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　土曜日の夕方6時、麗美は赤ワインを1本持って美紀の家のチャイムを鳴らした。
「待っていたわ。どうぞ入って」
　美紀が招き入れる。
「いらっしゃい。お待ちしていました」
　美紀の夫の広治が笑いながら迎えてくれた。
「おじゃまします」

　ダイニングのテーブルの上には美紀が作った美味しそうな料理が山のように用意されていた。
「わぁ、素敵ね。どれも美味しそう」
「大したこと無いわ。それにお楽しみは他にもあるのよ」
　美紀が言う。
「ふふふ。」
　広治が笑う。
　麗美はなんのことか分からなかったけど一緒にあいまいに笑った。

　2時間ほど三人は楽しく食事とおしゃべりをした。
　美紀も広治もとても話題が豊富で、会話は飽きることがなかった。
　歴史、経済、文学、科学、雑学…とにかく話が面白い。
　いいお友達になれそうだと麗美は思った。

「麗美さんは、旦那さんとはどう？うまくいってるの？」
　美紀が聞く。
「ええ。おかげさまで。とても仲良くやっているわ」

「そうじゃなくて、セックスの方よ。この前は大変だったじゃない」
　美紀が目を輝かせて聞く。
　この前は、ベランダ越しで二人だけだったからまだいいが、今は広治がいる。麗美は困った。
「麗美さんも旦那さんが単身赴任だと大変だね。」
　広治さんまでがそんなことを言い出した。

「まあ、月に一回は帰ってくるから大丈夫よ」
　麗美はわざと明るく答えたのだが…

「この前は、大きな声が聞こえて来たわ。舐めて〜っ！なんて。うふふ」
「ご、ごめんなさい。窓が開いていたの」
「おかげで、こちらも刺激受けちゃって大変だったのよ。」
「…」
　麗美は答えようがない。

「それでね。こんなことになったのよ！」
　美紀がテレビのスイッチを入れた。
　画面には全裸の男と女が絡んでいるビデオが流れ始めた。
　激しい男と女の喘ぎ声が響く。

　麗美は驚いたが、目は画面に釘付けになった。
　なんと、それは広治と美紀だったのだ！

　美紀は四つん這いになり、片足を高く上げている。
　わざと局部が見えるようにしている。
　そこに後から広治がペニスを挿入して激しく出し入れしている。

「いや…」
　麗美は恥ずかしくなりうつむいた。
「あらぁ。こうなったのも麗美さんのはしたない大声のせいよ。ちゃんと最後まで観てちょうだい！」
　美紀がきつい調子で言う。
　麗美はしかたなく画面に目を戻した。

「そうよ。あなたのせいなんだから、ちゃんと責任取ってよね」
　何の責任か分からなかったが、麗美はしだいに画面から目が離せなくなった。それほど二人のセックスはいやらしかったのだ。
　あそこがいやらしく濡れてきたのが自分でも分かる。

　3人はしばらく黙ってビデオ観ていた。しだいに3人の興奮が高まる。空気の密度が高くなり暑くなってくる。

「じゃあ、そろそろ実演に入ろうか」
　と広治が言う。
（実演？まさか…）

「そうよ。今から私は広治にやってもらうの。その姿を麗美にしっかりと見て欲しいの。いや、見てくれなきゃ困るのよ！」
　麗美は事の展開に驚くばかりだったが、ただ事ではない美紀の様子に圧倒されて何もできない。

　美紀はシャツとスカートを手早く脱いだ。黒いビキニの下着と美紀の白い肌が強烈なコントラストになり、とてもいやらしく見える。
　広治もすでに黒いブリーフ一枚になっている。ペニスが勃起して、ブリーフの中ではち切れそうに膨らんでいる。

「私は今から広治さんにしてもらいます。浅ましく逝ってしまう私の姿を最後までじっくり観てほしいの。麗美さん、お願いよ！」

　二人は寄り添って立っている。麗美は二人の前のソファに腰掛けている。
　広治は後から両手で美紀の胸を揉みしだく。
　美紀はしだいに興奮してきて息を荒くする。
　そして、広治はついに黒いブラジャーを後ろからはずした。美紀の形のよい美しい乳房がこぼれ出た。
　広治は可愛いピンク色の乳首を指でつまんで軽くねじる。
「ううっ。かっ感じるわ、あなた！」
　美紀の乳首が固く立ってきた。

　そして、二人はいやらしく舌を絡めながらディープキスをする。
「うぐぐ。あは〜」
　美紀が喘ぎ声を上げる。

　美紀はディープキスをしたまま両足を大きく広げて腰を突き出した。恥部にあたる部分がぐっしょりと濡れているのが分かる。
　広治が後から美紀の花園に手を這わす。そしていやらしく花園を指でこねくりまわすのだった。
　もう黒いビキニは愛液でベチョベチョになっている。

「さぁ。いよいよ美紀のいやらしいマ○コを観てもらおう」
　広治が興奮しながら言う。
「あぁ。恥ずかしいわ」
　美紀の黒いビキニを広治が後から下にずり下ろす。いやらしく濡れたマ○コが丸見えになってしまった。
　美紀はさらに大きく足を開き腰を突き出した。
「うぅ〜ん。麗美さん。私のいやらしく濡れた恥ずかしいマ○コをじっくりと観て。すごく濡れているでしょ？今から、夫のペニスをぶち込んでもらうの。その恥ずかしい姿を良く観ててちょうだい！」
「美紀。行くぞ！」
　そういうと広治は固くそそり立ったペニスを大きく足を開いて立っている美紀の後からズブリと挿入したのだった。

　美紀の正面に座っている麗美には、丸出しのマ○コに広治のペニスが突き刺さっているのが隅々まで見える。愛液でマ○コとペニスがグチョグチョに濡れていやらしい音を立てている。
　グチョッ　グチョッ　ジュブ
　ペニスが抜き差しされるたびに、これ以上はないようないやらしい音がする。
　ペニスの動きにあわせて、美紀のマ○コがめくれあがる。

「麗美さん。もっと近くでよく見て！私がはしたなく感じて濡れているところをしっかりと見てほしいの！お願いっ！」
　美紀はそういうと、ますます腰を突き出すのだった。
　麗美もいつのまにか、あそこがグチョグチョに濡れていて、パンティの上から自分のあそこを慰めてしまった。

　広治のピストン運動がしだいに激しくなる。どうやら二人は立ったままクライマックスを迎えるつもりのようだ。
　麗美も腰を激しく動かし指を動かした。あそこから愛液が激しく漏れている。

「あぁ。もう駄目っ。逝くわ！麗美さん！私って恥知らずでしょ？こんなマゾがいやらしく逝ってしまうところを見ててね！」
「美紀。行くぞ！」
　そういうと広治は最後の仕上げに入った。ますます激しくピストン運動をする。
　グチョ　グチョ　グチョ　ジュル

「あ〜あ〜あ〜。お願い、見てて、逝くわ。逝きます。逝きます〜っ」
　そういうと、美紀は内股を小刻みに痙攣させて逝ってしまった。
　ボトボトと愛液が零れ落ちた。とても感じているのだ。
　同時に広治のペニスがビクビクと動いてザーメンを放出した。
　美紀のマ○コから、ザーメンが溢れ出してとてもいやらしい。

　そして…。ほぼ同時に麗美も自らを慰めて恥ずかしくも逝ってしまったのだった。
　三人はしばらく快感の余韻に浸ってぐったりとしゃがみこんだ。

★

　やがて、広治と美紀はシャワーを浴びに浴室に行った。
「これ、読んでおいてね」
　美紀から黒いパンフレットを渡された。

（なんだろう…？）
　表紙には「恥辱裁判所」と金文字で書いてある。
　恥辱裁判所？いったいなんだろう？とてもいやらしい感じがする。
　麗美はパンフレットを開いた。

　はじめに…恥辱裁判所とは？
　恥辱裁判所とは、被虐で性的快感を得る女性、いわゆるマゾに快楽を与えるための会員制クラブです。

　マゾ女性に恥辱を与えることを目的として仮想裁判を行うのが恥辱裁判所です。

　十分な安全性を確保しつつ、究極の辱めをマゾ女性に与えられるのが当クラブの自慢です。

　さあ、貴女も恥辱の世界で究極の快楽を楽しみませんか？


　　　　　　　　　　　　　会則
１．会の目的
　本裁判所は被告に究極の恥辱を与えることにより、性的快楽を与えることを 最大の目的とする。

２．合意の原則
　被告は、本人の合意が無い限り、刑罰を受けることは無い。
　本人が合意した場合のみ刑罰は与えられる。
　したがって、刑罰が実行されるのは、被告本人が自ら望んだ場合のみである。
　傍聴人その他は、そのことを指摘して被告に恥辱を与える。

３．努力義務
　被告は、恥辱による性的快感を得るために努力する義務がある。
　特に、自らが恥知らずなマゾ女であることは常に大きな声で告白し続ける義務がある。

４．避妊義務
　被告は妊娠しないよう、自ら避妊措置を行い、傍聴人の精液を直接受け入れることができるようにする義務がある。

５．法の遵守
　たとえ快楽を得るためでも、被告は法律を破ることは許されない。
　違反した場合は、相応の刑罰を与える。

　　　　　　　　　　会の運用
１．被告登録
　恥辱により快楽を受けたいと自ら宣言する女性は被告に登録することができる。本人の合意無しに被告になることはできない。
　したがって、被告になった者は、自らが破廉恥なマゾ女性であることを認めたことになる。

２．被告登録取消し
　被告本人が望めば、いつでも被告であることを取り消すことができる。
　このことは、公判の都度確認される。
　また被告が妊娠したときには、自動的に被告登録が削除される。
　したがって、被告であることを継続することは、自らが恥知らずなマゾ女性であることを認めたことになる。

３．傍聴人
　被告に辱めを与えるために、会員登録したものは傍聴人になることができる。
　傍聴人は可能な限り被告を辱める義務がある。

４．裁判官
　裁判官は、被告に恥辱を与えるために命令を与える。
　その命令を実行できたかどうか審議するが、判決は常に有罪とする。
　被告には有罪判決に相応の刑罰を与える。

５．会の収入
　傍聴人から傍聴料を徴収し、会の運営に充当する。傍聴料は被告のランクにより適宜設定される。

　そこまで読んだときに広治と美紀がシャワーを浴び終えてガウンに着替えて出てきた。

「読んでくれた？そういうわけで、私は今その恥辱裁判の被告になっているの。それで知人の女性に見られながらセックスを披露するというのが、今回の恥辱裁判所の命令だったのよ。」

　そういうことだったのか。美紀はマゾ女であり、恥辱裁判所の被告人だからあんな風に麗美にセックスを見せつけたのだ。

「分かってくれた。ごめんなさいね。私マゾなの。恥ずかしい姿を見られると悦びを感じてしまうの。バカみたいでしょ？」
「…」
「お願い、美紀のことを恥ずかしいマゾ女とバカにして！」
　麗美はなんといってよいか分からなかった。

「でも、麗美さんもオナニーしていたから、案外マゾの素質あるんじゃないかな〜」
　とんでもないことを美紀さんは言い出す。
「そ、そんなこと…」

「確かに、オナニーしてたよな。それもかなり激しく感じてた…」
　と広治が追い討ちをかける。

「そこで、お願いがあるんだけど、明日は恥辱裁判が開廷されて、私は今日のことを報告しなきゃいけないの。貴女を特別傍聴人として招待するので、是非参加してほしいの。もちろん無料よ」
「…」
　麗美は何も言えない。

「じゃあ、明日午後1時に車で出かけるから声をかけるわ。約束よ！」
　勝手に美紀が予定を決めてしまった。

「どうもご馳走さまでした」
　麗美は礼を言うと山口家を出て自宅に帰った。

（恥辱裁判所…そんな世界があるのだ。いったいどんな刑罰を与えられるのだろうか？
　きっと、とても恥ずかしい刑罰なのだろう。
　そして、刑罰を受けている姿を傍聴人に見られるなんて…なんていやらしいことなんだろう。）

　想像するだけで、またあそこが濡れてきた。

（私もマゾなのかしら？あぁ、被告になったらどんなに恥ずかしいだろう？）

　自分でも驚くような考えが浮かんできた。
　はしたなく逝ってしまった美紀のことを思い出すと、自分も同じように辱めを受けてみたいと思うのだった。

　麗美は、そんなことを考えると興奮して中々寝付けなかった…