とある日曜日の午後・・・・ この日も織田に呼び出された愛は、Ｈホテルの1201号室に向かっていた。 「愛さん？」 「エッ！」 ホテルのエレベーターに乗った愛は、扉が締まる寸前に入って来た見知らぬ女性に声を掛けられた。 「驚かないで聞いて！いい？」 驚くなと言うほうが無理だと思ったが、真剣な眼差しで念を押された愛は黙って頷いた。 「20年前のことも現在のことも知ってるのよ。今日もこのホテルで織田とあなたが何をするかも」 「エッ！どういうこと？」 愛はさらに驚き、大きな瞳をさらに大きく見開いた。 「この先もずっと織田との関係を続けるつもり？」 「それは・・・・」 織田とのことを知っていると言われた愛は混乱していた。 「ご主人のこと愛してるんでしょ？だけど、織田のことは憎いけど逆らえない。どうにかしたいと思うけど、どうにも出来ない」 「え、えぇ」 「わたしたちに任せてくれれば呪縛は解けるわ」 「わたしたち？」 「えぇ、紹介するわ。あなたさえ承知すれば」 愛は急なことに、どう対応していいのか分からなかった。 見知らぬ女は愛を連れて1301号室に入った。 「わたしたちが織田を仕置きしてあげるわ」 若い女たちが愛を迎えた。 「仕置きって？」 愛は戸惑うばかりだった。 「わたしはチェリー探偵事務所のチェリー、左側からフルーティ、ピーチ、アップル」 「よろしく」 愛を案内してきたチェリーがメンバーを紹介した。 「探偵事務所？が何故？」 「探偵事務所は表の看板、裏の看板はSEX仕置人」 「エッ！SEX仕置人？・・・・何？何の冗談なの？織田に頼まれた人たちなの？」 愛は織田が女たちを雇い、自分をからかってると思った。 「探偵事務所は仕置の仲介窓口、わたしたちはあなたを織田から解放するために依頼され、こうして今日実行に移したのよ」 チェリーが真顔で愛に説明した。 「だってSEX仕置人なんて・・・・テレビドラマじゃあるまいし、悪い冗談だわ！」 「そうね、無理ないかもね。現実に苦しんでる愛さんにとって、織田との淫交は生地獄・・・・それを急に現れた非現実的な人間を信用しろとは、無理な話しよね」 フルーティが半信半疑な顔の愛に応えた。 「織田を怨んでいるのはあなただけじゃないの。織田の毒牙に掛かった人間は数多い、そんな人が裏の世界の話しを聞き、窓口の探偵事務所に仕置を依頼した」 「あなたが呼び出された今日が絶好の機会だった」 「そう、だから、あなたの代わりに部屋に行き、変態市長の織田を社会的に抹殺しようと」 ピーチ、アップル、チェリーが続けて説明した。 （確かに織田を怨んでいる人間は多いはず！本当に織田が仕置されれば・・・・） 織田が仕置されれば夫と本当の夫婦になれる気がした。 （普通の夫婦として、何も気にしないで夫と・・・・） 愛は織田との因縁が解消されることで、夫とのセックスも正常に楽しめるようになるとも思った。 「じゃあ、わたしは何を？」 「何もしなくていいわ。カードキーだけ渡してくれれば」 愛からカードキーを受け取ったチェリーは部屋の奥に入った。 数分後、チェリーは丈の短いレザーのジャケットに、やはりミニのレザーのスカートに着替えて出てきた。 「携帯をつなぎ放しにしておくから、みんな後で来てよ」 「分かってます。早く懲らしめましょう」 網目の粗いストッキングに包まれたチェリーの脚は、女の愛の目から見てもセクシーだった。 「凄く素敵な人・・・・あなたちも。こういうこと、ボランティアでやってるの？」 愛はチェリーの後姿を見送りながら、残ったメンバーに聞いた。 「そこまで気楽に生きてないわ。ちゃんと依頼人から仕置料を貰ってるわよ」 「エッ、でも、わたしは・・・・」 「アッ、あなただけじゃないってことよ。織田の性癖に苦しまされた人間は」 愛はなるほどと言った顔で頷いていた。 チェリーは1201号室のドアの前に立った。 （何度やっても仕置前は緊張するわ。さぁ、行くわよ！） 大きく深呼吸をしたチェリーは、愛から受け取ったカードキーでドアを開けた。 「遅いじゃないか！僕は忙しい身なんだ・・・・ん！な、何だ!?君は？」 約束の時刻より遅く来た愛を叱責した織田は、それが愛ではない別のオンナだったので驚いて身構えた。 「あら、市長さん、わたしじゃ不服なの？」 チェリーは既にシャワーを使いローブ姿の織田に応えた。 「そう言う意味じゃない！一体君は誰なんだ？」 「わたしは愛さんの代理でチェリーよ」 「チェリーだと？ふざけるな！」 「ふざけてなんかいないわ！ふざけて市長と淫らなことなんてできないでしょ？」 「本気で言っているのか？」 悪びれるわけでもなく自分に迫ってくるチェリーに、織田は圧倒されていた。 「本気じゃなければ、ここには来ないわ」 チェリーはレザーの上着の前を開いた。 「おおっ！」 いきなり裸の乳房を露わにしたチェリーを見て、織田は思わず驚きの声を上げた。 （何を企んでいるのか分からないが・・・・） 用心をしながらも目の前のチェリーの乳房に見入った。 「ふ〜ん、そうか、そのキレイな乳首がチェリーか？」 「ふふっ、そうかしら？それだけじゃないかも」 「それにしても、外見だけじゃなく中身も良さそうだね」 「お褒め頂いて恐縮です。でも、市長さんのお好みは、こちらじゃなかった？」 チェリーは織田に斜め後ろを向きスカートを脱いだ。 「いかが？」 上半身を捻り織田の方を見て言った。 黒いストッキングとガーターベルトだけで、チェリーは下半身を織田に露わにした。 「本当に堪らないなぁ・・・・長い脚に滑らかにアップしたお尻の形がいい。それにストッキングとガーターベルトというのが・・・・」 織田はチェリーの半裸姿に欲情し警戒心が弛んだ。 「まだまだですよ。本物のチェリーはここに」 チェリーは捩っていた身体を直し、織田に正面を向けた。 「ぅおっ！・・・・無毛、そうか、その中に・・・・」 織田はガーターベルトとストッキングの間に見える、チェリーの無毛の膨らんだワレメに息を呑んだ。 チェリーの肢体は想像を超えるもので、プロポーション、肌、艶、どれをとっても最高だった。 容姿だけでも圧倒される代物だったが、織田へのトドメは無毛だった。 「キレイだ・・・・」 「うふっ、まだよ。あらあら、市長さん、ローブから自慢のモノが」 無毛のワレメに手を伸ばそうとする織田を制し、チェリーはローブから飛び出した織田の肉棒を掴んだ。 「うっ！こんなにいいものを見せられて」 「仕方がないわねぇ、それじゃ」 チェリーは織田の昂った肉棒を放し、立ったまま大きく脚を広げた。 織田はチェリーの前に膝をつきアップしたお尻に両手を回し、顔を無毛のワレメに寄せていった。 「ぅ、ぅぅぅ・・・・」 織田の淫らな舌がチェリーのワレメに触れる寸前、織田はずるずるとチェリーの足元に崩れていった。 それから１分もしないうちに、メンバーと愛が入って来た。 「やっぱり、どうしようもない変態市長でしたね」 「そうね。チョッといい思いをさせちゃったかしら？」 「チェリーさんの裸を見たんだから贅沢よね」 「だけど、どうして？」 チェリーとメンバーの会話に愛が割って入った。 「あぁ、これね」 倒れている織田を指差してチェリーが愛に応えた。 「えぇ」 「死んでるわけじゃないの。チョッと仕掛けがあって」 「そう、気を失ってるだけ。さぁ、これからよ」 メンバー３人は倒れている織田を裸にし始めた。 「ふっ、勃起したままよ」 「その方が都合がいいわ。勃たせる手間が無いわ」 織田の勃起した肉棒の根元を縛り床に仰向けにした。 その間にチェリーは撮影用のカメラをセットした。 「愛さんも見てる？」 「エッ！？」 「このままメンバーが代わる代わる織田に跨るの」 「と言うことは」 「そう、あの勃ったオチ●チ●でセックスするのよ」 「エッ、それじゃ、織田がいい思いをするんじゃ？」 「そうかしら？根元を縛られたオチ●チ●は、イクにイケないのよ」 「アッ！それって・・・・」 「快感、いえ、苦痛を超えて死んだほうが楽だと思うわ。愛さんも織田との最後のセックスをする？」 「でも撮影するんでしょ？」 「えぇ、下半身と織田の全身、顔、声をね！それをマスコミに送るのよ」 「じゃあ、本当に織田も年貢の納め時」 「いいんじゃない！いいオンナばかりとエッチできて」 そうこうしているうちに、織田が意識を取り戻した。 「うぅっ・・・・あ、愛！」 意識を取り戻した織田は愛を目にして起き上がろうとした。 「無駄よ！手足は固定してるから」 「何なんだ？君たちは！」 身動きできない織田を前に、オンナたちは衣服を脱いで裸になった。 否、フルーティだけは撮影に回っていた。 アップルにピーチ、それと最後の淫交をして区切りを付けようと、愛も２人と同様に、裸になっていた。 チェリーはフルーティの横で、ディレクターチェアに座ていた。 「今から市長さんに、いい思いをさせてあげようと」 「な、何？」 どうにも動けず苛立つ織田の股間を最初に跨いだのは、アップルだった。 「き、君は？」 「わたしはアップル、ほら、リンゴを切ったみたいでしょ？」 アップルは織田に淫部を見せて言った。 アップルもチェリーに引けを取らない容姿をしていた。 そのアップルの淫部も無毛で、ワレメの形状がクッキリしていた。 「おっ、君も・・・・うっ、痛ぃっ！」 無毛のワレメに興奮した織田は大きな苦痛を感じた。 「な、何だ！君たち、僕のモノに何を？」 顔を上げて昂って痛む肉棒を見た。 （縛っているのか！） 挿入できるように潤滑剤を塗りこんだアップルが、織田の肉棒をワレメに圧しあて挿入を始めた。 「うっ、止せ！止めるんだ！」 織田は自分がどうなるかを察し慌てたが、アップルはそんな織田の様子を楽しむように、ゆっくりと淫壷を肉棒の上から被せるように沈めた。 「うあああっ！・・・・っあっ・・・・」 アップルの腰が織田の股間の上で妖しく動き始めると、織田はすぐに耐え切れないような声を発し、その顔は苦悶に歪んだ。 アップルの呼称は淫唇の形状のことではなく、メンバーの中で淫壷の具合が最も優れた名器だったのだ。 「織田市長、あなたは幼い子どもを数多く犯しましたね？」 「うっ・・・・」 「幼い子どもが成長して大人になっても、その過去をネタに脅し、淫らな行為を強要しましたね？」 「や、止めてくれ・・・・」 「事実を告白すれば解放してあげます。無毛の女の子を好んで猥褻な行為をしたことを」 「そ、そうだ！その通りだ！だから、止めてくれ」 フルーティの傍に座っていたチェリーが、織田の罪を暴こうとしていた。 「今でも多くの女性に、人妻に、このような行為を強いているんですね？」 織田の股間の上で淫交している映像が撮影されていた。 「そうだ・・・・」 織田の口から弱々しい声が洩れた。 アップルは織田とは無関係のように、自分の快感を楽しんでいるように見えた。 （わたしのアソコって不便なのよね。だって皆、入れるとすぐに射精しちゃって、これだったら射精できないから快感を堪能できるわ！） 一旦撮影を中断し、アップルが満足するのを待った。 「このくらいの余禄がないと、こんな仕事してられないわ」 愛はその通りだと思い頷いていた。 「た、頼む・・・・頼むから、解放してくれ」 アップルが満足して肉棒から離れた後も、織田はその痛みに耐えかねていた。 「多くの女の子や女性が、それ以上の苦痛を我慢してた。まだまだ終わりしないわよ」 チェリーの言葉が終わると同時に、ピーチが織田の股間を跨ぎ、織田にお尻を突き出して見せた。 「わたしはその名の通り、このお尻が感じるの！」 そう言うと、ピーチはその見事に形成されたお尻を、織田の肉棒の上からゆっくりと沈め始めた。 無論、潤滑剤を塗りこんだピーチのアナルは、織田のイクにイケずに膨らみきった肉棒を呑み込んでいった。 「うぅ、あっ、あっ、ダメだぁ・・・・」 「織田市長、あなたは無毛のワレメだけじゃなく、そうしてお尻も犯し続けていましたよね？」 「う、あっ、そ、そうだ・・・・」 「嫌がる人妻や、無垢な子どものお尻も犯し、淫らな欲望を満足させてきましたね？」 再びピーチのお尻が映され、アナルに挿入された織田の肉棒から顔まで撮影された。 ピーチの名に応えるだけの具合の良さが織田を苦しめ、気を失うにも失えず、塗炭の苦しみの中に居た。 最後は愛の出番だった。 「愛さん、もう充分に撮影できたから、あなたは思うように楽しんで、後は任すわ」 チェリーはメンバーと片づけをし、愛に言った。 「でも、殺すのはダメよ。これから死ぬより苦しい日々を送らせないとね」 「えぇ、分かってます。ありがとうございます。これを最後に出直せるようにします」 愛はチェリーたちが出て行った後、ゆっくりと織田に近寄っていった。 「愛・・・・済まない。頼むから、自由にしてくれ」 「冗談じゃないわ！今から本当の地獄を味あわせてあげるわ」 愛は冷めた表情で織田の股間を跨いだ・・・・。 翌日、織田が発見された時、織田は半狂乱状態だった。 チェリーが部屋を出て行く前に愛に渡したものがあった。 それは無毛の幼児を象ったダッチワイフのようなもので、織田が発見された時、織田の肉棒はその人形の中にあった。 電動で収縮する無毛の人形は、愛が去った後もずっと織田を苦しめていたのだ。 さらにマスコミに送られた織田の告白映像は、織田の発見と同時にその真実が裏付けられ、一部修正されてニュースとなった。 その後、愛が本当の夫婦関係を送ったことは言うまでもなく、仕置を依頼した人間が誰だったのかも不明のままだった。 ただ愛の夫の口座からは、かなり大きな金額が出金されていたのも事実だった・・・・。 |
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| 2009.4.8掲載 |
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