１．面接

「沙紀さん、本当に２６歳なの？」
　竹内は、まじまじと目の前の沙希を見た。お腹がちらちら覗くセーラー服、太股ぎりぎりのスカートにルーズソックス。自分でも中学生にしか見えないと思う格好だった。
「ええ。見えないですか？」
「はは・・・見えないねぇ」
　竹内は、楽しそうに笑った。

　沙希は、真希から教わったサイトを開いて、そのサイトの管理人、竹内のところに来ていた。
　４０歳前後か、少し痩せた男で、傍らに女性も座っていた。

「で、どんなことをするんですか？」
　沙希は、竹内の前に座って、仕事の内容を聞いた。
「うちは、サイトの会員向けに、画像と動画を配信してるんだけどね。そのモデルをやってもらう」
「会員・・・ですか？」
「会員は２００人くらいいる。会員以外にも、ＤＶＤにして売っているけどね」
「で、わたし・・・あまりハードなのは・・・・」
　コーヒーに手を伸ばした瑞樹の腕に赤い痕が見えた。
「別に本気でやるわけじゃないから、それらしく演じてくれればいいんだよ」
「はぁ・・・・できますか？」
「わたしに聞かれても困るが・・・ぜんぜんＭじゃない子もやってるけど・・・」
「そうなんですか？」
「で、フーゾクで働いてるって・・・・どういうところ？」
「こういう格好とかメイドとかでやるところです」
「なるほど・・・で、どうしてここへ？」
「ちょっとお金が必要になって・・・昼間しかあいてないんですけど、普通の仕事じゃ・・・」
　沙希は、適当に理由を作った。
「うちだって、そんなには出せないよ」
「いいんです。ＡＶのところにも行ったんですけど・・・夜まで時間をとられると困るんです」
「なるほどね・・・で、念のために聞くけど、どこかでＡＶに出たことは？」
「ないです」
　沙希は、嘘をついた。もうすぐ発売されるはずだった。
「ネットで顔が公開されてるとか？」
「いいえ」
　ちょっと後ろめたかった。すでにＮＯＡｈでＰＲ用に公開されていた。
「顔が出てるとまずいんですか？」
「今、撮ってるシリーズは、家出、中学生監禁っていうんだよ。“この子、２６だよ”ってばれたんじゃ話にならない」
「そうですね」
「メイドの方にすれば・・・」
　それまで黙っていた瑞樹が口を開いた。
「そうだな・・・そう言えば、出張もしてるって言ってたね」
「はい」
「メイドの衣装で行くの？」
「いえ、行って着替えます」
「着替えるの？見てる前で」
「ええ」
「おもしろそうだ・・・ここでやってもらえるか？お金は出すよ」
「でも・・・服が・・・・」
「エプロンでいい？」
　瑞樹が、立った。
「はい」
「裸エプロンだよ」
　竹内が念を押した。
「あのぉ・・・お掃除の道具は？」
「掃除もするのか？」
「ええ、メイドですから・・・」
「なるほど・・・瑞樹、掃除機出して来て」
　ベッドルームから瑞樹が、掃除機とエプロンを持ってきた。

２．裸エプロン

　沙希は、セーラー服の上からエプロンをつけ、掃除を始めた。
　竹内は、ソファに深々と腰を掛け、掃除機を使う沙希をじっと見ている。
　腰を曲げて掃除機をかける沙希のスカートからは、白いコットンのパンティーが覗いた。
「いつもこんな格好で掃除をしてるの？」
「はい・・・こういうときもあります」
「何もしないで客は見てるの？」
「はい」
　竹内は信じられないという表情で瑞樹を見た。瑞樹も応じて、肩をすくめて見せた。
「大人しい客を選んでるの？」
「まぁ・・・そんなところです」

「裸になってもらってもいい？」
「はい」
　沙紀が、エプロンを取って、セーラー服を脱ごうとすると、瑞樹が寄ってきた。
「わたしが脱がせてあげる」
　瑞樹は、最初にスカートをまくり、ショーツを降ろした。
　腕を上に上げ、セーラー服を脱がされると、ブラを外される。瑞樹は、スカートだけ残したが、そのスカートを少し上に持ち上げて、エプロンをつけさせた。
　裸にエプロン、まっすぐ立っても後ろから少しだけお尻が見えるという格好で、掃除を続けた。
　竹内も瑞樹も、少し離れて眺めていたが、瑞樹が、また、沙希に近づくと、沙希のエプロンの胸の部分を握り、沙紀の小ぶりだが形のいい乳房を丸出しにした。
　沙紀のお尻を、竹内の方に向けた。
「ああ、だめ、だめ・・・・奥様・・・やめて下さい、お願いです」
　沙希は、演技を始めた。
「おやおや、子供のくせに一人前のいやらしいおま○こだな」
　竹内が沙希の芝居に乗った。

「こっちにおいで」
　瑞樹も奥様になって、沙希の腕を引っ張った。
　瑞樹の、手に白いローターが握られている。
「奥様・・・・・」
「足を広げて・・・」
　瑞樹は、沙希の足を開かせ、スカートをまくると、ローターを沙紀の肉壺に差し込んだ。
　沙希の股間から黒いコードが垂れ下がり、スイッチは瑞樹の手の中にあった。
「座って・・・」
　沙紀は、乳房がエプロンから左右にこぼれた状態でソファに座らされた。その横に瑞樹が座り、竹内は沙紀の前に座って、ゆっくりコーヒーを飲んだ。

「コーヒー飲みな」
　今度は、竹内が命令した。
「はい」
　沙紀が、カップを持って、口元に運んだ時に、バイブのスイッチがはいった。
「うう・・・」
　沙紀は、少しコーヒーをこぼしたが、カップをゆっくりテーブルに下ろし、お腹のあたりを押さえて背中を丸めた。
「こぼしちゃだめだろう・・・・罰だな」
　竹内はそう言うと、沙紀の横に座りなおした。口に、首に、乳房に、太ももにも、股間にも・・・左右から手が伸びた。
「ああ・・・お願い・・・やめて下さい・・・・」
　沙希が、まだ演技を続けているのを見て、竹内は、ズボンのファスナーを下ろし、大きくなったペニスを誇示するかのようにソファに沙希の前に立った。
「舐めな」
「はい」
　沙紀は、竹内のペニスを握り、先を咥えた。
「お尻をこっちに・・・」
　横から瑞樹が言う。沙紀は、竹内のものを咥えたまま、立ち、お尻を瑞樹に向けた。沙紀の股間にはバイブが入っており、瑞樹の指はアヌス侵入した
「あああー・・・あ、うっ、わーあー」
　思わず、竹内のものから口をはずし、沙紀は声をあげた。

　もはや、演技ではなかった。竹内は、沙希の顔を両手で挟み、深く差し入れた。
　瑞樹は、ソファに横になり、沙希に自分の頭を跨がせると、沙希のローターを外し、股間に舌を這わせる。口にはまだ、竹内のものが入っている。下から瑞樹の手が沙希の乳房に伸びた。
「ああ･・ああ・・・あああああ・・・・」
　竹内は、柔らかなソファの上でバランスを崩しそうになる沙希をベッドに運んだ。仰向けの沙希の上に今度は瑞樹がまたがり、沙希の口に自分の股間をこすりつけるようにする。
　竹内は、沙希の両足を広げ、その間に瑞樹が顔を入れて、沙希の股間に舌を差し入れると、沙希の太股で瑞樹の顔を挟んで両腕で抱えた。
　竹内は、沙希の肉壺と瑞樹の口を交互に使った。
「ああ・・ああ・・・・・・」
　沙希の声と瑞樹の声が交互に響いた。
　沙希に挿入していた竹内の動きが激しくなった。
「瑞樹・・・口をあけて」
　瑞樹は、大きく口を開けた。
「うっ・・・」
　沙希から離れた竹内は、肉棒を瑞樹の口の中に押し込んで、放出した。