刻みでマリアの改造・・・否、本当のマリアを生かす作業が続いた。
さらに、マリアの欲求に応え、９時から１２時まで毎日、淫らな貪りあいに狂った。
淫らな欲情だけの時間があればこそ、マリアは特訓に耐えていけたのだと翔は感じていた。
素材が超優良だったからか・・・マリアは日を追うごとに素晴らしく変貌を遂げていった。
「とりあえず、基本だけはクリアできたようだ・・・素晴らしいよ、マリア〜」
「いえ、翔のおかげよ・・・わたしが毎日頑張れたのは・・・」
「でも、これからが本番なんだ。明日、東京に向かう・・・両親に了解はとったよ」
「はい、これからも、翔の言うとおりにします。宜しくお願いします」
この１週間の間に、翔は東京の沙希に連絡を取り、帝国グループの関連会社として、プロダクションの準備を進めさせ、業界の敏腕なスタッフを揃えさせた。
言うまでもなく、マリアがその第一号なのだが、これはこれからの沙希と翔との、ホンのプロローグに過ぎなかった。
約束どおり、帰京した翔を、沙希は実業家としての顔で迎えた。
マリアをプロダクションスタッフに預け、今後の詳細なスケジュールを示した。
向こう３ヶ月間、マリアは基礎訓練した各ジャンルのプロ化に専念し、スタッフはマスコミやネットを駆使したＰＲに全力を注いだ。
手配が終了すると、沙希は執務室に戻り、翔を呼んだ。
コン、コン・・・
「僕は、帝大で心理学を修めながら、実践活動をします。無論、マリアのことも、責任を持って面倒をみます」
「分かってるわ〜訊かなくても・・・それより、ちょっと、こっちに来てくれる？」
翔は沙希の机の前に立ち、丁重に指示を待った。
「そこじゃなくて、わたしの前に来て！」
言われるがままに沙希の前に行くと、翔のズボンのファスナーを下ろし肉棒を取り出し、しゃぶりつくようにして口に咥えて舐め始めた。
「あぁ〜・・・久しぶりだわ〜・・・この感触・・・この味・・・やっぱり、翔じゃなきゃぁ〜・・・」
肉棒に頬を寄せたり手で弄ったりして、沙希は愛しさでいっぱいという顔をした。
「沙希・・・そんなにされたら・・・出ちゃうよ〜」
「いいわ〜いっぱい出してちょうだ〜ぃ・・・早く飲み込みたいわ〜」
そう言うと、沙希は口唇と指で肉棒を扱き、搾り出すようにして翔の精液を吸った。
「あぁ〜〜・・・・・・少し、落ちつたわ〜・・・翔のを飲まないと落ち着かなくて・・・・・・、少し見ない間に、また、逞しくなったみたいだわ〜ほら、もう大きくなってきてる〜」
翔は沙希の上半身を机の上に投げ出し、タイトスカートを捲り上げた。
「沙希！穿いてないの？ノーパンじゃない・・・」
「だって、今日はあなたとどうしてもしたいと思ってたから・・・ねぇ、強く突いてぇ〜」
スラリと伸びて開いた沙希の長い脚の延長には、涎を垂らした肉付きのいいお尻が、翔の肉棒を早く迎えんとして突き出されていた。
沙希の格好に興奮した翔は、濡れて雫を垂らしているワレメに、いきなり肉棒を挿入した。
沙希もそれを待っていたように、挿入の瞬間、上体を仰け反らせ大きな悦びの声をあげた。
「あっぁああああああぁぁぁ〜〜〜〜〜あぅううう・・・あぁあんあぁ〜あぁ〜ぁあああ〜」
沙希はそれだけで絶頂に達し、ブルブルと身体を震わせた。
翔は沙希が少し落ち着くのを待ち、それから激しく沙希のお尻に腰を打ちつけた。
それから数分もしないうちに、ふたりとも獣のように吠え、同時に達していた。
「今晩・・・空けておいてね！・・・マンションに１０時頃・・・ネッ！」
それからの翔は、公私共に多忙極まりない日々を過ごしたことは、言うまでもない・・・。
-完-
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