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（大丈夫、心配ないわ）多恵は頭の中で何度も自分に言い聞かせ歩を早めた。近くに人の気配を感じ、ゾクッと全身に悪寒が走る。多恵は立ち止まり、後ろを振り向いた。月明かりで照らされている遊歩道には誰もいない。
（気のせいよ、あと、もう少し、頑張れ）
多恵が再び歩を進めた瞬間だった。ザッ、ザッ、ザッ、生い茂る草を掻き分ける音がしたと同時にの多恵は腰の辺りに衝撃を感じた。その衝撃で多恵は反対側の茂みに倒れこんだ。お腹の上に人が乗ってきた。
（えっ、なに！？もしかして、レイプ魔！？）
すぐに衝撃を与えてきたものがお腹の上に跨り両手で口を塞ごうとする。多恵は咄嗟に口元におかれた手に噛み付いた。
「ぐっ、痛つ！」
すかさず、多恵の頬に平手が張られる。
（痛い！）
「もう一発、いこうか、今度はこれでいくぞ」
男は拳を力強く握り締めてそれを振り下ろした。多恵は殴られると思い、まだ自由な両手で顔をふさいだ。拳は多恵にはあたらずに雑草の生い茂る土へめり込んだ。男は顔をふさいでいる多恵の手首をつかみ力任せにはがした。
「ほう、人妻か…」
男は指輪のはめられている手を口元へ持っていき舌でペロリ舐めた。
「お願い…許して…」
多恵は馬乗りになっている男を見上げた。顔はアイスホッケーのゴールキーパーが付けているものによって隠され、ギラツク目だけが露になっている。
「俺を満足させてくれたらな」
この男は絶対に許してくれないと本能的に感じ、ありったけの声で叫ぼうとした。
「たぁっ、うっ…ぐっ、うぐっ…」
腹部に痛烈な刺激を受け、息苦しくなり声が出ない。男の拳が腹に入った。
「うっ、うっ…」（いっ、痛い）
「騒ぐなよ、自分が可愛ければ、騒ぐなよ」
男は多恵の首を軽く絞めながら低く落ち着いた声で脅した。多恵はその乾いた男の声に更なる恐怖を感じた。
「うっ、うっ…」（この人、本気だ…抵抗するとどうなるかわからない…）
多恵は首を押さえつけられたままコックと頷いた。
「よし、わかったようだな、大人しくしてれば、すぐに解放してやる」
男は大声を出されないように猿轡を口へかましてから、顔中を舌腹で舐め回す。男のヤニ臭い口臭が鼻につく。
「香水の香りが、たまんねえな…」
（いやっ、やめて…）
服の上から力強く乳房を握り締めてきた。Ｄカップの乳房が変形する。男は荒々しくシャツを首の下までめくりパープルのブラジャーを露にし、カップを下へずらし乳首にむしゃぶりついてきた。男の無精ひげがチクチクして痛い。
「乳首たっているじゃないか、あんたもやられたかったんじゃない？」
男は乳房が潰れそうなほど力強く握り締めてきた。
「うぐっ、ぐぅ」（痛い、いやっ）
「なかなかな張りもいい」
再び男は乳房に顔を埋めてきた。男はチュパチュパと音を立てながら乳首を吸い上げながら硬い男性自信をなつの太股へグリグリと押し付けてくる。乳首を責めながら男の手が下半身に伸びてくる。スカートをめくりあげてパンティの上から女唇を指で強く上下に擦ってきた。
「なんだ、もうビチョ、ビチョじゃない？」
（違うのよ、それは…）
さっきの痴漢によってたっぷりと弄られてお漏らしをしたかのようにパンティは濡れていた。恥ずかしくなり、太股を必死に閉じようとした。
「まだ、抵抗するのか？痛い目にあわせてもいいんだな」
「むぐぅ、うぐっ」
必死に首を横に振った。
「望みどおりに感じさせてやるから、静かにしてろよ」
男の指がクロッチの間から滑り込み女唇を掻き分け蜜壺の中にヌプッヌプッと入ってきた。絶対に感じるものかと絶えようとするが、中で指を暴れさせながら最も感じる部分である突起物をコリコリと擦ってきた。
「うっ、むっ、むーん」（いやっ、やめて）
「気持ちいいか？」
ドクドクと淫汁が溢れてくるのが自分でもわかった。
「うっ、うぅっ」（だめっ、負けちゃ、ダメ、あん…いやっ）
突然、男は指を蜜壺から抜き多恵の鼻先へ近づけた。
「たっぷりと、あんたの汁で濡れているよ、どうだい、自分のおま○この臭いは？」
汗と淫汁、おしっこの臭いが混ざり合った香りが鼻につく。
「もう、たまんねえぜ、いいか、絶対に大声をあげるなよ」
男は多恵の頭を起こし猿轡を外した。
「はぁ、はぁ、はぁ…」
やっと、呼吸が楽に出来るとと思った瞬間、多恵の目の前に男の怒張が突きつけられた。それは多恵が今までに見たことの無いほどグロテスクで巨大なものである。
（なに、これ…こんなのあるの…怖い…）
思わず顔をそむけたが男は多恵の髪の毛を片手で掴み巨大な怒張の先端で唇を突いてくる。
「ほら、しゃぶれよ」
「わかったから、乱暴にしないで…」
目を瞑り一気に怒張を咥え込んだ。口が裂けるのではと思うほど太い。多恵は男の怒張を咥えながらある女性雑誌の記事を思いだした。レイプやセクハラ体験の告白特集の中で対策方法が書かれていた。それによるとこのような危険な状況の場合は中でだされることを防ぐことが一番であり、そのためにはとにかくレイプ魔の精液を一度放出させた方が良い、そうすれば男の欲望は満たされて冷静になるということであった。多恵は経験豊富な人妻のテクニックを使って必死にしゃぶりつづけた。
（早く、出して…）
「おっ、上手いじゃないか、奥さん」
ジュボ、ジュボッ、チュパッ…、頬を窄め頭を前後に激しく動かす。
「うっ、くぅっ」
チュポン…、男は腰を引き怒張を口から引き抜いた。
「ふぅ、危なかったぜ、もう少しで出るところだったよ」
「いいの、口の中に出して」
怒張を右手で包み込み激しくしごきあげる。クチュ、クチュ、クチュ、唾液によってたっぷりと濡れた肉棒からは淫靡な音がする。
「うっ、調子狂うぜ、あんた淫乱なんだ…そんなに俺のザーメンが飲みたければ望みどおりに口を犯してやるよ」
男は多恵の頭を両手で抑え再び口の中に怒張を挿入してきた。多恵が舌を使おうとする間もなく男は腰を激しく前後に動かし口を性器に見立て喉の奥まで突いてきた。ジュブッ、ジュブッ。
「うぐっ、うぐっ、ぐっ」（くっ、くるしい…）
「たっぷりと濃いのだすからな、おっ、おぉっ、いくぞっ！」
ドピュ、ドピュ…、多恵の喉の入り口に向かい生暖かい男のザーメンがぶつかる。たちまち、口内は大量のトロトロの液によって満たされてくる。唇と怒張の隙間から一筋の白い液が流れ出る。男は多恵の口から、まだ硬いままの怒張を抜いた。
「よし、全部飲めよ」
多恵は今までに精液を飲むことだけは固くなに拒否し続けてきたが、状況が状況だし、又、男を満足させたようなのでこれで解放されると思い仕方なく飲み込んだ。ネバネバが喉にまとわりつき気持ちが悪い。
「どうだ、俺のザーメンの味は」
「もう、満足したでしょ、家に返して…」
「まだ、肝心なところを味わっていないからな」
男の目は笑い押し倒してきた。
「いやっ、もう、許して」
「奥さんだって、入れて欲しいんだろ」
そう言いながら男は再び指を蜜壺の中に挿入してきた。的確に多恵の感じるところを刺激する。
「あっ、いやっ、やめって…」
「こんなに、グチュ、グチュに濡らして、何を言ってやがる」
「あっ、いやっ」
「あんた、ほんとに、好きもんだな」
男は多恵の手をとり立ち上がらせた。
「そこの木に手をつけ」
「お願い…、もういいでしょ」
「早くしろっ」
男は背中にしょっていたリュクからナイフを取り出した。ナイフの刃が月の光に照らされて輝いている。怖い…、言われるままに木に手をついた。
「そうじゃないだろ、もっと、尻を突き出すんだよ」
尻を突き出し立ちバックの態勢になった。鋭利な硬いものがクロッチをスパッと引き裂いた。多恵はいよいよ来るのかと覚悟を決めた。
（あっ、あぁ、そんなでかいの入らないよ）
男は怒張の先端で蜜壺の入り口を軽くついてからゆっくりと挿入してきた。怒張の先端が入ってきたとき、女唇が裂けるのではないかと思うほど激痛が走った。ズブ、ズブ、ズブ…、とうとう蜜壺の奥まで男の太いものが入ってきた。
「うっ、いい、おj○んこだ、よく絞まるよ、奥さん」
「ああん、いやっ」
男はゆっくりと腰を動かし始めた。次第に痛みは薄れ、太いものが女唇や肉壁を押し付けながらこすりあげられる感覚に今までに無い感触を覚え始めた。犯されているという状況なのだか、多恵は感じてきた。実はレイプ魔が出没するとの話を聞いて、それを想像しながらオナニーをしたこともあった。もしかしたら、無意識にこのようなことを望んでいたのかもしれない。男の肉棒が深く突いてくる度に多恵の頭の中は真っ白になる。心の中でもっと突いてと多恵は叫んでいた。
「おっ、おおっ、いくぞぉ」
「いゃっ、だめぇ、中だけはゆるしてぇ」
男は腰の動きのピッチを上げた。多恵はその激しい動きに絶えられずに木の幹に抱きつくような格好になった。クチョ、クチョ、クチョと広い空間にその音だけが木霊しているようだ。
「うっ、うっ、おっ、だっ」
男は発射寸前のところで怒張を引き抜き多恵のお尻に精を振り注いだ。多恵は男が腰を離すと同時にその場に膝間づいた。激しく突かれたことによって多恵も絶頂に達してしまった。多恵はその場に崩れ落ちた。頭の中を整理できずにポーッと男を見つめた。男は素早くジャージらしきものを穿いてから多恵の持っていたショルダーバッグに封筒らしきものをいれた。
「よかったよ、最高だったよ、まさか、ご近所の奥様とは思わなかったよ。これは俺の気持ちだ、少ないが取っておいてくれ。」
男はそう一言いい、その場から立ち去った。多恵には何のことだかさっぱりわからなかった。ご近所の奥さんと言うことは顔見知りの男であるとあうことだけは解った。立ち上がろうとするが腰が抜けそうなほど突かれて膝がガクガクとしており、なかなか立てない、側にある木を支えやっと立ち上がってショルダーバックを手にした。バックから飛び出している封筒を取り出した。封を開けると中には新券の１万円札が１０枚はいっていてた。
つづく
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