そして３ヶ月が過ぎていった・・・・。 いつの間にか、苦痛は快感に変わりつつあった。 「どうだ？だんだん快感を感じるようになっただろ？」 坪内の腕の中で身悶えする詩織は、その囁きを否定できないと思っていた。 （大きな快感かどうかは分からないけど・・・・わたし、セックス、イヤじゃない） 坪内との淫交に耐えていた詩織だったが、痛みが快感に変わるのと符合するように、詩織の気持ちもまた変わっていた。 約束どおりに、坪内は給料の他に手当てを渡していた。 （助かるゎ・・・・奨学金と給料だけじゃ無理だった） 詩織は心身ともに坪内に寄っていった。 半年も過ぎると、詩織は完全にオンナになっていた。 淫らな悦び、大きな快感も感じるようになり、様々な体位も楽しめるようになった。 そして１年が過ぎた時、詩織は坪内の女房のようになっていた。 （いつかは誰かと結婚する。こういう結びつきでも・・・・） 詩織はこれはこれで幸せなんだと自分を納得させていた。 （孤児に比べれば、天国だわ！） そんな詩織をひとりの女が訪ねて来た。 「すっかり女房気取りね」 「エッ、どういうことですか？」 「あなた、このまま坪内の女房になれると思ってるの？」 「言ってる意味が分からないわ！第一、あなたは誰なんですか？」 詩織は20代半ばの個性的な女性の話しにムッとしていた。 「わたしは臼井 梓、５年前までわたしはあなただった」 「エッ！どういうこと？梓、さん」 「最初は親切な面倒見のいい社長、ある日、豹変してオトコになり犯される。毎日、淫猥な行為を強要されオンナにされる。飴と鞭を上手く使い分けられ、いつの間にか坪内専用の淫欲の捌け口になっている。違う？お金と快感に惑わされ自分を見失う」 梓と名乗った女性は、辛そうな表情で詩織に話した。 （間違ってはいないけど・・・・この梓という女性もそうだったってこと？わたしはあなたって、そういう意味？） 詩織は梓の話しは分かったが、だからどうなんだと思った。 「まだ合点がいかない感じね？早く坪内から離れなきゃダメよ。わたしの二の舞にならないうちにね」 「二の舞って？」 「わたし、もう子どもが産めないの」 「エッ！どうして？」 「坪内に妊娠させられ、結婚しようと思ったら、無理矢理中絶させられ、それが原因で・・・・」 「何てこと・・・・」 「坪内の本当の気持ちは最低なオトコ、あなたが納得できるシーンを見せてあげるわ」 そう言うと、梓は詩織を連れ近くの喫茶店に向かった。 「声を出しちゃダメよ。ほら、あの席に坪内と同じ穴の狢がいるわ。あの後ろの席で黙って話しを聞いてれば分かるわ」 ふたりは坪内のいるボックスの後ろの席に座った。 「今度は前の娘のようなミスはしないことだな」 「あぁ、梓か。あの時は確かにミスった。まさか中絶であんな身体になるとは・・・・」 「俺が仲裁して引っ越させたから良かったが、完全には納得してなかったんだ。今の娘、詩織って言ったか、大丈夫だろうな？」 「詩織は大丈夫さ。すっかり女房気取りだ。僅かな手当てで、どんな淫らなことも出来る。ソープランドで商売女とセックスして金を払うより、遥に安上がりで自分の思うようなオンナに出来る」 「本当にそうだな。毎月、ソープに払う金よりも安く、毎日出来るなんて、10倍も100倍も得した感じだな」 「ホント、結婚なんてバカらしくて、ハハハハハ〜〜」 詩織は身体中に怒りが込み上げてきた。 「ダメよ、今、何を言っても。何も得しないわ」 「でも・・・・」 「わたしに考えがあるの！任せてくれる？」 詩織は梓を信じ任せることにした。 詩織が梓と会った日から数日後だった。 「今晩は仕事を終えたら坪内の目を盗んで外に出るのよ。そして、後は何があっても静観するのよ」 梓から連絡を受けた詩織は、梓の指示通りに行動した。 いつものように坪内が詩織を浴室に誘おうと思った時、ひとりの女性が坪内を訪ねて来た。 「坪内社長ですか？」 「あぁ、そうだけど、君は？」 「わたしはＮＴＶの桜と言います。実は社長さんの雇用に関する奉仕的な実績について、少しお話しをうかがえたらと思いまして」 「テレビで放映するのかな？」 「えぇ、今時珍しい事例として」 「それほどのことはやってないと思うけど」 「チョッとだけ宜しいですか？」 「まぁ、じゃぁ、中にどうぞ」 ＮＴＶの桜と名乗った女性はチェリーだった。 実は梓から坪内への仕置を頼まれたのだ。 『これ以上の犠牲者は出せないわね』 チェリーたちは裏づけを取り、準備を進めた。 チェリーは応接室に通された。 「コーヒーで宜しいですか？」 「あっ、どうもスミマセン」 坪内がコーヒーの支度をしているうちに、チェリーはビデオをセットした。 「どうぞ、それは何ですか？」 坪内はコーヒーを出しながらチェリーに尋ねた。 「これは参考ビデオです。後でお見せしますので」 「そうですか。それにしても桜さんはおキレイですね」 「そんなことありませんよ。社長さんのほうこそ」 「エッ、わたしなんか」 「いえいえ、ご謙遜を。それはそうと、現在、雇用されている方は？」 「あっ、チョッとお待ちください」 坪内は詩織を探しに部屋を出た。 その間に、チェリーは坪内のコーヒーに薬を入れた。 まもなくして坪内が戻ってきた。 「スミマセン、さっきまでいたのですが・・・・」 坪内は気まずそうな顔でコーヒーを飲んだ。 「構いませんわ。それより先にビデオを見てもらえます？」 「エッ、えぇ」 チェリーはポータブルのモニターにセットされたビデオを、坪内の方に向け再生を始めた。 「何なんだ！これは」 「そんなに驚かれなくても、ご自分でしょ」 「君は一体？」 先日、喫茶店で得意気に話しをしていた坪内が映し出され、梓や詩織に対する淫猥な行為の告白だった。 「どういうつもりだ！」 坪内は憤慨して立ち上がろうとしたが動けなかった。 「無理しないほうがいいわよ。薬が効いてるから」 「薬？あっ、コーヒーか」 「えぇ、あなたが詩織さんを探しに行った時にね。身体の自由は利かないけど意識は大丈夫よ」 坪内は何とかならないかと身体を動かそうとしたが、チェリーの言った通り、全く身動きできなかった。 「これは単なる戯れ言、事実無根だよ」 「あら、そうかしら？」 チェリーはビデオを早送りした。 「うっ！」 モニターに映し出されたのは、詩織との淫交シーンだった。 「これでも単なる戯れ言かしら？」 「こ、これは同意の上で・・・・」 「同意の条件にもよるわね。でも未成年者とのセックスは同意でも条例違反よ」 「そうだが・・・・」 さらに続けて梓の告白映像が映し出された。 「これこそ、言いがかりだ！」 「そうですか？」 梓の中絶を行なった医師の証言が映し出されると、さすがに坪内も口を閉ざした。 「何が望みなんだ？」 「エッ！誰がそんなことを言いました？それに、そんな強気な態度が許される状況かしら？」 チェリーの語調は優しかったが、坪内を脅していた。 「まさか、公表するなんてことは・・・・？」 「どうかしら？それはあなた次第でしょうね。出す条件は全て呑んでもらわないと、先ずは、それが最低条件ね」 「それは、いくら何でも」 「そう、じゃぁ、交渉の余地は無いわ！すぐにテレビ、新聞、ネットに情報を流すわ」 「ま、待ってくれ！」 席を立とうとしたチェリーを坪内は慌てて呼び止めた。 「今度、言うことを聞かなかったら、最後よ」 毅然と言うチェリーの顔はキツイ表情になっていた。 「分かった」 「じゃぁ、明日の朝一番で取引先の銀行を呼ぶのよ」 「銀行？」 「そう、梓さんの口座に１千万、詩織さんの口座に500万、わたしの口座に500万、送金が確認されたらＯＫ．但し、念のため、今から告白と約束の映像を撮るわよ」 「そんな・・・・」 「無理とは言わせないわ！ソープのお金が貯まってるでしょ？ふふっ、あなたの口座の残高、証券などは知ってるわ」 坪内は観念するしかなかった。 「それじゃ、撮影スタッフを呼ぶわ」 チェリーは無線でスタッフに指示をした。 まもなく３人の女性たちが入って来た。 フルーティ、アップル、ピーチのSEX仕置人たちだ。 チェリーのシナリオで撮影も終了した。 「明日の銀行さんが来るまで、全員で社長さんを監視よ」 「えぇ〜っ、凄く退屈だわ」 「社長さんの身体が動くようになるのはいつなの？」 「そうねぇ〜明日の今頃ぐらいかな？」 「社長さんのオチ●チ●は？」 「ソコはしっかり反応すると思うけど」 オンナ４人は坪内の肉棒への仕置も忘れてなかった。 （全く、こんなにいいオンナたちが揃ってるなんて・・・・このオンナたちに比べたら今までのオンナなんて） 坪内は観念していたが、淫らな欲だけは尽きなかった。 「あら、ホントだわ！ほら、勃起してるわよ」 アップルが坪内の肉棒を取り出して騒ぎ始めた。 「チョッと待ってくれ。何を？」 「何って決まってるじゃない！オジサンが期待してることをしてあげるのよ」 「そう、サービス、サービス」 「わたしはイヤよ！」 フルーティは坪内へのフェラを嫌がった。 「いいわよ。もう勃起してるし」 「まぁまぁ、時間はたっぷりあるんだから」 チェリーは３人に目配せをして言った。 身動きできない坪内の昂った肉棒を弄ぶように、アップルとピーチが交互に交わった。 「うわっ！・・・・何なんだ、このオマ●コは？」 アップルの淫壷は坪内にとって未知の名器だった。 イキそうになると抑制され、再び昂らせる。 さらにピーチのアナルも同様だった。 「た、頼む、イカせてくれ！」 「あら、何を寝言言ってるの。あなたにそんな権利があると思ってるの？もう２度とセックスできないようにしてあげるわ」 坪内は気が変になりそうだった。 アップルとピーチの責めは明け方まで続いた。 その様子は全て梓と詩織の元にも送られ、ふたりは惨めな坪内の姿を見て喜んでいた。 朝の９時、銀行に連絡させ行員を来させ手続きを済ませた。 「わたしたちはこれで引き上げるけど、あなたはまだ終わってないのよ」 「エッ！もう、許してくれ」 チェリーの言葉に疲労困憊の坪内が頼み込んだ。 「薬が切れるまで活躍してもらうわ。それと、薬が切れたら、今度はもっと大変かも」 「何・・・・？」 チェリーたちは不敵な笑みを浮かべて去っていった。 その後、地域の老婆たちが坪内の元に集まってきた。 「社長さん、亭主には内緒で来たからね」 「ほぉ〜さすがに元気だねぇ、もうピンピンだよ」 下半身を露出し勃起したままの坪内の肉棒を、５人、10人と集まってきた老婆たちが交替で楽しんだ。 「た、助けて・・・・」 坪内の声は悲鳴にもならず、 老婆たちは久し振りの淫交を楽しんでいた。 夜になり、やっと身体が動くようになった坪内だったが、チェリーの言葉どおり、薬が切れた後が大変だった。 一昼夜、イクにイケなかった坪内の肉棒から、果てることを知らないように精液が出続けたのだ。 「殺してくれ・・・・」 坪内は生き地獄を味わい始めたのだ・・・・。 |
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| 2009.4.25掲載 |
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